アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイドのレビュー・感想・評価
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手を合わせて見つめるだけで
近未来の恋人アンドロイドの実験顛末。
AIが進めば、こういう未来が来るかも。
少子化は更に進むか今以上にセックスで子どもを作ることがなくなるか。
私の相手だったら、どんなアンドロイド?
近未来的な非現実的な、今までのアンドロイド物語りとどう違うのか?と期待と不安を持って鑑賞。
いやー、面白ったです。荒唐無稽な話でありながら(現時点では。アイボもできたし、将来的にはあり得る話)俳優陣の自然な演技に違和感なく観れました。ベルリンの落ち着いた雰囲気もいい。
私が依頼したらどんなアンドロイドができるのだろう?
外見や性格はいまのパートナーと同じような感じ?それとも全然違うのかしら?反対にパートナーのアンドロイドは私に似てるのかしら?似てたら嬉しいし、全く違ったらウケる(笑)
自分の全てを肯定してくれる相手といたら、他の人とのコミュニケーションが取れなくなって、アンドロイドとしか生きていけなくなるのかしらん。それって人間相手なら良いのかなあ。いや、高度なアンドロイドなら、全部肯定だけではなく、相手を成長に導く厳しいアドバイスもしてくれるようプログラミングできるはず。勿論嫌われない範囲の微妙な匙加減で。なーんて考えが膨らむ示唆に富んだ映画でした。
それが人間よ
膨大なデータから女性を幸せにする術を限りなくインプットされたアンドロイドと、恋愛に興味が無いと言う女性の交流を描いた作品。
まず、トムの役者さんのほぼ人間でありながら絶妙にロボット感が出ちゃってる風の演技がお見事!!
93%の確率を信じ、とにかくロマンティックな雰囲気を作り出そうとするトム。
良いですねぇ~。。バラいっぱいのバスタブに、泡を割るように脚がのぞき・・・どこか艶っぽいイチゴを摘まむ指先・・・その姿は・・・って、お前かいっ!!
ここちょっと笑った。
話の主な内容はと言うとまぁ想像通り、ロボットだからと言うことで関心のなかったトムに対しアルマがはまってしまっていく・・・といった所。
それでも色々と考えさせられますねぇ~。
確かに、見た目人間で自分の欲求を満たしてくれるならそれは良いことのように思えるが、、、朝を迎えたアルマの言葉は胸に刺さった。そうか、全部自分との対話か・・・何だかトムも可哀相に見える。でもそれすら感じないのか。
それでも、鍵はしばらく預かってのくだりは少し心が救われたような、より哀しくなったような・・・複雑!
キャラクターも皆良かった。トムがいることで他の皆がホントに人間臭くみえて、何だかいとおしい(笑)
その他、幸せになった初老学者さんや、脇役も良い所なのに核心的な台詞を放っちゃう警察さんだったり。そして鹿ですよ。
クライマックスに向かう流れは秀逸。倫理的な問題もありますからね~。アルマの考えもまとまったのかな・・・からのラストシーン、ここしばらくの作品の中でもベストかも!?
