明け方の若者たちのレビュー・感想・評価
全160件中、121~140件目を表示
原作が悪いのかもしれませんが・・・
年明けのわーわーした集まりが解散したあと興奮したままの頭をしっとりとさせたくて元旦のレイトショーで観ました。
う~ん。
正直、何を主眼として描きたいのか分からない内容で、原作のせいなのかもしれませんが???が浮かんでくるばかりの2時間を過ごして明け方を迎えることになりました。
まず、「彼女」役の黒島結菜さんとの出会いから惹かれ合う最初の場面は黒島さんの息を呑むような麗しさと、観客をもリアルに恋に落としてしまうような小悪魔的な"あざと可愛さ"によって一気に引き込まれ、「僕」を演じる北村匠海さん独特の”振り回される側”感とも見事に噛み合っていてとても良かったと思います。
ががが!ががが!
話が進み「実は既婚者との承知の上での不倫でした」という展開を経て、頭をフラットにして振り返ると違和感がすごいというか、役者の使い方が間違っているというか。
普通に考えて、「彼女」自身が言っていたように夫が帰国するまでの3年という期間限定で「自由に生きる!」というスタンスだとしても、初めて会った年下の大学生を「ズルい」やり方でまんまと落とし、最初のデートの帰りに「押して」と迫り速攻でホテルで結ばれ、高円寺に引っ越したあとは一緒に造り上げた愛の巣で半同棲までしてる・・・。
こんなめちゃくちゃワルい既婚女性いねぇええええええええええええ!!!!!!!!!!!
いや、実際にはそういう悪女も現実世界にいるにはいるのだと思いますが、リアリティがあるか?と言われるとそんな倒錯した生き方をしてる女性は個人的には見たことも聞いたこともないレベルで、何より黒島さんによる「彼女」は明らかに悪女としては演じられていない。(やってることを見たら普通にド悪女なのに)
別にそういう非日常的な不道徳を味わうストーリーなら別に良いんですが、同時進行していく「希望を持って社会の門を叩いた若者が"社畜"に成り下がり絶望する」という超現実的な話とのギャップが凄くて、
しかも「彼女」から突然連絡が途絶え仕事が手につかない様子の「僕」が描かれているように、その二つはシームレスに繋がっていることから、甘美な男女の(禁じられた)恋愛と、感情が鈍麻するような退屈すぎる社会人の日常のどっちにも共感できず物語に入り込めないという状態になりました。
めちゃくちゃ積極的で、小悪魔というより悪魔そのもののような「彼女」との関係は「彼女」の夫が突然帰国したことで終わりを告げるわけですが、
「彼女」いわく「ちゃんと好きだった」という「僕」とのあんな爛れた、めちゃくちゃ爛れた不純な関係を「夫が帰って来たから」という理由であっさり終わるのも観てる側からしたらポカーン( ゚д゚)で、
修羅の道に引き込んだ側の「彼女」が瞳に涙を浮かべながらしおらしくそれを伝えるのも正直理解不能でした。
まぁ、あくまで不倫という道理や道徳に背いた関係なので、終わり方も意味不明というのはある意味リアルなのかもしれないですが、黒島さんという女優さんの使い方としてあれで良かったのか?という疑問は大いに感じます。
海外出張に出た夫との別離によって寂しさを抱えた人妻としての"愁い"や"儚さ"だけを演じてもらって、いけないことだと分かっていても恋に落ちてしまうという二人を描いたほうが観客的には感情移入も納得もできたと思います。
「自由」を履き違えて年下の男の子とともに破滅ルートへアクセル全開で進んでおきながら最後はあっけない涙のお別れ。
