劇場公開日 2021年9月10日

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「今週(9月10日)は競合枠が少なすぎて本命にはなると思うのですが…(他おまけあり)」先生、私の隣に座っていただけませんか? yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5今週(9月10日)は競合枠が少なすぎて本命にはなると思うのですが…(他おまけあり)

2021年9月11日
PCから投稿

今年117本目(合計181本目)。

どうも、小説の賞の応募で準優勝を取られた方のストーリーが原作のようです。
また、他の方も書かれている通り、出演者などは結構豪華になってます。

一方で当該小説を読んでいないとわからない部分はかなりあるんじゃないか…という印象です。
映画内では漫画の作成と現実世界が入り乱れる形で進むのですが、その入り乱れ方がバラバラなので、いつの話をしているのか、もっと言うと、今何のシーンで「主人公たち視点で」何の情報を得て何を得ていないのか、という点がわかりづらく、視聴者側は「ある程度」理解できても(上記の「巻き戻し描写」が多い事情もあり、完全には難しい?)、ストーリーとしては成立しているのだと思いますが(だから、準優勝まで取れた)、映画として見た場合、何が何かわかりにくい(この点だけを言えば、巻き戻し描写が多数を極めたTENET並)点はどうしても否めません。

内容的には、元の小説があるので、小説を知っている方にはある程度推測がついてしまうことと、この「巻き戻し描写」が一つのトリックになっているという事情(もっとも、推理ものでもないですが…)もあるのでネタバレ防止のためあまり書きませんが、正直「本気で」観ないと本当に置いてけぼりにされます(かつ、TENETなり他のアクション映画のように、「他の部分で」勝負する、というような映画ではないので、この点で評価点が下がると、他の点の評価のしようがない)。

極端なハズレ(ここでボロボロに言われたた樹海村レベル)ではないですが(そもそも9月10日は競合枠が少なすぎて、本命~対抗になってしまう)、かなり「ストーリーの理解」という点では頭を使う印象です(原作小説を読んでいると有利?学問的な話ではないので、理系出身なら有利とか、そういう論点でもない)。

評価は下記を加味して4.5としました(4.7→4.5へ七捨八入)。

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(減点0.3) 上記の事情で、理解が難しいところが結構あります。ここの他の方の論評や、公式サイト、小説、予告編動画など全部フル活用して、やっと全部おいつけるのではないか…とさえ思えます(特に原作小説を読んでいるのはmust?でも、「準」優勝だから、本屋さんんにあるのかな??)。
もっとも、日本映画であり、海外映画ではないので「文化の違いで理解できない」という点はなく、方言がきつい、特定の地方を扱っていて、その地方の知識の理解前提など「他の部分で理解を妨げる」部分はないので、この程度にしました。
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(その他/減点なし/参考)

私は一応、「お体の不自由な方」なのですが(もっとも、内部3+3の2級)、その事情もあって、お手洗いは身障者用をよく使っています。
今日はなんばパークスシネマさんに行ったのですが(シアター5。6F)、この映画のシアター5の近くにあるお手洗いがずっと使用中だったので、10Fまでエレベーターで行って利用しました。

ところが、なんばパークスシネマさん、シアター1~8がある6Fと9~11がある10Fの構造がよく似ているので、こういうパターン(お手洗いが混雑していて、移動するパターン)だと、認識して帰らないと違うシアターに入ってしまいます。

私もうっかりして、シアター10(「映画 おかあさんといっしょ」をやっていた。シアター5と同じく、出入り口が2か所あるなど、そっくり)に誤って入ってしまったのですが、なぜかしらこの映画で子供さんがわんわん泣いていたりカオスな状況になってました…。
すぐに「あ、場所間違えたな」って思って6Fのシアター5に戻ったのですが、なぜに「映画 おかあさんといっしょ」で子どもさんが泣きじゃくるのか謎で、何かあったんでしょうか…(ここの評価でも1つだけ評価があり、かなり難があると書かれているが、どうも程度の差こそあれそれっぽい?もっとも、いい年した私が「1人で」実証するのもバカバカしいのでしませんが…)。
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yukispica