劇場公開日 2023年2月3日

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仕掛人・藤枝梅安のレビュー・感想・評価

全178件中、101~120件目を表示

3.5そういうもんだろ人なんて

2023年2月8日
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悲しい

興奮

表の仕事は鍼医者の仕掛人、藤枝梅安が料理屋万七の女将おしずの仕掛を依頼される話。

3年前に一度だけ絡んだ蔓の田中屋久兵衛の依頼で万七の先代女将を仕掛ていた梅安が、内情を探る為に万七の女中に近づき、そしておしずと対面して…というストーリー。

単独仕事の仕掛人だけど、気の合う仕掛人で表の仕事は楊枝職人の彦次郎とも絡みつつ、おしずの裏の顔や過去に迫って行く展開で、同じ原作からの派生の必殺シリーズとは異なりエンタメ感はあまりなく、シリアスだけど堅過ぎず、そして適度にドロドロ。そして仕掛はお見事。

淡々としているけれど悲しさも孕んだ物語で面白かった。

エンドロール後次作の切っ掛けと思しき、彦次郎の過去に纏わる胸糞エピソードがあるので、次作も観賞するつもりの方はしっかりみましょうね。

作品とは関係ないけれど、途中20分間ぐらい客電が点灯した状態で上映が続き、映像があまり良く見えず…タイミングを見計らってスタッフに連絡しに行ってようやく消灯する始末。
上映後ポップコーンの割引券渡されてイラッとした。誰もが映画館でポップコーン食べると思ってんのか?
しかも割引券、しかも期限付きって…ただ謝罪してくれた方がよっぽどスッキリするわっ!!

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Bacchus

4.5お金に目が眩んだ結果

2023年2月8日
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純真無垢だった女性の気持ちまで変えてしまう過程を、痛切に描かれていました。
冒頭部分の場面で無理やり男性の相手をさせられていた着物の女性が艶っぽい姿でした。
鍼医者である梅安が男性を始末して、海に水死体が浮かび上がりました。
しかし、それで無事に解決とはならず女性が亡くなることを何となく予知して感情移入氏ながら見ることが出来ました。
万七の店を天海祐希演じるおみやが切り盛りするようになった後に、料理にもお客にも品格があった店を梅安が器から見抜いていて
陰陽、表の顔と裏の顔がある鋭い感覚が研ぎ澄まされていました。
おもん、菅野美穂も未亡人を演じていて
男性に尽くす健気さがありました。
第一部となっていますが続きが気になるラストでした。
池波正太郎の時代小説を読んだことが無かったのですが、こちらの映画を見たことがきっかけで知識を得ることが出来て良かったです。

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美紅

3.5エンドロールまで

2023年2月8日
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トヨエツの梅安先生、とってもセクシーです。
脇を固める俳優さんも良く、締まりのある時代劇です。

天海祐希さんの美しさと肝の据わった演技…ハマり役です。

エンドロール途中でゴソゴソ立つ奴…残念でした!

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ぷぷぷ

4.5ザ・和の色気

2023年2月8日
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鑑賞方法:映画館

多分カメラさん照明さんの手腕なのでしょうが小道具の見せ方がうまいですよね 殺しの道具とか冒頭の人妻が力なく横たわる布団とか。原作もいいんだけれど「これが俺の文体や、お前らついてこれてるな?」みたいな、情緒をそぎ落としてふくらませない感じがあるんで映像化してもらって、おきちの目に兄と梅安がオーバーラップするシーンとか、小鳥のいる風景とかで悪女の内面を入りやすく描いてもらって、私みたいな中途半端な池波先生ファンにはすごくすごくラッキーだったな。
原作では妹エピ数行でしたし。
いつも美しい早乙女さんが汚く月代伸ばした浪人になってるのもなんていうか凄艶な感じでした

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よしだの局

4.0期待通り

2023年2月8日
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必殺シリーズをリアルタイムで見ていた私にとって、これは二作とも必須なわけで…
この仕掛人、仕事人の男たちって色気があるのよね。過去と殺しがそうさせるのか…そしてストーリーが因縁づくしなのも魅力の一つ。

エンドロールの後にもありますから、最後まで席を立たないようにね。

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Oyster Boy

4.5何もかもがかっこいい

2023年2月8日
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かつてない、かっこいい梅安に痺れました。
照明・色味、カメラワーク。
巧妙なミニチュアやVFXの組み合わせ。
川井憲次の音楽。
トヨエツに片岡愛之助。
何もかもがかっこよかったです。
(過去作を否定するわけでなく、新しい切口というイメージ。ただ、TVが主戦場の監督のせいか、少し細かくカット割すぎかも、ってとこはありましたが)
絶対に続編も観る!!

あと、腹が……減った……
分とく山や京都八百忠監修の料理が、次々と画面に。
観終わった頃には、井之頭五郎状態に!

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コージィ日本犬

4.5梅安さん、こいつぁうめぇや!