全体を通し、物語も面白かったと共に、幸せと哀しさ、虚しさだったり、自分だったらどう思うかな~なんて考えながら楽しめる良作だった。
近未来に思いを馳せる
ハンサムで毎日甘い言葉で愛の言葉を囁いてくれ、エスコートなんてお手のもの。その上何でもできて的確なアドバイスもくれる。欲求を全て満たしてくれるパーフェクトな彼。だけど彼は生身の人間じゃないーー。
「私もこんなのが欲しい!たとえロボットだとしても」物語の途中で何度思ったことか(笑)
だけど、生身の人間との触れ合うことの喜び 、時には苛立ちなど様々な感情が生まれる楽しさを知っているがゆえに、どちらが良いとか選択することは難しい。人生って夢や喜びや希望があってこそ日々を頑張れるわけで、、、、。実際には物語の後半にアルマが企業に出した回答が本質をついている。
とか言いながらもラストには矛盾した展開が描かれているし。ここにアルマの“葛藤”が描かれている。
近未来を表す“アンドロイドと考古学”、アンドロイドと野原や野生の鹿”、“父の介護や過去の悲しみや研究の成果”に対し、“何不自由なくスムーズに送れるアンドロイドとの生活”
近未来と過去、人工と自然、困難と平易が巧く対比され描かれている。
ダン•スティーブンスの演技の巧さよ。目の動き、首の傾け方、表情一つとってもロボットそのもの。
ベルリンを舞台に描かれた映画を見たのは『水を抱く女』ぶり。両作ともに似たような雰囲気がある。私はベルリンという街が好きみたいだ。早く気軽に行けるような日々が訪れて欲しい。
人間とは何か、人格とは何か
面白かった。AIの活用が多方面に亘るようになった現在であればこその作品である。ハリソン・フォード主演の映画「ブレードランナー」に登場するレプリカントと呼ばれる人型ロボットも人間そっくりに作られていたが、あまりにも似すぎていたために、学習して感情を身に着けて人間そのものになってしまうことを恐れて寿命が設定されていた。
本作品でもレプリカントと同じくらい人間そっくりな人型ロボットのトムが登場するが、「ブレードランナー」とは違って、肯定的に扱われている。アイザック・アシモフのロボット工学三原則に則っていると想定されるトムは、ヒロインをどこまでも大切にする。それにAIの学習能力が物凄い。トムはヒロインの身体だけでなく、精神を守るために命令に背くこともある。二足歩行だけでなく二足走行や物品の取扱いもスムーズだ。こうなるともはや人間である。
最近ではラブドールにもAI搭載機が開発されているようで、物理的な生産作業だけでなく、人間の性生活にまでAIが何らかの役割を果たそうとするようになっている。そしてトムはそれに加えて人間の日常生活や精神生活にまで、重要な役割を果たすように出来ている。しかも新しい情報を常に吸収し続け、アルゴリズムは随時修正する。人間が時の流れで変化するのに合わせて、自分も変化するのだ。変化しないのは外見だけである。最近は年の差を気にする必要がないから、年配女性が若い男性と一緒にいても違和感がない。
下世話に言えば、ラブドールが自分で動いて喋って表情も変えて、掃除洗濯をして食事を作ってコーヒーを入れてくれる訳だ。もちろん本業?の夜の相手もしてくれる。ほとんど妻である。旅行でも映画でもコンサートでも、どこでも一緒に行ける。生活面の提案もしてくれるが、もう少し痩せたほうがいいなどと、こちらが不愉快になるようなことは決して言わない。本当の妻よりも優れているかもしれない。
いいことばかりのようだが、ひとつだけ、人格の問題が立ちはだかる。ヒロインのアルマが気にしていたように、どこまでいってもトムは人型ロボットなのである。人間と同じ人格を認めるのは、心理的な抵抗もあるし、トムをパートナーとすることは自分が人間から品物のレベルに下がってしまうような気もする。