それだと"恋する女性"でもなければ"勝手な悪女"でもない、どっちづかずの評価になりせっかくのヒロインとしての配役が残念な結果になってしまったように思えてなりません。
また、ラブシーンは音楽の演出などもあり非常に情緒的なのに、そこに至るまでの流れ(「彼」が「押していいの?」と尋ねるやりとり)などは不自然なまでの"自然さ"で、そこも違和感ありまくりでした。
社会人のつまらない日常との対比としてメロドラマパートを描くのなら、そこは演技っぽくなってでも段々と高揚感に繋げてほしかったです。
実際にそこらへんにいそうなカップルの素っぽいイチャつきからいきなり洋画さながらの互いについばむような大人のキスをおっぱじめられても、社会への順応性が低そうな「僕」の恋愛シーンとしてはアンマッチな気がしました。
黒島さんも北村さんも肌を大きく出した体当たりの演技や度胸は素晴らしいと思いますが、旅行先のホテルでの「僕」と「彼女」の情事で見せた黒島さんの華奢(過ぎるとも言える)太ももは年上女性のエロティシズムというよりは未成年者とのそれのように見えて、保護されなければいけない者が姦淫されているようで正直痛々しく見えてしまったり。
アダルトビデオのような明らかに現実的ではない(そんな勢いよく突っ込んだら痛いだろ)行為の流れや見せ方で、申し訳ないですが観ていてたまらず噴き出しました。
四肢や裸体をこれみよがしに見せなくても二人の愛の深さが伝わってくるようなラブシーンを映す方法はあると思いますし、その後の「僕」の風俗店でもまた露骨に性的なシーンがあったせいで、食傷気味というか「何なんだこの作品」と思ってしまったのは事実です。
他にも、缶ハイボールを飲む音、風呂場で歯磨き粉を吐き出す音、風俗嬢のフェラチオの音・・・
あえて聴かせることで何か意味があるわけでもない音は切り捨てるか、他にもリアリティを表現するなら拾うべき音と一緒に聴かせないと、ただただ気持ち悪さだけが残ってしまうような気がしました。
たとえ不倫の恋でも刹那的な恋でも、男女の恋愛を一つの物語として美しく見せたいなら首尾一貫そのための采配をしてほしかったし、
同時に進んでいく"社畜"としての日常も、その悲哀を描くなら分かりやすい"事件"の他にも現実世界のリアリティをつぎ込んだほうがその残酷さが伝わったはずだと思います。
いろいろ否定的なことを書いて酷評しているように見えるかもしれませんが、そうではなく、
場面転換の見せ方や繊細な情景描写はとても良くて、引き込まれる要素もふんだんにあったからこそ、それがぶつ切りにならないような、最初のあの勢いのまま上手く完結できるような作品と巡り合えたら良いのかなと思いました。
若い女性の監督さんのようで、原作から変えることに遠慮や抵抗があったのかもしれませんし、自分の色を出して受けなければ「改悪」とも言われかねないことを考えるとリスクでもあるんでしょうが、
原作から仔細な部分で変更を施しても映像作品として昇華できれば別にそれはそれで良いのではないでしょうか。
ノワールムービーなのか? 単なる独りよがりなのか?
下北沢の鈴なり横丁、高円寺の芸術会館通り、明大前のすずらん通り、そしてヴィレッジヴァンガードにフジロックに沖縄料理屋・・・
まるで00年代みたいなコテコテのサブカル系要素のオンパレード。
かと思えば、「渋谷をジャックする」だの「俺達で会社を引っ張って行こうぜ」だの80年代ドラマのような青臭いセリフ。
不倫にうぶ過ぎる純愛はかつての東海テレビの昼ドラを彷彿とさせる。
ハンコを傾けて押すビジネスマナーも含めて本作の作家さんは感性が古いのか? それとも、一周回ってこういうものが賛美される素地があるのか?
