特「刀剣乱舞 花丸」 雪ノ巻のレビュー・感想・評価
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推しがいてくれるだけで楽しい〜〜
久々の「刀剣乱舞〜花丸〜」の映画だったので
楽しみ楽しみワクワクで鑑賞。
「刀剣乱舞」のゲームの方はゲームの中で
それほど各キャラクターが動くわけでは無いので
こういった別媒体の作品はとにかく推しが動いてくれるだけで
楽しい楽しい〜〜
この映画レビューを色々読んで作中の
山姥切り長義の性格描写が「長義らしく無い」と
物議を醸していることを始めて知りました。
「刀剣乱舞」というコンテンツの画期的な所は
「この世には数多(あまた)の本丸があり
その本丸ごとに、様々な刀剣男士がいる」という割り切り。
つまり原作のある漫画などをアニメ化や実写化した時に
原作至上主義の一定のファン層からは受け入れられない
原作と違いすぎる!と言う拒否反応が起きるのだが
「刀剣乱舞」では「数多(あまた)ある本丸」という一言で
あのキャラは他の本丸の刀剣男士であって
「私の愛する本丸の刀剣男士では無い」という形で
ファンが「容認的な無視」(そんな言葉無いけど)が
できるところにある。
「とある本丸」という定義
これは「刀剣乱舞」の大発明だと私は思っている。
基本情報さえ原作のゲームに従えば
後はそのキャラがどのような行動を取るかは
脚本家次第!と言う自由度の高さなのよね。
だから、とにかく、映画館で見逃した各審神者殿!
(そんな人、ほぼ居ないと思うけど)
細かい事は気にせず、配信等で見る時は
「自分の推しが出てる!」ってことを
最大限に楽しんで下さいませ!!
3部作の1作目「雪ノ巻」
5/20〜3週間限定上映。
上映が延長され、最終日だったため見納めに。
前半は山姥切国広と山姥切長義、後半は陸奥守吉行、肥前忠広、南海太郎朝尊がメインとなってます。
OP前に加州清光と大和守安定、三日月宗近と山姥切国広、鯰尾藤四郎と骨喰藤四郎、髭切と膝丸、今剣と岩融がシリアスな一発触発な展開で何があったのかと思ってると…全力の豆撒きが開始!
さすが花丸です(笑)
そして「福は内」で豆を全力ぶつけられ豆まみれのへし切長谷部、見事に豆をガードする長義(笑)
長義は写しである山姥切国広にあたりがキツく、江戸出陣では隊長である山姥切の指示を無視して突っ走って怪我してしまう。
いくら山姥切に反発心や本科としてのプライドがあっても任務中に長義はそんな行動しないんじゃないかな…?
その後の内番(畑当番)でサボることもしないと思う。長義のキャラ表現がヒドくないかと思った。
後半は土佐への特命調査でそれぞれのキャラがたっていて良かった。
ただ、土佐でのボスとの戦闘があっさりしていたことと、陸奥守吉行の心情があまり表現されていない。もう少し陸奥守吉行の心情を掘り下げて欲しかったところ。
「3週間限定」
今年55本目。
5月20日から3週間限定なのでそろそろ行っておかないとで鑑賞。
何年か前から「刀剣乱舞」のアニメ、福士蒼汰主演の実写と全部行っていて今作もいい。
OP、EDの歌が好き。
ちなみに加州清光と大和守安定は新撰組の沖田総司が使用していたとされる打刀。
推しは加州清光です。
女の子が 全く居ないのは納得できん。(笑)
映画のチラシは 女の子らしいのがいたのに
男だった.....。(´・ω・‘)ションボリ
イケメンの剣士が揃っていて 女性に人気のアニメと知った。
後半の戦いから 面白くなりました。
映画終わって 周りを見渡せば
工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工 全て女性でした。
先月土佐を訪れていたので 高知城の黒鉄門とか
「見た見た」と思ったりしてました。
鰹の藁焼きも 食べたしね。(^_-)-☆
話の流れのテンポは良かったです
ゲームを初期からやっていて、たまに舞台やミュージカルもみているファンの一人です。
花丸事態ほのぼのをベースにしているアニメだと思っているので、ストーリーは特に気にせず鑑賞してました。
けれど、やっぱり最初のダブル山姥切の話を見ていて気持ちいいものではありませんでした。
長義が自分が本歌だというプライドを持っているからこそ自分よりも戦闘経験があり強い山姥切国広を受け入れられないのは分かりますが、戦闘中に勝手に行動をして窮地に陥るようなキャラではないと思います。
政府で監査官をしていたなら、隊長の指示が間違っていると判断したら勝手に行動せず、どう行動した方が良いかを説明をするようなキャラだと思っていたので...
