先生、私の隣に座っていただけませんか?のレビュー・感想・評価
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黒木華の手の上で転がされる柄本佑
面白い!観ている間何回ヒッヒッヒて笑ってしまったか!
夫婦で漫画家の佐和子と俊夫。
連載を持つ妻佐和子を黒木華さんが、その夫で今は4年間自分の作品は描かずに妻のアシスタントをする俊夫を柄本佑さんが演じます。
黒木華さんの持つ、不思議な空気とちょっとジメッとした雰囲気。あと、表情は陽性みたいなのに腹の底は魔女みたいな彼女にピッタリの役でした。個人的に、掴みどころのない華さんの演技に魅力を感じています。
柄本佑さんも、今回の役は私のイメージピッタリでした。色気があって、優柔不断で、女に騙されるみたいなw
ストーリーは佐和子のフィクションなのかノンフィクションなのか?で進みながら、その流れにまんまと俊夫が翻弄されてみるみるうちにやられていく様が最高におもしろい。
不貞を働いた夫の弱っていく姿を見るのは楽しいやーんwと意地悪にも愉しめてしまうのですが、ペンの力は偉大だなと心底漫画家の佐和子を尊敬します。
俊夫の不倫相手である知佳役を奈緒さんが演じていて、これもめっちゃ合うーっ!!不倫相手役が似合う女優さんて時々いてますが、奈緒さん間違いない!安定の不倫枠!(笑)
夫婦の心理戦を経て、行き着く先は、、、
最後まで楽しませてくれるとっっても良くできたお話と構成でした。
さぁーどうする俊夫!とこっちがニヤニヤしながら鑑賞して、最後には、なーるほど!と鑑賞後スッキリさせてもらいました💜
女は魔性を秘めている!
マンマと手玉に取られました(笑)
妻・佐和子(黒木華)の描く漫画と同時進行で、
現実がリンクして行く。
下書きの漫画が途中からは再現フィルムように、実写化されるのだが、
これが実は、まったく事実とは限らないのです。
夫の利夫(柄本佑)は4年も漫画を書いてない。
妻のアシスタントと雑用を引き受けているが、
妻の編集者千佳(奈緒)と隠れて浮気をしている。
この漫画家夫婦。
(どう見てもセックスレスである)
佐和子の実家の母親(風吹ジュン)が交通事故で怪我をして、
看病の名目で帰郷したふたり。
佐和子は田舎で車に乗れないのは不便と、教習所に通いはじめる。
利夫は留守中に妻の漫画のネーム(コマ割り、カメラアングル、セリフ、表情を大まかに描いたもの)
を見てしまい、大いに動揺する。
動揺する柄本佑の演技が上手くて、声を出して笑ってしまう。
(このネーム、当然利夫が見ることを想定して佐和子は書いている)
妻の漫画には、教習所の先生(金子大地)との熱々ぶりが描かれていて、
おろおろ激しく動揺する利夫。
(教習所の先生はモテます・・・命を預けてるから、)
(そう言えば、20歳で免許を取りに通った時、
(担当の教官に誘われて何度かデート。彼は結婚式を控えていましたっけ!!)
やはり教習所は浮気と相性が良いかも!
遂に妻が突然家出をする。
漫画のネームはファックスで送られて来る。
この現実との同時進行が、先が読めずに実に面白い。
プライベートも漫画の肥やし(ネタ)
やはり、女は強かった!!
