劇場公開日 2021年9月23日

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クーリエ 最高機密の運び屋のレビュー・感想・評価

全178件中、101~120件目を表示

4.0分断を超える人びと

2021年9月30日
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60年代のキューバ危機が背景。しかし、テーマは人間どうしのリスペクト。悲しいが、涙してはいけない。ホットラインという成果を生んだ。

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kthyk

3.0リアルなスパイ映画は退屈しがち

2021年9月30日
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鑑賞方法:映画館

スパイというと007シリーズやミッションインポッシブルシリーズを想像してしまうが、実際はあんなに派手ではないのだろう。地味に情報を集め、目立たぬように生活し、細心の注意を払って本国に報告するんじゃないか。
本作は、キューバ危機前に核戦争の可能性が高まっていた時期の米ソのスパイを描いた物語。しかも実話ベース。だから序盤から中盤にかけてはかなり地味な展開。正直退屈で少し寝てしまった時間もある。
ところが後半、そんな眠気は吹っ飛んでしまった。カンバーバッチの俳優魂をこれでもか!と見せつけられたからだ。この肉体改造はすごい。それだけで観た価値はあったと思う。1.0は点数がプラスになった。
この手のリアル系スパイ映画って、退屈なんだけど男の友情物語としていい話になりがちだから侮れない。あまりおススメできるものではないけれど。

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kenshuchu

5.0リアルで過酷

2021年9月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

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nakadakan

4.0米ソ・東西の軍拡競争が激しさを増していた60年代、ソ連側の動きを掴...

2021年9月30日
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りゃんひさ

3.5冷戦時代の実話

2021年9月30日
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悲しい

興奮

異国間友情、家族愛を考えさせてくれる作品です。今の時代には当てはまらない史実ですが、戦争が怖い事を教えてくれます。

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イ・ジア

3.5前後半

2021年9月29日
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怖い

で、作品のトーンが変わります。前半はスパイ活動のスリリングさと友情が育まれる様子が、後半はソ連による拷問の様子が。カンバーバッチさんの後半の演技は体を張った演技で俳優の信念を感じました。

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ごっとん

5.0傑作

2021年9月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

久しぶりに心を揺さぶられる映画を観ました。
アメリカ、ロシア、イギリスそれぞれのお国柄を登場人物に落とし込んでいるのも良かった。
カンバーバッチの役作り、、いやーすごい。

スパイ映画としても、友情ものとしても、家族ものとしてもみられる素晴らしい作品。
もっと注文されるべき映画ですね。

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ぎにゅ

4.0素晴らしい脚本

2021年9月29日
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鑑賞方法:映画館

知的

史実を元にした映画のわりにとてもよく出来ている。
ノンフィクション系は淡々と進んでカタルシスもないまま終わるというイメージがあって苦手だが、これは違う。
演出、編集かなり良い。
脚色はあるだろうが男たちの友情(絆)がメインに描かれていて、感情移入しやすい。

時代は広島と長崎に原爆が落とされてから20年経っていないくらいの頃の話。
米ソ間で再び核戦争勃発の危機がある中で
命をかけて奔走する二人の男の物語。

最後にバレエ団を観劇するシーンで、涙するウィンが印象的。
これから起こりうる運命に対してどうか抗ってくれと願わざるを得ない。

ラストシーンではスパイ行為という重大な反逆罪を犯したペンコフスキーにも救いがあった。
二人の男たちの深い友情に胸打たれます。

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montan1112

4.0もっと注目されて良い作品!

2021年9月29日
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「クーリエ最高機密の運び屋」鑑賞

冷戦時のキューバ危機の舞台裏で繰り広げられた
事実を基に描かれたスパイサスペンス映画

世界のみんなのために!よりも
1番身近な人のために!人は命をかけて動ける。
そんな思いを体感させてもらえました。

そして、なによりカンバーバッチの演技力、役者根性の圧巻さ!すごかったです。

コマーシャルとかあまりしてないせいか
上映ランキングにも入ってきてないけど、、
とっても魅了される映画でした。

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ロッキー

4.0スリリングで緊張感のある作品。 作品にストーリー性を求める人には、...

