シン・仮面ライダーのレビュー・感想・評価
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仮面ライダーの世界観
子供の頃に仮面ライダーを見た
微かな記憶はあるが、
正直なところ仮面ノリダーの記憶が強く
内容は余り詳しくない状態で鑑賞。
やっと仮面ライダーの世界観を把握しました!
(映画は新解釈だと間違って覚えたけど…)
映画では、戦闘員が殴られると
血が飛び散るのが斬新でしたね。
テレビだと飛ばされてるだけだし、
幼児の頃にデパートの屋上や
遊園地で見た仮面ライダーショーも
血は出ないですからね。(笑)
でも、エンディング曲の
♫仮面ライダー、仮面ライダー、ライダー、ライダー
は、聞いた覚えがありました。
シンシリーズは
昨年のウルトラマンに続いて2本目を鑑賞
個人的には好きなタイプの映画ですね。
シン・仮面ライダー自体は
続編作れそうですがどうなりますかね?
大人向け
正直、仮面ライダーには全く詳しくないので、予断なく観る。
冒頭の鮮血シーンから度肝を抜かれたが、ある意味石ノ森章太郎氏らしいと言えるかも。
特撮のチープな感じが昔っぽい?し、ライダーキックなどでいちいち伸身宙返りなどオールドファンを意識してるのかしら?
役者さんをイケメンでなく、池松さん、柄本さんら演技派で揃えたのは好印象!大森サンなんて声しかわからんかったけど笑
ライダーやヴィランも悩むんだって、演技派がしっかり演じてくれました。
「シン」シリーズの終わりかな?
ウルトラマンの時にも感じたが、監督の想いのみが色濃く出過ぎていると思う。
又、膨大なテレビドラマの設定を2時間枠に持ってくるのも限界を感じる。
結果として、ストーリーが薄くなってしまい、登場人物に感情移入しにくい。
カメラワークや俳優の演技など随所に良い点があるのだけど、それが点としてのみ存在し、線になっていない。
トータルで見ると並な映画になってしまった。
そろそろ「シン」シリーズは終了しても良いのでは?
と思う。
今後、シンゴレンジャーとかシン宇宙刑事とかもやるのかな?
それはそれで見てみたい気もするが、答えは同じだろう。
おとなの仮面ライダー
庵野監督の「シン」シリーズは面白いですね。
今後も期待しています。
今回の「シン」は庵野節が薄目で、普通の仮面ライダーファンも観やすいかと。シンウルトラマンで、無理と思った方にもオススメです。
オープニングから、おとなの味付け。血しぶき多めで、リアリティないけど、おとなのヒーロー映画ならまぁ良いかと。
ストーリーも戦闘シーンも良いのだけど、人間をVFXで描くところは、日本映画の限界を感じる。
失笑。
だったら殺陣師入れた戦闘シーンの方が迫力あるかも。背景とかオーラとかは十分ですが。
要所要所、懐かしいキャラや懐かしい音楽出るとニヤニヤしてしまう。
人類救済というところが庵野監督作品らしいけど、、ちょい物足りないかな。
多少、期待を超えてこない感じの、物足りなさもあるけど、普通に映画として面白いです。
予算は少なめっぽいけど。
IMAXで観ましたが、IMAXは不要かな。
今後も「シン」シリーズは観てみたい。
シン.仮面ゲリオン
庵野監督というフィルターが付いていないと観れない映画。ある意味では絶大な褒め言葉であり、酷評の言葉。
話が単純過ぎてあらが目立つ。
アクションが下手すぎる。そこに趣を置いていないから観れるが、日曜ライダーのほうがまだ見せようとしている。蝶オーグがいきなり弱くなるのもよくわからない。力使い切ったから?そのあたりも表現が下手。
ライダー二人がキックする所ってエヴァにしか見えない。