いずれにしろ、いかにもパルコが絡んだ映画だなぁ、という印象。
それにしても、久々に見た黒島結菜が余りにも大人っぽくなっててビックリ。冒頭のコンパの場面でも一人だけ学生としては違和感があった。(劇中での設定でも院生で他の学生より2学年上ということにはなっていたが)
北村匠海との絡みも艶かしくて色っぽかった。フルヌードが無いのにレーティングがR15+に指定されてるのはキスシーンの生なましさのせいだと思う。
濱田マリの居酒屋のおばちゃん役はもはや定番になってきたが、フワフワして掴み所の無い今作ではいい抑えになっている。
先行する東京街中振り返りムービーと比べると
またしても明大前。苦い恋愛の聖地にでもなってしまうのではないか明大前。ということでいやが上にも「花束みたいな〜」が思い起こされ、更に下北沢は「劇場」、もっといくと「街の上で」「南瓜とマヨネーズ」、、リアルな街中の映画がたくさん出来てきた今日この頃、比較的高評価ながら個人的にまったく響かなかった「花束」がうん、確かにあれはあれでよくできてたと思わざる得なくなる。脚本、演出、演技、予算の違いとあるのだろうが、なかなか細部が冴えてない。熱、体温が伝わらない撮り方をしている気がしてならない。
ストーリーは大学卒業してのあるある話ながら、大仕掛けのプロットが用意されている、が、そうか、とは思ってもそれも設定としては浮いたような設定で、あれだけ魅力的な黒島結菜の背景や所在をもう少し用意してあげたかった。出だしからファムファタール感漂っているが、その設定ならではの重さがないような。つまり、大人と子どものというか子どものように見えてしまう社会人ビギナーとの歴然とした違い、というか。
そういうところが軽いままで自分のようなおっさんには響かず、逆に「花束」は響くのだろうな、と思った。
あの頃にトリップする感覚
今年1本目
あまり期待せずに映画館に入りましたが
かなり良かったと思います。
黒島結菜さんという俳優さんをこの作品で認識
しました。
学生の頃、明け方の街を歩いた感覚、社会に出て現実を知った時の思い、過ぎた時代が貴重な時間だったことに気づいたときに人は大人になるのかも知れません
ハッピーエンドが好きなのですが
この作品の終わりはこれで良いと思います。
リアルで好き
最後の終わり方がとても好きでした。転職して大成功する訳でもなく、ヒロインが再び出てきてまた付き合うとかいうオチではなく、ただ歳を重ね人生そんなに上手く変わらないというリアル。
人生そんな上手くいかないけどその中で本当に自分がしたいことをブレない人が強い人だと感じさせられる映画でした。
正月に観る映画じゃなかった
サクセス荘を観てからの今年2本目の映画。
最初はこんな簡単に彼女できるかクソが!とかやっかみ半分で観ていましたが途中でひっくり返されてこれ男女が逆ならもっと責められるよな理不尽だなと思いました。
ひっくり返されてからはもう一つのテーマの若者と仕事がピックアップされてよりしんどい感じに。こんなの観て明日からの仕事初めのテンション上がるか!
その経験が必ず将来の糧となる
2022年の鑑賞初めはこの作品からスタート。
若者によくありがちな出会いと別れを繊細なタッチで上手く描いていて、北村匠海が演じる主人公にも共感した。
結果はともかく、若いうちにしか経験出来ないことはたくさんあるのですべての物事を怖がらずにどんどん挑戦して欲しいというメッセージ性も感じた。その経験が必ず将来の糧となるはずです。
2022-1
何も響かない
原作を読んだ事はありません。
2012年から始まったので、そこから何分かフリにして本編が始まるのかなと思っていた。
しかしずっとあのわざとらしい?笑
20歳そこそこの量産型の若者たちの保険のきいた無茶を延々と。。
しんどいなー。
サブカルも可哀想。
構図も何か一緒の多かったな。
自然さを出すためにエキストラを入れているが逆にそれが不自然に、違和感を覚えさせる。
いわゆるトイレの芳香剤がトイレを連想させるみたいな。
乳も出んし、逆にヤクザ映画やでこれ
【ブルーアワー/年上の女性と年下の男性の恋愛⑤】
若い頃、明け方のブルーアワーまで起きて遊んだり、語り明かしたりすると、確かに世の中を支配しているような気になった。