過去鑑賞
漫画の内容は、リアルか虚構か
予告編を観てから、配信を楽しみにしていた。
期待以上の面白さ❣️
妻は不倫に気付いているのか、教習所の夫と浮気しているのか、うろたえる夫に柄本佑がどハマり。妻演じる黒木華 の意味深な表情。
漫画と現実をシンクロさせた仕掛けが面白い。どこまでが漫画なのか、リアルなのか、夫と一緒に視聴者も騙される。
⚠️以下、結末のネタバレがあるので、未視聴の方は読まないで下さい⚠️
妻は夫の裏切りを許さなかった。
夫に嫉妬させたのも、夫を許すように見えたのも全ては復讐のため。
夫はこれからも妻が他の夫と幸せになるネームを見せられ、妻の才能を見せつけられながら、生活のために漫画を描きつづける。浮気相手の編集(罪の証)と共に仕事を強いられる。復讐はこれからも続く。
巧妙なホラー
ラブコメかな、と軽い気持ちで鑑賞開始(amazonPC)。
途中、いきなりホラー開始。
物語は淡々と進むんだけど、妙な緊迫感と
「怖いんだけど見たい」感がどんどん増してくる。
これは、演出の妙、演技の妙。すばらしい。
たいがいこういう映画は、説明が冗長になりすぎて、
飽きてくるんだけど、その説明を「漫画」で行うという
ナイスな演出。
声を張った演技も必要なく、逆に怖さが引き立つ。
ナイスな演出。
サワコ先生は多くを語らず、「飲み込む」タイプ。
トシオは鈍感タイプ。
感情を表す、牛乳を飲むイート演出や、環境音、照明の種類、
イヤリングを付けだすサワコ、スカートを着はじめるサワコ、
それに気づかないトシオ。
ナイスな演出。
教習所という設定もナイス。
運転できない、アクセル踏めない=コントロールできない。
先生(教習所の)が隣にいれば、運転が上達する=アクセル(復讐)は加速していく。
満点合格で免許取得できた=復讐のシナリオは完璧に出来上がった。
漫画=虚、実写=実、白熱色の照明=虚、暗い照明=実・・・
ん?
あっちが妄想で、これが現実?漫画は現実で、実写回想が虚?
見ている側も混乱してくる。
ナイスな演出。
映画中盤、母とトシオ二人きりのシーン。
トシオを見てふいに笑う母。
なんですか?とトシオ。
母だけは初めからオミトオシ。
さすが、母は偉大。
ラブコメかな、と軽い気持ちで鑑賞開始し、
見事なオチに騙されました。
男は鈍感だな。
否認は罪深い
認めて謝るのがせめてもの償いなのに、、
妻からすれば否認してる犯罪者と一緒
自分を守ることだけで反省もないと見なす訳です
そう、もう遅いんですよ、、
女の人って特になのかな
プツンと切れたら切れたまま
不可逆なんです
佐和子だからこれができるのであって
現実ではプツンしたまま腹の底は隠したまま
暮らしている妻たちがいますね、、
最後は佐和子の仕上げ、夫にペン入れさせておだてて
夫の目が覚めるとそんな平和な世界は戻ってこないと知る
逃げられない連載と妻が定期的に送ってくる
幸せであろう2人の目を背けられないペン入れをするという禊ぎ
先生を連れて帰ってきた佐和子に何も言わず
お母さんが娘の味方なのがよくわかった
不倫しておいて妻の不倫の心配を不倫相手に話すデリカシーのなさ
そりゃ電話切るわ
現実なの?漫画なの?惑わされた
「男はかわいくバカをみる」
想像以上にあれこれ楽しめる作品
黒木華と柄本佑が素晴らしい
二人でしかあり得ない作品。
漫画家同士の夫婦。
夫はもう半ば筆を折ってる状態で妻のアシスタントをしている。
最終回を迎えた後、妻が描き始めたネームに夫は戦慄する。
事実かフィクションか。
「いやいや 漫画だから〜。俺なにやってんだろ」
こういうセリフを柄本佑より上手く言える人はいるんだろうかってくらいの柄本佑。
黒木華の、静かだが底知れない怖さ。
こういう、計画的な復讐って 私には無理。
怒りを何日も静かに持ち続ける事が、はい、出来ません。
なので計画殺人も無理です。
するなら衝動殺人でしょうね。
私が、です。
教習所にはあはあ言いながら走る柄本佑は、声出して笑えるからコメディなのかと思える場面ありの
ミステリ、いえ 誰も死にませんけれども。
最後の最後まで気を抜けない展開、
と言えば言えるけれど、ああいう計画的に復讐する女がそう簡単に感動〜って終わらせるわけないです。
まあ 母親ってものは いつも我が子側にいるんだよ、とそれは納得の場面ではありました。
そうそう
柄本佑の役名の トシオ が、
クリーミーマミのトシオに聞こえてしょうがなかったのは
漫画繋がりだからなのかしら?
三重構造と両極の巧演。
現実なのか妄想なのか
先生、とは
不倫を漫画家した映画。いやその中でネームをリアル漫画にした映画。夫...
不倫を漫画家した映画。いやその中でネームをリアル漫画にした映画。夫妻の生活のなかで女という生き物をリアルに描いてる。許す期間を与えながらそれでも誤魔化す男。世の中の後悔したくない男はみるべし!最後は気持ちよかったーーー!
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