シン・仮面ライダーのレビュー・感想・評価
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乗れない…
主人公の葛藤はわかりやすいけれど、まったく共感できなくて…
過去作も予習したものの、思い入れはないので、オマージュしてるのはわかるけど、映画としておもしろいかと言われると微妙。
いいところはたくさんあった。浜辺美波もよい、ライダーアクションも見せ場はある。怪人も一癖ある。だけど全体が合わさるとつまらないのです。ざんねん…
プラーナがハビタットしてパリファライズ?(@_@)?
タイトルなし(ネタバレ)
人類を救うべく結成された秘密組織ショッカー。
しかしながら、その人類救済の方法は常識的ではなかった。
一旦は、ショッカーの目的に賛同の意を示した緑川ルリ子(浜辺美波)と本郷猛(池松壮亮)だったが、具体的手法には合点がいかず、逃走し闘争することを決意するのであった・・・
といったところからはじまる物語で、ま、それ以上でもそれ以下でもない。
人類の救済方法が、一見科学的理由が付いているが、おおよそ妄想的な方法で、緑川ルリ子も本郷猛も新興宗教からの離脱のような感じ。
そこいらあたりは庵野秀明自身の脚本なので『シン・エヴァンゲリオン』に似たり寄ったり。
面白いか面白くないかといえば、ま、面白い。
意図も撮り方も含めて庵野秀明の自主映画拡大版。
ここでいう自主映画的とは以下のことを指しています。
1)少ない予算を効果的に
2)少ない出演者を効果的に
3)作者の思いは100%以上に
このうち1)2)を満足させるためには、
a)際立ったアングル
b)短いショットを魅せる効果的な編集
c)加えて、あっというような音楽(できれば在りもので)
というのが常套手段。
ま、成功しているかなぁ。
加えて、1)については仮面ライダーをはじめとする怪人たちの造形で、基本、全身はライダースーツ(バイク乗りが着る類の)が基本で、それにちょっとアレンジが加えられている程度。
リアルとウソの塩梅がいい感じ。
で、問題なのは3)で、とにかく饒舌。
台詞過多。
説明がないとわからないのかもしれないが、説明しすぎで、そのため池松壮亮の滑舌の悪さと、柄本佑の妙な抑揚が耳障りになったような。
最終的には、仮面ライダーだったなぁ、とも思うのだが、なんだか仮面ライダーはなかったなぁ、とも思うのは、多分に映画の肉体性に関してだろう。
本郷・仮面ライダーによるショッカ怪人(オーグ)への破壊が血しぶき満載の生々しさに加え、終盤登場のゼロ号(エヴァを想起する)演じる森山未來の舞踏的な身体力が生々しすぎて、途中に描かれるライダー同士のCGによる戦いが嘘くさすぎて、演出上の一貫性を欠いている感じが大。
このアンバランスな肉体性は、
ライダースーツを身にまとったにも関わらず素顔のまま、とか
ライダースーツの上のロングコート、とか
にも見て取れます。
そういえば、一部映像しか観ていないのだけれど、庵野秀明のアマチュア時代の『帰ってきたウルトラマン』が、ウルトラマンスーツを来た素顔のままで巨大化した庵野自身という画だった。
ほとんど同じような印象でしたね。
相性が
悪いのだと思う。
シン・ゴジラだけは超絶面白かったが、それ以外はかなりの部分理解できない。
今作もやっぱりよくわからない。
序盤は結構寝てしまったし、それ以降も目がしっかり開いたのは長澤まさみのシーンくらい。
終始ぼーっとしていた。
予告編が終始暗く澱んでいたので、映画館では観なくていいかと思っていた。