時間に縛られちゃいないとか、人々がやっと起き出してくる時間帯に起きているという優越感なのだろうか、そんな感覚があった。
大学のゼミの合宿で議論を朝まで交わした時も、友人と夜通し車をブルーアワーまで走らせた時もだ。
ただ、独りだとそんな感覚はなかった。
だから、きっと若者は集うのだ。
(以下ネタバレ)
ちょっと年上の人妻の”彼女”と、”僕”の恋愛は、就職を控えた学生と社会人の”はざま”ような、希望とも不安ともつかない時の中で揺れ動く感じだ。
ブルーアワーも似たようなものかもしれない。
こんな感覚を共有すると余計に親しくなる感じがするのは僕だけじゃないように思う。
でも、世界は残酷だ。
思い通りにならない会社。
くだらないルール。
同じように繰り返される日常。
飼い慣らされていく感覚。
非日常に思いがけずドキドキしてしまう人間性が失われる怖さ。
恋愛だけが逃げ場と思っていても、いつかは、その場所も変わる。
そこだけが自由というのは幻想なのだ。
いくら”はざま”を共有したからといって、”はざま”に止まり続けることは出来ない。
これは僕たちの世界そのまんまだ。
ブルーアワーは明け方だけのものではない。
暗闇が支配する前の時間帯も実はブルーアワーだ。
明け方のブルーアワーの後の希望の時間は、日がさす日中だったのかもしれない。
でも日は必ず暮れる。
でも、また、日はさす。
僕はそんなふうに思う。
Amazonの配信で出し惜しみして、中身が薄まってますね…。
Amazonで配信されている“彼女”視点のアナザーストーリー「ある夜、彼女は明け方を想う」も観てみた。
黒島結菜さんの演じる“彼女”は、大学生か大学院生ながら結婚し、夫のニューヨーク転勤と、自身の就職内定が重なり、夫の転勤についていくことなく、日本に残った。
“彼女”は“僕”と不倫する訳だが、その動機はとぼしい。
ただ、そのなんとなく満たされない感情を描きたかったのだろう。
メインストーリーの116分は、かなり長い。これならば、Amazonで配信せず、つまらない舌入れ&腰使いベッドシーンをなくし、一本の映画にすればよかったんじゃないだろうか?
アナザーストーリーも45分あり、メインストーリーはかなり間延びしている。
特に“彼女”と会えなくなってからが長い。
二本一緒で100分程度か、長くて120までが限界だ。…ということで、低評価になってしまう。
とはいえ、高評価もあるので、劇場で観て、Amazonの配信もご覧ください!
似たような経験は誰にでもある‼️❓
私事で恐縮ですが、交際した女性の3分の2は二股をかけていて、その相手は既婚者でした。
主人公と立場は違うのですが、共通点が多々あります。
女性からの強引なアプローチ、男は受け身で、かつ、優しさとゆうか優柔不断。
多分、この女性はこんなことを死ぬまで繰り返すので、主人公と同じ経験をする男は多いでしょう。
多分、原作者か脚本家は、自分の経験を書いてる、だから風俗嬢とも交際してるはずです、多分、わかる。
友情に厚い親友集まるのも、主人公の特徴です。
私も親友に助けられて、生きてます。
だから、主人公には同化しました、それだけですが。
多分、行動的な人には、理解しがたい主人公かもしれません。
京王線の青春
予告から「花束みたいな恋をした」的な作品を想像していましたが、また違う恋の痛みを描いた作品でした。
卒業間近の大学生から社会人なりたての数年間は、年齢的には大人に判別されるも、まだまだ成熟できずにいる良くも悪くも中途半端なとき。でも、その中途半端なときにしかできない青春や無茶があって、振り返るととても眩しくかけがえのないものだったりする。
そんな時代の楽しさや嬉しさ、切なさやもどかしさ、痛さ、儚さを、明け方の空気感と共に描いた画は、なんともエモいものになっていました。マカロニえんぴつの曲も相俟って、自分のことを重ねて感傷的になってみたり。
ストーリー的には、途中に転換はあれど、そこまで緩急はなく普通の人のお話。でもナチュラルでありながら心情を感じる雰囲気をまとい、退屈しない作品になっています。
余韻を含めて楽しめました。
甘口カレーか!
おせちもいいけどカレーもね!という時期に年始初映画。
黒島結菜ちゃんには恋する乙女のアシガールのままでにいて欲しい私としては濡場などけしからん!
という思いと、女優として開花するには濡場も必要なのか?
