劇場版 呪術廻戦 0のレビュー・感想・評価
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久しぶりに面白いアニメーション
アニメ版を見て大して面白くなかったため。
仕方なくくらいで見に行った作品でしたが、面白すぎて3回見に行きました。
話自体は呪術廻戦ですが、主人公の変更によりどちらかといえば一昔前のジャンプ王道感が強め。
話自体が素晴らしいというよりも声優の緒方さんによるキャラクターの心情の表現がわかりやすく、キャラの変化や本質的な部分が掴みやすく共感もしやすいのが作品的に良かったかと。
また全般的にキャラの心情や状況を背景や映像的に表す場面が多いのもいいところですね。
タイトルへ入る手前のシーンで五条先生は日向へ、乙骨は日陰に入っていくシーンなどよくできていていいなぁと思います。
何よりもよくできているのはバトルシーンの描き込み方です。最近のアニメはコンピュータ処理の関係上CGやキャラを直線上でしか動かせず、それを誤魔化すために3d処理で角度を変えたり、曲線の変化をつけたりなど。言ってしまえば小手先の見栄えばかりを重視した作品ばかり、しかも視聴者もロクな作品を見てないのでそんな素人だまし演出を「神作画」などと褒め称える人ばかり。
こういったバトルアニメの演出としてはドラゴンボールが真っ先に浮かびますが、早すぎて見えない戦闘をどう演出するか、スピード感あるバトルをどう演出するかはドラゴンボールがベースになってしまっている面がとても強く感じます。
そのため今のUFO作品やワンパンマンのようなアクションが神作画と騒がれている作品はどちらかというと小綺麗になったドラゴンボールにちょこっと演出をたしているだけな印象。
今回の映画はバトルシーンだとは思いますが、これに関しては本当に手放しで褒めれるくらいMAPPAの本気を見た感じがします。
作品自体は主人公がドンドンインフレしていくのですが、とにかくその戦闘シーンの描き方が凄まじい。
序盤に同級生とのトレーニングでものすごく丁寧に殺陣をやってくれるので、キャラクターの動きがある程度リアルなものとして見えるところから始まり。
戦闘自体のレベルが上がるにつれて一つ一つの動きがどんどん加速していきます。
終盤になると上記したような直線での高速処理の俗に言えば今風ドラゴンボール戦闘になるのですが、本作だと最終戦ではさらにそこから加速した演出になり直線移動から出現ポイントや移動ポイントをずらすことで線と点と曲線の動きを視聴者の視点からずらすことでとてもハイスピードなバトル演出が行われ、とにかくこれが見ていて気持ちいい。
渋谷戦あたりでかなりフルスロットル感はあるのですが、最終戦あたりはもうブレーキ壊れてますよ?と言いたくなるくらいMAPPAの本気作画が見れます(笑)
話自体はどちらかというと好き嫌い分かれそうな王道系なので中盤までは退屈する方も多そうですが、アニメーションがすきなら是非見てもらいたい一作品です。
あとEDの曲も作品にあっていて素晴らしいですね。
しんみりとした愛情の歌から、最終戦を思い出させるような情熱の歌へ。
まさに乙骨という主人公のために作り上げられたような人作品だと思います。
観れば見るほど面白い作品!
感動しました
少し前に鑑賞。
漫画とアニメ少し見た程度であまり詳しくはなかったのですが、とても楽しめました。友人がファンなので、横で泣いていた。
内容は0巻そのままなのですが、ラストシーン五条先生が夏油にしゃがみ込んでセリフを言うように変わっていてとても良いと思いました。
あまり詳しくない私でもほろりとしそうになったので、漫画しか読んでない方でも楽しめると思います!
しかしアニメだけしか見てないと、五条と夏油の関係性(高校の同級生だったこと)を知らないとわかりにくいかなー、と。一瞬だけ学生時代を切り取ったシーンが流れますが、あれだけではわかりにくいかと思うので、漫画読んでから見たほうが楽しめると思います。
戦闘シーンが格好いい!が、エンドロールは…
アニメ版では手抜きが多々あれど、やはり映画となれば関わる人数や予算も異なる。
特に戦闘シーンは圧巻で、物凄く格好いい。
疾走感もあり、体術の美しさもアニメとは桁違い。
里香ちゃんも可愛い。美少女だった。
あんな美少女に依存されメンがヘラっていても許して……いや、やはり重過ぎる。
里香ちゃんの愛を受け入れられるのは乙骨憂太しかいない。
ゼクシィ片手に応援したい。
これは是非ともBluRayで観るべきである。
流石にufotableさんと比べるのは申し訳ないが、この会社としてはかなり気合いが入った映画だった。
然し、エンドロールが残念。
描き下ろしがあるかと期待をしていたが、まっっったく無し。
ずっと携わった人達の名前や会社名のみが二曲分続く。
5分以上名前と社名のみ。
特に探す名前が無い人はこの約5分の間に2時間弱視力を酷使した目を瞑って歌を聴きながら余韻に浸る方のをおすすめする。
だが絶対に席を立ってはいけない。
長いエンドロールが終わったら少しだけオマケがある。
内容は此処には記載しないが、長いエンドロールの先に続きがある事を忘れてはいけない。
そして「死んじゃ駄目だ死んじゃ駄目だ死んじゃ駄目だ」が「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」に聞こえるので笑ってはいけない。
誰だ里香ちゃんを初号機と言ったやつ。
逃げちゃだめだって5万回くらい聞こえた
原作から追っていたため、0巻が映画すると聞いた時は興奮して夜10時から8時くらいまでしか寝れなかった。
乙骨のイメージはもうちょっと男の暗い声のイメージだったため、緒方恵美さんの声に最初は違和感を覚えたが、最近では原作を読んでいてもcv緒方恵美で違和感なく再生されている。
映画の内容は原作に忠実にまとめられていることはもちろん、原作では書かれていなかった、京都メンツが出ていることに個人的には興奮した。映像の綺麗さも相まってとても面白かった。
素晴らしい
映画館で観る呪術廻戦、大迫力でした!