だが、レビューの評価がかなり高かったため、心変わり。
予告編通りのどんよりした内容だった。
ある意味、誠実な予告編なのかな。
映像は昭和で、垢抜けない。
当然、意図的なものだろうが、個人的には大いに落胆した。
どんどん安っぽくなっていくウルトラマンに対して、
仮面ライダーはスタイリッシュに変貌してきたと思っている。
最近は観ることはなくなったが、龍騎あたりのそれには目を奪われたものだった。
それらよりは数段カッコ悪いと感じた。
仮面ライダーというよりライダーマンだ。
ストーリーも難解で平坦。
ヒロインの死にすら全く心が動かなかった。
シンシリーズ、一通り終わりだろうか。
次があるとしてもBDでいいかな。
庵かけライダー
「良い」「悪い」が、ないまぜだったなあ。作りは10分に1度は庵野風で、まさに庵かけライダーだった。
面白いとは思うのだけど、子供と一緒に見ていた平成ライダー的なストーリー性は薄かったかな。当然、原テレビ作品へのリスペクトを表現するとこうなんだろうけど、成功している部分と、微妙な部分が混在して、どの立ち位置で見たら楽しめるのだろうと、観ながら焦ってしまう。シンプルに旧作へのオマージュ楽しめば良いのか、新たにクリエイトした部分か、はたまた豪華な俳優陣の活躍か。
一番楽しめたのは、ウルトラマン俳優陣と、浜辺美波かな。斎藤工と竹野内豊の「政府筋」コンビにニヤリとさせられ、その後に長澤まさみがまさかのいでたちで登場。この辺のやりたい放題は楽しかったのは確か。
明確にハマっていたのが浜辺美波。棒読みスタイルのセリフ回しと黒服とボブヘアでスレンダーなスタイルは、リアル綾波レイという感じで、ここも庵かけか。クールな人工物感があって、大写しにも映える。「エクス・マキナ」のアリシア・ヴィカンダーを思い出した。予告編にもあった、銃を構えた正面からのカットは、個人的に本作最高のシーン。
ともあれ、制作側が楽しんで作っていたのが伝わってくるのは確か。
そう言えば、大森南朋はペラペラ喋るので、すぐわかった(♪海老すくい〜とか歌いそうでハラハラした?)けど、
松坂桃李はどこにいた?
どハマり
藤岡弘、と佐々木剛の仮面ライダーしか知らない昭和のおじさんにはどハマり。
今にも天本英世が出てきそうな怪人たち。広がっていかないストーリー。
特撮のアクションも興奮もの。
(最近のマーベルやDC、Disney作品の予告篇なんか CGすごすぎてなんでもありで逆に何とも思わなくなった、チラシさえ手に取らなくなった)
タイトルだけの特報から予告篇、公開が近づくにつれてだんだんと期待値が下がってきて、愈々公開されれば賛否両論のレビュー。
オリジナルに思い入れや愛のない人が作るのも困ったものだけど、マニアックな作品でなく万人受けする作品作ってくれないかなぁと思いながら、期待せずに観に行ったら、入り口で仮面ライダーカードくれた。
もうテンション爆上がり。仮面ライダーカードだ。
(仮面ライダーカード欲しさにお小遣いすべて仮面ライダースナック買うのに使って怒られた少年の日が一瞬で甦えった)
至福の2時間。
エンディングにはまさかの子門真人の主題歌だ。
(ウルトラマンは残念だったからね)
おじさんはどハマりしたけど、面白くなかったって言う人の気持ちはわかります。そらそうだよね。
庵野さん。シン・シリーズはもういいやと思ってたけど、次は是非、「シン・仮面の忍者赤影」作ってください。お願いします。
庵野秀明は仮面ライダーを撮りたい。 特撮のクセがすごいっ!!