人類補完計画って表現好きだなー。
エンドロールに仮面ライダーの愛は感じる。
もの凄く良かった けど…個人的にどうしても納得いかない点が一つ
映画そのものはド・ストライク世代でもあり、庵野監督の作品はほぼ見ているので大変楽しめました。庵野監督の原作や石ノ森章太郎作品に対する愛とリスペクトに満ち溢れた作品だと思います。冒頭から「お!そう来たか!」「なーるほどそうしたのか!?」「おっとそれも入れたのか?!」と終始ニヤニヤしっぱなしでした(笑)(蜘蛛オーグとの戦闘でいきなり新1号の必殺技がさく裂したのは感動でした)
が、そういった小ネタ満載に限らず、庵野監督がこの作品を通して何を伝えたかったのか?その本質もよく分かりましたから、CGのチープさやアクションのもたつきも逆に意図的なのだと理解します。結局はEvaと同じだろ?とおっしゃる方もおられますが、それこそ人類の幸福という普遍的テーマですから被っても致し方ありません。また2時間という限られた尺の中であれだけ詰め込むのも良くやったよなぁと思っています。見終えて胸が熱くなりました。
本郷猛役に池松壮亮氏を起用したのも、見る前は「池松さんって背も高くないし藤岡弘、氏みたいな熱血でもないのにどうしてだろ?」と思っていましたが、本編を観て納得できました。あのモッサイ演技・雰囲気こそがこの作品の本質に迫っていると思います。逆に2号役の柄本氏がちょっと明るすぎ、軽すぎかな?(笑)
そのような中でどうしても個人的に納得いかないのが…ラスボスのデザインと名称(仮面ライダー0号)です。Kを見てニヤリ!Jを見て更にニヤリ!イチローと聞いてニンマリ!(JはジローのJだし)、そこで蝶オーグと聞けば「おお!あの戦士も出してくれるのか!!」と嫌が上にも期待が高まった訳です。確かにそこにあの自由の戦士のオマージュはありました。その背後に大きな翅も広がっていました。ところがイチローは「仮面ライダー0号」を名乗り「変身」を口にしました。(まさか01とも引っ掛けたかったのか?!なら「チェンジ!」だろ?)それでもこの時点ではまだ期待を持てました。イチローの額が割れて自由の戦士の特徴たる渦巻きが出てきて「おー!キターっ!!!」ところが…その渦巻きは何故か引っ込み、イチローは仮面を被り、ベルトが露出すると「え?ダブルタイフーン?V3?!」「え?まさかX?いやRX??」「555のデルタにも見えるし…」「でもJが出て名前はイチローなんだからやはり01…え?」「え?触覚は??自由の戦士は何処に行った!?」「マフラー白じゃなくて黄色にしてくれよ!!」そのデザインにひたすら混乱し、あれこれと悩みましたが結局今でもよく分かりません。あのデザインを通して庵野監督は何を伝えたかったのか???ここは是非皆さんのご意見をお伺いしたいところです。特に岡田斗司夫氏の見解は必須ですね(笑)
しかし、もし小生が勝手に期待したようにイチローが「超力招来!」などと叫んでバリバリ~ドッカーン!したら…多くの観客は大爆笑、或いは「庵野!観客をバカにしてんのか?」と憤慨し椅子を蹴って劇場を後にしたことでしょう。だから庵野監督の選択が間違いだったとは思いません。思いませんが…それならいっそタルタロス星人のオマージュも入れてよー!と思ったりもする訳です(でもそれはそれで観客の怒りを買うよな…)
故に、蝶オーグは蝶オーグらしく蝶を基調デザインとし、決して0号など名乗らず、本郷達に雷を落としてプラーナを奪う、泥臭い肉弾戦(それはそれで分かるけど)ではなく、基本宙に佇んだまま…辺りが良かったのでは?と思っておりますが如何でしょうか?