しかし人には愛着という感情がある。ペットを飼っていると離れ難くなり、期間が長くなると人によってはペットの人格を認めたり、死んだらペットロスに悩んだりする。人型ロボットに対しても当然同じことが起きる。アルマがトムに感じたのは愛着なのだが、トムはペットと違って老化はしないし、AIが常に学習してコミュニケーションを取るから、トムとは飼育ではなく共生の関係である。つまり人生のパートナーだ。愛着が愛に変わる可能性は大いにある。
トムはプロトタイプで、商品としてはほぼ完成している。購買するのにどれだけの金額がかかるかわからないが、将棋のAIソフトが最善手を導き出すように、トムはその無謬で大容量の記憶と理論的に導き出す答えによって、様々なビジネスで成功を収めそうな気配が満々だ。購買金額を取り戻すのにそれほど時間はかからないかもしれない。
トムのような性生活も日常生活も精神生活も経済面も支えてくれそうな人型ロボットがいれば、満ち足りた人生を送ることができそうだ。しかしそうなると人間は何をすればいいのか。
本作品は考古学者で大学教授で博士というインテリをヒロインにすることで、人間とは何か、人格とは何かという問いが彼女の頭の中を目まぐるしく回り続けていることがよく伝わってきた。当方も同じことを考えながら鑑賞したが、トムが万が一悪意のある人間にハッキングされたらどうなるのかも考えた。そうなると一巡りして「ブレードランナー」の世界になるのかもしれない。AIロボットは便利なものではあるが、厄介なものでもあるのだ。
アルマは薔薇のアロマ風呂には興味なし
古代楔状文字の女性研究者のアルマがある企業が開発した恋人用アンドロイドの期間限定のお試し試験(臨床治験)に応募するという話し。ベルリンが舞台のドイツ製作映画。監督は50台の女性。
最近見た潜水夫が水の妖精と付き合う👨❤️👩映画(ドイツ製作)も女性監督だったような。ドイツ製作映画はなかなか少ないので興味がわきました。
主人公のアルマは40代半ばの美人研究者で、研究資金調達目当てだったようで、最初からあまりノリノリではない設定。企業にとっては適切な治験参加者ではなかったと思います❗
そのせいか、最初からイライラしました。
肉体的な直接描写は最小限。AI技術は素晴らしいので、研究助手としては最高です。いち早くライバル研究者が論文を発表したことを伝える場面は先を越された研究者の悔しさがよく伝わって来ました。やけ酒場面ではアンドロイドに「呑むなら乗るな」と言われてしまいます。悲しい😢なぁ。
アンドロイドは青い瞳の年下イケメン。フランス映画だったらなぁと思ってしまいました。
アルマは薔薇のアロマ風呂には興味なし。非常に残念でした。
男がキャンドル灯して薔薇の花びらを浮かべた風呂でうっとりしている場面は要らね~よ。
ロマンスドール(蒼井優のダッチワイフ映画)や男性宇宙飛行士用のAIアンドロイド映画のAIライジングの逆バージョンを期待し過ぎました。
やはり、ドイツ人女性は真面目で堅い印象がありますね。主人公も初恋のときめきとトラウマが忘れられない、うぶな中年女性の設定です。
そして、もうひとつのテーマはおひとりさまです。
認知症の実の父親の描写が対比として効いています。子供ができた元カレも。
最後に夜の路上で出会う62歳男性と女性型アンドロイドカップル。男性の告白にはリアルな喜びが感じられました。これからは宇宙旅行よりもAIロマンスドールにお金をかける時代がやって来ます。確実に。オリエント工業にはアメリカのエヌビディアのような最強AI企業と技術提携することをおすすめします。
現実感は皆無 思想的な作品
未来のAIロボットと女性との恋愛コメディの様に見えましたが、かなり哲学的な会話が多く娯楽作品ではないかな。
現実的には無理がありすぎてリアル感はないが、知識欲がある人には向いている気がします。
