劇場公開日 2021年9月23日

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クーリエ 最高機密の運び屋のレビュー・感想・評価

全175件中、81~100件目を表示

4.0こんな裏側があったとは。

2021年10月6日
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泣ける

興奮

知的

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すらにゃむ

4.0【”世界の全てが、平和になるために・・。そして、政治思想の壁はいつ無くなるのであろうか・・。”米ソ冷戦期の「キューバ危機」回避のために行動した英国とソ連の崇高な二人の姿をスリリングに描いた作品。】

2021年10月6日
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悲しい

知的

幸せ

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NOBU

4.0冷戦時代の

2021年10月6日
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ゆう

5.0いい話でした。

2021年10月6日
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冷戦時代のスパイ同士の人情味溢れる珠玉の名作

役者がスゴい

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chanta

4.0実話!

2021年10月5日
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悲しい

興奮

知的

こんな事が実話だとは!

最後の当時のVTRがリアル過ぎて…

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H1DE!

5.0キューバ危機の裏話です。

2021年10月4日
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原題は、「THE COURIER」で、国際宅配便という意味です。
邦題は、「クーリエ:最高機密の運び屋」です。
邦題の方が分かりやすいです。

60年前くらいのお話です。
日本では、池田勇人が首相を務めていた頃です。

事実を元にした映画ですが、事実を知らないと理解できません。
1960年代がどのような時代なのかを理解していないと、理解できない映画です。
映画「チェ 28歳の革命」、映画「13デイズ」と映画「JFK」を鑑賞したことがある人には理解できるでしょう。
嘘みたいな本当の話です。

それでは、年表です。

1953年9月7日、ニキータ・フルシチョフが、ソ連の最高指導者に就任しました。

1953年から1959年にかけてGRUのピョートル・セミョノヴィッチ・ポポフ陸軍少佐がCIAに寝返って大量の秘密情報をもたらしました。

1959年1月1日、キューバで、カストロ率いる革命政権が成立しました。
映画「チェ 28歳の革命」を鑑賞すると理解できます。

1959年1月、ピョートル・セミョノヴィッチ・ポポフ陸軍少佐は処刑されました。

1960年6月、オレグ・ペニコフスキー大佐は、モスクワで数人の米国人観光客に声をかけ、米国大使館に手紙を渡すよう依頼しました。

1960年12月19日、キューバは、ソ連との共同コミュニケを発表し、共産主義の一員であると、世界に向けて宣言しました。
1961年1月3日、アイゼンハワー米国大統領は、キューバに対して、国交断絶を宣言しました。

1961年1月20日、ジョン・F・ケネディは、米国大統領に就任しました。

1961年、米国政府は、トルコに射程距離が2,400kmで、中距離弾道核ジュピター・ミサイルを配備しました。

1961年4月、オレグ・ペニコフスキー大佐は、出張でロンドンに赴いた際にMI-6に採用され、「ミノックス」という小型カメラによって、彼は111本のフィルムに5500もの文書(7650ページ相当)を撮影しソビエト軍の現状、ドイツ駐留ソ連軍、中ソ関係、ソビエト政権上層部の雰囲気に関する極秘情報を流しました。

1961年8月13日、東ドイツは、東西ベルリン間の通行をすべて遮断し、西ベルリンの周囲をすべて有刺鉄線で隔離し、コンクリートの壁を作りました。

1961年10月30日、ソ連が北極海のノバヤゼムリャ島の上空から爆撃機で水素爆弾が投下され、高度4000メートルで爆発させました。

1961年末、KGBは、オレグ・ペニコフスキー大佐がスパイ行為を疑われていた英国の大使館員アナ・チザムと一緒にいる姿を目撃しました。

KGBは、一年間オレグ・ペニコフスキー大佐を監視し、やり取りを明らかにしました。
1962年10月、KGBは、オレグ・ペニコフスキー大佐と諜報連絡員であるグレヴィル・ウィンを逮捕しました。

1962年10月16日、ジョン・F・ケネディ米国大統領は、キューバに射程距離が2,400kmで、中距離弾道核ミサイルであるSS-4を見つけ、キューバ危機が始まります。
1962年10月28日、ソ連のニキータ・フルシチョフ最高指導者は、モスクワ放送を利用して、キューバから中距離弾道核ミサイルであるSS-4を撤去すると発表しました。
映画「13デイズ」を鑑賞すると理解できます。

1963年4月、米国政府は、トルコから中距離弾道核ジュピター・ミサイルを撤去しました。

1963年5月16日、オレグ・ペニコフスキー大佐は、銃殺されました。

1963年11月22日、ジョン・F・ケネディ米国大統領は、暗殺されました。
映画「JFK」を鑑賞すると理解できます。

1964年4月、グレヴィル・ウィンは、ソ連の諜報員であるコノン・モロドゥイと引き換えに、釈放されました。

1964年10月10日、東京オリンピックが開催されました。

1964年10月14日、ニキータ・フルシチョフは、ソ連の最高指導者を辞任しました。

米国は、キューバと国交を断絶したままです。

北朝鮮は、核ミサイルを保有し、日本全土を射程距離に収めています。
キューバ危機は終わりましたが、日本の北朝鮮危機は終わりません。
平和ボケした日本人は、北朝鮮の核ミサイルのことさえ気にしていません。