或いは最初から蝶オーグなど登場させず、ラスボスはトカゲオーグにして爆弾と心中させるとか、完全オリジナルのトンボオーグ(オニヤンマ=最強昆虫、V3はトンボだし)にしてバッタオーグをバリバリ喰らう…方がまだ納得いきます。
いっそ…J、イチロー、Kと登場させたのなら…アクマ族の裏切り者やらサイバロイドのSゼル&Gゼルはどうよ?!とかAIが要塞に変形・飛行してグラビトン浴びせてももいいだろー!とか妄想が広がる訳です。(そこまでやったらダイコンⅣも超えるな(笑))そんな楽しい妄想に誘ってくれる本作品と庵野監督にあらためて感謝!!(笑)
詰め込みすぎて溢れてる
色々と詰め込んだ挙げ句、全てが中途半端な印象
オープニングから、アニメなどで言えば1クールの1.2話分をすっ飛ばしたような構成
その後のストーリーも2話〜3話を1話に凝縮して無理くり纏めて必要な心理描写を削ったかのような…
正直言ってこれで公開していいの…?と…
唯一良かったのは昔懐かしの特撮感があったくらいでしょうか
楽しみにしてただけに残念でならないです
イマイチ…
シンゴジラのような大衆向け作品を期待して足を運ぶと、ガッカリして帰る羽目になる。
特に私のように初代仮面ライダー未見勢は注意されたし。
私は開始数分後から早くも頭を抱える羽目になり、エンドロールが流れるその時を奥歯を噛み締め待ち続けた。
クレジットが流れ始めた時点で席を立ち上がり、逃げるような勢いで映画館から立ち去った。
あんな思いをするのは二度とゴメンである。
当然好ましい点と好ましくない点があるのだが、先に好ましいと感じた点を書いた後、好ましくない点を書き連ねる事にする。
シン仮面ライダー肯定派は、好ましくない点については読まない事を勧める。
好ましい点
・冒頭で繰り広げられる雑魚ショッカー構成員との戦闘シーン
視点をブラしてアクションの情報量を減らし、流血を際立たせる画面作りは、リアル寄りの仮面ライダーを演出する上で非常に効果が高いと感じた。
私もこのシーンを観て映画への期待値はかなり高まったし、多分仮面ライダーをご存知の方も唸らされる画作りだったと思う。
あのシーンは本当に素晴らしかった。
・ライダーやオーグのビジュアル
安っぽいフェイスペイントのようなオーグの素顔はともかく、仮面ライダースーツやオーグマスクのビジュアルは非の打ち所がない。
蜘蛛オーグや蜂オーグのマスクは、アップで映り込む度に凝視してしまうほどに美しい。
最も素晴らしいのが、仮面ライダーのマスクから飛び出る襟足と、棚引く羽根のような黒いコートである。
これも冒頭のシーンに繋がるが、コートを着た仮面ライダーが画面で暴れ回っているだけで、言い表せない程の厨二心をくすぐる。
本当に格好いい。
加えて原作オマージュらしい跳ねた襟足も、放送当時のレトロ感や、本作の本郷君のコミュ障って設定から垣間見える美意識へのズボラさが現れていて、非常にエモい。
・変身シーンの格好良さ
本作の仮面ライダーは初期の仮面ライダーの設定に沿っているらしく、バイクに乗って風を受ける事で変身するのだけど、バイクの変形やマスクの展開など、非常にこだわってCGが造られているのがよく分かる。
バイク変形シーンは本当に格好いいし、本郷君が作中何度もマスクを被り直す描写も、厨二心をくすぐるポイントを分かってるなあと感じた。
2号ライダーの変身ポーズとかもまた格好いい。
・背景の美しさ
都内にあまり行かないので分からないが、シンゴジラでも出てきた(?)あの船溜りは本当に美しい。
両岸を繋いで電線が張り巡らされたあの河川が、未だどこにあるのか私は知らない。蒲田か?
