とんびのレビュー・感想・評価
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複雑な生い立ちの人には泣ける
前半が特に泣ける。薬師丸さんのエピソードとか。
最後のアキラ役(北村匠海さん)の演技に違和感が有りました。前半は感情が入り泣けましたが、後半は期待外れだったように思います。映画『糸』のような素敵な音楽があればもっと号泣したでしょう。薬師丸さん母娘のストーリーの方が心に響きました。
阿部寛の父親役を初めてみた
TBSのテレビドラマを見たいと思っているなか、Amazonプライムビデオで無料鑑賞できたので先に映画を見る事にした。しみじみとしたストーリーであっという間だった。可もなく不可もなく。
いい作品です
不器用で喧嘩ぱっやいそんな男に子供が産まれた。
誰かも愛されて、誰かも求められて。
そんなある日事故によって妻を亡くした。
妻を亡くしてから男手一人で息子を育てる事になる。
ただ、不器用のあまり上手く伝える事が出来ない事が多くてぶつかる事ばかりであった。
阿部寛さんが演じる親父が昔ながらの男というイメージがありとてもかっこよかったです。
不器用だけど、息子と仲良くやろうとケーキを買ってくるものの一緒に食べる事がほとんどない。
そういうのもこんな主人公ならではだなと思った。
何年後かして、息子が故郷に帰って自分の親父に結婚の事を認めてもらおうとするシーンが良かった。
不器用だからこそ上手く認めてあげる事が出来ない。だけど、心のどこかで受け入れている。
血のつながりや親子の絆や色々な事を伝えてもらいました。
親子の絆って泥臭いけど、素敵だなと感じる作品でした。
自分の親にも感謝したいと思いました。
面倒くさい人ほど可愛い
最初ヤスが何を思ってるのか、全く分からなくて キレるポイントも分からないし恐ろしい人だなと 思っていたけど、 観てるうちに、なんか自分が子どもの頃の大人たちって 自分の喜怒哀楽の表現の仕方が分からず、 ガハガハ笑ってやたら強いスキンシップの人いたなと 懐かしく、可愛げのようにも思えて来ました。 ヤス自身も、 自分の感情がなんなのかよく分かってない時に 爆発してしまうんじゃないだろうか? 例えば息子が上京する時の 大学に受かって嬉しい気持ちと離れてしまう悲しさ、 喜んで良いのに何か引っかかると言うような… そんなもどかしさを阿部寛さんは上手く表現してて、 とても愛らしいヤスになってたと思う。 僕も上京組なので、後半にグッと来た。 親父を見る時の愛情だけじゃ片付けられない、 色々混じった息子の表情も良かった。 結婚の挨拶のところはちょっと卑怯な演出だった。 あんなもん泣いてしまう。 良い映画でした。
息子を送り出す父親の心情
<映画のことば> 「ええか。お前は好きで東京に行くんじゃ。 つまらん泣き言言うてくんなよ。 野垂れ死んでもええ。 お父さんが東京に行くときは、お前の骨を拾いに行くときじゃ。」 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 大学進学のためにひとり東京に旅立つ息子。 早くに母親を亡くして、父ひとり子(息子)ひとりで暮らしてきただけに、父とすれば、息子と別れて暮らさなければならない寂寥は並大抵ではない。 むしろ、突き放さなければ、自分がその寂寥感に押し潰されてしまいそう。 その胸中を吐露するのに、これ以上の言葉はないと思う。
スッキリ
高度経済成長下で父と息子が周りの支えの中生きていく物語。 いやぁよかった♪ 1人の男の生き様。1人の青年の産まれる前からの成長の記録。一緒になって見守ってる感じ♪ 後味のいいお話だった♪ もちろん泣いた。 タイミングが合わずVODでの鑑賞になってしまったが、これは映画館で見たかった。 凄く面白かったです。
よみがえる家族愛
阿部寛扮する暴れん坊のヤスは出来すぎた嫁をもらったが、職場に来た時に荷崩れで息子をかばい下敷きになり亡くなってしまった。それから北村匠海扮する旭と二人暮らしになると言う人情物語。薬師丸ひろ子扮するヤスの幼なじみのたえ子が旭の母親代わりになるなどご近所界隈に面倒をみてもらえるのも人徳かな。ぶっきらぼうな親父に反抗しながらも二十歳になって母親の死の真相を知って家族愛がよみがえる訳だ。やっぱり幸せな人生とは家族が幸せである事が全てかな。ほろりとさせられるいい映画だったよ。
父子とんびよ、鷹となって、天まで昇れ