2023年2月8日
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鑑賞方法:映画館
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マスゾー

4.5エンドロールが始まっても最後まで椅子に座ってて

2023年2月8日
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せっかちなおじさん達が5名ほどエンドロールが始まったら外に出て行ったけどエンドロールが終わったらパート2のプロローグがある。これから見る人はすぐに席を立たないように。池波さんのは小説で読んだりテレビで見たりしています。あのテイストを継承はしているものの少し暗めのトーンで物語は進んでいく。も少し明るめの色彩も見せてくれたらよかったなー。仕掛け人が2人しかいなくてつなぎの役割の人とかもう少し登場人物がいてもよかった。悪役ももっと巨悪にしてほしかったな。見てるこっちが殴りたくなるぐらいの悪役。それと池波小説に外せない江戸料理。その画をもう少し多めに見せてくれたらよかったなー。でも、見終わったら当然、蕎麦屋に直行して、熱燗で一杯やりました。パート2も期待してます。

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565ℹ︎h/ro

4.0愛之助は、こういうふうな かっこいいとかじゃない役の方が良いと思った

2023年2月8日
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愛之助は、こういうふうな

かっこいいとかじゃない役の方が良いと思った

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jung

5.0仕掛人ならではの苦悩

2023年2月8日
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豊川悦司さんの演技が光ります。
脇を支える重鎮の役者さん、女優さん、共にすばらしいです。
仕掛人ならではの苦悩もしばしば、特に藤枝梅安ならではの悲しみも。
元締めも渋い。
続編がたのしみです。
ストーリーもしゅうえつでした。

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流浪の旅人ぱぱや

4.0世界に日本の時代劇を

2023年2月7日
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鑑賞方法:映画館

興奮

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みき

4.0いい塩梅の梅安

2023年2月7日
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kossy

4.5映画ならでは、ですね♪

2023年2月7日
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この黒の陰影は、劇場の銀幕でしか表現出来ませんね、迫力が違います。

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酒呑童滋

3.5これぞ時代劇

2023年2月7日
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鑑賞方法:映画館

興奮

「これぞ時代劇!」を十二分に堪能させていただきました。ワンシーンワンシーンが丁寧に撮られており、画面に散りばめられた闇の部分の存在感が正に時代劇的でした。役者の皆さんの演技も素晴らしく「時代劇の灯を消すまじ」といった気概を感じました。
こういう映画を観させられると「時代劇よ永遠なれ!」という気持ちになりますね。この正統派時代劇を映画館で観る贅沢を体験してほしいです。私の観た回では高齢者層に観客が偏っていましたが、是非若年層の皆さんに時代劇の良さを知ってほしいと思いました。

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はらこ

5.0久し振りに時代劇を観た

2023年2月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

眼福。この映画を評論する言葉は持ちあわせていない。久し振りに時代劇らしい時代劇を観た。現代で考えられる時代劇としては最高峰の水準だろう。この映画を生み出した全てのスタッフとキャストに称賛の拍手を送りたい。後編が楽しみだ。

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bluewavesky

4.5部屋の暗がりなど細部にこだわった映像も見事で、全編に渡って、殺気と緊迫感に包まれていたのです。最後までどっぷりと物語に浸れました。

2023年2月7日
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鑑賞方法:映画館

 普段は腕の良い江戸の鍼医者だが、実は悪人を葬るすご腕の。仕掛人”でもある。藤枝梅安。テレビドラマや映画で数々の名優が演じてきたキャラクターに、豊川悦司が新たな命を吹き込んだ。紛れもなく、当たり役である。

 品川台町の藤枝梅安(豊川悦司)にはふたつの顔がありました。腕の良い鍼医者の表の顔と、“蔓(つる)”と呼ばれる裏稼業の元締から金をもらって、生かしておいては為にならない奴らを 闇に葬る冷酷な“仕掛人”の裏の顔だったのです。

 ある晩、仕掛の後、仕掛人でもある楊枝作りの職人・彦次郎(片岡愛之助)の家に泊った梅安は、帰り道、浪人・石川友五郎(早乙女太一)が刺客を斬り捨てる場面を目撃します。刺客が死んだことを確かめ、医者が出る幕ではないと悠然と立ち去る梅安を、浪人はにらみつけていました。その後、梅安は蔓である羽沢の嘉兵衛(柳葉敏郎)から料理屋・万七の内儀おみの(天海祐希)の仕掛を依頼されます。実は三年前、万七の前の女房おしずを仕掛けたのは他ならぬ梅安だったのです。

 梅安は、万七の女中おもん(菅野美穂)と深い仲になり、店の内情を聞き出す。おもんの話では、おしずの死後、おみのが内儀になってから、古参の奉公人たちが次々と去り、店の評判は落ちているのに儲けだけはあるというのです。おみのは店に見栄えのいい娘を女中として雇い入れ、客をとらせているのでした。

 おしず殺しの依頼人はおみのなのか?...。殺しの起り(依頼人)の身元を探るのは、仕掛人の掟に反すると知りながら、梅安は三年前のいきさつを知りたいと思い始めました。そして、初めておみのの顔を見た梅安は息を吞むのです。それは梅安に暗い身の上を思い出させる対面だったのです...。