加えて終盤で出てきた夕焼けのシーン…あの一コマを見るだけでも、相当ロケーションにこだわっているのが分かる。
場面の至る所で背景がこだわり抜かれていて、背景集を出したら間違いなく私なんかは買ってしまうと思う。
好ましくなかった点
・池松さんの棒読み
池松壮亮さんは本当にビジュアルだけなら100点満点の俳優さんなんだけど、いかんせんセリフが棒読み気味で、会話の内容が全く頭に入ってこない。
いや、正確に言うと演技自体はそこまで悪くない。
声質の所為かもしれないが、なんか声だけが異常なまでに抑揚がないんだよね。
喋る時に頭を上下に動かす癖も、なんとなく演技っぽさみたいなものを感じてしまう。
正直この映画で最も目についた点が池松さんの棒読みであった。
・設定多すぎ
この映画、異様なまでに設定が多い。
おかげで登場人物のセリフがべらぼうに長い。
シンゴジラのようなSFサスペンス風の作品ならまだしも、アクション作品でこの情報量の多さは致命的なのではないか。
浜辺さんがペチャクチャ喋る度に、ああもうこれ以上余計な情報を足していかないでくれと、少々うんざりした気分になってしまった。
なんにせよ、原作リスペクトするにしても、もう少し情報量を絞って欲しかったというのが本音。
・女性キャラの臭さ
シンゴジラのパターソンや尾頭さんを数倍濃くしたような女性キャラが出てくる。
ぶっちゃけ滅茶苦茶オタ臭い。
浜辺さんなんて正直観てられないくらい臭いキャラで、演技の良さとか全く頭に入ってこなかった。
アニメにしか出てこないような各々のキャラクター性が、リアルな説得力を損なう要因になっている気がする。
綾波を実写化したらどうなるかみたいな、触れてはいけない禁忌に触れてしまうような、そんな危うさがある。
・アクションシーンの不明瞭さ
蜘蛛オーグとの戦闘以降のアクションシーンは、はっきり言って観る価値がほぼ無かった。
突然ドラゴンボールばりのコマ落ち高速戦闘が繰り広げられたり、ランニングデュエルしながら空中バトルが始まったり…。
極め付けは終盤のエセライダーとの戦闘シーン。
画面が暗いし視点がブレッブレで、もう何やってるかさっぱり分かりません。
明度を暗くすることでCGの粗さを誤魔化したのだろうか。
ラスボス蝶オーグとの戦闘も、どっからどう見ても素人同士の取っ組み合いにしか見えません。
もうちょっと格闘シーンに説得力が欲しかった。
・コウモリオーグの全て
コウモリオーグについてはツッコミどころしかなくて詳しく書く気にすらならない。
キャラクター性もCGも酷いし、周囲の人物含め何がしたかったのかもよく分からない。
あそこが駄作と断じる転換点だった。
シナリオの破綻とかは勿論あるのだけど、これは特撮ドラマ由来の抜け感と捉えれば気にはならない。
ただ今挙げた点に関しては、正直私はどうしても気に入らないと感じてしまった。
今回に関しては大衆向け映画を期待して、マニアの領域に土足でズカズカ足を踏み入れてしまった私にも大いに非があると思う。
この辺りの線引きは公開前で窺い知ることは出来ないので、前評判を確かめることは大切だと改めて感じた。
非情になれ、しかし、優しさは失うな
作品の世界観が個性的であり、しっかりしていて揺るぎない作品である。登場人物のキャラは明確であり、分かり易い。この世界観に入れないと意味不明な作品になってしまう。この世界観に入ることが本作を楽しむ絶対条件である。
本作は、悪の秘密結社SHOCKERによって改造人間になった主人公・本郷猛(池松壮亮)が仮面ライダーとして、改造人間の生みの親・緑川博士の娘・ルリ子(浜辺美波)とともに、SHOCKERが送り出す怪人(オーグ)との戦いに挑んでいく、懐かしいヒーローアクション物語のリブート作品である。
TV放映開始当時に比べ、CG技術の進歩で、戦闘シーン、バイクの疾走シーンなどは格段に見応えのある出来映えになっている。