過去に二度TVドラマ化されている重松清のベストセラー小説を初映画化。
原作は未読、TVドラマはどちらも未見。今回が“初とんび”となる。
数十年に渡る父と息子の物語というのはざっくばらんには知っていたが、この令和時代にびっくりするくらいの超ド直球。
山田洋次監督作品もよく時代錯誤と言われるが、それとは違う、コッテコテの作り。
オーバー演技、話も先読み出来る、ベタな展開とお涙頂戴劇…。
昭和の世界。ツッコミ所も多々。
でも別の言い方をすれば、“一本気”。
話は非常に見易く、気付いたら2時間強があっという間。大袈裟でありながらも、感動ポイントも多々。
“備後の洗礼”ならぬ“とんびの洗礼”を受けた。
父・ヤスと息子・アキラ。
シングル・ファーザーと言うより男手一つと言った方がしっくり。
荒々しく、豪快でガサツで、熱い。口は悪く、大酒呑みで、喧嘩っ早い。不器用でバカな言動も多いが、人情家でストレートに心に響く愛と厳しさを伝える。
町の名物男のヤス。昭和の漢、昭和の親父。
今だとコンプライアンス的にNGな言動もあるが、一体いつから日本の家から昭和の漢/親父が居なくなったのだろうと思わせる。
令和の時代に叱咤激励してくれるような親父を、阿部寛が力演。ハマっている。
一方のアキラ。
父親と違って、穏やかで優しい性格。周りから愛される人柄。
複雑な内面もある。悩みや葛藤もある。それを含め、真面目な好青年に。
頭も良く、後に早稲田に受かり、東京の会社で働く。
まさしく、“とんびが鷹を産んだ”。
自慢の息子を、北村匠海が実直に演じる。
親子仲は悪くない。父と息子であり、男二人であり。
いつの世も、父と息子の間には何かある。この父子も然り。
先日見た『百花』のように謎めいて描くのではなく、ヤスのような性格さながらストレートに描く。
妻/母・美佐子の死。
事故と聞いている。
が、アキラはその時まだ幼く、詳しくは知らない。成長するにつれ、知りたがる。
ヤスは話したがらない。ヤスにとっては悲しい過去。それほど奥さんを愛し、アキラも産まれ、親子3人これからという矢先であった。
誰かに話されるよりかは…。遂にある時、何があったか話す。
事故だった。悲劇だった。
その日動物園に行く筈が、雨で断念。駄々をこねるアキラの為に、ヤスの仕事場へ。美佐子が父の働く姿を見せようと。
幼いアキラが父に駆け寄ろうとした時、無邪気に振り回していたタオルが木箱に引っ掛かり、崩落…。
アキラの小さな身体に倒れる直前、母が庇うも、打ち所が悪く…。
お母さんはお前を助けて死んだ。
そんな事が言えるか! まだ幼い息子に。優しく繊細な我が子に。
ヤスは悩みに悩み、“嘘”を付く。
お母さんはお父さんを助けて死んだ、と…。
原作未読/TVドラマ未見でも、この展開は難なく予想出来た。
思春期になったアキラが「母さんの代わりに親父が死ねば良かったんだ!」と言ったり、母の死と父の嘘がこの父子のドラマに非常に大きな重石となり、意外な深みがあるのかと思いきや、
感動ポイントではあるが、思いの外あっさり。もっと深みやここを抑えたドラマ展開にして欲しかった。
とは言え、親は子の為なら何を出来るか。
考えさせられる。
男手一つと先述したが、ちと語弊。一家庭としては確かにそうだが、実際は、アキラは父と周りの人々に愛され、育てられた。
町の呑兵衛が集う小料理屋の女将、たえ子。ヤスの姉代わり、アキラの母親代わり。温かさはこの人から教わった。薬師丸ひろ子が好演。
寺の跡取り息子で、ヤスの悪友、照雲。ヤスとは減らず口を叩き合い、性格の荒々しさもどっこいどっこい。でも常に気遣いサポートしてくれ、妻・幸恵と共に親戚代わり。安田顕がメチャいい役所! 後で記述するが、父・海雲役の麿赤児には本作屈指の名シーン、名台詞が。
幼い頃に亡くなった為、出番は序盤だけだが、ヤスやアキラの心にあり続ける。愛や優しさは母から受け継いだ。麻生久美子が印象残す。
不器用なヤスよろしく、作品自体も強引な点や唐突な箇所あり。
ヤスとその実父、たえ子とその実娘、おそらく原作小説やTVドラマなどではもっと巧みに描かれているのだろうが、何かちょっと取って付けたエピソードのような…。
その最たるは、エピローグの令和シーン。オリジナル・エピソードらしく、チープな老けメイク含め蛇足感が否めない。
先述した通り、頭のてっぺんからかかとの先まで、コッテコテの作風、演出、演技。すぐに喧嘩が始まったり、それが出産間近の病院の廊下でも。昭和ドラマと言うより、昭和コントか!
