シン・仮面ライダーのレビュー・感想・評価
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良くも悪くも『仮面ライダー』
レビュータイトル通り。なので、『シン・ゴジラ』みたいなリアリティやメッセージ性のある「監督:庵野秀明」の映画を求めるとズッコケた感じを味わう事になるし、逆に『仮面ライダー』という作品の映画を求めると十二分に楽しめる。
劇中での血やスプラッタ表現に関しては、設定上数トンレベルのある仮面ライダーのパワーを、改造手術もなにもされていない生身の人間が受けるとどうなるかみたいな、今までは表現されて来なかった部分が全面に押し出されていて個人的には良かったし、所謂雑魚戦闘員が仮面ライダーや怪人の一発を受けてさらっと死んでいく様は逆に小気味良くて、少しドロッとして重めなストーリーを展開するこの映画にとってはいいアクセントになっていると感じた。
なので、個人的には結構満足して観れたし、複数回映画館に行って観てもいいと思える映画だった。
ただ、不満点があるとすればカメラ関係。
『シン・ウルトラマン』でもあったように、iPhoneのカメラを使用しての撮影シーンが出てくるのだが、暗所でのシーンに使われた映像にはノイズが乗ってしまっていて少し残念な感じがしたので、今後の映画では使用するシーンを選んで欲しいなと思ってしまった。
最後に、他のレビューでちょこちょこ言われてるマスクの後ろから出てる髪の毛は旧1号のマスクのオマージュであって本作のオリジナルではないので、本映画制作陣のデザイン観を批判する要素としては不適切だから注意
EVAの否定、でもやっぱり戻る…
仮面ライダーに『魂の救済』を入れて、ルリ子(レイ)に否定させるけどやっぱり戻る…のか
全体的な感想です
映画は『カッコ良いアングル』と『凄く素敵な背景』『わざとダサ目にしたCG』で進みます
仮面ライダーを『シン』にして、期待したのはワクワク感でした
苦悩しながら敵と戦うヒーロー像も大切ですが、ブツ切り状態で気持ちが乗りませんでした
良くない例えですが、ラーメン屋で
『この素材は何処産』って色々能書き書いてあるけど、食べてみたら普通だった、逆にバランス悪い
って感じ
ラーメンマニアには、やっぱりこのスープは…チャーシューは…と言われるけれど、一杯のラーメンとしては『普通』特別唸る所も少ない感じ
マニア向けの映画なんですかね
まぁそっちには行かないけれど
仮面ライダーはコオロギ ではなく、バッタで良かった。 それでも泡に成る姿は、復活がない故 悲しい。
仮面ライダーはアマゾンライダーまでがリアル世代なので、本作の公開がとても楽しみにしていました。
鑑賞前夜に、幾つかの本作レビューを読んでしまい ハードルが下がっていたお陰で?
本作はとても素晴らしい完成度に感じられました。
アクションシーンも 各種CGも ドッバッツ! とした血も
最初から、最後まで 中だるみすることなく、緊張は継続し、
シナリオ的には TV版よりも 石ノ森章太郎先生の意図していた意を得ていると感じました。
撮影は素晴らしく、特に暗所での撮影技術と照明は良い働きをしていた。
音響もいい音を拾っていました。
映画的に SHOCKER (Sustainable Happiness Organization with Computational Knowledge Embedded Remodeling :持続可能な幸福を目指す愛の秘密結社)は、今まで 僕が理解していた ただのお騒がせ"悪の結社"ではなく、意外とまともな綱領を持つ組織集団であることを知りました。
どうりで、映画に出てくる怪人(オーグ)は 話が通じる理知的な"下級現場指揮官"たちでした。
ただ、そんな彼ら・彼女達 ひとりひとり
オリジナル部隊マーク(家紋)とオリジナルな部隊兵装をもっているのは、凄い!
