シン・仮面ライダーのレビュー・感想・評価
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スイカみたいなショッカー隊員!
庵野監督が好きな仮面ライダーになっています。
この辺が万人受けするかしないかですが、私は良くも悪くもエゴイズムが出てて嫌いじゃないです。
アクションシーンはすごいです。いきなりバイクアクション&スイカみたいに破裂するショッカー隊員、一気に持って行かれました。
ストーリーは泣けません、涙シーンありますが、ホント泣けません。
でも俳優さん非常に素晴らしいです。特に柄本さんはまんま2号で最高です!!
斎藤工さんにも変身して欲しかった。(違う映画になってしまいますがw)
いい意味で、きっと仮面ライダーってこんなものです。そう、石ノ森章太郎の仮面ライダーってこれですね。
深い映画
実は人物の描写がとてつもなく細かくて深い映画だと思います。
一回目の観賞時何を言ってるのか聞き取れなかったセリフがあって、それは蜂オーグに対して叫んでたシーンですね。「蜂オーグ!」って叫びます。
あの時本郷は蜂オーグとの戦闘もあってヘルメットの力で殺傷に躊躇いが少ない状態、とても興奮もしてる状況。
だけどそのあと少し震えながら静かな声で「覚悟」と絞り出すあのシーン、あれこそヒーローが誕生したシーン。真に仮面ライダーになったシーン、本郷の人間性がオーグメントであることに打ち勝ったシーン。ルリ子が本郷に希望を感じたシーン。
ルリ子はそんな本郷を目の当たりにしたからこそ後で胸借りたんだなってのがすごくよく分かるシーン。本当に素晴らしい。
本郷はその大変さ過酷さを思いを体感したからこそ一文字が理性保っていることの凄さが分かったのでしょうし、おそらく友達ではなく同士であり、だからこそ戦いたくなかったのだろうなと思います。
この映画は宮崎駿監督の作るアニメに似てる気がします。
映画としての熱さがあまり伝わってこなかった
良かったところ。
浜辺美波 ◎(はなまる)
好きな女優さんですし、予告編でもいい感じだったので期待してましたが、
本当に良かった。画面が締まります。途中で眠たくなりましたが彼女のお陰で寝ずに済みました。私にとっては彼女の存在感で何とかなった感じです。
キャラ的にも、あんな人が身近にいたら「惚れてしまうやろ~」です。
透明感のある美女のボブはチートだと思いました。ある意味ロンギヌスの槍です。
見た目、改めて「綾波っか!」って思いました。
斎藤工 ○
カッコいいとかでは留まらない、ホントいい男。彼も画面の締まる俳優さんです。
所作や至る所から色気が出てきてて、間違いの無い俳優さんです。
柄本佑 ○
親父さん、弟さんもいいですが、彼の少しポップな感じが好きです。
仮面つけているときの演技(声)が良かった。
構図○
やっぱり庵野監督、決まっていてカッコいい画のオンパレードでしたが、
それ以外、脚本、演出、編集は、『なんだろ~』って感じでした。
怪人の造形○
蜘蛛と蜂、かっこ良かった。特に蜂は良くできてた。
前半の特撮、実写アクションは悪くはなかったですが、後半になるにつれシンドくなりました。特にCGはシンドかったです。
中途半端なCGならいっその事もっと少なくして、物語を重厚にして話で魅せて欲しかったでしょうか。昭和の仮面ライダーのテイストだけ頂いて、シンがつく仮面ライダーとして、シン・ゴジラのような、違うアプローチをして欲しかったです。
これをオマージュというのでしょうか?