の葛藤をしながら観に行く。
監督は若い女性だが、いっそ監督がおっさんだった方が男目線の艶っぽい濡場になって、まだ辛口カレーになったかもな。
これまでの黒島結菜をアンバンマンのお子ちゃまカレーとすると、今回、甘口カレーになったぐらいの感じだった。
ガウンがめちゃくちゃ不自然だし、その割に長い。
3秒でもいいからガウンなしで挑んで美しいシーンを撮影していたら奔放な美しい人妻として、作品の質も上がっただろうに。
女性の監督ならではの視点で女性の身体を美しく撮ろうと思わなかったんだろうか。
あんな濡場なら一切なくても翌朝のシーンにするだけで、話はつながるよ。
学生時代の友人たち、それぞれ社会人になり苦悩する姿もなんだか文句が多くて甘い感じがする。
そこも甘口カレーな感じ。
大企業の歯車のありがたみを知れ!
単調な毎日の中に楽しさもやりがいも見つけられるだろ?
といちいち甘ったるく感じてしまうのだ。
失くしたスマホ探しで始まった恋はスマホを失くして終わる。
そこは、なんかよかった。北村匠海の物憂げな表情もよかった。
結論。黒島ちゃんは今回、往年の宮沢りえとか菅野美穂みたいにスパッと脱がなかったんだから、もう脱がなくていい、この先も。
小出しにもしなくて良い。
彼女の魅力は違うところにあると思う。
原作に頼りすぎ?
スッカスカなところも含めて、驚くほど原作に忠実というか何の演出もされておらず、これで2時間は正直キツい(原作小説は1時間で読める)。
2010年代の東京(下北沢、明大前、高円寺、渋谷)という、極めて限定的な時代と場所の若者のカルチャーをシェアできないと、原作同様とてもペラッペラな陳腐な作品にしか感じないのでは?
たとえシェアできなくても、作品が素晴らしければ、出てくる固有名詞を調べたりする気にもなると思うけど、果たしてどうなんだろう?(自分はほぼわかった)。
いろいろ事情はあると思うけど、ベッドシーンはとても20代前半のふたりのそれには見えず、せめてお風呂場で叫ぶシーンくらい全身で撮ればよかったのに…。
明け方のマジックアワーも全然印象に残らないし…。
全体的に若さを感じられなかったのが致命的かと。
北村匠海は大学生から社畜まで違和感がなく流石と思ったし、他のキャストもよかっただけに原作に頼りすぎたのが残念。
正に、時代は変わったのである
淡々と進む日常に退屈だなぁと思っていた私だが、途中からグッと引き込まれた。
不倫で泣かされるのは、女性と決まっていた時代から大きく変わったのだなぁと。
どうせなら、そのまま方向転換してゲイの道に進むのかと思ったら、そうでもなく…
まったく肌の見えないSEXシーンとか、スゴく不自然だった。凛とした美しさのある黒島さんなので、もう少し新感覚のエロスなど、表現出来たのでは?と思った。
意味わからない映画です。 主人公らは全然だめな人柄で、絶対同感でき...
意味わからない映画です。
主人公らは全然だめな人柄で、絶対同感できない。
監督の言いたいことは?
あんなひとたちを応援して、許してってこと?
ありえないです。
2021年最後の駄作でした。
あたしにもあったな〜、マジックアワー。
正月早々なんとなく選んだ作品。
北村さんと黒島さんは「十二人の死にたい子どもたち」で、共演済みかな。
なんかお似合いのふたり。
北村さん、セックスシーンでイッたあとに泣いてたの、なんで?そんなに気持ちよかったん?って思ってたんだけど、後半回収された。そういうことか。
なんていうか、若い時自分自身も感じてた「なんでもできそうな根拠のない自信」「永遠にこの楽しい時間が続きそうな感覚」それから、
就職して、結局なんにもできないじゃん、って表現が見事で、甘酸っぱく切なかった。
そして辛い。
明大前、高円寺、下北沢、新宿…と出てくる街並みもそれらの記憶を掻き立てる感じがあったかな。
上京組でそこら辺の街で遊んでた人たちには特に響きそう。
2022年一本目。とてもよかった。
全160件中、121~140件目を表示