JUNK HEADのレビュー・感想・評価
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なんで関西弁やねん
日本が誇るストップモーション界の星
コマドリムービー
この創造力は、すごいと感じさせられる作品でした。
独学で映画を学びコマドリという技法を使ってストップモーションムービーを作りあげました。
一つ一つのキャラクターが特徴的で少しブラックユーモアもありながら、ストーリーとしてもしっかりとされているので見応えがありました。
何かを作る時に出来ない事を考えるのではなく、分からないなら独学でも学んで、自分で作ってしまう所に僕自身も勇気づけられました!
衝撃的だけど人を選ぶ
刺さる人に刺さりまくるアニメ
シュールな笑い
自宅PS4にて、amazon prime videoで鑑賞しました。
(字幕版)との表記から、外国映画だと思っていましたが、スタッフロール見て驚きました。監督が日本人どころか、制作のほとんどを同じ人が担当していたのです。そう言われればところどころ、日本語っぽい発音が聞こえたような気がしましたね(カピカピ、とか)。
ストップモーション映画という、ちょっと珍しい独特な雰囲気を味わえる映画でした。雰囲気は若干暗いファンタジーと言ったところですが、その中で所々シュールな笑いを楽しめます。キャラに愛着が湧くのはもちろんですが、効果音や写し方などで笑いを誘ってきます。私はかなりニヤニヤしながら見ていたと思います。
登場してくる敵キャラというか、捕食しようとしてくる虫などがちょっと気持ち悪いですね。古代生物のハルキゲニア?みたいなものもいたし、モンハンのフルフルみたいな顔のやつもいました。ちょいちょい流血シーンがあったり、体の上半身が喰われるシーンがあったりと、グロ要素ありです。まあそこまでリアルではないので苦手な方でも大丈夫かなとは思いますが。あと、主人公がおつかいを頼まれた「クノコ」ってなんだったんですかね。見た目気持ち悪くて印象に残りました。
とても好きな作品です。おすすめです。
凄い。の一言
異色のSFバイオレンスアクションコメディ
面白いけど尻切れトンボなのでちょっと減点
事前に調べなかった自分が悪いのかもしれませんが、これ3部作の1作目らしいですね。ラストが近づくにつれ「え?この残り時間でどう終わらせるの?」とドキドキしてたら急に終わってしまいました。楽しく観ていたのにちょっと裏切られた気分です。完結編はいつになることやら...。
ストップモーションアニメと言えば、「ウォレスとグルミット」や「ヒツジのショーン」のような明るく楽しい雰囲気の作品しか知らなかったので、今作のようなダークSFな世界観はとても新鮮でした。むしろ下手な実写や手書き・CGアニメーションよりも、人形ならではのリアルな質感とぎこちない動きが絶妙な気持ち悪さを醸し出していてよくマッチしていたと思います。ストーリーについても、予告の雰囲気から、もっと暗くて陰惨な感じかと思いきや案外ノリが軽く、コメディ的な要素もあって見やすかったです。キャラクターも全体的に気持ち悪くてほぼ無表情なのに、だんだんと感情移入してかわいく見えてくるのが不思議です。赤い服の子かわいい。
惜しいのは、冒頭にも書いたとおり続編がいつになるのかわからないこと。ほぼ一人で作っているみたいなので大変なのはわかりますが、視聴者の立場からすると必ずしも「製作期間の長さ=面白さ」ではないので、一刻も早い続編の公開と完結を願うばかりです。
マジで驚愕のストップモーションアニメーション!マジでか!?
プライムビデオで偶然見つけた作品です。
要約すると、大変面白く、よい映画を観せてもらいました。
でもこれ、グロいのがダメな人には要注意かも。
グロいシーンが結構あるのよね。
実は私も最初のうちは嫌悪感を隠せなかったの。
そして最初のうちは、どこからどう見てもCGアニメにしか見えないの。
これ黙っていれば誰もがCGアニメって思ったんじゃね?
不思議な魅力に引きずられて最後まで一気観でした。
こういうのをダークファンタジーって言うの?
ともすれば鬱系になりがちな絵面なのですけれど、不思議な魅力がぎっちぎちに詰まっていました。
そうなの、本当に不思議なお話しなの。
要所要所にグロを挟みながら。
お話の流れがやや散漫的かなぁ…とは中盤あたりまでは思ったのですけれど。
SF要素あり、笑いあり、涙あり、アクション(ジェットストリームアタックとか・笑)ありで最期まで飽きさせない魅力がぎっちぎちに…←二回目
個性的で魅力的なキャラクターもぎっちぎ…
して!エンドロールのクレジットがめっちゃおかしなことになっていて、思わず笑っちゃいました!(笑)
ちょっとこれ!寿命削りながらの製作だったんじゃないの?
