劇場公開日 2021年7月23日

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ココ・シャネル 時代と闘った女のレビュー・感想・評価

全14件を表示

3.0シャネル本人の映像

2023年7月15日
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鑑賞方法:VOD
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SpicaM

5.0退屈を嫌い、現状を満足しない 野心的な女性は メゾン(仕事場)で動き回る

2021年11月14日
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鑑賞方法:映画館

冒頭では 彼女のスタイリングに良く似合う すてきな帽子がとても印象的に目に焼き付く しかしそれが彼女ではない。 最初に出てきた彼女のモードライバル「エルザ スキャパレリ」は今では影が薄いが、 晩年に対峙したディオール や クレージョと言った時代をリードしたライバル達の多くは 今では伝統ある「ビトン」の傘下だ。 それに比べ、野心家シャネルは合理的な経営センスに優れたビジネスマンである。 反ユダヤではなく、政治にも興味がなく、ただ貧困から這い上がった女であり、 それ故、気高くない者を嫌い、彼女は絶えず時代に合った相手を選び、気高い者・伝統名家だけに媚び、寄り添う事で自分の地位を確立して、生き抜いた。 そして最後に選んだのがアメリカハリウッド それがCoCoだ。 彼女はモードを創作しているのではなく、媚びる為に”痒いところに手が届く道具”として 求める相手が 求めるほんの少し先を工夫しているだけ続きを読む

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YAS!

3.5ココ・シャネルの戦いは、世界史に載るくらいのレベル

2021年11月14日
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鑑賞方法:VOD

今までのシャネルを題材にした映画とは違って、ドキュメンタリーという部分でかなりリアル。 そして、彼女を美化しすぎずに都合の悪い部分までも描き出しているところがただのドキュメンタリー以上に面白かった。 改めて、彼女のしたたかさ、強引さ、強烈な強さを見た。 多分、今までの女性の中で、無一文から自分の力だけで、初めて実業家として成功したというべきか、一人の女性として力を持った人なんじゃないか。 もちろん、色々な意味で世界を変えた女性はいるけれども、シャネルの世界の変え方は、今のジェンダーの考え方のもとになるくらいの生き様。 そして、自分でお金を稼いで自立したい。それが自由になること。というものすごい強い意志とエネルギーを感じる。 世界恐慌の時も戦時中も戦後も、彼女はどんな汚い手段を使っても自分が自由に生きることに対して貪欲だったと思う。 そして、きれいごとの愛国心なんてまったくなく、人からどう思続きを読む

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七星 亜李

4.0強い女性だったんだな

2021年10月22日
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鑑賞方法:映画館

誰もが知っている 「ココ・シャネル」 の、人生を描いた作品 戦前から、自身の持てるものを生かし 大戦を経験してもなお、強く生きた女性がいたからこそ 今の、シャネルがあり 女性の生き方の一つの在り方として 愛されているのかもしれない

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nana

4.5ガブリエル・シャネルを多角的に知る

2021年10月18日
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鑑賞方法:映画館

いくつかシャネルを題材にした作品は観てきたので、本作の駆け足の実映像もすんなり頭に入りました。 ・そっくりさんなら、「アメリ」のオドレイ・トトゥ演じる「ココ・アヴァン・シャネル」(2009仏)。 ・好奇心たっぷりで気のいいおしゃまなシャネル像なら「ココ・シャネル」(2008英伊仏)、 主演のシャーリー・マクレーンが可愛いの!小森のおばちゃま似で(笑) ・社交界でこれぞと決めた相手の最強のパトロンになったのは「シャネル&ストラヴィンスキー」(2009仏)。 シャネルの交遊エピソードをドラマチックに描いたこの作品が僕は一番好きかな。 ストラヴィンスキー役を今をときめくマッツ・ミケルセンが熱演。 ♪ シャネルのパルファムNo.5は、元妻に小瓶をプレゼントしたことありましたっけ。 製造販売の権利問題で、泥沼の闘いがあったんですね・・ ちょっと思い出してしまいました。 スーツがとても似合う人続きを読む

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きりん

3.5【時代の流れを先手先手で読み、数々の男を踏み台に、どん底から這い上がったファッションデザイナーの寂しき女帝の、数奇な一生を凝縮して描いたドキュメンタリー作品。】

2021年10月3日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

ー 幼い時に、母が死に、父は出奔。そのまま孤児院へ。   フツーだったら、そのまま、底辺生活一直線だろうに、才覚と時流を読む才能、男を道具のように使い、伸し上がって行くココ・シャネル。ー   ・第一次世界大戦時に、着やすくお洒落な女性服を開発し、事業を拡大していくココ・シャネル。だが、常に裕福な男性の愛人になり、金は男から出させる。   ・第二次世界大戦中は、”仕事にならないので”全店閉鎖”。一方で、ナチスに協力的な姿勢を取る。理由は、共産主義阻止。  そして、戦後はスイスで”ドイツの協力者”として、糾弾されることを畏れ、隠遁生活。  ー アメリカ軍兵士に、香水を配った話などは、凄いですね・・。ー  捕まっても、チャーチルの力により、放免・・。  ー 劇中の”フランソワーズ・サガン”のココ・シャネルに対しての、激しい言葉が印象的である。ー   ・70歳になっても、活動は盛ん。且つての自分が続きを読む

