JUNK HEADのレビュー・感想・評価
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ダークでコメディーでエンターテイメント!
すごい世界観。これをストップモーションアニメとして撮影するなんて…。
人形たちのとぼけた表情がすごく愛せたし、キャラも素敵だった。あのすっとぼけ3人組がまさかの凄腕ハンター。笑
地上では寿命のない単調な生活、地下では一瞬一瞬が食う食われるの熾烈な戦いで、お互いがお互いの環境に憧れてて、続きがとても気になる。
全体的に黒、白、グレーの色味の中に鮮血の赤がすごく印象に残った。
全ての要素が刺さりまくる
公開から3ヵ月遅れだけど地元にもやって来てくれたので映画館で見ることができました、やったー
結構期待値高めだったのにその100倍面白かった
「AKIRA」「銃夢」などのディストピアなサイバーパンクで育ってきた人なら絶対ハマる、自分的にクノコ買いに行った農園?で収穫するときちゃんと痛そうにモゾモゾするのがすごく好き
天井にパイプの走る狭い通路からキモくてグロくてキュートなクリーチャーが襲って来たかと思えば超巨大構造物のカットが挟まれる
なんだこれ、天国?私よい行いをして死んだのか?
ストーリーの面でいうと伏線の蒔き方と回収がすごく上手い、嘘つきキャラに三鬼神のワードを語らせておいてそれが実在するどころか最初に助けてくれたマスクの三人組だったとか(無理のない再会もできて一石二鳥)冒頭で焼き払われた樹状のマリガンが物語のキー、尚且つヒロインにその属性がある、みたいなセカイ系要素まであって(パズルのピースがはまる気持ちよさと共に微かな別れの予感があるのもまた良い)とても90分のボリュームとは思えない
ラストはきっちり感動させに来るし、是非とも完結編が観たい!
あとエンドロールがみっっじかい!本当に一人で作ってるんだなぁ
ストップモーションアニメ
地底世界へ落ちるもミイラ風ハンターのロケットでジャンクヘッドに、地底で拾われて子どもタイプになりクロ3匹と仕事中に迷子になって虫に飲み込まれて記憶を取り戻しカミサマに、地上ミッションのエイリアン風バケモノのチンコを求めるも更に地下へ落ち口のきけないポンコツのポン太に、主人の命令でへんなの買い物に行かされるも邪魔されるは落とされるは帰り道で赤ずきん風おんなの子にへんなのあげて仲良しに、ヤバいバケモノが村に現れ助けに来たクロ3匹のおかげで子ども型に戻され記憶も戻り、生殖器ミッションは叶わずと分かり命の樹を赤鉄にのって探しに行くことに、ドーピングしたクロ3匹と力をあわせてヤバいバケモノと戦うもクロ2匹が死んじゃった。といった話で3部作あるそう。
ちょっとグロいけれど面白かった!
流血表現や戦闘シーンがちょっとグロかった場面もありましたが、凄く面白かったです!
ストップモーションとは思えない程の生きた動きというか、臨場感が半端ない。
ただ一点だけ気になったのが、独自の言語?のような言葉です。
たまに適当な日本語言ってますよね?wそれがちょくちょく気になりました。
モンハン語みたいに独自にちゃんと作った言語で話していれば、字幕でも気にならなかったと思いますが。まあそれ以外はとても面白かったので良かったです。
もし出来るのであれば、プロの声優さんの吹き替え版も観てみたかったです。
感動の一言
ストップモーションは素晴らしいですが、年月や技術が映画の素晴らしさではないので割愛。
永遠を生きる人間と地下にいる生物の対比が素晴らしかった。
全ての創造主の人間が感情を失い、生殖を忘れて滅びかけている。
決まった時間に起き、表情も髪型も自由に変えられる。
管理された食べ物、何不自由ない暮らしを見ても羨望の気持ちなど起こりえない。
それに比べ、地下にいる生物の何と荒々しい感情か。
襲う。食う。逃げる。恐れる。怒る。
グロテスクかもしれないが本来の生き物とはこうだったのではないか?
外見は怖いが悪戯をして追いかけっこする場面は感情一杯に描かれている。
無条件で命を助け、敵が現れても勇敢に立ち向かう。
彼らのように生きてみたいと思ってしまう私がおかしいのだろうか?
種族が人であれば本当に人なのだろうか?