なんだかそんなふうにさえ思えて。
特典映像的に、制作現場が映されていて、やっと「あぁ、こういう風に作ってるのね!」と思わず膝を打ちました。
これ、途方もない苦労で作られていますよね。
「CG糞くらえ!」って気概が感じられました。勝手に。
怪獣のあとしまつする暇があったら、こういうの見習え!←まだ根に持っていますよ。
可愛い人形が繰り広げる壮絶バイオレンスアクションのギャップにやられた
公開当時めちゃくちゃ話題になっていた作品。地元の映画館では上映していなかったため、アマゾンプライムで配信開始になったこのタイミングで遅ればせながら鑑賞しました。ストップモーション映画であること以外は事前知識はありませんでした。
結論ですが、これはめちゃくちゃ面白かったです。
「ストップモーション」と聞いて想像していたEテレ的なものとは全く違い、割とバイオレンスな描写もありましたし、かなり滑らかに動くし、アクションがカッコいい。ストップモーションのイメージが覆るような作品でした。映像面だけでなくストーリーも素晴らしく、キャラクターも非常に魅力的で最後までダレることなく楽しむことができました。本作の製作はほとんど全て堀貴秀さんがたった一人で7年もの歳月をかけて作成していると聞き驚愕しました。劇場パンフレットには製作の裏話も収録されているらしいので、どうにかしてパンフレットを手に入れたいですね。カルト的な人気が出るのも頷けます。私もすっかりハマってしまいました。
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環境破壊が進み、地上は人間が住めないほどに汚染されてしまった。人間は地下開発の労働力として人造人間マリガンを生み出したが、自我に目覚めたマリガンが人間に反旗を翻し、地下世界を占拠してしまう。そんな人間とマリガンの争いから1600年後、人間の間で謎の感染症が蔓延して人類の20%が死に絶える。科学技術の発達で永遠に近い寿命を手に入れていた人間だったが、その代償に生殖能力を失っていたため、絶滅の危機に陥ってしまう。人間はマリガンの生殖の秘密を調べるため、一人の男を地下調査に派遣するのだが…。
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本作は先述した通りほとんど全て堀貴秀さんが一人で作り上げた作品です。エンディングのスタッフロールは見物です。監督をはじめとするほとんどの役職に「堀貴秀」とクレジットされているんです。監督も堀貴秀。原案も堀貴秀。あぁ、一面の堀貴秀。七色の声を持つと言われる声優の山寺宏一さんが一人で何役も演じてスタッフロールが「山寺宏一」で埋め尽くされるのがたまに話題になりますが、レベルが違いました。
公式HPでは堀さんの役職を「監督・原案・キャラクターデザイン・編集・撮影・照明・音楽・絵コンテ・造形・アニメーター・効果音・VFX・声優・etc」と紹介しています。あまりに多過ぎます。製作の舞台裏映像とともにこのスタッフロールが流れるのですが、ある意味このエンディングが映画の一番の見どころかもしれませんね。少なくとも今まで鑑賞した映画の中ではぶっちぎりで面白いスタッフロールでした。
もちろん本編も素晴らしく面白いです。
世界観がかなり独特で、そこがカルト的と言われる所以でしょう。異形の怪物が跋扈する地下世界というとかなり恐ろしいイメージですが、登場するキャラクターたちは非常にコミカルですし、可愛らしい人形で表現されていることもあって恐怖感は皆無ですね。
本作はストップモーションでありながらアクション要素も豊富で、特に最後のバトルシーンは手に汗握る激熱展開でしたね。めちゃくちゃ楽しい。ストップモーションでここまで迫力があってぬるぬる動くアクションシーンは初めて観ました。ストップモーションの可能性を感じられる素晴らしいシーンでしたね。
とにかく、本作はその独特の雰囲気やクオリティの高さが世界的にも評価されている「間違いなく面白い映画」です。観ておいて損はないと断言できます。オススメです!!!
製作者の才能と執念に脱帽
こんな作品が、しかもそれを映画製作素人の日本人が、しかも7年もかけて、しかもほぼ一人で作り上げたという事実がホントに驚愕です🙀
世界観としてはそこまで目新しくないですが、絶妙なスチームパンク感とダークファンタジー感のバランスで良く出来ています。
キャラデザイン自体は結構グロいんだけど、全体的にウォレス&グルーミットの様な牧歌的な雰囲気を醸し出して、これがCGとかだとアニメ的かもしくは写実的になっちゃってエグくなるんだろうと思いました。
ストーリー自体はとってもシンプルですがクライマックスのボス戦では結構ウルっとさせられたのには、自分でビックリです。
あとクノコの採取シーンは、最初何かわからなかったのが「これ壁の穴から誰かの背中が出てるんだ⁈」しかも「背中のイボを珍味として採取されてる」とわかった瞬間のゾワゾワ感はたまりませんでした。
こりゃあ、ギレルモ・デル・トロも狂喜乱舞するわと納得しましたとさ
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