1号ライダーの悲哀を現す為だと思うのですが、演技が抑えられすぎていて、池松壮亮さんが何か活きていない感じがしてました。
彼にとどまらず役者が余り活きていない作品という感じでした。
PG-12映画ですが、その理由が少しグロいシーン以外は私には解らなかったので、いっその事それをやめて戦隊モノが好きな子供にも観れるようにしてあげればいいのでは、と思いました。
もしくは興行的には厳しくなるでしょうが、R-15やR-18まであげて、もっとグロくやるか。
旧劇場版のエヴァの戦略自衛隊のネルフ本部強襲のように、人間の怖さ、殺伐感を表現できた監督なので制限を少なくすると、どうされるのだろうと思いました。
長澤まさみと森山未來は、無駄遣いでは?とも感じました。
あと、サイクロン号の音が変形すると2気筒から4気筒に変わるのが良かったです。
何回宙返りすんねん
『シン』シリーズの題材はすべて朧気に記憶がある程度だったので、観てきませんでした。
今回鑑賞した決め手は、初めて見る浜辺美波の表情。
凛々しさの中に憂いと空虚さを湛え、茶色の革コートを靡かせる様は新鮮だった。
(お風呂に入りたがるのが意外なくらい)
ただ、内容としては駆け足で、感情にフォーカスする割にサクサク進みすぎて深みがない。
怪人の数を減らしてじっくりやった方がよかったし、(意図的だとは思うが)全体的な棒読み感も手伝って、特に本郷がロボみたいだった。
戦闘も、冒頭の血飛沫こそよかったものの、CGを多様しすぎたり暗すぎてよく分からなかったりと今ひとつ。
「なぜ」とか「どうやって」などとツッコむのは野暮な作品なのだろうが、反面妙に理屈っぽい設定説明台詞が多くて、バランスの悪さも感じてしまった。
「人類のため」のような台詞も、回想以外で一般市民が出てこないので現実感がなく、不要。
ライダー好きならもっと楽しめる部分もあったのでしょうか。
ノスタルジーを感じる部分はあったし、アニメ的な演出や画角は面白さを感じた。
とりあえず、浜辺美波のVR映像付きヘルメットは羨ましいです。
特に迫ってはこないショッカー
自分の仮面ライダー原体験は「ブラック」で、いわゆる「平成」「令和」ライダーもちょいちょいつまみ食い。
1号2号あたりは知識としてはそれなりにあるものの、さすがに細かい小ネタとかは分からないです。
そんな立場から見た本作ですが…
すっげぇ微妙……
昭和レトロなノリと、監督のお約束といえる厨二臭い専門用語羅列がとにかく食い合わせ悪い。
ダサくいきたいの?オサレに行きたいの?非常にどっちつかず。
時代が明示されない上に、一般大衆の日常が出てくるシーンも皆無なので、世界設定がよく分からないのも難。ショッカーがどういう組織で、世界の中でどういう立ち位置なのかもなんだかよく分からない。そこが弱いから、必然的に仮面ライダーが戦う理由も弱くなる。だから戦いにも感情移入出来ず、勝ったとしてもカタルシスもない。
それでもアクションがよく出来てればまだ見た目的なカタルシスは得られるはずが、そのアクションがまた致命的なまでにひどい。
プロのスーツアクターを使ってないから生身アクションは全く迫力ないし、CGの質は壊滅的なデキ。本当にシンゴジ撮った人なのか疑ってしまうほど。樋口監督が偉大だったのか…?
血飛沫描写のある仮面ライダー、ならアマゾンズの方が本格的で、世界観もしっかりしてますしね…
一応、話がポンポン進むのでテンポは良かったのと、クモオーグ・ハチオーグのデザインやキャラはなかなかだったり、なんだかんだ嫌いじゃないポイントもあるにはありますが…
んー、ちょっとやっぱり、個人的には受け入れられませんでした。
賛否両論分かれる名作
新・浜辺美波
怪人は爆発しないで溶ける
大人の仮面ライダーでした。
ショッカーが血しぶきたっぷりにやられるとは、これはPG12ですよね。これだと怪人はどういう風に死ぬのか(血だらけの惨殺死体になる?)と思っていたら、溶けてました。
最初の仮面ライダーを小学1年生の時に見たど真ん中世代なんですが、なかなか面白かったです。コスチュームとかテーマ曲とかBGMとか涙ものです。さすがに「へんしん!」はないかと思っていたら、2号がやってくれたし。サイクロン号は現代的なテイストですごくカッコいい。
オーグは出てくる度に、あ、クモ男!コウモリ男!ハチ女!と心の中で叫んでました。(サソリ女、チョウ男はいなかった気が…) V3での電化製品/道具と動物/昆虫を掛け合わせた機械合成怪人が子供心に妙に好きだった私は、カマキリとカメレオンを合成したというオーグには感動しました(笑)。
俳優はこれでもかと贅沢に使っていましたね。(シン·ゴジラとかシン·ウルトラマンで見た方がいっぱい) ただ、イケてないのはCG。予算がなかったのか、時間がなかったのか。コウモリ男はもう少し何とかならなかったのかな。
ああ、ライダースナックが食べたい。
冒頭30分と、ラスト30分は良かった。
等身大実写ヒーロー作品の壁
子供の頃に観た仮面ライダーに
庵野監督はどんなシン解釈を与えてくれるのか?