ロボットとのベッドシーンだけはかなりリアルでした。
ラストの意味がよくわからないのは私の理解力の無さでしょう。
アンドロイドやAIは舞台設定
鑑賞直後は、深くて哲学的な作品かと思ったのですが、ふとこれは「美女と野獣」と一緒なんだと思い至りました。
野獣もアンドロイドのトムも異世界の存在(非人間)。物語の舞台は現代の街だけれど、立体映像の人々がたくさん出てきたり、やはりロボットのセラピストが出てきたりして、何となく異世界です。
その異世界の男性トムが、現実世界の男性にはもはや存在しないような完璧な振る舞い、知性、優しさを示してくれたら、そりゃ好きにもなるし、抱かれればオーガスムスも感じるだろうと。それで、彼が非人間であるゆえに罪悪感も感じるだろうと。
そう言えば、こういう非人間との恋愛物語って、昔話にもたくさんありますね。
結局、この作品は。マリア・シュラーダー監督による「理想の男性像」の提示であり、裏を返せば、現実の男たちに対する「幻滅」の表明なのかもしれません。
ドイツ映画らしい理屈っぽさに惑わされず、あまり深く考えないで、二人のラブロマンスとして見れば、二人とも演技が上手いので、とても楽しく鑑賞できる作品です。
感情って偉大なんだなー、と。
自分にとって完璧な理想の伴侶見つけられたら幸せなんだなー、とはわかるけどそんな中にも怒りや悲しみやいろんな感情が入り混じってこそのつながりと気づかせてくれる。アンドロイド感ないけどアンドロイドっぽい演技、良い感じ。欠点あってこそ人間。なかなか深い…。
素晴らしかった
完ぺきに近い機械人間に心は宿るのか、みたいなテーマで『オズの魔法使い』を見た直後だったためブリキ男に重なる。
主人公は自分にとって完ぺきであって、幸福だとしても所詮はまやかしであると拒否するが、チビデブハゲの中年男は美女のアンドロイドを連れて幸福に酔いしれいている。男女の性差がくっきりと表れているようにも感じる。しかし、どんなに幸福であってもその中に不平不満をほじくり出すのが人間と言うもので、倦怠期にどうなるのか見てみたい。完璧であることを嫌悪したり、腹立たしくなったりするのではないだろうか。単純に飽きることもある。
心とは一体なんだろうと改めて問い直させられる。
スタッフの女性がアンドロイドで、主人公が激怒するところが面白い。
アルバトロス配給作品にしては珍しく見応えあり
ポスターや予告編を見る限り、コメディタッチの作品かと思いきや、どちらかというとヒューマンドラマの側面が色濃く出てて考えさせられる部分も多い作品。
導入部分では「恋愛要素に特化したドラえもん」とでも言うべき超絶イケメンの人型アンドロイド・トム(ダン・スティーブンス)がAI学習機能をフル活用して、天邪鬼なキャリアウーマン・アルマ(マレン・エッゲルト)の心に寄り添うべくアップデートを繰り返していく。正に近未来のARを具現化したような展開。
ただ、妹や元恋人への嫉妬心や認知症の父への向き合い方など色々な事と葛藤している依頼主アルマの姿を見て人と人との対峙の仕方や適度な距離感の取り方を学んでいくトムとそれを素直に受け入れられない卑屈な自分自身に辟易するアルマ。
何とも言えないもどかしさに焦ったさを感じつつも知らず知らずに物語に入り込めていた。
チラチラ見えるマレン・エッゲルトの胸元が大学教授という役柄上どうなのか? とも思ったりもしたが、夜な夜なダンスホールに繰り出すほどオトコに飢えてるんだ、ということを表している演出としてはストレートで、良かったのかな。
個人的にはセックスシーンまでは必要なかったとは思うが・・・
愛?情?お互いの存在意義かな。
人間以外と恋におちる、ドラマや映画は数あるけれど。。
一人で、生きていくのが当たり前な人のパートナーとしての作品は男性主体以外は、あまりなかったような?