冒頭の戦闘シーンは過激であるが、正義行使のリアリティを見せつけている。正義を行使するとは敵を倒し血しぶきを浴びること。正義行使は、辛さを伴う茨の道であることを示唆している。心優しい主人公は正義行使に苦悩する。葛藤する。ルリ子に優し過ぎる、覚悟が必要と叱咤される。
ルリ子役の浜辺美波の振り切った感のあるクールビューティぶりが見事。迷いのない信念に満ちた台詞、行動は、力強さがある。彼女の過去描写は少なめ。主要登場人物も同様。主要人物像の掘下げ等のサイドストーリーは必要最小限にして、メインストーリーに絞って、迫力、スピード感を増すことを重視したと推察する。
迷える孤高の主人公は、SHOCKERとの戦いを通して、ルリ子と信頼関係を築いていく。そして、強さと優しさを併せ持つヒーローに成長していく。強くなければ生きていけない、優しくなければ生きる資格がないという言葉を思い出す。
新たなる希望で終わるラストが清々しい。続編を観たくなる。
本作は、確固たる世界観で、改造人間になった青年が、真のヒーローになるまでを描いた成長物語である。
シン・ゴジラを起点にした新解釈ヒーロー列伝も面白いが、そろそろ、新解釈ではなく令和の新生ヒーロー誕生物語が観たい。
子供の頃ワクワクしたヒーローへの恩返し、と継承
リアルタイムで体感したのは平成1期でした。クウガから始まり響鬼まで観たかな?それ以降のシリーズも、YouTubeの配信で観てます。
なので藤岡弘、さんの本家は観てない上での感想ですが…率直に面白かったです!
画の見せ方というか、画面での表現がインパクトがある。アクションはもちろん、本郷猛やルリ子、オーグたちが対峙しているだけの場面でさえサマになる。
オープニングは怒涛ですよね。追われるバイクと追うトレーラー。捕らわれたルリ子を助けに仮面ライダーが現れたらかと思えば、戦闘員を容赦なく殴り殺す。これでもかと飛び散る血飛沫。
今からどういう物語が始まるのか、明確に感じられる一幕でした。
今購入したパンフレットでキャストの皆さんのインタビューを読んでるんですが、庵野監督を始めとする製作陣のこだわりがひしひしと伝わってきます。リアルタイムに観た者だからこそのこだわりや、逆にそこから更にいいものを作っていきたいという意気込み。
追撮も何度かあったことが読み取れて…換骨奪胎、温故知新?
そんな言葉が浮かびますね。
あとは気になった点を。
ストーリーの起伏があまり感じられなかった。オーグを一人ずつ倒していき、最後に緑川イチローを倒す。
それはいいんですがテンポがなかった気がします。
それと登場人物の心情が伝わりにくかったかな。だからテンポがないように感じたのかもしれませんけど(役者さんの演技は文句なしです)。
それと、バトルの表現。近接時はリアルな殺陣なのに、スピード戦の時や空中戦の時はあからさまなCG。実写に寄せてないくらいの。
パンフレットに書いてあるんですが、殺陣は役者さんが生身でやってるんですよね。最初はスーツアクターに任せるつもりやったけど、「演者の説得力を持たせたいから」という庵野監督の考えで殺陣も本人にお願いしたとか。
そこまでリアリティ志向なのに、CGは一見して分かるくらいの質感。
あえて安っぽくしてるんですかね?それとも本家への敬意を払って?あそこまで振り切っているというか開き直っていると清々しいですが…笑
しっかりパンフレット読んでもう一度観に行きたいです。
サイクロン号はかっこよかった!
ともかく、「雰囲気」のある作品です。
仮面ノリダー?
はじめはR15見た感じ初っぱなリアルかと思いきや
内容は血がドバー映像はりあるでドラマ的にはいいのですが、仮面ライター的には最低👎コスチュムもまさに仮面ノリダーですね~シンウルトラマン、シン仮面ライダーとキャストも一緒でしたね~有名俳優さん( > < )
もったいない残念でした。個人差はあると思いますが、
仮面ライダー世代はガッカリな映画でした。
ラストの仮面ライダーのテーマソングは幼い頃を思いだしました。m(_ _)m
これでいいんですかね?