感情高ぶると誰もが熱く大声上げ、全力ダッシュ。本当にこの令和時代に恥ずかしげも無く作ったと思う。
でも、時にはこういう古き良き味に浸りたくなる。瀬々敬久がこういう作品を撮れるとは、新しい発見だった。
広島弁も心地よい。
本心とは違う事、本心からズレた事をついつい言ってしまう。
上手く本心を伝えられないこの不器用さ。
分かっているのに、反発してしまうこのもどかしさ。
この親にしてこの子あり。とんびの子はとんび。父と息子のあるあるなのかもしれない。
子育てや親の愛情の示し方は難しい。まして、ヤスは実親から捨てられた過去あり。
そんな俺が女房を亡くし、片親でいい親になれるのか…?
悩んでも、考えても分からないなら、己の行動で示す。時には、自らを自らで殴ってでも。
不器用な中にも、厳しさと深い愛情入り交じった言葉も言う。
東京の大学に行きたいアキラ。アキラを手離したくないヤス。アキラの将来を巡って、ぎこちなく…。その時、
本気で東京に行きたいなら、すがり付く親を蹴り飛ばしてでも行け。
東京に行って、こっちから連絡はしない。東京に行く時は、お前の骨を拾いに行く時。その覚悟で腹くくって行け。
厳しい事言うが、これは同時に、子離れしなくてはならない過保護な自分への戒め。
自分一人じゃどうしようも無い時は、周りが鼓舞してくれる。皆がそういう激情家で人情家、そういう町。
アキラが結婚を決めた相手は、意外な相手。7つ年上のバツイチで子持ち。思わぬ事に、ヤスはぶっきらぼうな態度。そこへ、照雲。自分が憎まれ役になって、ヤスの本心を引き出す。
妻に先立たれた直後、これからの人生、息子との歩み方に苦悩する。照雲の父・海雲が二人を連れて、冬の夜の海へ。
ヤスが抱き締めてくれるので、顔と腹は温かいが、背中は寒い。父も母も居たら、両方から抱き締めてくれる。が、アキラには母は居ない。アキラはこの寒さを背負って生きていかなければならない。だけど、その寒さに耐えられなくなっても、多くの人が背中を温めてくれる。
アキラは皆に育てられた。アキラだけじゃない。ヤスも我々もそうだ。悲しい時、辛い時、苦しい時、背中を温めてくれる手は必ず差し伸べられる。
同時に、ヤスへも。
大きな海になれ。
荒々しくてもいい。深く、抱擁力のあるこの海のような親となれ。
このシーンの海雲の台詞は、麿赤児氏の名演もあって、格言であった。
親は子の為なら何を出来るか。
自分がどんなに憎まれてもいいから、敢えて嘘を付く。
全くの別の作品になるが、罪だって被る。
全ては我が子の為に。辛い思い、悲しい思い、苦しい思いを背負わせない為に。
親は子の為なら我が身すら犠牲に出来る。
全身全霊全力で愛す。
その激愛を一身に受け、親を越えていく。とんびが鷹となって、この大空(自分の人生)へ羽ばたいていく。
そして、自分の家族の物語を紡いでいく。
そうやって築き、繋がれていく親と子。
人間関係や親子関係が希薄と言われる昨今。
だからこそ響く。
この熱く、激しい父と息子の愛に、惚れろ。
内容は、はしょられた感はある
