グリーンランド 地球最後の2日間のレビュー・感想・評価
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THE王道な物語
隕石が降ってくるということで、政府から選択者として建築士として選ばれた夫とその家族な物語。パニックものとしては王道だと思う。自分もこんな感じに動くんじゃないかなーと思う。安心して見れた。
ディザスタームービーとして不満
「緊急時に政府から選抜されてメールが来る」という厨二病めいた展開がピーク
嫁とインスリンの必要なこども連れてシェルターを目指すというプロットは別にいい
だけどディザスタームービーとしては既存作品と比較して満足感が低い
映像、演出、展開、このクオリティはちょっといただけないかな・・・
一番の見どころであろう隕石落下シーンも、リアリティを持たせるために報道カメラ目線や当事者目線で撮影しているのかもしれないが、恐ろしさよりもチープさを感じてしまった。
アニメだが『アルドノア・ゼロ』の揚陸城落下シーンのような演出が欲しかった。
最後適当にクレーターが施された地球と
各地の残骸だけ見せられても満足感はない
『ノウイング』とか『アルマゲドン』とか『2012』、
『宇宙戦争』が先行作品として無ければ楽しめたか
惑星衝突のパニックムービー
劇場公開を見逃していたので、prime videoで鑑賞。地球に彗星が衝突するパニック・ムービー。
これまでにも『アルマゲドン』や『ディープインパクト』等、この手の地球滅亡危機のパニック作品はは、たくさん作られ、衝突時の恐怖や衝撃を目の当たりにしてきている。本作は、そうした作品を大きく上回るほどの怖さを突き付ける作品とは言えないが、パニックに陥った時の人間の傲慢な醜悪さと、逞しい優しさの両面を描いている。そして、その骨格に家族愛を据えた、ヒューマンタッチのドラマに仕上げている。
これまでの彗星衝突パニック作品の場合、衝突までの紆余曲折の経緯が描かれていくが、本作では、衝突の2日前から始まるという設定には、やや現実味に欠け、唐突過ぎる感じがした。また、ストーリーとしては、大きなサプライズは無く、ラストシーンも、地球滅亡を描いた作品では、お決まりの予想通りの結末であった。
但し、その2日間を、いかにドラマチックに仕上げる為に、主人公となる家族に、次から次へと衝突以外の試練が訪れ、それを命がけで乗り越えていく展開には、手に汗握り、観る者を引き付ける。舞台の中心はアメリカなのに、タイトルが『グリーンランド』となっているのも、その試練を乗り越えていく先の希望として、描かれていることが後半になって明らかになる。
そして、その家族の夫役が、こうした作品には持って来いのジェラルド・バトラー。肉体派で激しいアクションは専売特許だが、本作ではそうした激しいバトルシーンは抑えめに、むしろ家族への限りない愛を貫く父親役を演じている。その妻には、『デッドプール』にも出演し、凛とした印象の女優モリ―ナ・バッカリンが務めている。
本作の様な映画を観る度に、自分がこの状況に陥ったらどうするのだろう…ということ。正直、その場にならなければ、分からない。きっと、リック・ローマン・ウォー監督は、命の存続に関わる究極の場での、人としての逞しさと尊厳を描きたかったのかもしれない。
おまけでない人間ドラマ
彗星や小惑星が地球に衝突するパニック映画では「ディープインパクト(1998)」や「アルマゲドン(1998 )」などお馴染みのシチュエーション、プロット的にはディープインパクト寄りでしょう。
家族を必死に避難させようと父親が奮闘する点では「2012(2009)」と似ています。
2012はまさにSF版ノアの方舟だし、好色な大富豪などが闊歩するブラックコメディ的な映画でしたが本作は市井の人間に拘り、知性も分別もある人々ですら極限状態に置かれれば鬼畜の振る舞いに変ずる怖さを描いています。
主演もエンドオブシリーズで有名なジェラルド・バトラーさんですからタフなヒーロー像を想像しましたが至って凡人、浮気に後悔したり、正当防衛とは言え人を殺めたことに苦悩、炎上する車からドライバーを助ける行為は彼なりの贖罪意識と見て取れますし実に人間臭く描かれます。
子供を小児糖尿病に設定したのは気を揉ませるためのハンディキャップでしょう、不本意ながらうまく活かしていましたね。
隕石の襲来シーンも途中まではTVニュースでスナップを見せるだけなので、よくあるB級ものかと落胆しましたが、後半は雨あられ状態、スタッフを見たら2012のVFXを手掛けたピクソモンド社でしたから腕は一級でした。
SF映画の人間ドラマは迫力シーンのつなぎのような軽めのものが多い中、リアルな人間を描こうとしているところは好感がもてます、善人、悪人のバランスも絶妙でした。結末も多少虚構とは言え映画ならではの落としどころ、復興に歩み出す家族の続編が予定されているそうなので楽しみです。
こういうディザスターも好き。
普通に面白くて満足。
ディザスターではお決まりの
イライラパニックシーンもあり、
ハラハラ、ドキドキ、スカッとするシーンも
用意されていて概ね万人受けはするはず。
ただ少しディザスター描写が地味なので
エメリッヒ作品みたいなものを期待している人には物足りなく感じるかも。
また、何度もリピートするかと言われたら
そこまででもないので★3.5
続編制作決定らしいが、大丈夫か!?