2021年9月29日
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スリリングで緊張感のある作品。
作品にストーリー性を求める人には、オススメです。

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桜雪

3.5実話のスパイ映画

2021年9月29日
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Oyster Boy

4.0本当に怖いのはお化けや幽霊ではなく、人権を蹂躙する独裁監視国家。

2021年9月29日
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フルシチョフといえば、東西の雪解けとか、米ソのホットラインとか、ソフトなイメージを抱きがちだったけど、それは昭和の義務教育の印象操作か。
とにかく、スパイに同情心は禁物だ。運び屋なんて、どんなに煽られても素人がなってはいけなかった。
しかし、配役はバッチリだった。機転のきくビジネスマンであったばかりにCIA に白羽の矢を立てられたウィン役のベネディクト・カンババッチもはまり役だった(タイトルバック近辺で実物の本人が出ていた。実際、頭の回転が良く人当たりの良さそうな紳士だった)一方、ソ連側のスパイ役ペンコフスキーを演じたメラーブ・ニニッゼという人、とてもフレンドリーで好きになってしまった。
当時の女性のファッションの再現も楽しめた。女性は職場でも家庭でもスカートで女性らしく、奥様同士の会話は表面上優しくも、水面下ではちょっと意地悪な腹の探り合い、、、

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Kumiko21

予習なしでも楽しめる

2021年9月29日
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デブリ

4.5平和な世界を守る配達人

2021年9月29日
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興奮

知的

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北のやまさん

4.0日常と剃刀

2021年9月29日
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シビレマスご用心。
「007」の前でも後でもセットで楽しんで頂きたい。この手の、静かにじわっときて、気が付けばフルスロットルなスパイ映画大好きです。勿論、ヒーロースパイなやつも好きですけれども。
事実ベースと言う事ならば、毛色も結果も色味が違うけれど「バリー・シール」とセットにすれば、陰陽みたいに楽しめます。
夫婦間の妙な緊張感が良いエッセンスになっていて、最後まで「どうする??どうなる??」が止まらないしナイスなオマケもある、良い作品でした。

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lynx09b

2.5水面下で起こる緊張感

2021年9月29日
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2021年劇場鑑賞23本目 佳作 59点

本当に珍しく劇場で観た洋画作品。

8.9月だと他にもオールドやモンタナの目撃者、ペクトゥサンなども観る予定でしたが、今もなぜか観ておらずそれもそのはずで、やはり私には洋画が肌に合わず、今作の次はよっぽどひかれたテーマでないとないなあと思ってしまった。

テーマは非常に面白かったですし、実話ベースで進んでいき後半に差し掛かる前らへんは少し退屈で珍しくうとうとしましたが、ラストは素晴らしい演技と展開には見応えありました。

割と日本でもプッシュされていた洋画だったと思うので、気になる方は是非。

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サスペンス西島

3.5我々のような人間から、世界は変わるのかも。

2021年9月28日
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「4分間、つながらない電話をかけ続けるのか?」とは、見事な誘い文句だ。民間人でありながら、その任務の重大さに押しつぶされそうになっても貫く責任感。相手との間に奇妙にも友情が芽生えてくるのは、お互いへの信頼感が深まったがゆえだろう。
この成り行きはどうなるのか、とヒヤヒヤし、カンバーバッチの変わり様に息をのむ。それほどの任務なのだと視覚的に訴えてくるようだ。そしてそれだけの覚悟を負えるほどの友情なのだと。
現実問題、彼らのミッションがなかったら、キューバ危機は現実として核戦争に発展してのだろうか。今、平和な(と一見見えるだけかもしれないけど)米ロ関係を見るにつけ、こんな緊張状態はもう遠い過去なのだなとしみじみ思う。

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栗太郎

4.0激やせ

2021年9月28日
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 タイトルの「クーリエ」、宅配便のことですね。日本では、小規模なバイク便や、逆に国際的な業者(FedExとか)の意味で耳にすることが多い。英語圏では、犯罪行為に関連した運び屋の意味でも使われるらしい。
 というわけで、本来はただのセールスマンのはずの主人公が、モスクワからロンドンへ機密情報を運ぶ定期便になっちゃったお話。

 一部のシーンのために10キロ減量したらしい、主演のカンバーバッチ。太ってたならともかく、元からスリムな人が10キロ落とすって、かなりきついはず。実際、健康を心配したくなるやせ方してた。すげーな。
 それだけ真摯に撮影にのぞんだってことでしょう。ぜひとも、激やせっぷりを見て驚いてください。

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dsk

4.0冷戦時代はこのジャンルの宝庫

2021年9月28日
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東西冷戦の最中に盛んに作られたスパイ物のハードボイルドタイプの香り。例えば「寒い国から帰ったスパイ」(マーティン・リット監督 ジョン・ル・カレ原作 1965年)など。娯楽に振った代表が007シリーズだ。ソ連側の情報源ペンコフスキーを演じたメラーブ・ニニッゼがいい。第三の男のハリー・ライムを思わせる人なつっこい風貌だ。アベル・コジェニオウスキの音楽もいい。ニーノ・ロータを連想させる哀愁ゆたかな、60-70年代の映画音楽の王道メロディに酔う。

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t2law