ストーリーは分りやすいし、TVドラマ化もされており“知っている”人も多いのだろうと思う。 少々オーバーな演技も散見するが昭和の元気過ぎる人々だと思えば、違和感もない。 そして泣かす所はちゃんと泣かしにくる。 この内容でグッとくる年齢はやはり高齢者と思うが、中間層でも「親はどうしているだろう?」位の気持ちは充分に湧く。 美佐子(麻生久美子)が待ってる家に乱暴者だった安男(阿部寛)が家に入る前にタオルで身体を拭いてから入る様など微笑ましい。 美佐子を失ってからの少年期 大学で上京する青年期 親父上京といきなり結婚と、時期を分けた際のエピソードがはしょられている分、ドラマを観てきた人には言いたい事もあるかもしれないが、ドラマ未見の私には充分でした。 不器用な親父と息子、それを支える仲間たちのドラマがお好きな人には向いています。 そう言うのがピンと来ない人には不向きかもしれません。 キャスティングもよく演っている役柄とは言え、脇役までキッチリしたメンバー。 安男のバツイチ姉、薬師丸ひろ子 坊主頭のプロ(笑)麿赤兒 寺の息子なのにオールバックの安田顕 その妻、大島優子 コメディリリーフに濱田岳 いつもの仏頂面、島田久作 バツイチ子持ちの年上女房を杏 似合いすぎ、狙いすぎな感もあるが豪華です。
北村匠あっぱれ
今作品、泣けました。長い。ただ長過ぎる気はした。何回か泣きました。4回くらいかな。 阿部寛は妻が亡くなった理由を言わない。我が子をおもう父親の気持ちに号泣。大学1年の我が子に重ねる。 麻生久美子は、広島の映画は二回目だな。夕凪の街でも不幸。不幸の似合う女、麻生久美子である。インスタント沼とか、時効警察みたいなコミカルな役柄も合うんだけどね。麻生久美子バンザイ。死なないで〜。 🔷お坊さんの言葉 だいたいのニュアンスです。 ❶お前は海になれ!雪が降っても溶かして飲み込む、全てを包む海。 ❷お前には母親がいない、だから、背中は寒いだろう。しかし他のみんながお前を必ず背中を温めてやる。背中に手を当てて温めてもらいなさい。 ふかい〜ふかい〜。 泣けたなあ。 重松清、サイコー🙆 ブクロサイコー(は石田衣良)
2本立て1本目。原作は泣かせの達人、重松清。NHK版ドラマもTBS...
2本立て1本目。原作は泣かせの達人、重松清。NHK版ドラマもTBS版ドラマも視聴済み。さて、映画版やいかに。 映画というより、これも2時間ドラマでよかったかなって感じ。まず私的にキャスティングがどうもしっくり来ない。ところどころウルッとはするのだが、号泣とまではいかず。主役阿部寛の人格があまりにひどい。子ども? ピンぼけ中の濱田岳の爆笑演技が一番の注目どころか(笑)
何度、リメイクされてもいいものはいい
原作は読んでいませんが、内野聖陽、堤真一のテレビ版は視ましたので、いまさら映画化?とは思いましたが、やっぱりいいですね。配役がいい。
確かテレビ版は、東京の大学に行くアキラを
見送って終わったような記憶がありますが。ちがったかな。アキラが結婚して、オヤジが死んで、子供たちと実家を整理に来ましたがそこまでは描かれてなかったと思いましたが。
重松あきら原作は道徳の話みたいに単純明解。
たまたまPrime で視れるのに気がつき劇場に行った事を思い出しました。
確か久々の映画観賞だったので、良かった映画はよくレビューしてたのですが、遅れましたがレビューさせていただきました。
絶対泣けるっしょ!