1971年に誕生したスーパーヒーロー特撮『仮面ライダー』のリブート作品。
庵野秀明の手によって制作されている一連のアニメ/特撮シリーズ「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」の第4作でもある。
悪の組織「SHOCKER」の手によって改造人間にされてしまった青年・本郷猛が、仮面ライダーへと変身してSHOCKERに戦いを挑む…。
監督/脚本/コンセプトデザインは庵野秀明。
主人公・本郷猛/仮面ライダーを演じるのは、『セトウツミ』『万引き家族』の池松壮亮。
SHOCKERを裏切り仮面ライダーと共に戦う女性、緑川ルリ子を演じるのは『エイプリルフールズ』『君の膵臓をたべたい』の浜辺美波。
SHOCKERに改造されてしまったジャーナリスト、一文字隼人/仮面ライダー2号を演じるのは『横道世之介』『ピースオブケイク』の柄本佑。
ルリ子の父親で本郷猛を改造した張本人、緑川弘を演じるのは『シン・ゴジラ』『SCOOP!』の塚本晋也。
SHOCKERの創始者を演じるのは『カイジ』シリーズや『シン・ゴジラ』の松尾スズキ。
ルリ子の兄、緑川イチローを演じるのは『20世紀少年』シリーズや『怒り』の森山未來。
改造人間ハチオーグを演じるのは『あなたの番です』シリーズや『狐狼の血 LEVEL2』の西野七瀬。
改造人間カマキリ・カメレオンオーグを演じるのは『GANTZ』シリーズや『キングダム』の本郷奏多。
改造人間サソリオーグを演じるのは『君の名は。』『コンフィデンスマンJP』シリーズの長澤まさみ。
本郷の父親を殺した犯人を演じるのは『猫の恩返し』『ザ・ファブル』シリーズの安田顕。
緑川イチローの母親を演じるのは『シン・ゴジラ』『ミュージアム』の市川実日子。
SHOCKERに所属する機械人間ケイの声を演じるのは『湯を沸かすほどの熱い愛』『狐狼の血』シリーズの松坂桃李。
改造人間クモオーグの声を演じるのは『コクリコ坂から』『ヘルタースケルター』の大森南朋。
本郷たちに接近する政府の男を演じるのは『シン・ゴジラ』『狐狼の血』の竹野内豊。
政府の男と行動を共にする情報機関の男を演じるのは『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』の斎藤工。
まず述べておきたいのは、私『仮面ライダー』シリーズを観たことが、ございません!
というのも、自分の少年時代はちょうど『仮面ライダーBLACK RX』と『仮面ライダークウガ』の間、空白の10年と重なってしまっているのです。
『クウガ』が始まったのがちょうど10歳くらい。平成ライダーど真ん中世代といえばそうなんだけど、ちょっと背伸びしたい年頃だった為か『クウガ』は観なかったのです。
そんなこんなで、結局『仮面ライダー』に触れることなく今まで生きてきました。
唯一触れている『仮面ライダー』コンテンツは、現在連載中の柴田ヨクサル著、『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』。
この漫画がまぁ無茶苦茶。
仮面ライダーに憧れて体を鍛えまくったオッさんが、縁日で売っている仮面ライダーのお面を被ってショッカーと戦う、というもの。
『仮面ライダー』というよりは柴田ヨクサル純度100%の漫画なんだけど、これが面白い!!めちゃくちゃ熱いしめちゃくちゃ笑えるしめちゃくちゃ泣ける✨
『シン・仮面ライダー』に欠けているものが全て詰まっています。
という訳で、『シン・仮面ライダー』よりも『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』がお薦めです!以上!
…というわけにもいかないだろうから、本作のこともちょっとだけ書かせていただきます。
率直に言って、映画としてはかなりイビツな出来だと思う。
人物の心理描写は浅いし、アニメ調の台詞回しはダサい。怪人を次々と倒していくだけのストーリー展開はまるでドラマの総集編のようだし、『エヴァンゲリオン』の焼き直しのような悪役の行動にはそれでいいのか?と疑問を呈したくなる。
言葉を選ばずに言えば、かなりのダメ映画。
かなりダメだとは思うんだけど、じゃあこの映画が嫌いかというとぜんぜんそんな事はなくって、むしろもう一回劇場に駆け付けたいくらいにはハマっていたりする😆
自身の結婚式にライダースーツを着て出席したと言うエピソードを持つほど、仮面ライダー愛の強い庵野秀明監督。
オリジナルへのリスペクトが強すぎるが故、なんか訳の分からない珍品が出来上がってしまった。特撮のクセがすごい!