ショッカーはスペクター(007)より、資金力があるのかもしれない。
政府の男(竹野内豊さん)、情報機関の男(斎藤工さん)は とても良い存在感で、政府の立ち位置と力関係も良い設定でした。
浜辺美波さんは 実に素晴らしい! ファンに成りました。
このまま綺麗な髪を伸ばして、金色には染めずにメーテルを演じる事を願います。
比較しちゃうよね2
映画館で鑑賞しました。
仮面ライダーは平成シリーズを数作しか見たことがありません。
シン・ウルトラマンの感想でも書いたのですが、比較するのも変な話ですが、鑑賞して特につまらなくはなかったですが、シン・ゴジラの時ほどのめり込めなかった感はあります。
最初の数分は「カメラワークこだわってるな」という印象が強く、クモオーグとの戦闘終了までは、カメラワーク特殊すぎて若干見づらいなと思いつつも、割と新鮮味を持って楽しめました。
その後は他のSHOCKER幹部との戦闘が続いていき、最終的にはボスのイチローと戦うわけですが、敵キャラクターとの絡みや戦闘の流れは、なんとなく戦闘するんだろうなという流れからのなぁなぁ感みたいなものを感じてしまい、あまり感情移入はできませんでした。
本郷と一文字のそれぞれの性格と関係性については、自分の中ですんなりと腑に落ちた感覚があり、最後の方の共闘シーンはワクワクできました。ただトンネルのような所での共闘シーンが全体的に暗く画面が見づらかったです。
戦闘で血しぶきが出るという仮面ライダーの常識離れした能力の表現として面白い、と思う部分があったり、逆に戦闘シーンが若干見づらいなと思う部分があったりと、自分としては作品全体を通して、面白い部分となんかイマイチだな、と思う部分が交互に来るような映画だったなぁ、と思いました。
やっぱり浜辺美波は可愛いですね。
用語がよくわからない
とにかく用語が早口でついていけなくて覚えられない理解できない
3回くらい見たら用語覚えられるかな
蜘蛛男じゃだめなの?みたいな(笑)
ショッカーの目的が何だかよくわからなかったし
ショッカーのイメージ映像いる?
人工知能という名の神?
あれなら声だけでもいい。
Kは色々学んでいくのね(立ち位置は微妙)
映画の最初から政府要人に会うまではすごく良かった
蜘蛛男とのシーンはテンション上がった
効果音も音楽もアクションも全部よかった
でもふたりが歩いている後ろをバイクが自動でついてくるとかなんなん?
コメディ?
お金が無いからCGがチャチなのか、あえてああしたのか……
せっかく上がったテンションがコウモリ男で叩きのめされました
完全にギャグシーンでした
あの飛び方無いわー(笑)
それにシンシリーズの俳優陣を出しすぎ
それってマルチバースだから?
あれに萌えるか冷めるかで感じ方違うかも
いっそ蜘蛛男を山本耕史にしたら良かったのにね
(話し方がそんな感じ)
サソリ女の長澤まさみさん
突き抜けてました
あれもきっとギャグシーンなんでしょう
仮面がないから声が大きかったし
蜂女のシーンはスペック感がありました
何でだろう
2号ライダーのキャラはよかった
けれど1号との闘いのCGは冷めた(テレビサイズなら面白いかも)
カマキリカメレオン男
折角出てきたのに弱すぎる
ヒロインを死なせるためだけに出てきたという感じ
イチローの幸せ思想=エヴァの人類補完計画=地獄らしい
沢山の仮面ライダーとの戦いは暗すぎてよく分からなかった
本当はダブルライダーキックはイチローに使って欲しかったなあ
1号が死んだのはちょっとショックだった
でも2号と1号が喋りながらのラストは………
プラーナ(魂)は
あちらこちらに移せる便利なものなのね
だから1号の体は消えたけどいつか戻ってくるのかしらん
これもエヴァっぽいよね
詰め込みまくった2時間の上映時間は長く感じました
続きは特に見たくないかも?
つぎは
シン仮面ライダーV3?とか
石ノ森+初代 < 庵野ワールド
冒頭のシーン、「バイクのタイヤのアップからのダンプカーとのCHASE」「そして激しい血飛沫をあげながらの仮面ライダーの正に殺戮シーン」「本郷猛の力を行使した後の後悔、無常感」
素晴らしい。
これが私の観たかった石ノ森ワールド継承の初代仮面ライダーであると確信。
ここまで僅か10分ほど。
あ、緑川博士がなんちゃら言っているようだが、なんだかわからん。でも後から分かるだろう、と思っているうちに蜘蛛オーグ。
なんだか乗り込んだ車が20年落ちくらいの古いアコード、どうした?
と思いながらもタイマンファイト、特別動画等で観ただけあってアクションは◎
政府と諜報機関の男は既視感あってニンマリ。
初めての共同作業は蝙蝠オーグの鬼退治、この件いるのか?