大好きな作家、重松清さん。『ステップ』でも変幻自在俳優、山田孝之さんや脇を固めた役者さん、伊藤沙莉さんたちとともに泣かせていただきましたが今回も最初からうるうるの連続で自宅での鑑賞でよかったとつくづく思いました。(前半まではファミレスでの鑑賞だったの席で涙流してる十分怪しい親父でしたが…) 阿部寛さん、相変わらずデカいけど存在感も大きいですね。人形町に赴任してバディの溝端淳平さんとのコンビも捨てがたいですが『海よりもまだ深く』でのダメダメ親父、今回は筋の通った頑固者ダメ親父でしたが、よかったです。阿部寛さんにピッタリの役どころではないでしょうか! 北村匠海さんも美人女優さんばかり相手にして羨ましい限りの若手俳優さんだとばかり思ってましたがアキラの心情を見事なまでに演じられ、これから伸びてくる役者さんだと思います。(もう十分伸びてる?!ってか) それにしてもヤスケンさん、ホントいい味出してましたよね?『しもべえ』に時々見えてしまうのが難点でしたが。大島優子さんもいい役者さんになりましたよね!おニャン子出身?オールナイターズ出身?とは思えない、あれ?AKBでしたっけ?って古すぎで誰にも気づいてもらえないボケかまさないように! また『カイカン!』って言ってた薬師丸ひろ子さん、すっかりお母さん役の代名詞みたいになってきてますね〜時代を感じざるを得ないですね!すごくいい味出して映画が引き締まりますよね! それにしても重松清さんの作品はいつもお涙ちょうだい感がハンパないのに見事に泣かせてくれて、まるで吉本新喜劇的お約束ですがそこがまたいいんですよね!余談ですが家族ものを描かせたら双璧の『青いイナズマ』森浩美さんと泣かせの二大巨塔だと勝手に思っています。そういえば森浩美さんは短編小説ばかりだから映画化作品観たことないなあ。 ドラマ版の堤真一さんの方も観てみたくなりました。
父との絆
初めて観る🎬なのに何処かで 観た様な…作品だった 人情ドラマだからかな~ 父子家族 父と子の関係を描いてますが 何処か親子の絆が結べない 父が息子に遠慮していると言うか ブッキラボウと言うか(想いは強いのに) 思っていることを上手く伝える事が出来ない 父親役に阿部寛 息子役に北村匠海 この二人が親子に見えなかった どうしてだろう~ わからない 熱い感情は湧いてこなかった
阿部ちゃんが…
全編笑いと涙に溢れた作品です。
好きな俳優さんが沢山出演されていてとても楽しめました。
ネタバレになっちゃいますけど
夕なぎでのママと娘さんの場面はめちゃくちゃ号泣しました。
そして最後に…阿部ちゃんは背が高い(笑)
人を思う気持ち
ずっと温かい気持ちになれる映画だった。 やっさんは人を思う気持ちが本当に強くて、頑固で生きにくいところもあるが、カッコいい生き様だなーって思った。 他の登場人物も人情味に溢れていて、自分も含めて最近の人達に少し欠けている部分はこういうところなのかもなと感じた。 コロナで人と会う機会は減ったが人との繋がりや人を思う気持ちを大事にしたいと思った。 原作を読んでから鑑賞したが、原作の方が映画には無い、親子の感動できる場面もあるため良いとは思う。 ただ映画の尺を考えると充分に原作の良さは伝えられていると思う。
父の姿
子育てしている男なら皆持つ感情を言葉少なに纏めるあたり、小説読んだ時に感じた印象と重なった。
お前が海になれ、の名言は忘れられない。
子供の背中を温める手が溢れるような世の中になって欲しいものだ。
私の子育てにも影響したこの小説を大切に撮ってくれた製作陣に感謝です。
妻を失った、ドカジャンが似合う一人の男の一生。平凡ではないがものす...
妻を失った、ドカジャンが似合う一人の男の一生。平凡ではないがものすごく波乱に満ちている訳ではない。 優しい人しか出てこない。 良いものを観た、という感じ。私より夫の方が感動していた。
全210件中、21~40件目を表示