従来の庵野秀明作品同様、今作もとにかく衒学的。
冒頭からよくわからん説明台詞と専門用語のオンパレード。
なんだよオーグメントって。怪人って言え怪人って。
なんだよプラーナって。エネルギーって言えエネルギーって。
ショッカーはサステナブルナンチャラカンチャラの略でどっかの金持ちがアイとかいうAIを作ってそれがジェイとかいうAIを作ってそれが進化してケイになってサイダイコウフクはモットモフカイゼツボウヲキュウサイスルコトデナンチャラカンチャラ…💤
もう冒頭から全く話についていけなかった訳だが、そこは庵野秀明作品を何作も観てきた自分のような観客にとっては想定の範囲内。
こんなもんは小難しいこと言ってるだけで中身なんてない。要は「SHOCKERという悪の組織と戦うのだ仮面ライダー!」ということ。ならストレートにそう言えよ、と言いたくなるのだが、そこが庵野秀明の庵野秀明たる所以ですから。我々は文句を言わずにただ付き合うしかないのです。
『シン・ウルトラマン』同様、今作もカメラワークとかカット割りがとにかく変。何その角度!?とか、何その接写!?とか、そんなんの嵐。
多分これは原作の味をそのまま再現してるんだろうな、という想像はつくのだが、原作未見の人間からするとなんのこっちゃ?となる。
とはいえ、こんなわけわからんアングルの映像を撮る監督なんて世界広しと言えども庵野秀明だけな訳で。これはもうこういうもんなんだと納得して、それを楽しむべし、ということなんだろう。
いやしかし、ドアップになっても浜辺美波は可愛い…💕
なんのかんの言っても、今回良かったところはどこかというと、やはりライダーの造詣のカッコ良さ!そして浜辺美波の可愛いさ!というこの2点に尽きると思う。
近年の仮面ライダーのデザインは、なんかゴテゴテしすぎているし色もカラフルすぎてカッコよくない…🌀
『仮面ライダージオウ』なんて、顔面にライダーって書いてありますからね。マジかよこのデザイン💦
そういったライダーと比べると、今作のデザインは初代ライダーにとっても寄せられており、めちゃシンプルなんだけどもそこがめちゃカッコいい。特に口のところがパカっと開くのが良い✨
コンバースのオールスターと一緒で、完成されたデザインは決して古くならない。そういう事を教えてくれる良デザインです。
ライダーのカッコ良さもさる事ながら、凄まじかったのは浜辺美波のかわゆさ💖
最初は別になんとも思わなかったけど、物語が進むにつれてどんどん可愛くなっていく。これはもう庵野秀明がどれだけ浜辺美波を可愛く撮れるか実験しているとしか思えない。
庵野秀明の浜辺美波への愛が、スクリーンを通り越して観客に伝わってくる。もうこの可愛さを味わえただけでも元が取れましたわ。
…にしても、『シン・ウルトラマン』といい今回といい、長澤まさみに対する扱いが酷い💦浜辺美波に対する愛の10分の1でも長澤まさみに分けてあげてください。これ、長澤まさみは怒っていいよ😅
とまぁ、今回はビジュアルの映画って感じ。
ストーリーに関しては特筆すべきことのない、面白みのない脚本だと思った。
ただ、それを補うだけの画の面白さがあったと思う。
音楽やSEの使い方も面白く、「テケテケテーンテケテケテーンテケテケテーン♪」というテーマ曲が流れるところは、全て爆笑してしまいました🤣
画的な面白さを堪能出来たし、個人的には満足✨
満足はしたしなんだかんだで楽しかった。…が、ここから先はちょっと苦言。いくらなんでも酷いと思ったところを挙げていきたいと思います。
まず第一に、マスクを被った時の本郷猛のセリフが聞き取りづらい。居酒屋とかでも、マスクをつけながらだと店員さんに注文が通りづらかったりするじゃないですか。あれが映画内で起きている。
マスクのせいでセリフがくぐもって聞こえるため、「え?今なんて言ったの?」となるところが多々あった。
ただでさえ池松壮亮ってセリフが棒読みで頭に入ってきにくいのに、マスクのせいで余計に頭に入ってこない。
そこはリアルさを追求しなくても、もっとクリアな音で良かったのでは?
第二に、CGのクオリティが低すぎる。
ハチオーグとのバトルやチョウオーグとのバトルなど、今作ではとにかくCGバトルが多用される。
それ自体は良いのだが、問題はそのCGの出来の悪さ。
テレビシリーズか、と言いたくなるほど微妙な出来で、しかもそのバトル演出に全くと言って良いほど面白みがない。
比較的CG感の薄かったのは冒頭のクモオーグとのバトル。このバトルは面白かったのだが、ここが本作のピークでそこからは正直右肩下がりだった。
この程度のクオリティでしか作れないんだったら、CGなんか使わずにもっと生身のアクションを重視してくれれば良かったのに。それこそ初代へのリスペクトに繋がるんじゃないの?