映画の序盤では抵抗のあったキャラクターも、映画の終わりでは愛おしく可愛く観えてくる。
彼らの方がよっぽど人ではないだろうか?
人間など滅んだ方がいいと思えるほど、地下の生物は美しく輝いて見えた。
摩訶不思議ワールド
久しぶりにストップモーション作品が見られる!と思い、ワクワクしながら上映が始まると、そこはシュールを通り越した、摩訶不思議な世界でした。
しかしたった一人でこんな長編を作りましたね。
逆に一人で製作したから、こんな変な(すみません、良い意味で)作品が作れたんですね。
とてもディズニーやピクシーには作れないでしょう。
続編も楽しみにしています。ん?公開は七年後??
もはや1つの芸術作品
いや圧倒された。
もうセンスの塊の様な映画。
ちょっとスチームパンク的な世界観があって
カワイくて、グロくて、面白くて
本当によく出来ている。
日本のアニメ作品は宮崎作品ばかりではないと言う層の厚さを証明された様な作品。
まあ間違ってもメジャーにはなりきれないと思うが
熱狂的な信者を産むには十分な気がする。
DVDでも映画館でもなんでもいいから
是非観てもらいたい作品です。
映画作りの情熱に☆1個プラスです。
映画製作のない素人が1から勉強して専属のスタッフなしでほぼひとりで作りあげたとは信じがたい。
映画そのものには☆3個ですが、その製作背景と映画作りの情熱に☆1個プラスしました。
シャイ過ぎてひとりぼっちで作り上げた30分の短編「JUNK HEA...
シャイ過ぎてひとりぼっちで作り上げた30分の短編「JUNK HEAD1」が爆当たりして、ブラピ事務所をはじめ、ハリウッドからオファーがくるけど、シャイ過ぎてガン無視した舞台裏エピソードが好き。物語の内容はシュールだけど、キャラがかわいくて楽しめた。
クレイジーでアイロニーとユーモアの詰まった芸術作品
もはやただのストップモーションアニメーションでもない。
これだけCGでリアルな質感の映像ができる時代に、敢えて精巧で緻密なクレイとセット、VFXでこの映像を創り上げたこだわりにただただ脱帽する。7年間という壮大な時間をかけた覚悟にも頭が下がる。
一見独特な世界観で難解かと思いきや、独りよがりな表現に偏らず分かりやすいストーリーになっている。
ただそのなかに、人種差別や格差社会など現代社会に蔓延る様々な問題に対するアンチテーゼを忍ばせている。
またシンギュラリティやウイルスの蔓延といったタイムリーな話題も風刺している。
そしてさらに、弱肉強食や人間とは、生きるとはという普遍的な重いテーマも含ませている。
そんなエッセンシャルなテーマを隠しながら、ユーモアで包んで笑わせてくれる粋な作品。
純粋に笑って楽しむもよし、深くメッセージを考えるもよし、何度でも楽しめる映画だ。
エンディングのメイキングを観るとさらに凄さを痛感するので最後まで見逃せない。
続編もあるようなので楽しみだ。
正気の沙汰じゃない、絶対に観るべき映画
この映画を作った監督のセンスや努力に惜しみない賞賛を送りたいです。もっと話題になるべき映画。
グロさやダークさを前面に出した宣伝をした方が興味を持つ人が増える気がする。たくさんの人に見てほしいです。
パンフレットは購入必至!な素晴らしく狂気に満ちた一作。
堀貴秀監督が7年を掛けて、ほとんど独力・独学で作り上げた(制作過程で資金調達ができ、スタッフをある程度拡充することはできたものの)というのに、そんなごく小規模の制作体制であったことを全く感じさせない物語世界の奥深さ、アニメーションの緻密さ、そして造形の見事さに触れて、まず感じたのは一種の「狂気」でした。しかしその「狂い」に駆動された熱意が、作品の昇華に向けてまっすぐ進んでいることも同時並行で体感するため、映像のおどろおどろしさとは反対に、爽快感すら味わうことがあります。様々な形で織り込まれた、「ポップさ」も映像の軽やかさに影響を与えているんでしょう。
本作の印象から、堀監督は自分の世界を強烈に打ち出す人性格の人なんだろうな、と思っていたら、インタビューに答える彼は非常に穏やかな雰囲気を漂わせていて、失礼ながら本作を完成させたクリエイターと同一人物であるとは当初思えませんでした。しかし監督の口から語られる制作過程を聞くにつれ、「やっぱりどこか狂気じみてる…」と感じてしまうのでした。もちろん良い意味で。