本作もシンウルトラマンと同様、
従来のご都合主義的な“変身”に
ロジカルな世界観を加えてリアリティを与えたり
迫力を追求したアニメのような激しい演出、
俳優陣の繊細とコミカルの両極に振り切った演技、
実に見所は多彩であった。
ただ仮面ライダーという作品は
これまでも幾度となく大人向け作品へと
アップデートの試みがなされて来た。
その全ての作品を観ている訳では無いが
この文脈の中で、
果たして庵野監督がどれほどの
シンを生み出せたのかは疑問である。
また今回は全体的に等身大実写ヒーロー作品の限界が
見え隠れしたような印象を覚えてしまった。
個人的には願わくば
次回作は第二次世界大戦のような
近代史にトライして頂いて
まだ観ぬ、シン国産戦争映画を生み出して欲しい。
或いはシン•ナウシカか。。。
俺のとは違う、、
ライダーの皮をかぶった別の映画
最速公開で鑑賞しました。
浜辺美波さんの可愛さにやられてしまったのと、一文字絡みのエピソードは非常に昂ぶるものでしたが、全体を通して、ストーリーがどうにも腑に落ちませんでした。
矢継ぎ早に怪人が出て来て掘り下げが浅かったのは、上映時間どの兼ね合いもあり、ある程度許容するとしても、大問題は倒すべき対象を見失ったうえ、別コンテンツのお話をそのまま持って来ちゃってること。こういうの庵野ユニバースとか言うわけ?違うだろ。
戦いに苦悩する本郷と人工的な生物兵器のルリ子は、碇シンジ君と綾波を見るかのよう。
(よく考えたら予告編の浜辺さんの髪型で綾波説は類推出来てたかもな。。)
お兄ちゃんのハビタットは人類補完計画そのもの。
庵野さんに任せた時点でこうなることは、制作陣はもしかしたら折込済みだったのかも知れないが、流石に発想が貧困過ぎる。
観てる観客サイドとしては、別にライダーでエヴァをやって欲しかった訳じゃないし、エヴァに特に強い思い入れも無い。そもそも両者に関連性もファン層の被りも特に見い出せないと思っていた。
オリジナルに忠実に、勧善懲悪な【ライダーとショッカーの戦い】で良かったのに、ショッカーは一体どこ行っちゃったの?劇中でまるで存在感がなかった。
あと、ショッカーライダーどの決戦部分がオールCGなうえ、薄暗く、何をしてるのかよく解らないうちにいつの間にか全員やっつけられてるのも大きなマイナスポイント。
キャストが中に入って人間同士で戦いを演じるのが“売り“ではなかったの?
ショッカーライダーは原作ではダブルライダーのハイライトのエピソードのはずなのに中途半端に片付けられたのも非常に残念でした。
もう一回は観に行くと思います。
ただ、何度も観たいか?と言われたら違いますよね。コレジャナイ感が強いです。
マニア向け、ライト層は注意
新であり、進であり、真の仮面ライダー
前提としてシン・シリーズは全て視聴済み、また仮面ライダーは平成ライダーを齧った程度で昭和ライダーは全く知りません。
・悪い点
粗探ししないと出てこない程度にはない。
強いて言えばCGのクオリティだが、あれは予算の都合やあえて"あの程度"にしている可能性があるので酷評する点にはならないと考えている。チープだとの批判も度々見受けられるが、日曜の仮面ライダーを見たことがあるのかと問いたい。間違いなく、テレビ版よりは良いし、マーベルやアバターのようなレベルのCGを期待したのだろうが、予算がまるで違う。ここを指摘するのはお門違いだと思う。
まず、悪い点はないと思う。
・良い点
【テンポの良さ】
まず、テンポが良い。前半もショッカーからの逃走の最中から描かれており、一息つくまもなく次の刺客がどんどん出てくる。作品を通して無駄と思うシーンはない、あっという間の2時間だと思う。
【庵野監督らしい設定】
作中、プラーナという概念が出てくるがこれが監督らしい。エヴァシリーズでも精神世界の概念は度々出てくるし、ある意味鬱的な要素もそこに盛り込まれている。製作中の段階で大人の仮面ライダーが想定されていると思うので、これくらいダークな設定は必要。昨今の仮面ライダーと違い変身して戦うことでのデメリットがあるのがコンプライアンスの低かった時代の昭和ライダーのようで、原作リスペクトを感じることができる。
【バトルシーンの演出】
これは上述したCGの話に被ってくるが、限られたCGの中で十分に迫力を感じる演出がされていると思う。特にハチオーグとの戦闘シーンは暗闇で虫が動いた時が容易に想像できるような演出だし、後半の量産型ライダーとの戦闘シーンも暗闇で戦っている割にはかなり見やすく、状況が理解しやすい。
総合してかなりの良作。私としてはシンゴジラと並ぶレベルで良かった。次回作があれば是非観に行きたいと思う。
また観たいと思うので星5。
俺はあと何人殺せばいい!教えてくれゼロ!
仮面ライダーのヘルメットにはゼロシステム(のようなもの)が仕込まれてますよ!(笑)
そしたらラスボスが…ゼロだのVス…(笑)
シン・ウルトラマン以上の急展開の連続てのもあって内容としては正直普通でした。しかしながら、各シーンの1つ1つは良いところがたくさんあってアマプラとかで数話に分けて掘り下げてくれたら凄い良かったのかな?と思います。
ブラックサンがションボリだったので、この雰囲気でアマプラで作ってほしかった…
星は3ですけど、良いところもたくさんあって何て評価してら良いか難しい映画でした。
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