大人向けなのか子供向けなのか?どっちつかずの作風。
そしてまたワクワクハラハラ全くしない破綻している数珠繋ぎのストーリー。
これ、みんな納得するんか?甚だ疑問。
決めの変身シーンもあるわけでなく、ワラワラしたショッカー隊員との格闘もほぼ無し。そして敵のボスの設定もデタラメ!おやっさんも居ないし、死神博士やゾル大佐や地獄大使もいないし、ライダーキックも中途半端だし、……。
アクション映画というよりひたすら会話劇だし……。
カット割りが良くないのか、編集が良くないのか、格闘シーンは、何がどうなってるのかさっぱり分からず爆破とかで誤魔化す始末。
そして浜辺美波や西野七瀬はもとより2人のライダーの意味不明な行動の数々。
そしてそして、ほんの5分程度で特殊メイク出演の長澤まさみや、なんの為に召喚されたか分からない斎藤工などなど。
とにかく思いっきり期待ハズレの作品でした。
画面支配率が高いアクション映画でした
開始1分であまりの画作りの上手さに驚きました。完全に画面を支配していますね。特に工場地帯でのアクションは、カメラも人物も動きながら、(恐らく)プレヴィズを使って映像的快楽のあるシーンになっていました。
チョウオーグは、小さいころに好きだった物を捨てられず、写真に写る仮面ライダー風の少年はどことなく昭和の雰囲気。恐らく、庵野監督を仮託したキャラでしょう。人々の魂を、相互に理解しあえる、ある人にとっては地獄のような世界に連れて行ってしまうというのは人類補完計画のようでもあり、恐らく、エンタメ作りにはそういう危険があるという事でもあるのかと思いました。
好きなシーンは、ルリ子さんのSOUND ONLYのセリフですね。それで死ぬ瞬間がフラッシュバックしました。
残念なシーン。量産仮面ライダーとの戦いは何をやっているのかよく見えなかったです。
(あと、抑揚を抑えて難しい単語を並べるセリフ回しがそろそろ飽きてきたかも。いや。でも、やっぱり、そこが良いんだなぁ。。。)
仮面ライダー(放映版)と漫画版に、エヴァの精神性をぐちゃぐちゃに混ぜて煮詰めた怪作。
シンユニバースの最終作でもシン・仮面ライダーは、正に仮面ライダー×庵野秀明とも言える作品であり、映画と言うには形容し難い怪作だった。
仮面ライダーの現在オマージュを多用に含み、さらに漫画版の設定も組み込み、そこに新解釈の科学設定を詰め込んだ作品。
元々の作品への解像度が高くないと楽しめる要素が削られてしまうのも悩ましい所。
説明台詞の多さと、無駄な専門用語の多さ。
それに雑とも言えるCGや解像度の映像。
ストーリーはお世辞にも丁寧とは言えず、説明が多く、単純な割には、全体像は掴めない。
まず、本作の敵はショッカーなのだが、その中でも緑川一郎率いる「絶望派」の一派である。
これは連動企画漫画である「真の安らぎはこの世になく」を読んでいないと分からない。
別派閥には、かの有名な死神博士などが見られる為、テンションが上がるのだが、今作では名前のみ……。
ショッカーとしての組織の深さや広さを魅せて欲しかった……。