制作内容や撮影機材まで詳細に解説したパンフレットは、本作に感銘を受けた観客であれば必携、必読の素晴らしく濃い内容。独特のデザインで編まれたこのパンフレットも、もちろん堀監督 自身が手がけており、その売り上げは続編の制作費用に充てられるそう。その意味でも購入は必須ですね。
不思議な魅力
まず、ミニチュアセットでフィギュアで撮ってるとは思えないスケール感と臨場感、躍動感に驚いた。カメラアングルかな。造形も良かった。キモカワ+アーティスチックな感じ。
ストーリーは、下らないコウモン期のようなネタがありつつ(笑)、人間性を問う場面あり、恋あり友情あり勇気ありで愉しかった。
あんなエンドロール見たことないw。
とにかく監督自身が楽しんで創っている感じが伝わってきて、明るい気持ちで映画館を後にした。
余談だが、三人組の個人の名前がえらくクリアな現代語で聴こえたのだけども、あれでいいのかな?なんでアレなんだろう?しっくりきたのだけど(笑)。
一人で作り上げた凄さ
なかなか面白い世界観で、造形もよく作り込まれていた。
字幕の上映で、まぁ雰囲気は出していたが、若干話がわかりにくかった。
もう5分短いと尚よかったかな。
ストップモーションとしてよく出来ていて、これを一人で作り上げたと思うと称賛を送りたい。アニメーション表現の勉強になる。
メイキングを作って欲しいと思う。
今日見ました。
噂を聞いて、今日観ました。
監督さんの執念とアホさ加減がうまくミックスされてて、良かったです。いろんな設定が常軌を逸してます。
今の少子化やコロナ禍の状況にも通じるものを感じました。
続きも早く観たいです。
ストップモーションアニメとしての映像がすごい
本作はほぼ一人で作ったストップモーションアニメの映画で
映像はストップモーションアニメーションとは思えないくらい
かなり、クオリティが高い
観ているとストップモーションアニメだと忘れてしまうくらいだった
この作品では、人類は永遠の命を得たが
生殖能力はなくなっている
しかし、謎のウイルスにより
人類が滅亡の危機に瀕していていたので
主人公が地下のマリガンを調査するために下降しているときに
ミサイルに撃たれてしまいバラバラになってしまう
作品の世界観やキャラクターは
グロい部分もあったり、下ネタもそこそこあったりして
人を選ぶがかなり壮大である
そして、バケモノみたいなマリガンが多いためか
キャラクターの死生観は結構軽い感じがする
主人公をだました奴は
バケモノに食われたりする
ラスボスでバケモノを倒すために助っ人として連れてこられた
ハンターたちが実は3バカ兄弟だったが
彼らの活躍も必見
最後は任務は結局どうなったの?
という感じで終わってしまったが、実はこの作品は
3部作らしい
この作品だけで7年かかったので
完結するには15年くらいかかるのかなと思ってしまうので
個人的には作品の完結ができるのかどうかが不安
内容は人を選ぶが
映像はストップモーションアニメとしては最高峰だと思う
映像は凄いです
まず映像の完成度の高さに圧倒されます
……が、それは最初の10分くらいで慣れてきて、段々ストーリーの底の浅さを感じるようになりました
この途方もない設定の世界観なのですから、もっと軽快でブッ飛んだシナリオを期待していたのですが、残念です
おそらく、ストップモーションアニメを作りたい❗というのが動機付けの全てで、ストーリーとかは二の次だったのかもしれません
続編があるならば、プロの映画監督・脚本家の力を借りるか、お任せしたほうが良さそうです
それにしても、これだけの映像を7年間ほぼ一人で作り続けるとは……
制作者の頭の中(ジャンク・ヘッド)を覗いてみたくなりますね
総長風エレベーターボーイ
監督の表現しようとする世界観が私の嗜好に合っていました。
キャラクターデザインや人物設定も気に入ったものが多いのですが一番のお気に入りは暴走族総長風の無言の昇降機操縦士。
爆音と共に上下する昇降機もカッコ良い。
星4個なのはもちろん次回作への期待を込めて。
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