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ノリック007

4.0キューバ危機にも絡む冷戦裏話

2021年10月4日
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実話に基づくストーリーだけに、十分面白い。あのキューバ危機の前から最中に至る時期なので、こうして鉄のカーテンに小さな穴が開いていたのかと感慨深い。冷戦は終わったが、国家が個人を犠牲にしても進む恐ろしさは変わらないが、祖国を裏切っても情報を流していたソ連軍人が、自分の未来のためにやっていたのか、世界平和のためにやっていたのかは、得心がいかなかった。人はそこまで無私になれるのだろうか。

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Boncompagno da Tacaoca

3.5地味だけど見応えのある一本でした

2021年10月4日
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派手なアクションも、大どんでん返しもないけど、
最後まで引き込まれて、退屈せずに見れました。

特にベネディクト・カンバーバッチの迫真の演技!
激痩せ!!
そこまでするかー!な役者魂を見せつけられました。
やっぱ、ここで頬にシャドー入れて「やせましたよ〜?」で済ませるか、
実際にゲリ痩せして見せるかで、リアリティ度が全然違って来ますからね。

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ababi

4.0尊い犠牲の上に…

2021年10月3日
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1962年、キューバにソ連の核ミサイルが配備された所謂キューバ危機の裏で、核戦争勃発を防ごうと動いた諜報機関と、それに協力することになったセールスマンを描いた物語。

ソ連の大佐だが、激情型のフルシチョフの手中に核ミサイルがあることに危機を覚え、アメリカにその機密情報を渡すペンコフスキー。CIAとMI6は、この世界の危機に立ち向かう為、敢えて素人のウィンをモスクワに送り込もうと考えたことから物語は始まる。

題材が題材なだけに、もうちょっと緊張感が欲しいと思った序盤も束の間、中盤からは世界の存亡をかけた諜報作戦が静かに、それでいて熱く展開されていく。

今でこそ、皮肉にも「核があるから核が使われない」といった、一般的な考え(と言っては語弊があるかもだが)が持たれているが、60年代当時、目と鼻の先に自分たちに照準が向けられた核ミサイルがあるという状況は、人々にどのように映ったのだろうか。

何て言ったって、大統領がテレビで国民にこの事実を伝えていましたから。このあたりの緊張感は半端じゃない。緊急事態宣言…ってレベルじゃないですよね。勿論他国も他人事じゃない。

国を超えた友情が生まれ始めたウィンとアレックス(ペンコフスキー)。いよいよ感づき始めた国家。
地下駐車場でのやりとりのシーンは胸がアツくなった。

そして最後は涙が溢れそうになった。アレックスが守ったのは、世界だけでは無かったんですね。

キャスティングも素晴らしかったですね。個人的にはフルシチョフが良かった。少ない出番の中でも垣間見える怖さがお見事。

欲を言えば、海上封鎖とか、ミサイル撤去に至るまでの国家間の緊迫したやりとりなんかがじっくり観れるかと期待したけど、そもそもスパイ達に焦点を当てた作品ですからね。

キューバ危機と言えば概要は知っていたけど、紛れもない歴史上最大の危機。改めて恐ろしい出来事ですね。キューバの核は撤去されたけど、条件としてトルコのミサイルも撤去されたわけですから、結局はミサイル配備したソ連にプラスになった結果ということなのかな。

まぁそれを言ったらそもそもトルコに…って意見も出るし、この問題は本当に答えが出ないですね。

数々の尊い犠牲のうえに存在する現在の世界をみて、ウィンやアレックス達はどう思うだろうか…。
改めて深く考えさせられる作品だった。

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MAR

3.5ジョンブル魂?

2021年10月3日
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国家間の諍いに民間人が巻き込まれてしまった。冗談じゃない。軍人や国家諜報機関の人間なら、そりゃ覚悟もあるかも知れないけど…。
これが実話で、しかもあの有名なキューバ危機の裏側。
この主人公はすごい人だ。英国人は本当にジョンブル魂、いざとなると底知れぬ不屈の精神があるのかなぁ。
しかし、フルシチョフは本当に危険な人だったんだろうな。そばで見ていた大佐が、彼が核のボタンを握っていることを、自分の危険を省みず告発することを決意させるのだから。
スティングのラシアンズという曲を、ちょっと思い出してしまった。

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哲也

4.0平和な時代

2021年10月3日
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悲しい

昔のスパイ物を見ると現在の平和な時代に感謝すると共に、昔は平和だったな、とも感じる。
機械と機械の繋がりではなくスパイ同士も人と人との繋がり。もちろん綺麗事ではなく裏切り裏切られ亡くなっていった方の方が多いだろうし、お話なので綺麗に見せてる部分の方が多いとも思うが、コンピュータで衛星見ながらボタンポチ、爆弾ドーン終了。ではない時代。スパイ道具もなく、携帯すらなく手紙は電報。会って話して交流を深めて。

家族と平和を願い命をかける話。
派手さはないけどこの時代に頑張った人たちがいるからこそ今がある。まあ、今この世界は平和とは言いがたく、同じように紙一重の世界だけども。
きっと誰もが平和を願っているのにな、と思わずにいられないお話でした。

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きゃりー

4.5アクションなきスパイ映画

2021年10月3日
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静かに緊迫感が伝わるアクションなきスパイ映画。
こんな史実があったのか⁈と驚かされた。
カンバーバッチの演技は必見。

しかし最も賞賛されるべきはソ連人の処刑されたスパイ(名前を忘れた…)だと思っしまったが…。

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T A

4.0冷戦期のこの時代は 4分で核シェルターに避難する なんて会話がある...