後半の特命調査は楽しめました。
5つの光と共に刀剣たちが土佐についたときはめちゃくちゃ目立ちすぎ!と突っ込みを入れたくなりましたが。
時間の都合もあると思いますが、深く掘り下げはせずテンポ良く話を進めているように感じました。
これなら、上映時間が短くなっても良いから花丸独自の特命調査を見たかったなあと思いました。
土佐組と静薙刀が良く描かれているぶん、前半の長義が加州と山姥切国広や他の刀剣たちの引き立て役に見えて仕方なかったです。
伯仲と土佐組で明暗
ゲームからミュージカル舞台アニメ実写一通り見てきた者の感想です。映画本編も以下レビューも審神者視点ですのでご了承下さい。
ご存知の方もいると思いますが、現在の刀剣乱舞の展開は色々物議を醸しており、その中でもアニメの花丸は1期2期共に気軽に楽しめる日常系として映画も期待されていました。
今回「雪ノ巻」でおもにスポットを当てられたのは山姥切長義、静形薙刀、肥前忠広、南海太郎朝尊です。
雪ノ巻本編はこれまでより群像劇の要素があり、時に仲間とぶつかり合い、時に歴史を守るため大切な人を手にかけねばならない刀剣男士の苦悩と成長が描かれています。
花丸は元々ギャグとほのぼのが中心なためかシナリオの都合で山姥切長義の動かしかたに賛否が分かれたように思えました。
彼は刀剣乱舞無双にも出てくる人気キャラクターで、演じている役者さんや声優さんからも丁寧に人物像がプロファイリングされています。
雪の巻の序盤の描写で、長義の高慢な性格や山姥切国広へのつっかかりをデフォルメしてしまったために演者の解釈が無駄になってしまった部分が少し残念です。
具体例を挙げると、任務中に部隊長の言うことを聞かずに窮地に陥り周りが助けるシーンがあります。
また、改心後も「助けてくれた仲間に菓子折を持って礼に行くが、畑仕事をサボって縁側で古備前に茶を淹れている」というズレた行動をとっています。
やるべきことをやらずに部分的に律儀で自分が正しいと思っているのは尊大型のアスペと誤解されそうな扱いです。
わがままな所も可愛いかもしれませんがエリート監査官風のキャラにルーズな行動を取らせると違和感があります。
反面、特命調査パートの土佐トリオはそれぞれキャラ立ちしてファンからもおおむね模範的に活躍していたぶん前述の山姥切長義が噛ませ犬に見えてしまった気がします。
罠博士こと南海太郎朝尊などは、いかにもその場の思いつきで勝手な行動をとって相方の肥前忠広に尻拭いさせそうな不思議ちゃんになりそうなのに、本編では変わり者ながら周囲と波長を合わせつつ持ち味を発揮する様子が魅力的でした。
脚本家の好みが出たのか得意不得意なのか。
それだけにマイナス箇所が惜しまれます。
ひねった見方をしなければ、前半部のストーリーは「プライドが高く向こう見ずな青年が花丸な本丸の刀剣男士たちの優しさに触れ不器用ながら成長していく」人情話です。
しかし表現が荒かったばかりに、加州の性格の良さを引き立てるための長義に見えた審神者は少なくないでしょう。
ちなみに自分は山姥切長義推しではない完全な他担です。
しかし毎日のようにタイムラインに流れるチョーギストの悶々した感想呟きを見てると心中察するに余りあるので長々とレビューを投稿しました。
最後に公式側に言いたいのは、映画のプロモーションで目立たせるなら作中でプライドへし折って長義と長義推しに恥かかせるのはやめてあげてくださいということです。
推しが選抜に選ばれるか否かで評価が変わる作品とも言えますか
ゲーム、活劇、刀ステも履修済ですが、花丸の良いところはギスギスしい持ち主達の関係性を刀達が軽々と飛び越えていくところにあると思います。時代的にも思想的にもあり得ない武将同士のコラボ(=協力体制)を、彼らが所持していた刀がやり遂げるという。