本郷猛のバックボーンは原作や漫画とも違うため、掴みづらい上に何処か弱々しいキャラクターとして描かれる。男らしさを求めていた自分には、こんな丁寧な男が本郷猛なのかと面を喰らってしまったが……どちらかと言えば村枝版仮面ライダー漫画「SPIRITS」の本郷像にも似ているとは思う。
前半の展開をもう少し長めにして、人間≠改造人間の苦悩を描くかと思いきや、矢継ぎ早に怪人共との戦闘を描いていく。
長澤まさみの無駄遣いが凄い。サソリ……。
中盤までの展開が早い割には中身はない流れで、ドロップアウトする人も多かっただろう。
CGのクオリティが部分的に悪く、ライダーの殺陣を見たいのに惜しいと思う部分が多々ある。
バッタオーグ2号と戦うシーンの空中戦は、格好悪い訳ではないのだが、これじゃない感が凄いのは何なのだろうか……。
総評として、映画としては、多分に足りないものが多い作品だ。
しかし、この作品は、紛れもなく「仮面ライダーへの愛」が随所に散りばめられている。
カット割り一つ、アクション一つに、仮面ライダーがある。
過去に見た仮面ライダーを現代に甦らせている。
美しいトランポリンアクション。
泥臭い拳の振り方。
絶景とも言えるロケーションや風景の中の絵力は、近年の映画の中でも随一だと思う。
ショッカーライダー戦が暗くて分かり辛いとの批評があるが、個人的には闇に蠢く感が良かったとも思うし、
なによりダブルライダーの「行くぞ、本郷」「おう、一文字」が見れた事が特に最高だ。
また、本作では役者陣がハマっていたが、緑川ルリ子の浜辺美波と、一文字隼人の柄本佑が特に魅力的だった。
浜辺さんは、整った顔立ちのお陰で、絵力が強く、新造人間の役(エヴァのチルドレンのごった煮のようなキャラ)にハマっていた。
柄本さんの一文字は、まさに本作の清涼剤。重い空気を緩めてくれる有り難さ。
愛されるシン・新1号(02+01)ライダーとしてのキャラクターを作ってくれました。
万人に楽しめる作品とは言えないですが、
仮面ライダーを愛する全ての人へのファンムービーのような作品だった。
最後に、
ラストの橋でバイクを飛ばしながらの本郷と一文字との会話。
これは漫画版の名シーンのオマージュ。
これのお陰で、鑑賞後の爽快感が上がったのが良かったなぁ。
庵野秀明ワールド全開、シン・ユニバースの仮面ライダー
仮面ライダーのオリジナルを見たことがなく、初仮面ライダーでした。庵野秀明監督のシン・シリーズが見事に織り合い、ユニバースを感じられる作品でした。
意図的?にクオリティーを落としているような映像も多かったですが、物語が庵野ファンにはたまらないので、これは気になりません。
また観に行きます♪
期待しすぎた。
期待をしすぎた。
シン・ゴジラ→シン・エヴァンゲリオン→シン・ウルトラマンときてのシン・仮面ライダー。
予告編が出る前のイラストを見て期待
予告編を観て期待
前日弾の漫画を読んで期待(面白いのでオススメです)
2023年初の映画
そして、いざ劇場へ
ん〜?なんだろう?
