「ささやかな、明日へのエール」明け方の若者たち るんさんの映画レビュー(感想・評価)
ささやかな、明日へのエール
主人公の心のうちを、彼自身から語られる言葉ではなく、彼の行動から伝えようとするのが非常によかったです。
北村匠海さんが、観る人に想像を巡らせるような、絶妙な佇まいと空気感で、最後まで惹きつけられました。
黒島結菜さんの、かっこよく、凛として、でも最低な彼女を美しく演じていたのも良かったです。
彼らと年齢が近いこともあり、終始共感というか、いい意味で心に残る作品で、
私は、
「若者よ、病んでも、つまずいても、立ち止まっても、だいじょうぶ。そうやってみんな大人になっていくから。たまに心の中のささやかな希望を思い出して、また進めるようになったら、前に進め」
というエールをもらった気がします。
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NOBUさんのコメント
2022年1月19日
今晩は。
”「若者よ、病んでも、つまずいても、立ち止まっても、だいじょうぶ。そうやってみんな大人になっていくから。たまに心の中のささやかな希望を思い出して、また進めるようになったら、前に進め」”
良い言葉ですね・・。私は、不惑の年齢ですがこの言葉は、万民に通じる言葉ではないでしょうか。
映画は勿論素晴らしかったですし、多くの人がるんさんのような気持ちをこの作品から感じ取られたのであれば、制作陣も本望ではないでしょうか。
では。返信不要です。
素敵なレビューを有難うございます。