第三に、見せ場のシーンが暗い。
クモオーグとの戦いとバッタオーグ(2号)との戦い以外は、全て夜だったりトンネルだったり暗室だったりで戦っていたような気がする。
ただでさえヘンテコなカット割りのせいで見にくいのに、背景の暗さによって余計に見にくい。
特に思ったのはトンネル内での量産型仮面ライダーとの戦いの場面。
ここ、共闘する1号と2号が揃ってポーズを決めるという作中で最高にアガる激アツな場面なのに、何故か暗い!これは抜けの良い青空の下でやってくれよっ!!
せっかく最高にカッコいい「キュイイイーン」な場面だったのに、なんでこんなに見づらくするんだよっ💢
この暗すぎる画面って多分第二の問題と繋がっているんだと思う。
CGを合成するときに、夜とかトンネルとか暗いところの方が誤魔化しが効くんだろうね。
つまり結局は、CGの出来の悪さが本作の足を引っ張っているということじゃん!
そもそも、この映画ってかなり低予算っぽいけどその辺のことはどうなっているんだろう?もっと沢山お金をかければ、CGのクオリティ上がるんじゃない?
ライダーシリーズって、年間200億円以上売り上げるらしい。その1割でもこの映画の制作費に回してくれたら、物凄いものが出来たかも知れないのに…。
とにかく邦画は現場に予算が無さすぎる!!
これらの点は、いくら贔屓目にみても擁護しきれない。
庵野秀明の個性はビンビンに出ていたし、特撮のクセがすごいとてもユニークな作品だと思うのだが、もう少し予算と、映画を客観的に判断することが出来るプロデューサー的な人間がいたら、もっと面白い映画になったんじゃないだろうか?
なんにせよ、庵野秀明の次回作はとても気になる。
また実写でいくのか?それともアニメか?まさかの『シン・V3』とか?うーん、気になる。
実写で『シン・セーラームーン』とか作ってくれたら爆笑するんだけどなー…🤣
庵野秀明の次回作、首を長くして待ちましょう!
冒頭から圧巻のアクションとストーリー。
私は初代の世代ではないが、レンタルやストリーミングサービスで初代からBlackRXまで視聴している。
平成ライダーではあるがZOやTheFirstなどの大人向けライダーが好きな私にとってはとても面白かった。
所々にオマージュシーンがあり、知っていると興奮するカットが多く、ファンサービス溢れる作品だと思う。
古臭さと子供っぽさの心地良さ 次は永井豪作品はどうでしょう
古臭さと子供っぽさの心地良さ
中二病みたいなショッカーの野望は笑ったけれど
庵野監督の想う仮面ライダーが素直に表現されていたと思います
実写にも慣れてきたのかな
どうでもいいシーンですが、蜘蛛オーブがルリ子を車に載せるカットが、すごく新鮮でした
ちょっとコアすぎますので無視してください
キカイダーのパロディもコアだけど
庵野さんには印象に残る作品だったんろうな
仮面ライダーがこんなに見応えのある映画になって帰ってくるのは嬉しいかぎり
ふっと思ったんですが、永井豪作品とかをリメイクしてくれないかなって
シン・デビルマンとかシン・キューティーハニーとか
つまらん実写映画でガッカリさせられているからね
底に闇のある作品として作る価値がある
12PGなんて中途半端ではなく、18禁で
観てみたい
浜辺美波をはじめ、役者がいいのも作品を後押ししていますね
西野七瀬は、これだけの役者がそろうと見劣りします
演技の格が違いすぎる
テレビドラマレベルでは目立たないんだけどね
基礎からやり直した方がいい
メインの役者以外に、じつはビックリするほどスターがたくさん出演していました
エンドクレジットでビックリ