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NOBU

2.5疲れた

2021年10月3日
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寝られる

高級ファッションブランドCHANELの創業者ココ・シャネルの人生ドキュメンタリー。 短いのに疲れた。 波乱の人生なのはわかるが、興味が湧かず、退屈だった。 自分には合わなかった。

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りあの

2.5本能と独自の美意識で時代を乗り回してきた女帝

2021年9月25日
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スモーキー石井

2.5シャネルスーツの正しい着方

2021年9月23日
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描き方の問題だが、まったく虚飾がない。 ファッションはそもそも虚飾の世界だと思うが、シャネルの煌びやかなファッションに迫るというよりココ・シャネル本人の実像に迫ろうとしているのだ。 シャネルというブランドの公式を得た映画であればこうも辛辣には描けないのではなかろうか。 孤児であったこと、愛人をしていたこと、儲かってからは芸術家のパトロンをしていたこと、王侯貴族も含む数々の恋愛遍歴、貪欲に 成り上がっていく姿、神格化されていないココ・シャネルの姿が新鮮だった。 シャネルのスーツが戦闘服に見えてきた。 そして世界中の誰よりシャネルスーツが似合うのはココ・シャネル本人だと思った。 スーパーモデルは別として一般人でシャネルのスーツやバッグが似合っていない人のなんと多いことか! シャネルスーツは戦闘服、バッグは武器だ。ジャンクアクセサリーは銃弾だ。 そのくらいの気持ちでこれからは身につけよう。 ココ続きを読む

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momo

3.0女帝 ココ・シャネル

2021年8月31日
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物凄い急足で、あれよあれよ言う間に終わってしまった。55分で彼女の波瀾万丈な人生が収まっている。それも、彼女の黒歴史も脚色していないから好感が持てる。 シャネルのストーリーを手っ取り早く知る上ではもってこいの作品だ。特にファッション好きは見て損はない。 20代の頃にシャネルのマトラッセ(チェーンバッグ)に憧れた時期があった。ただ、やはり値段が高い上に、まだ年齢的には似合わないと思って購入には至らなかったが、かつての私のように、シャネルのストーリーをよく知らずにシャネルのバッグや洋服などを好んで持っている女性も少なくないのでは?ブランドのストーリーを知ることってとても大切だと改めて思う。 若い頃は“エロス資本”を活用し愛人をしていたココ・シャネルが、自身が歳を重ね富を築くと今度はパトロン側になるというのがなんとも皮肉。平凡で凡庸な私にとって、こんな人生がちょっと羨ましくもあるが、、、。 時代続きを読む

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マキ

3.5あの時代をトップで生き抜くためには強くあるしかなかった

2021年8月13日
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シャネルのこと全然知らんかった。シャネルにとってメゾンはなによりも大事で、そのためならナチのスパイにもなるし、自分の人生も平気で捏造する…。敵も多くて、だからこそ強いけど、孤独な人やったんやな。晩年に向かって顔がどんどん苦々しくなっていく😭 短い時間でみっちり「ココ・シャネル」という人を知りたい人にはオススメです。

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ムーンプリズムパワー

2.5脚色のないココ・シャネル。

2021年7月25日
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できるだけ、美化されていないココ・シャネルを描いたということだろうか。 娼婦まがいの描き方とも言える部分があり、出自の貧しさが強調されている。 事実かどうかはわからないが、故人に対しての描き方としては、善意とは言えない部分がある。 伝説は伝説でいいのだ。出自を細々と暴いても、それすら事実かどうかはわからない。 今も、世界で愛されるシャネルスーツをつくり、香水をつくり、イミテーションのアクセサリーをつくり、女性のファッションを開放した。 そんなシャネル像でいいのだ。 人には知らなくてもいいことがある。天下国家に関係しているのなら、話は別だが、こと個人に関しては、すべて事実を伝えればいいというものではない。 この映画には、美しさが欠けている。過去を描きたいのであれば、美を創造したことも描かなくてはならない。 CHANELは、今も世界中の人達に愛されている。それは誰にも否定することはできない事実続きを読む

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caduceus

3.0脚色のないココ・シャネル

2021年7月24日
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yukarin

3.5この映画を観れば、Wikipediaが理解できる

2021年7月24日
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シャネルに関しては、ドキュメンタリーも劇映画もいろいろあるようだ。 本作は、シャネル自身が作り上げようとした“神話”には目もくれず、かなり冷たく突き放して描いているのが特徴ではないだろうか。 「金イコール自由」という“たたき上げ”の人間らしい貪欲さは強調され、反ユダヤ的な行為などは断罪される。 原題は「ココ・シャネルの幾多の戦争」といった意味だろうが、たしかに、ロマンチックなストーリーなどは排除され、キャリアを勝ち取り、自分だけの利益を守ろうとする野心家の話である。 ところで、シャネルに関する「Wikipedia」の記事はスゴい。 本作のちらし(フライヤー)をみると、ずいぶんと専門家筋の評価が高く、“新事実”もあるように言われているが、帰宅して「Wikipedia」を読むと、ほぼ全部書いてあったし、「Wikipedia」の方がより詳しい。 自分が理解できた範囲では、この映画で語られて「Wi続きを読む

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Imperator