面白くないわけではないんだけど、期待してたのと何か違う。何が違うのって言われるとわからないけど、違うんです。
そんな感じの映画でした。
以下、思ったことなど
・流血の演出が…
流血シーンを描いて、命を奪うというのを表現していいるのだろうと思うのだが、血というよりただの赤い液体がまってるような感じで違和感を感じた。
・簡単に納得しすぎ
自分の身体が知らないうちに改造(しかも勝手に)されており、いきなり一緒に組織を倒してほしいと言われても普通は困ると思う。「君はあの時から力を求めていた」的なことを言われていたが、普通はキレるし拒否る。尺の都合があるかもしれないが、それなら改造される前を冒頭にもってきてもいいのではないのかと個人的には思った。(どういう経緯で改造されたのかなど)
・蠍の扱いが雑すぎる
とりあえず出しましたって感じだと思った。あの濃いキャラをもう少しだしても良いのではないのか。最後は声のみって。
・ゼロ号って
ゼロ号っていうなら蝶じゃなくてバッタでも良かったのでは。唐突に言われて、共通点も思いつかなったので「?」となった。
・ダブルライダーってそうじゃない。
お前を通じて風を感じるって。う〜ん、なんか違う。
他にも何かあったと思うが、全体的に内容が薄いので記憶にあんまり残らなかった。
初代を見ていたことのある人なら楽しめる作品だと思う。ただ初代仮面ライダーをあまりしらない人(平成ライダー世代の人)は楽しめない気がする。
他のシン作品が良かったので余計残念です。
面白いか面白くないかは個人の感性によるので何とも言えないが、初代仮面ライダーを題材にした娯楽作品をみたいなら仮面ライダーthe firstや nextのほうがおすすめかも。
今度はシン・愛國戰隊大日本とかやるんですかね〜(笑)
人間臭いヒーロー映画
『シン・ゴジラ』、『シン・ウルトラマン』を経て最終章である今作。公開日より少し時間がたった後、ネットでは賛否分かれる評価だったので若干不安でした。なるほど、確かに賛否分かれる作品だと感じました。
『シン・ゴジラ』から今作にかけて人物関係が少なくなっていき、よりキャラクターの個人的な意思や理念が重視されている内容でした。『シン・ゴジラ』は組織的活動、『シン・ウルトラマン』はチーム活動、そして今作は個人的活動が色濃く描写されていました。
本郷・緑川・一文字の三人が中心となっていて、これまでとはスケールは小さいですが、庵野さんが描く「孤独なヒーロー描写」を表現していて、孤独を肯定してくれる印象を持てる内容でした。
愛や憎しみ・無力感・支配欲など人間が持っている感情的な部分が、『仮面ライダー』を通じて庵野さんなりに表現がされているのも面白かったです。「庵野さんってどんな人?」と思っている人はこの疑問を解消してくれる映画です。
しかし、特撮や庵野さんに興味のない人は楽しめないと思います。好奇心で観賞するのであれば、実写シンシリーズを鑑賞済みの上で映画館に行くと楽しめます。
今作も好き嫌い分かれそう。
自分は子供の頃再放送で仮面ライダー見てたので楽しめました。
年齢制限の意味は上映開始数分で分かりました…
人によってチープだ描写・説明不足だと感じたら、それが作品全体の評価に繋がりそうだなと思いました。ショッカーの説明が分かりづらいとか。
各キャラの口癖がうざったく思える所もある反面そこからそのキャラの人物像を想像するのも面白かったり。
ゴジラは災害が具現化したような存在への人類の対抗
ウルトラマンは人智を越える生命との対峙
仮面ライダーは人の幸福と絶望など人類の歴史や本質への問いかけ?
今作も分からない、疑問に思う事は考えたり調べてみたり人と話してみるのが良いと感じる作品だと思います。
本郷猛とイチローの対比も良かったのですが本郷猛という人物像や過去の苦悩はもっと明確に時間を掛けた方が仮面ライダー観た事ない人にも共感しやすくなったのかな?と感じました。今作含めリアルと虚構のバランスと登場人物への共感し易さが一般の評価に一番に繋がりそう…
あとケイがラスボスかと思ってたらそんな事もなくあくまでも仮面ライダーの本郷猛の物語なんだという事で納得しました。
途中ちょこちょこ森山さんが見取り図盛山さんに見えて気になりましたが
森山さんの挙動一つに凄みが出てたのは凄かったです。
名作と駄作は紙一重
個人的にシン・ウルトラマンより面白く感じた。期待度の差かも知れないけど。ウルトラ派の自分としては、シン・ウルトラマンは残念過ぎた。TVシリーズ同様の寂寥感というか、全編にわたって漂う寂しさみたいなものが昭和的で嫌いじゃない。サイクロン号の変形が良い。浜辺さん石ノ森さんが描いたキャラに似ていて、雰囲気がある。怪人、あえて怪人と書くけどが、ちょっと間抜けで人間ぽいところが、昭和の夕日を思い出させるんだよね。良かったと言っていいかな。
全896件中、541~560件目を表示