その点に関しては、今回も面白かったです。
なんか微妙な言い方なのは、結構この作品、秋◯康先生のところ並みにキャラ人気と言いますか、選抜体制厳しいっすよね……。あ、刀剣乱舞に関する全メディアに対しての話っす……。
自分が未熟で評価出来ない
「刀剣乱舞 花丸」の劇場版3部作の第1作。
刀剣男士の大和守安定と加州清光は、名刀・山姥切の本歌であるという山姥切長義が自身の写しである山姥切国広に対して挑発的な態度を取り、国広は長義に複雑な思いを持っているため、安定が清光にある提案をした。一方、坂本龍馬の佩刀・陸奥守吉行ら5振の刀剣男士は、歴史を改変されたままの文久3年の土佐へ向かい、先行して調査していた肥前忠広と南海太郎朝尊に合流し、歴史改変の首謀者を討つべく奔走するという話。
刀や歴史のことを勉強してからでないと話に入り込めない。
キャラを覚えきる前に終わってしまった。
予習が必要な作品なので、未予習で映画館に飛び込むと良さがわからないだろう。自分もそうだった。
次回までに刀や歴史、本作のストーリーと人物を覚えておこうと思った。
なので評価出来ないのだが、星無しだと問題だから、星3としておきます。
三部作の一作目
原作はとにかくたくさんのキャラがいて、しかもそれぞれに思い入れのあるファンたちがいる。
どんな物語を作っても賛否両論は免れないだろうし、そんな作品によくぞ取り組んでくださったと、一ファンとしてはスタッフの方々には感謝しかない。
とにかく観て分かったのは細かい配慮の数々。商業として成り立たせるに避けて通れない、情報提供の駆け足や削減を少しでも減らして詰め込もうとする努力に本当に頭が下がった。
まだ三部作の一作目。推しの扱いの大きさに一喜一憂するのはまだ早い。またたとえ期待したほど映ってなくても、そのカメラの後ろには花丸な日々を笑顔で楽しむ推しがちゃんといることが感じられる。続く月と花もめいっぱい楽しもうと思う。
キャラクター映画としては満点
花丸の主旨である「全刀剣男士が主役です」の言葉通りの内容だったと思う。
できるだけ多くの刀剣男士をだし、できるだけ多くの刀剣男士を絡めたストーリーが展開していく。
特に特命調査を説明するシーンは、六振くらいの刀剣男士が代わる代わる話しながら、説明していく様は花丸の見せたい世界観そのものだと思った。
とにかく一言か二言でも喋らせる。
静止画でチラッと色んなキャラを登場させて退場、の流れがキャラクター映画では声優予算の関係かあるあるだが、有名な声優陣を二言だけで退場させる花丸の思い切った行動には驚かされた。
その分、色んなキャラクターを登場させて魅せたい、という制作陣の意気込みを感じた。
アクションシーンもTVアニメよりも更に進化し、遙かに動くようになった。
アクションや刀剣男士の登場数の多さ、全部含めて決して低予算では制作されてない事はわかった。
その分、メインキャラクターである陸奥守吉行の心情の掘り下げが足りないと思った。
陸奥守吉行のラストの行動があっさりすぎる。
だが、大般若長光の話から肥前忠広の話。
山姥切国広と山姥切長義の話。
静形薙刀と小夜左文字の話。
そこから、細かい刀剣男士の見せ場まであるものだから、確かに陸奥守吉行の心情まで追っていたら1時間半では収集がつかない。
ここで一振の刀剣男士を掘り下げだけすると、少なくとも花丸の主旨に反すると思う。
それは「刀剣乱舞 花丸」のやるべき役割ではない。
色んな刀剣男士を登場させつつ、各話メインにはそれぞれの刀剣男士の見せ場を作る。
まさしく初志貫徹。
レビュータイトル通りの内容でした。
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