隕石落下、地球滅亡までのタイム・リミットは48時間。
2020年(アメリカ)監督:リック・ローマン・ウォー
ジェラルド・バトラーが主演なので、凄いヒーロー像を期待して見ると、
多いに肩透かしの映画です。
なにせコンセプトは《逃げる、普通の一家》
普通の一家の目線で描くディザスタームービーなのです。
バトラーは普通の夫、普通の父親・・・特にアクションも銃撃戦もありません。
突然現れた彗星により世界中に巨大な隕石が落下して、都市は次々と崩壊、火の海と化します。
そして最大の隕石が落下するまでのタイムリミットは48時間。
建築技師のジョン(ジェラルド・バトラー)と妻のアリソン(モリーナ・バッカリン)
息子のネイサン(ロジャー・デイル・フロイト)の3人は、政府からから特別に選ばれて、
最初に避難するグループに入れられます。
ところが輸送機に搭乗の直前、ネイサンの携帯インシュリン機器と薬を忘れた事に
気づいて、ジョンは車まで取りに帰ります。
(息子のネイサンは慢性の糖尿病患者なのです)
何千人もの人の群れ。
パニックになる群衆。銃を発砲する市民や軍人。
はぐれてしまうジョンと、アリソンとネイサン。
(ここで、息子を叱りたいです、プンプン!)
(自分の命を守る大事な薬、6歳位ならその大事さを理解すべきで、荷物の中から、
(取り出すな!!と声を大に言いたいです)
そしてバラバラにアリソンの父親(スコット・グレン)の住む家を目指します。
災害から身を守る《普通の一家》
それは、あなたかも、私かも知れません。
地震で帰宅難民になる。
大雨で増水した川・・・家を必死に脱出する。
そんな危機は、日本では実に身近な昨今ですね。
他人事ではありません。
まず、避難所へ向かう・・・それが第一段階!!
題名の「グリーンランド」はジョン一家が目指す場所の事です。
そこに安全な地下シェルターがあると言う。
危機で再生する家族。
ありふれたストーリーと何度も色んな映画で見飽きた映像。
新鮮味のない映画ですが、やはりジェラルド・バトラー。
特に前半は楽しめました。
久々にクソ映画見た
隕石ってこわいよね。世の中が混乱すると酷い行動をとる人もいるよね。けど良い人だっているよね。家族の愛っていいよね。
それだけ。なんの工夫もなく終わる。
思考停止してる人にオススメの映画。
登場人物全員感情移入できない。
母親にイライラするし、こんなやつ好きな夫のお前もどうやねん。としか思わない。
もう死ねや。子どもは生き残れ。と思って見てた。
まあもちろん3人仲良く生き残るんですけどね。めでたしめでたし。
地球滅亡寸前。人間の暴徒化。人間の善悪や家族。 よくあるパニックも...
地球滅亡寸前。人間の暴徒化。人間の善悪や家族。
よくあるパニックものの流れで、新鮮さがなかったかなぁ。
選ばれた人だけだけが、生き残れる。なんとも切ないですね。
ハラハラ ドキドキ。 将来、あり得る話。実際、三畳紀だっけか、多く...
ハラハラ ドキドキ。
将来、あり得る話。実際、三畳紀だっけか、多くの隕石が降り注いだ痕跡があるような。
9ヶ月は、早過ぎないか?