もう一回観て確かめたくなるくらい
特に仲村トオルと安田顕はどこにいたかで話題になっています
何とも言えない不完全燃焼感
昭和ライダー世代ではありますが実は子供のころあまり見ていません。
とりあえず、庵野ワールド全開です。
ショッカーは雰囲気ゼーレだし、ラスボスは人類補完計画を目的にしているし、俳優陣はいつもの庵野組だし。
戦闘シーンはCGはちゃちいというなんともいえない塩梅です。庵野監督のことだから計算の上でしょうが、せっかくの最新技術がありながらB級映画のようなテイストにした意図が良くわかりませんでした。
俳優陣は頑張っているのですが、主役二人(本郷猛と緑川ルリ子)に違和感が残りました。本郷猛はあまりにも藤岡弘のイメージが強すぎて、今回のキャラクター設定に終始違和感があります。昭和ライダーをほとんど見たことが無い私ですら藤岡弘のイメージは残っているくらいですから、当時夢中でご覧になった方はどう思ったのでしょうか。また、緑川ルリ子は今風で言うところのツンデレキャラにしたいのかもしれませんが、こちらも違和感がありました。クールキャラで最後まで押し通してもよかったのではないかと。浜辺美波が美人すぎるので、少し微笑むだけでクールキャラが大崩壊して全くの別人になってしまう。
脇を固める俳優陣は頑張っておられました。特に女優陣の吹っ切れた芝居は本作の見どころの一つです。
全体通して、不完全燃焼感があります。
・CGをもっと頑張ってほしかった。あるいはCGを使わずに採掘現場での肉弾戦ということでもよかった。
・ショッカーの戦闘員には奇声を発してほしかった。
・ショッカーの目標はシンプルに世界征服でよかったのでは。人類補完計画ではわかりにくい。
・本郷猛がいじいじしすぎでは。ヒーローらしくさわやかな方が良いです。その点、一文字隼人は好きです。
全くつまらないというわけではありません。
子供の頃に叩き込まれた「ヒーローのフォーマット」から外れているせいで、不完全燃焼を感じている次第です。というわけで「3」としました。
シン・ウルトラマンの様なテイストの仮面ライダー
概ね仮面ライダーの最初の頃をリブートした感じ。
コミュ障で大学卒業してバイクで放浪の旅?プータローしていた本郷猛が拐われいつの間にか改造人間に。
気づいたら何者かに追いかけられていて謎の女とバイクで逃走、訳の分からないまま話は本編に突入。本郷猛がわざわざ選ばれた理由とは…
いやアクションは凄いし血飛沫飛びまくるからR12指定なんだろうけど…
とにかく動く度に画面が激しく動くのはどうか?
実際の目線に近づけたいのだろうけど見ていると気分を悪くする人も出るのでは?とにかく目が忙しかった。
あとシンウルトラマンの時も違和感あったけど今回も仮面ライダーは戦いが始まるまで突っ立っているだけ。怪人もか。動と静を表しているのかも知れないが何か微妙な絵面。これから戦おうと言う雰囲気がまるで無い。話し合いで決着つけようと言うか決闘で構える前見たいと言うか。
コミュ障の本郷猛もどうかと思うが、オリジナルも今となってはそんな感じに見えなくもない。
それと喋り方が機械が喋っている様な感情を押し殺した感、だけど心の中はそうでは無い演出。
今回のテーマが心の傷とそれを乗り越える的な所があるから意図的なんだろう。
怪人も凶悪と言うより紳士的。殺し方も町を破壊がある訳でなくクールすぎて物足りない。
皆ある意味大人すぎて激情を表に出さない。
大人過ぎるビターテイスト。
それと想定外の石森ゲストキャラが出てきて驚いたり。
まあ70年代の石森作品の色々なオマージュがあって面白くはあったが今の人に分かるのだろうか?
