マイ・ダディのレビュー・感想・評価
全98件中、21~40件目を表示
ムロツヨシの嘘泣き?!
2021年。監督:脚本:金井純一。
ガソリンスタンドでバイトする《牧師》
牧師さん?ムロツヨシが?
ムロツヨシにはなんか違和感のある役柄でした。
(生臭坊主の西洋版?)
難病モノですから、
そこそこハラハラして、そこそこ胸打たれましたが、
感動ポルノっぽい映画です。
(本屋大賞みたいに、押し売りされる。人間ってそんなに善意と優しさに溢れてますかね?)
妻に先立たれた御堂一男(ムロツヨシ)は、8年前に妻に先立たれて、
中学生の一人娘ひかり(中田乃愛)を育ててきました。
そんなある日、ひかりが急性骨髄性白血病に侵されてると知らされます。
化学療法が上手くいって一旦は退院をしますが、直ぐに再発。
助かる手段は骨髄移植しかありません。
DNA鑑定をした一男は、そこで衝撃の事実を知ることになります。
本人にしたら思いもよらぬ、一生涯知らずにいたかった事実。
映画では秘密を持つ母親の江津子(奈緒)の回想シーンが、随所に挟まれますので、
内容はわかりやすいです。
回想シーンを見ることで、江津子の事情も同情しやすい。
小さな教会のお人好しでおっちょこちょいの牧師。
ムロツヨシのハマり役ですが、涙を流すシーン。
なんか嘘泣きに見えちゃって困りました。
一人娘の中田乃愛も、髪を剃って精いっぱい頑張りました。
彼らを取り巻く周囲の人々の優しさに、懐疑的ながらも、
良かったなあ、と思いました.
生活苦でバイト生活の牧師。クリスマスとイースターだけは手伝いをさせ...
すごい、すごく泣けた
奈緒さんがなんか素敵
ムロツヨシさんがコメディー要素なしで望む映画ということで番宣してたのもあって前情報あって観たからなんも不思議じゃなかったけど情報なければコメディー的なこと期待してたと思う笑。
さておき、娘の難病を告知されるシーンと娘に伝えるシーンと平行して母親との馴れ初めのシーンが登場してきたので少し迷子になりかけた(すぐ分かったけど)。
素敵な出会いと親子3人での楽しい時間から嫁(奈緒さん)との死別。娘が本当は血が繋がってないのが分かってからの絶望。でもドナーが必要だから本当の父親探し。と禍福がテンポよく感情が揺さぶられました。なんとか嫌がる本当の父親が検査受けてくれてドナーとなってくれたのも良かったと思えたし、また完全に一致しないというところがヤキモキさせてにくい演出でした。
ちくわカレーを食堂で食べて号泣してたけど、あのシーンは感情移入より看板メニューにしてることに対して、ちょっとそりゃないだろと突っ込みを入れたくなりました。
ムロダディに泣けます
ムロさんが主演とのことで観に行きました。
結論から言えば泣けました。
ただ、前半は過去と現在の入れかわりが分かりにくくモヤモヤ、後半はクズ男のクズっぷりにモヤモヤでした。江津子さん何も思わなかったのかな。あの親子は本当のこと知らないままなのか…。色々ハテナが浮かんだまま観終わったので、あまりスッキリはしなかったです。
ムロダディはとてもカッコよかったです。親子のやり取りにほっこりじーん引き込まれます。
感動テンプレの複合技
ムロだから観に行こうと思った
内容はともかくムロさんが主演だったら観に行こう、男性女性を問わずそういう人が多かったのではないでしょうか テレビで観ているそのまんまの人だろうという、彼のイメージそのままの作品で満足でした 私のもう一つ観に行った動機は奈緒さんで、先日「君は永遠にそいつらより若い」では女子大生を演じ、本作は母親役、「草の響き」も公開中で、同時期に3本各々異なる女性像を演じていて注目です 牧師という設定じゃなくても、ひとり親が子どもを育てることは大変なことであるし、牧師といった宗教者であるがゆえ自分の考えや行動に目に見えない歯止めのようなものが働き、そのもどかしさの中でもムロさんらしい父親でした
イオンは年数本配給をされていて、本作も全国のイオンシネマでも公開されていますが、都市に住んでいない者にとっては、近くのイオンシネマで観られるのは嬉しいものです(10月12日 イオンシネマりんくう泉南にて鑑賞)
心洗われる
青臭い表現だが、本当に最後まで涙腺が緩みっぱなしだった。
ムロツヨシといえば、コミカルな役柄を中心に演じてきて喜劇役者というイメージだったが、本作ではそれを封印し、実直で娘思いの良きパパを熱演。
また、娘役の中田乃愛も思春期ならではの難しい年頃に生死の淵を彷徨う難病を患った挙げ句、自身の隠された生い立ちを知る衝撃が重なるという難しい役どころを健気に演じていて高評価。エンドロールの題字の力強さも印象的だった。
何より、教会に集う人たちや父のバイト仲間、娘の同級生など周囲の人達が親娘を温かく見守る姿が人情味溢れていて良かった。
そして、ムロツヨシを主演に抜擢した製作陣の英断に拍手を贈りたい。
おそらく、東宝や松竹などの大手映画会社が手掛けていたら、ムロツヨシと小栗旬の配役が逆になっていたのだろうが・・・
泣けます。
頭から尻尾までムロツヨシ
カラフルなイースターエッグ
これは!と思える作品
1人で見に行きました。(個人的にはこの作品はおひとりさまで行くのがオススメです。)久々に映画でこんなに心が震えました。とても、愛情深い作品です。
リアリティがあり、ヒリヒリしたり、緊張するところもありますが、本当に見てよかったです。
映画館を出た後、良い意味でかなり心が混乱していて、レビューを書くならどう表現しようか迷うほどでした。うまく言葉にできないから、書くのを断念しようと思いましたが、うまく言葉にできなくても、レビューを書きたいと強く思いました。
久しぶりに泣きに行ってその通り泣きました。
誰よりも神を信じる人が神に愛されない皮肉
全98件中、21~40件目を表示