0の意味がわかった
面白かった。泣いた。
子どもと一緒にアニメシリーズを観たものの映画は子どものみ視聴。今回子どものための特典目当てで、私が鑑賞することに。アニメシリーズを見ていたからか、居眠りすることなく涙と鼻水にまみれて鑑賞。アニメの表情も声の演技もとても伝わってくるものがあり感動した。キャラクターのそれぞれに好感を持ち、ニヤニヤ、クスクス楽しめるシーンも多かった。ただ、誰かに勧めるのかといえば、私のようにアニメは見たけど映画館には行くほどでない人に良かったよという程度かな。観に行ってよかったです。
レビュー
感想と、「純愛の物語」ということについて
たまたま乙骨くんの誕生日に観賞。
学生証がアップで写ったときに気付いて、ちょっぴり嬉しかった。
そして感想ですが、全体的に間延び感がすごい。
原作ファンで、0巻も何度か読んでの観賞だったので、結末までを知っているというのもあるんですが…。
正直、商店街の辺りからは「さっさと夏油戦いけよ…」と思いながら観てました。
それぐらいにメリハリがない、テンポが悪いという印象。
確かに戦闘シーンは迫力もあり、目を見張るものがあったものの、逆に言えば見せ場はそれぐらい?
その戦闘シーンも、ファンサービスでかオールスター勢揃いで初見の人は置いてけぼり。
おまけにそのせいで、せっかくの戦闘シーンのテンポも余計に悪い。
継ぎ接ぎ感ありあり。
てか、テレビシリーズの「京都校交流戦」をやったのは、あぁ、このシーンがあるからか…って感じで、マーケティング感というか、裏側?を感じさせられたようで何だかなー…と思った。
あとは作画です。
とくに乙骨くん。それぞれのシーンでも作画崩壊まではないものの、前半、中盤、終盤で顔の造形が違う。
そこでも、各パートで書き手が違うんだなと現実に引き戻される。
五条先生は違和感ないのにね。仕方ないね、人気キャラだし。でもこの映画、誰が主役なん?って、余計に現実に引き戻される。
各戦闘自体も、静寂(溜め、緩やか)→超ダッシュor超斬撃の応酬、で映えはするけど一本調子で既視感ありありになっていくわけだし。
早い話が同じことの繰り返し。
里香ちゃんとの馴れ初めも、同じシーンの繰り返し。
なので、ただの繰り返しを繋ぎ合わせた映画という印象。
最後に「純愛の物語」という点だが、乙骨くんの「純愛だよ」は、夏油の「女たらしめ」に対する回答?皮肉?なだけで、純愛ものでも何でもないし、フレーズが一人歩きしている。
でも製作側は「純愛の物語」として打ち出してる。
だからそこも矛盾。
私個人は原作も好きだし、各キャラも理解した上での観賞だったので☆3にしたけど、前情報なしでとか、完成オリジナルの作品とかなら、たぶんボロクソに書いてるなーというくらい、映像作品としては、うん…?な感じで残念でした。
あとこれは個人的な文句ですが、呪霊里香ちゃん、なに言ってるのかマジで分からん。
大した事言ってないからいいんだけど。
総じて、売るために作った映画なんだなーと感じるような作品でした。
映画なんて全部そうなんだけど、観ながらにそう思い至ってしまうほど、没入感とか夢中になれる要素はなかった。
好きな作品だからこそ、ただただ残念でした。
最高だ…俺って
本作は呪術廻戦が存在しない時期に連載され、今では呪術廻戦の前日譚とされてる作品です。
このため、呪術廻戦を知らなくてもある程度楽しめる作りになってるのですが、この作品、真・東京都立呪術高等専門学校と言える作りになっており、呪術廻戦ありきの改編がなされています。
そして、この作品の素晴らしい点はその改変を土壇場まで巧妙に隠している点です。脚本もそれに合わせて原作をかなり削っており、原作既読のファンもワクワクさせる作りになっています。
作画、アクションももちろん素晴らしく鬼滅映画より映画としての出来は断然上だと思います。業界のクオリティーを引き上げてるのは間違いなくユーフォの功績だと思いますが。
惜しむべきはエンドロール後のシーン。次作に繋がるんでしょうが、映画としてこれほど完成されているのに正直蛇足だと思います…
個人的な感想としては、声入ると本当の夏油ってこんなキャラだったんだって新鮮だったのと、乙骨の声されてる緒方さん、正直シンジじゃん、もっと声のトーン低いイメージなんだけどなと思ってましたが、緒方さん自身がエヴァ不完全燃焼だったんだなと視聴後思いました。エヴァという作品がなければこの違和感はなかったろうし、間違いなくこの乙骨はみんなが新劇で求めてた『シンジさん』でした。そしてやっぱうめえんだわ声優として。さすがですわ。
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