そうそう出てきた聖地は既に行ったり見たりした所が多かったのである意味新鮮さが無かったな。
珍品
ルリ子との関係性
中学の頃、テレビで見、原作漫画を読んでハマったものです。テレビではライダーの見た目の格好良さとアクションにしびれたが、中学生の身にはいかにも子供向きで、安っぽいつくりは不満だった。ところが石ノ森章太郎氏の原作は大人向きに描いてあり、そのムードは魅力的だった。だから当時思ったのは、「この原作のような感じで、実写版があればどんなにいいだろう」ということだった。今回、庵野秀明氏が「シン仮面ライダー」を作ると聞いて思ったのは、「庵野氏なら、きっとそれをやってくれるに違いない」ということだった。だから大いに期待した。
予想は当たっていた。この映画はまさにそういうものだった。それは今までにない、リアルな仮面ライダーだった。特に素晴らしいのは、「もし自分が本当に仮面ライダーになったとしたら、いったいどんな感じなんだろう」ということをとことん追求した点にあると思う。マスクをしばしば着脱したり、マスク越しにしゃべる声がくぐもっていたりする点はリアルだった。本郷のセリフが棒読みで、なんだかいつもぎこちないのは、庵野氏が「俺がもし本郷なら、こんなふうにふるまうだろう」ということだったと思う。たぶん私もそうなったかもしれない。藤岡さんのようにはふるまえない。そこは共感できた。
しかし、映画を見終わった時の感想は「まあ、悪くないかな」というところだった。なぜかというと、ルリ子との関係性がリアルさに欠けていたからだ。とはいえ、この映画における本郷とルリ子との関係性は「設定上は」とても魅力的なものだった。
昔の仮面ライダーの写真で、本郷とルリ子がサイクロン号に乗っているものがある。本郷が座席にまたがり、ルリ子がバイクのタンク部分に横ずわりしている図だ。二人の距離はかなり密接している。この写真はとてつもなく色っぽかった。子供心にドキドキした。ルリ子の体温まで感じられるかのようだった。これが普通の若い男女だったら、なんてことはない、普通の写真である。ところが、仮面ライダーがこれをやるところに凄まじい色気があったのだ。今回の映画が、ルリ子と本郷の関係性を主軸にしているのは、庵野氏もこの写真を見て、同じことを感じたからじゃないか、と私はひそかに邪推している。
だから私はそれに期待した。本郷とルリ子との関係性が次第に深まっていくことに。庵野氏も、恐らくそれを目指したはずだ。実際、そういう話にはなっている。しかし、どうにも、そこにリアリティが感じられないのだ。二人が隠れ家でザコ寝をしたり、「汗臭い。いつも防護服ばっかり着てるから」と言ったりする描写は現実的でとてもいいのだけれど、何かつまらないのだ。別にラブシーンが必要だと言っているのではない。二人はウブなままでいい。ラブストーリーの最も感動的な部分は肉体的な部分ではなく、心の部分だと私は思っている。しかし、その部分が弱い。
これは庵野氏がオタクで経験不足だからだ、とは言いたくない。プレイボーイがみんな優れた恋愛小説を書けるわけではないだろう。別にモテなくても優れた恋愛小説を書ける作家はいる。つまり、そういう才能を持つ人が稀にいる、ということだと思う。だったら、そういう人に脚本を協力してもらったら良かったんじゃなかろうか。
そうやって、ルリ子との関係性の描写をもっとリアルなものにし、敵の怪人を減らし、アクションシーンを減らせば、素晴らしい「仮面ライダー」になったと思うんですけど。
あえて映像を雑に
シンシリーズは全て同じところを目指してるんでしょうが、今回も元祖がやりたかったであろうことをしっかり再現してます。
素手で殴って動けなくさせるんだから、そりゃ血出るよね。
敵の能力に合わせてあえて映像をグレードダウンというか、雑でもいいから迫力重視のところもあって、メリハリがある表現でした。
庵野監督ならと想定はしてましたが、綾波レイや人類補完計画の要素まで盛りだくさんでしま。
放送当時の雰囲気が活きている快作
森林やダムなど、殆ど人がいない場所で物語が展開されるのは、自分の様にリアルタイムでテレビの「仮面ライダー」を見た者なら、その雰囲気のままだという事が分かると思う。
だから、懐かしくもあり、何の違和感なく、物語へと入っていけた。
当然、劇中に登場する、あのキャラクターも、その外見と“K”という名から、例の特撮ヒーローからの着想だなと、直ぐに気付く。
それでいて「シン・ゴジラ」、「シン・ウルトラマン」と同様、科学的な根拠を示し、それが物語を展開する上でのルールとなり、突破口ともなるという、庵野秀明独特のストーリー構成は、今回も踏襲されていて、荒唐無稽さを感じさせないのは流石だと思った。
しかし、これまで“ゴジラ”も“ウルトラマン”も“仮面ライダー”も、数多く製作されている。しかし、作品を見もせず、勝手に子供向け作品と見下していながら、庵野秀明が携わった途端、今回も内容の薄っぺらな批評が飛び交っている状況は、個人的に腹が立つ。
だから、海外では非常に高い評価を得ている、金子修介監督の「平成ガメラ3部作」が、国内では未だに子供向け作品と、見下されたままなんだ。
オタクの2次創作
私は庵野秀明監督作品に無縁でして、別に嫌悪感があるわけでもなく関心...
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