そう思ったものの、やはり線路のシーンが式日やシンエヴァを彷彿させるカッコ良さ。
どのシークエンスもカッコ良すぎる。
しかし、ここからは少し庵野さんワールドへ誘われてみる。
さそり女のアンヨはやはり庵野監督も好物なのね。
そして蜂女、握っているのはサーベルではなく、日本刀。中華屋からの誘いといい、70年代東映ヤクザ映画へのオマージュ満開。
東映さんも立てておかないとね。
一文字隼人が出て来て物語はクライマックスへ。
タイマン勝負からの洗脳解除。本郷が足を折るのは藤岡弘の骨折降板のオマージュか?カマキリ+カメレオンを倒して13番目の使徒の元に向かう、途中で13人(本郷も一文字も入れて)の仮面ライダーに邪魔されるが、無事対面。
ロボット刑事Kが登場しているので、13番目の使徒は
蝶オーグ、是非ともイナズマン希望であったが、眉間のグルグルだけオマージュ。折角ならば頭に2本の羽が生えてればな…
そして無事人類補完計画は本郷猛の献身により阻止され、一郎のルリ子により魂が救済され…
仮面ライダー、サイクロン号、それぞれのシークエンスの背景、カッコ良すぎます。
浜辺美波さんは冒頭から彼女の最後まで素晴らしく綺麗に撮れており、惚れ惚れしました。
石ノ森ワールド特有の苦悩するHERO、池松壮亮さんハマり役、
柄本佑さん演じる一文字隼人への明るいライダー継承も成功。
石ノ森ワールド、初代ライダーへの愛もオマージュも感じつつ、
でもどうしても庵野ワールドと東映さんの予算が気になります。
VR映像が欲しくなります
予告編を観た時から、観に行こうと決めてたよ。
でも心配な点が2つ。
シン・ウルトラマン公開したばっかだけと、そんな短い期間で作れるの?
ヒロインは浜辺美波で大丈夫なの?
制作日数のせいなのか、テレビ版へのオマージュなのか、戦闘シーンはかなりチープでした。
最初の戦闘員撲殺シーンこそ「さすがPG12」と思わせてくれましたが、バイオレンスシーンもそこまで。ライダー同士のCGなんかは恐ろしく雑です。時代的にテレビシリーズにはCGすらなかった気がするんですけどね。
その分、ライダーの内面にスポットを当てて、原作の持つダークさを描きだしてました。ただ、精神面を描こうとすると、演出がエヴァっぽくなる気が、、、
結局、池松壮亮が顔芸だけでダークヒーローを演じ切った感があります。さすが。
でも、主人公の屈折度ではバットマンの設定に到底及ばない気がします。
あ、浜辺美波も頑張ってました。
あのヘルメット内の映像、VR動画にして特典映像で配ってくんないかなぁ。
画面暗すぎ問題。期待が大きかった分落胆
中弛みを感じてしまい、久しぶりに映画館で中盤5分ほど思わずうとうととしてしまったのでストーリーや設定に関して私があーだこーだ言う資格はないことは承知していますので、その他の点で気になったところ。
まず何より画面が暗いです。戦闘時、暗いところで戦うシーンが何度かあります。日本橋のTOHOシネマズで鑑賞したのですが、本当に画面全体が暗くて、こんなに暗くて見難い映画、近年では思い当たらないくらいに本当に何が起きてるのか見えなかったです。
あと、アクションシーンで早さを表現するためにわざと動きをカクカクと表現する描写があるのですが、非常に目が痛くなります。
暗闇のシーンで急に爆破が起こると、その明るさの差で非常に視覚的には不快になりました。
加えて、主人公たちがマスクをかぶっているので声がくぐもってセリフも聞き取り難いです。
正直、一般的なエンターテイメント作品の文法に則ったストーリー展開をするつもりは毛頭ない作品なのはわかっています。
かっこいい外連味のある戦闘シーンを見せるための映画なんでしょう。
確かにライダーキックで敵を粉砕するシーンはかっこいいです。
ですが、ならばなぜ、暗いシーンをこだわらなかったのか本当に謎です。
カメラが悪いのか、編集が悪いのか、ライティングが悪いのかは分かりませんけども、暗いシーン(である必要性があるのかもそもそも分かりませんけど)を使うのならば、暗いシーンで映えるアクションをするべきだと思いました。
中盤に出てくる乃木坂の女の子が可愛いので、加点して星1.5点です!!