2021年10月3日
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冷戦期のこの時代は
4分で核シェルターに避難する
なんて会話があるほど
緊迫した状況だったんですね

ソ連高官ペンコフスキーからの
情報提供がなければ
核戦争を防げなかったかもしれない

最愛の家族や多くの人を救うために
命賭けで行動し耐え抜いた
ウィンとペンコフスキー
2人の勇気と友情に胸が熱くなった

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xxminaxx

4.0吊り橋を歩いたセールスマン

2021年10月2日
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興奮

前半の軽快とも見えた緊迫感が、後半一気に重苦しい空気に変わってしまう。平和には、大きく悲惨な代償が必要とされるのだと言う感傷。

そしてシネマは、そこをよくテーマに取り上げるが、実際、何十億分の1かの奇跡に、世界は委ねられることもあるのだと言う悟り。この次の一瞬に、別のクーリエがしくじれば、世界が変わってしまうかも知れない。

当たり前だが、ロシア軍情報部の軍人と英国のセールスマンの決心は、天地ほどの隔たりがあった。
ニニッゼ演じる情報部高官は、その評価も分かれているようですが、核戦争の危機を誰よりも目の当たりにして、情勢に後押しされて腹を括った。「我がロシア軍」はもうヤバい。彼の情報の抜き取りや受け渡しは割にシンプルで、フィクション化=形式化されていたように思えましたが、クーリエと言うレシーバーを得て膨張した軍人の熱情は、静かだが迫力そのもの。
時折り見せる笑みが、命を捨てる覚悟を決めた武士のようだった。

一方のカンバーバッチ演じる腕っこきセールスマンは、要するにCIAとMI6に騙された男がでかいセールスの一つをこなすつもりで、情報の受け口になって、現代史の大役を果たしてしまったのですね。無論、ニニッゼの男気に呑まれた結果ではありますが。

それでキューバ危機を乗り越えられたと認識すれば、やはり世界の裏側の動きに、何も関われなくても、震えなさいと言うことになる。

飄々と淡々と役割をこなしながら、少しずつことの重大さに気づき、いや俺が渡っているのは鉄橋であって、絶対に吊り橋じゃないよなと、腹の中で静かに言い聞かせているようなカンバーバッチ。
その、時に落ち着かず、時に思い詰めた表情が秀逸だったと思います。

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Uさん

3.5平和と友情と犠牲。

2021年10月2日
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masayasama

4.0一発の銃声もないエスピオナージの本道

2021年10月1日
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こんなに見応えのあるスパイ映画を観たのは、久しぶりです。60年代の冷戦下の空気感を再現し、銃撃戦もなくナイフすら閃かず、音楽や照明を効果的に使いながら、終始緊迫感あふれるタッチでグイグイ話が展開します。米ソの核戦争を回避させた、平凡な人々の非凡な活躍を決してヒーロー的に描くのではなく、友人のために危険に身をさらす主人公の心意気にジーンときました。カンバーバッチが上手いのは言うに及ばす、ロシア人将校役のニニッゼも魅力的な名演でした。

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シネマディクト

4.5カンバーバッチが素晴らしい

2021年10月1日
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知的

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るー

4.0分断を超える人びと

2021年9月30日
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60年代のキューバ危機が背景。しかし、テーマは人間どうしのリスペクト。悲しいが、涙してはいけない。ホットラインという成果を生んだ。

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kthyk

3.0リアルなスパイ映画は退屈しがち

2021年9月30日
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スパイというと007シリーズやミッションインポッシブルシリーズを想像してしまうが、実際はあんなに派手ではないのだろう。地味に情報を集め、目立たぬように生活し、細心の注意を払って本国に報告するんじゃないか。
本作は、キューバ危機前に核戦争の可能性が高まっていた時期の米ソのスパイを描いた物語。しかも実話ベース。だから序盤から中盤にかけてはかなり地味な展開。正直退屈で少し寝てしまった時間もある。
ところが後半、そんな眠気は吹っ飛んでしまった。カンバーバッチの俳優魂をこれでもか!と見せつけられたからだ。この肉体改造はすごい。それだけで観た価値はあったと思う。1.0は点数がプラスになった。
この手のリアル系スパイ映画って、退屈なんだけど男の友情物語としていい話になりがちだから侮れない。あまりおススメできるものではないけれど。

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kenshuchu

5.0リアルで過酷

2021年9月30日
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nakadakan