お子のインシュリンは9ヶ月分あったの?この先の分は?などと、詰まらない事が気になる。
それっぽい
緊迫感があって、そうなったらこうなりそうな映画に感じました
善人そうでいざとなったら化けの皮が剥がれたり、屑は屑だったり。上手く行き過ぎな場面もあるけど、そうしないと映画だしみんな死んじゃうしね。現実に起きたら確かにこうなりそうな映画に感じました。
あれ?300mの津波は何処行った?と最後に感じました(笑)
感動は無かったけど面白かったです。
もう少しインパクトが欲しかった
ストーリーにもう少しヒネリがほしかった。序盤からラストが想像できてしまい、物足りなさを感じてしまった。
また、隕石の衝突の瞬間からその後もっと長尺で描いて欲しかった。少しあっさりし過ぎてしまって、ここでも物足りなさを感じてしまった。
エメリッヒ『2012』の焼き直しに成功している。
本作を観て、ローランド・エメリッヒの「2012」に大きな失望を味わったのを思い出した。どんなにド派手に仕立てて、観客を楽しませようとしても、本作のような真実味が無ければおしまいなのである。主人公家族と共に、不安と恐怖と、そして微かな希望を味わわせてもらった。地球滅亡系ディザスタームービーのなかで、ここまでエンターテイメント性を抑制し、リアリズムに徹した作品があっただろうか。過去最高のリアリティを感じたと言っても過言ではない。映画を観るって、こうやって体験するはずのないことを体験させてくれることがある。だからやめられない。
出来栄えだけ見れば5点満点をあげてもいいような気持ちになるのだけど、そうは言っても似たような筋書きの作品はいくつもあるわけで、オリジナリティの点でのみ1点の減点にさせてもらいました。
レビューを書いてみたら評価が上がりました。
去年の公開時に見逃したので、Netflixで見つけてすく鑑賞。
すごい面白かった。
アメリカのこういう映画って、例えば彗星を地球に届く前になんとかできるかもしれない技術と立場のある特別な人が主人公で、自分の家族を守るために軍とか政府とかNASAとかまで動かして必死に頑張ってるうちに結果的に地球も救えちゃった、みたいな感じが多い気がしてるんだけど、コレは一般人が主人公っていう点で全く違う視点からの物語で新しいなと思いました。
たまたま選ばれた側のジョンが主役だったけど、他の誰が中心の物語でも成立しただろうなと思えるし、全ての人に同じ時間分の物語があるんだって想像できる。
ジョンもアリソンもすごく良い人でもできる人でもない、普通の人だったのもリアルでしたね。
インスリンはネイサンにとって命の薬なんだから車から降りる時にちゃんとあるか確認しないのがまずダメだし、ジョンが飛行機から無理に降りて離陸が遅れたせいで暴動に巻き込まれてたくさんの人が飛行機ごと爆発しちゃったし、もうリストバンドなんか役に立つかどうかわからないんだから身分証ごとあげちゃえば良かったのに無駄に刃向かったせいで周りの人まで巻き込んで死人が出るしそんなつもりはなかったとはいえあんなものぶん回して人殺しちゃうし、自分たちが乗るために飛行機を止めなければ2人のパイロットが死ぬこともなかったかもしれない。
ってあとから考えればツッコミどころは満載なんだけど、その時その時で必死だったのはわかるから、興醒めすることもなく引き込まれて観てました。
最後のカウントダウンまで、本当にずっと背もたれに寄りかからず前のめりに観てました。
ラストは、想像にお任せで良かった気がするけど。。
印象に残ってるのは、最初の飛行場での軍の人の言葉。「家族は選ばれていません。軍の99%がそう。志願して自分の勤めを果たしているだけ」
そうだよねー、軍の人は自分や自分の家族を守れないのに、人のために働いてるんだよねー。
もう地球が終わるかどうかって状況なんだから、ここで功績を挙げたって後で褒められることもないのに。
人類を残すための役に立てるかもしれないって考えれば、他人を助ける意味はある。
テレビやラジオで情報を流し続けてた人もそうかな。
人類のため。
。。 あ、そうか。
そういう人たちがいてくれたから、グリーンランドをはじめ世界中に助かった人がいるんだ。
そうだよね〜。ラストはあれで良かったんだ。
人類を助けてくれたのは、特別なヒーローなんかじゃなくごく普通の、自分の勤めを果たしてくれた人たち。
レビューを書いて、この映画の大事なとこにやっと気付きました。
主人公もヒーローも、ごく普通の一般人。
みんなが主人公で、みんながヒーロー。
もし現実にこんなレベルの災害が起きたら、参考にしたい考え方ですね。
観て良かった。
鳥が飛んできた
ノアの箱舟譚を彷彿とさせるエンディング
欧米クリスチャン文化圏の人が描くアルマゲドン最新作
結構こういうのは好きなのでよく見てるがあまりにも
どストレートの地球最後の日(1952)のリメイク的一品
ドントルックアップやミッドナイトスカイ程度にはひねりの欲しいところ
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