劇場公開日 2021年12月24日

「2021年映画納めに相応しい1本、入り口の広さが初心者にも心を打つ」劇場版 呪術廻戦 0 たいよーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.02021年映画納めに相応しい1本、入り口の広さが初心者にも心を打つ

2022年1月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

今年の映画納めに選んだのは、何と原作未見アニメのエピソード0。油断していたら…あまりの面白さに驚愕!置いていかれる心配すら吹き飛ぶ迫力にただ感心。

エピソード0ってこともあって、呪術廻戦のイロハは見せてくれる序盤にはとても救われた。こういう事だから…というのをきっちり抑えてくれた。だからとても観やすくて楽しかった…。でも彼が主人公じゃないんだよね?たぶん。その辺含めて諸々気になることが多すぎてワクワクしてくる。だから純粋にアニメも追ってみようかな…って今凄く思っている。

よく聞く声優さんもアンサンブルしているし、めちゃくちゃ見応えあるじゃない…。かなり入り口を広くして、更に多くのファンを取り込もうとする意味でもかなり成功したのではないか。1本の映画としても成立していて、その完成度の高さに驚く。

やっぱり花澤香菜って凄いのだなとアニメ素人ながらにつくづく思う。その透明感に猟奇がきちんと乗っていて、改めてベクトルの異なる表現を極めるアクターなのだと噛み締めた。

単純に『鬼滅の刃』より大人っぽさを感じるし、芯の太さが作品が受け入れられるのだと体感した。年末年始の予定は本作の2クールに捧げたいと思う。笑

たいよーさん。