お互いの力関係が同じように感じたのか、ラストは嫌いじゃないかな、
完璧すぎると居心地が悪い
SF映画に見られる特殊効果は極力抑えられ、トムを演じるダン・スティーヴンスの演技力だけでアンドロイドらしさを表現するという、ある意味ストイックな作品。一種のシチュエーションコメディのような仕上がりになっているのだが、それが却って物語の特異性を浮き彫りにするような形になっていて面白い。トムは人型ロボット(原語ではそう言っているのだけど字幕は常にアンドロイドになっている。細かいことを言うと、完全に人を模して作られたトムの場合、アンドロイドと呼ぶ方が正しい)なので、感情らしきものを表出したとしてもそれはそういう動作をするようプログラムされているだけであり、ダン・スティーヴンスはちゃんとそう見えるように演技をしている。逆に言うと本作における面白みはそういったところしかないので、SFらしさを求めて観るとおそらく退屈な作品だろう。
また、アルマがトムにぶつける苛立ちは大変よく理解できる。完璧に自分向けに設えられたものというのは時に居心地が悪い。アプリなどで自分の嗜好に基づいて表示される広告に気持ち悪さを感じるのと同じだ。少しズレているくらいの方が人間には心地よいのだ。まして今、誰に対しても恋愛感情を持ちたくないアルマにとっては、むしろ心に棘を刺されるようなものだったろう。だからこそ、後半の展開がより心に沁みるのだ。
マレン・エッゲルト
が、達者で夢物語に現実味を与えている。
男が女性を口説く手管が茶化されていて、自分たちは物凄く苦労してるんだからもう少しくだらなくても付き合ってほしいなぁとか思ってしまいます。映画の話ではなく。
【人間の未来】
この作品は、鑑賞後、落ち着いてよく考えると、実はよく出来た物語だと思うようになる。
ずっと違和感と向き合うような作品で、今はまだちょっと荒唐無稽な未来を見せながらも、SF感は少なく、実は、現実社会の僕たちに対して、逆説的に様々に問いかけているのだと思う。
そして、更に、アルゴリズムを一旦は否定しながらも、自らの考え方が特定の型にはまってしまって、実はアルゴリズムのようになってしまってはいないか、そして、そこから更に思考し続けることの大切さを説いているように思うのだ。
(以下ネタバレ)
終盤の場面、アルマがたどり着いた、自動車の中で語られる結論、つまり、自分の好みだけを積み重ねて構成したアンドロイドと生活する未来に否定的な考えは、まるで、アルゴリズムが自分の好みに応じて見せるニュースや見解だけに囲まれて、多様な意見に耳を貸さないで半ば生きている、ギスギスしている僕たちの社会を否定しているようでもある。
しかし、アロマが、行方不明になったトムを探し出す場面も実は重要な意味があるように思う。
トムが、物語の中盤で、アロマのライバル・チームが古代文字の解読を成し遂げた事実を見つけ出した場面を思い出して欲しい。
僕たちの周りは、自分の都合の良い事実だけで成り立っているわけではないのだ。
つまり、アルゴリズムやAIは、僕たちの使い方によって、より客観的で、より良い方向に向けることも出来るのだと言いたいのだ。
だから、あのエンディングのアロマとトムの再会の場面が用意されていたのだ。
当初考えていたより、異なる示唆がある作品だと思った。
WOMAN
不思議な味わいの映画
キャリアを積み重ねた女性にアンドロイドの恋人。
しかし彼はアルゴリズムを逸脱していく・・
げに面白きは人生。
草原を裸足でいつ駆け回っただろう!?
女性監督が本当に描きたかったことを、素晴らしい視点で描いています。
とても懐かしかった👏
禁断のテクノロジー
自分の好みに最適化されて、セックスも可能なアンドロイドがやってきたら、もうアウトでしょ。多幸感と快楽に毎日浸れるんだから、多分、幸せのまま早死にすると思うね。少なくとも自分はそうなると思う。
『ブレードランナー2049』では、ホログラムのAIが恋人だったが、このレベルが一番いいのかもしれない。物理的に接触できると、依存度が尋常でなくなる可能性がある。
トム役のダン・スティーヴンスの演技はアンドロイド感がバッチリで面白かったが、ロボットとの恋の行方は想像を超えることがなくちょっと物足りない。ハッピーになるにしろ、破滅に向かうにしろ、新しい回答が見たかった。
合法ハーレムも夢じゃない
理想の恋愛パートナーとしてつくられたイケメンアンドロイドと、3週間の最終テストに参加した、最早恋愛に興味がないと宣う学者の話。
1700万人をスキャンしたマインドファイルから、アルゴリズム解析をして好感を持たれる行動をするトムと、残念ながら自分はマイノリティだと言うアルマ。
頭が良いが故に「ロボット」ということを意識しバカげたことの様に感じていたアルマが、沼にハマっていく様はお見事。
しかしながら、受け入れることは本当に幸せなのか?完璧過ぎたら人をダメにする様な。
選択肢の一つとしては良いのかも知れないが。機会を失うことにもなるし、笑うセールスマン的な恐さも少し感じた。
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