 仕掛人を雇う。蔓へ依頼人を指す。起り”など、原作者の池波正太郎による造語の説明がそれとなく入ります。さらにVFX(視覚効果)の活用により再現された江戸の街並みや、梅安は鍼、彦次郎は吹き矢で人を籾めるシーンのリアリティーもすさまじかったです。 石川友五郎が大勢の刺客に囲まれたとき見せる、殺陣のシーンも、従来のチャンバラ時代劇とは違って、ヨレヨレになりつつも紙一重で相手の剣から逃れて、必死で斬り殺すという大変リアルなものでした。部屋の暗がりなど細部にこだわった映像も見事で、全編に渡って、殺気と緊迫感に包まれていたのです。最後までどっぷりと物語に浸れました。
 これならこのシリーズや時代劇になじみがない人でも、違和感なく世界観に入り込めるはずです。

 本作では、皆さんがイメージしがちな必殺シリーズでは、考えられないことが起こります。
 原作をご存じなら、幼い頃に生き別れた妹をこともあろうにも殺しの依頼を受けて殺してしまうのです。妹であることを知ったうえで。梅安は、いったん引き受けた仕掛は、絶対に遂行するという仕掛け人の掟を、冷徹に顔色一つ変えることなく貫徹させるのです。 では梅安は鬼なような男だったのか?いいえ、妹を殺したあとは幼い時の妹の思い出がよぎり、人としての悲しみの表情をみせてグッときました。そんな梅安の表の顔と裏の顔の落差が本作の一番の魅力でしょう。

 豊川が演じる梅安は優しさの一方で冷酷さ、そして男の色気も醸し出します。彦次郎と2人きりで会話する場面が多いのですが、言葉の端々から揺るがない信頼関係が伝わってきます。4月には第2作が公開予定です。エンドロール後には、第2作につながる京への二人旅の途中がわりと長く描かれました。

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流山の小地蔵

4.0時代劇という名の日本人の命脈

2023年2月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

難しい

期待をせずに唯必殺シリーズの元となった藤枝梅安。ただそれだけの軽い気持ちで見に行った本作ではただただ圧倒された。
最初に絡みから始まった時点ではこれはダメかなと思いきや、最初の仕掛けとの繋ぎ。
そして、仕掛けの裏側そこからのシーンに惹き込まれる。
基本的に梅安と彦さんのシーンでは淡々とした中にも親愛の感じで溢れている。
これらのシーンではBL感を感じるので今の時代に合ったのかとも感じるがそもそも衆道という形で古来から存在し、世界観にマッチしているだろう。
天海祐希演じるおみのも単なる悪女の様な演技から地獄をくぐった背景、そして梅安との関係性も引き込まれる要因だが鳥を見た時の梅安。
その頭によぎったものは。。
また板尾釧路の真面目くさった顔での目線だけで好色を演じる悪役らしき悪役。
早乙女太一の、ひとり若々しさを感じる殺陣と演技が静なる作品に動をアクセントとして加えている。
菅野美穂のおもんが役柄として弱すぎたのが少し残念だが、
全体的に骨太な時代劇の完成形だと思う。
これは是非第2話も見るべき作品です。
ただ、エンディング後の第2部への続き。
彦の仇が見つかった際の回想シーンの腰振りは一切要らない(笑)

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樹

5.0本格時代劇!

2023年2月6日
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さすがに映画の時代劇
さすがに池波正太郎生誕記念作品!
配役のカッコ良さ、背景の映像美、行灯の灯り、陰影のある風景、殺陣の美しさ
どれをとっても本格的時代劇
TVドラマの必殺仕事人とは比べ物にならない。
素晴らしい作品に、見終わった後の余韻がすごかった。
2部も楽しみ!

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コリツ

3.5ドラマとしては完璧かと

2023年2月6日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

久しぶりに邦画を映画館で鑑賞 信長にしようか迷ったがトヨエツファンとして梅安にしたしだい

時代劇も久々だが現代風な表現なので素直に溶け込めたかな

必殺仕事人的な善悪のハッキリしたストーリーは明解で絡み合う人間関係もその先の展開に期待しながら飽きさせない
人を殺して善悪もないだろうが後始末の仕方が良かった
池波正太郎の原作かと思うがわかりやすくて良いと思うし食事のこだわりが素晴らしい 食べたくなっちゃったよ

愛之助とトヨエツの食事シーンでの語り合いが良い味出してたね
 ただ一つどうでも良い事だが映画館でなくても十分楽しめると思う 次回作はテレビで良いかな

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izumi

4.0トヨエツ素敵やわ

2023年2月6日
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トヨエツの時代劇好きやわ。前の必死剣鳥刺しも良かったけど、トヨエツの間が良いんだよね。若林豪分からんかった。クレジットに椎名桔平が?エンドロール後に出てくるから席立つなよ

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トオル