「あたしにもあったな〜、マジックアワー。」明け方の若者たち marcovesameさんの映画レビュー(感想・評価)
あたしにもあったな〜、マジックアワー。
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正月早々なんとなく選んだ作品。
北村さんと黒島さんは「十二人の死にたい子どもたち」で、共演済みかな。
なんかお似合いのふたり。
北村さん、セックスシーンでイッたあとに泣いてたの、なんで?そんなに気持ちよかったん?って思ってたんだけど、後半回収された。そういうことか。
なんていうか、若い時自分自身も感じてた「なんでもできそうな根拠のない自信」「永遠にこの楽しい時間が続きそうな感覚」それから、
就職して、結局なんにもできないじゃん、って表現が見事で、甘酸っぱく切なかった。
そして辛い。
明大前、高円寺、下北沢、新宿…と出てくる街並みもそれらの記憶を掻き立てる感じがあったかな。
上京組でそこら辺の街で遊んでた人たちには特に響きそう。
2022年一本目。とてもよかった。
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