野良人間 獣に育てられた子どもたち
劇場公開日:2021年5月21日
解説
人間社会から外れ、動物のように暮らしてきた野生の子どもの姿を、ファウンドフッテージ形式で描いたメキシコ製ホラー。メキシコ・オアハカ州の人里離れた山中にたたずむ一軒の小屋。そこには、ある目的のため、聖職者によってひとりの野生の人間=“野良人間”の少女が保護されていた。聖職者と少女の関係は日を追うごとに変化していき、やがて彼らの生活は恐ろしい事態へと発展していく。現在は焼失したその場所で発見されたビデオテープと日記から、かつてそこで起こった忌まわしい出来事と恐るべき真相が明らかになる。
2018年製作/101分/メキシコ
原題:Feral
配給:TOCANA
スタッフ・キャスト
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2021年6月2日
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鑑賞方法:映画館
宗教色の濃い田舎の村の山に1人で住む男が、野良人間として育てられた子供を拾って育てる話。
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たぶんこの映画予告で釣ってるだけ。野良人間がメインと言うより、わりと宗教に関する話がメインだった気がする。信心深い(?)男が子供を育てるとどうなるかっていう話だった。
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なんで野良人間にする必要があったのかまるで謎だし、この男の話より普通に野良人間として子供たちを監禁してたやつの話のが気になるし。
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メキシコの子供の誘拐率とか宗教的な問題を描きたいのだとしてもやっぱり野良人間なのはこの映画のノイズだと思う。
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最後に明かされる、ある人物の存在もだから何?という感じで製作者側のドヤ顔だけがそこから透けて見えてただただ訳が分からなかった。
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たぶんこの映画、予告がいちばん面白い。予告だけ見て本編は見なくて良いです。
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2021年6月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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1987年、メキシコの人里離れた山中の一軒家で原因不明の火災が発生。焼け跡で発見された4名の焼死体は、家主のフアンと身元不明の3人の子どもたちだった。
それから30年経ち、謎の多いこの未解決事件を再検証していた取材班は、フアンが撮っていたビデオと日記を入手した。そこには、フアンが野生児を見つけ、その子供たちと一緒に住むようになった経緯や二足歩行や言葉を教えた様子などが残されていた。
元聖職者のフアンの過去や彼が野生児に希望を見出し、挫折する様子などをドキュメンタリータッチで描いた話。
最初の男の子が獣に育てられたのかどうかはわからないが、なんらかの動物でも吠えたりするだろう?声が出ない事がよくわからない。その後洞窟で発見した男の子と女の子の2人は鎖に繋がれててジジイの写真まであったのだから、人間に拉致されてた子供だよね。
なぜ町に連れていかなかったかという理由を想像して話すおじさんが居たが、結果的にはフアンの元で何も良いことは無かったのでは?と思う。
家が焼けた後の消火作業中に見物人の中でフアンの兄らしき人をズームアップしていたが、兄が放火犯って事?
ホラーでもミステリーでもドキュメンタリーでもない、何を語りたかったのかわからなかったし面白くなかった。
邦題だが、野良人間、まではまだ良いとして、獣に育てられた子どもたち、は違うだろ、とツッコミを入れたくなった。
2021年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
予告編やらチラシの情報で、なんとも怪しい魅力に
釣られて鑑賞です。
・・・やられた。やられました。釣りでした・・・まさしく。
なんじゃこりゃ。いや、もう、ストーリー、演出ともに脇は甘いし、
アイデアが形になってないし、どんな作品にもしたいのか?の
ビジョンブレブレです。
どんな作品にしたかったのやら?
ゾワゾワゾクゾクするホラー?
人間の業や宗教に絡めた、、、そーいうやつ?
それともモンド映画っぽいもの?
いや、モキュメンタリー???
はい、大失敗です。本作。
もう、最初から観客のやる気と見る気がそがれます。
betaのビデオ映像のはずなのに、シネマスコープ画面っておかしくない?
ちゃんとこだわってよ、細部。全然気分が乗らない。
で、結末までの展開をみての結果論ですが、
野良人間設定・・・必要だったのか?と思います
ただの客寄せ要員ではないでしょうか?
リアリティホラー感を持たせての怖さを狙ったでしょうね。
しかし、このコントのような野良人間映像でチープ感増幅し
その牙城が容易にくずれてます。
故にばったもん、偽物感マシマシ作品に。
アイデアは良いんじゃないですか?
それだけ。
すっごく残念な作品でした。
2021年のワースト候補です。
2021年5月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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真実かのように、ドキュメンタリー作品かのように作られたフィクション作品。このタイプはいかに頭空っぽにして作品のノリに乗っかれるかが楽しめるポイントとなるのは分かってはいるものの残念ながら没入する事ができず早い段階で飽きてしまった。
ベースとしては去年の秋頃に宇宙人の作品に似ている為あれが楽しめる人は今作も楽しめるような気がする。
野生で生きてきた子供、いわゆる野良人間を再度人間の下で教育し直す事ができるかというのが序盤続くわけだがこの辺が個人的には全く魅力に感じられない。
もう少し野生の姿を勝手ながら期待してしまい裏切られた。
実際に野生で生きてきた人間の保護の例は世界中でいくつか例がある。
その実例を脳裏に重ねながら見ると楽しめるのかもしれないと感じたりもした。