あくまでも「シン」であることを忘れずに
特撮オタクを20年以上、そして浜辺美波さんをデビューから応援させていただいている身として、好きなもの同士のコラボレーションは素晴らしい!という思いで映画館に足を運びました。
普段から何かと比べることは好きではない性格ですが、今回ばかりは一緒に鑑賞した友人同様「シン・ウルトラマン」のほうが遥かに面白かった、という感想に至りました。ウルトラマンと仮面ライダーでは根本から違うので比べること自体間違っているとは思いましたが、同じ庵野監督の作品として、そして「シン」シリーズとして、過去作品の中では唯一面白味に欠ける作品だと感じてしまいました。
そこで自分なりにつまらないと感じてしまった理由を考えてみました。
まず激しい血の描写を設けたことで完全大人向け作品に仕上げようと試みたであろうことが、血のインパクトだけが強く残ってしまって裏目に出てしまっていること。これに関しては珍しいことではないんです。元々平成初期の仮面ライダー、例として2002年放送の仮面ライダー龍騎でも生々しい血の描写はありました。ただシン・仮面ライダーと違うのは物語において必要な血であったかどうかなんだと思います。
龍騎の場合は筋が通ったストーリーの中で本当に必要なシーンでのみ必要な描写として設けられました。
しかしシン・仮面ライダーの場合は明らかに血の描写だけを強く押し出しグロテスクさを出したかっただけの不必要な血に思えました。
ある時から特撮ヒーローのVシネマ作品制作が盛んになりました。VシネマではTV版では放映不可なグロテスクなシーンやエロティックなシーンがあることが多いんですが、このあからさまなグロシーンは必要だったのだろうか?と思わせられることが今でも多々。今回のシン・仮面ライダーもそれに近いのだと思います。
そして本来なら重苦しいシーンの数々が「つい1分前まであんなに絶望って感じだったのにもう立ち直り!?」といったような、重いシーンからのポジティブな展開が秒すぎてもはやコメディになってしまっているところ。
庵野秀明監督作品にしてはB級感が凄かったです。(かといってB級映画が悪いわけではありません)
ただここで着目してほしいのが、当方のレビュータイトルの意味です。
昔の基盤がありつつも、あくまで「シン」であること。だから当時の仮面ライダーと違うじゃないか、なんていうことは当たり前なわけで令和版のストーリーなんですよね。
シン・ウルトラマンはそういった意味では当時の設定も組み込んだ令和版の作りが上手かったな、と思うところでした。
シン・仮面ライダーで素晴らしかったのは何より柄本佑さん演じる一文字隼人ですかね!良いところを見事に全てかっさらっていきました!笑
血が出ればいいというものではない。
とにかく残酷にして血を吹かせれば「大人向け」という意識の低い発想は捨てて欲しいと思います(苦笑)。任侠映画ではないので、いちいちブワーっと血が吹き上がると失笑してしまいます。
大人向けにしたいなら、大人の鑑賞に耐えうる物語をまず構築した上で大人の眼にも訴える映像に仕上げて欲しいです。そういう意味でしっかり作られているものは結果的に「子供も楽しめる」ものになるはずです。
本作は・・いけません。庵野節が今回は鈍ってます。
しかもライダー二人がとにかくカッコ悪い。
1号はお面?の下からはみ出るロン毛が気持ち悪いし、2号は(柄本さんには申し訳ないけど)コントかと思うほど。
観客の9割はオッサンでした。女子が見るべきポイントが見つからない作品です。
ちなみに「鬼滅の刃遊郭編」のような素晴らしい映像ではなく、逆に「TVで十分では?」というレベルなので、くれぐれも追加料金のかかる上映(IMAXや4D等)で見ないよう、気を付けてください。
面白くもあり、つまらなくもある。
仮面ライダーの世界観
子供の頃に仮面ライダーを見た
微かな記憶はあるが、
正直なところ仮面ノリダーの記憶が強く
内容は余り詳しくない状態で鑑賞。
やっと仮面ライダーの世界観を把握しました!
(映画は新解釈だと間違って覚えたけど…)
映画では、戦闘員が殴られると
血が飛び散るのが斬新でしたね。
テレビだと飛ばされてるだけだし、
幼児の頃にデパートの屋上や
遊園地で見た仮面ライダーショーも
血は出ないですからね。(笑)
でも、エンディング曲の
♫仮面ライダー、仮面ライダー、ライダー、ライダー
は、聞いた覚えがありました。
シンシリーズは
昨年のウルトラマンに続いて2本目を鑑賞
個人的には好きなタイプの映画ですね。
シン・仮面ライダー自体は
続編作れそうですがどうなりますかね?
大人向け
「シン」シリーズの終わりかな?
おとなの仮面ライダー
庵野監督の「シン」シリーズは面白いですね。
今後も期待しています。
今回の「シン」は庵野節が薄目で、普通の仮面ライダーファンも観やすいかと。シンウルトラマンで、無理と思った方にもオススメです。
オープニングから、おとなの味付け。血しぶき多めで、リアリティないけど、おとなのヒーロー映画ならまぁ良いかと。
ストーリーも戦闘シーンも良いのだけど、人間をVFXで描くところは、日本映画の限界を感じる。
失笑。
だったら殺陣師入れた戦闘シーンの方が迫力あるかも。背景とかオーラとかは十分ですが。
要所要所、懐かしいキャラや懐かしい音楽出るとニヤニヤしてしまう。
人類救済というところが庵野監督作品らしいけど、、ちょい物足りないかな。
多少、期待を超えてこない感じの、物足りなさもあるけど、普通に映画として面白いです。
予算は少なめっぽいけど。
IMAXで観ましたが、IMAXは不要かな。
今後も「シン」シリーズは観てみたい。
シン.仮面ゲリオン
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