マイ・ダディのレビュー・感想・評価
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生活苦でバイト生活の牧師。クリスマスとイースターだけは手伝いをさせ...
すごい、すごく泣けた
奈緒さんがなんか素敵
ムロツヨシさんがコメディー要素なしで望む映画ということで番宣してたのもあって前情報あって観たからなんも不思議じゃなかったけど情報なければコメディー的なこと期待してたと思う笑。
さておき、娘の難病を告知されるシーンと娘に伝えるシーンと平行して母親との馴れ初めのシーンが登場してきたので少し迷子になりかけた(すぐ分かったけど)。
素敵な出会いと親子3人での楽しい時間から嫁(奈緒さん)との死別。娘が本当は血が繋がってないのが分かってからの絶望。でもドナーが必要だから本当の父親探し。と禍福がテンポよく感情が揺さぶられました。なんとか嫌がる本当の父親が検査受けてくれてドナーとなってくれたのも良かったと思えたし、また完全に一致しないというところがヤキモキさせてにくい演出でした。
ちくわカレーを食堂で食べて号泣してたけど、あのシーンは感情移入より看板メニューにしてることに対して、ちょっとそりゃないだろと突っ込みを入れたくなりました。
ムロダディに泣けます
ムロさんが主演とのことで観に行きました。
結論から言えば泣けました。
ただ、前半は過去と現在の入れかわりが分かりにくくモヤモヤ、後半はクズ男のクズっぷりにモヤモヤでした。江津子さん何も思わなかったのかな。あの親子は本当のこと知らないままなのか…。色々ハテナが浮かんだまま観終わったので、あまりスッキリはしなかったです。
ムロダディはとてもカッコよかったです。親子のやり取りにほっこりじーん引き込まれます。
感動テンプレの複合技
ムロだから観に行こうと思った
内容はともかくムロさんが主演だったら観に行こう、男性女性を問わずそういう人が多かったのではないでしょうか テレビで観ているそのまんまの人だろうという、彼のイメージそのままの作品で満足でした 私のもう一つ観に行った動機は奈緒さんで、先日「君は永遠にそいつらより若い」では女子大生を演じ、本作は母親役、「草の響き」も公開中で、同時期に3本各々異なる女性像を演じていて注目です 牧師という設定じゃなくても、ひとり親が子どもを育てることは大変なことであるし、牧師といった宗教者であるがゆえ自分の考えや行動に目に見えない歯止めのようなものが働き、そのもどかしさの中でもムロさんらしい父親でした
イオンは年数本配給をされていて、本作も全国のイオンシネマでも公開されていますが、都市に住んでいない者にとっては、近くのイオンシネマで観られるのは嬉しいものです(10月12日 イオンシネマりんくう泉南にて鑑賞)
心洗われる
青臭い表現だが、本当に最後まで涙腺が緩みっぱなしだった。
ムロツヨシといえば、コミカルな役柄を中心に演じてきて喜劇役者というイメージだったが、本作ではそれを封印し、実直で娘思いの良きパパを熱演。
また、娘役の中田乃愛も思春期ならではの難しい年頃に生死の淵を彷徨う難病を患った挙げ句、自身の隠された生い立ちを知る衝撃が重なるという難しい役どころを健気に演じていて高評価。エンドロールの題字の力強さも印象的だった。
何より、教会に集う人たちや父のバイト仲間、娘の同級生など周囲の人達が親娘を温かく見守る姿が人情味溢れていて良かった。
そして、ムロツヨシを主演に抜擢した製作陣の英断に拍手を贈りたい。
おそらく、東宝や松竹などの大手映画会社が手掛けていたら、ムロツヨシと小栗旬の配役が逆になっていたのだろうが・・・
泣けます。
頭から尻尾までムロツヨシ
カラフルなイースターエッグ
これは!と思える作品
1人で見に行きました。(個人的にはこの作品はおひとりさまで行くのがオススメです。)久々に映画でこんなに心が震えました。とても、愛情深い作品です。
リアリティがあり、ヒリヒリしたり、緊張するところもありますが、本当に見てよかったです。
映画館を出た後、良い意味でかなり心が混乱していて、レビューを書くならどう表現しようか迷うほどでした。うまく言葉にできないから、書くのを断念しようと思いましたが、うまく言葉にできなくても、レビューを書きたいと強く思いました。
久しぶりに泣きに行ってその通り泣きました。
誰よりも神を信じる人が神に愛されない皮肉
汝の敵を愛せよ。
「牧師さん、じゃあ、神様信じてんですか?」と、若者が御堂(ムロ)に問う。
否定されても構わないんで言いますけど、クリスチャンに「神様信じてますか?」と問えば、当然「信じてます」と返ってくるが、それは神様を信じているんじゃなくて、"何があっても神様を信じている自分"を、信じているんだと思う。心の重心として、ブレない柱として。その信念があるからこそ、困難に立ち向かう強さが生まれるのだと思う。
何も信じるものがない者は楽だ。だけど、弱いよ。だからその逆に、御堂は、予想もできない強烈な事実と直面しても、強かった。宗教者でありながら悩み苦しむ、人間としてあるべき率直な葛藤は、人間らしかった。それを普段くだけてるムロツヨシがシリアスに演じることで、真実味が加味された。そこも狙いなんだろうけども。例えば佐藤二朗がNHKドラマでかつて引きこもりだった中年の役を演じた時も、いつものイメージからのギャップが激しすぎてグイっと引き込まれた。この映画も、同様。だけど、じゃあ普通にセオリー通り、すぐ泣く役者がおいおい泣いて、娘よ、俺が助けてやるぜ!とか叫んでも、熱いよ、いいから落ち着けよ、ってこっちが冷めてしまうわけだから、これはこれでキャスティングの賜物か。
タイトルがなんか違うかも。
映画初主演を務めるムロツヨシがいつものコメディ要素及び変顔を封印して娘を想う父親を好演しています。ストーリーはもちろん時間軸の使い方も良かったです。でもタイトルがなんかピンとこなくてちょっと残念。
牧師でシングルファーザーの父一男と中学生の娘ひかり。そのひかりが白血病で倒れたことをきっかけに二人の間に血縁関係が成立しないことが判明する。他界した妻江津子が抱えていた重大な秘密を思わぬ形で知り激しく動揺する一男。この先ひかりとどのように向き合っていけばいいのか。そして相手の男は誰なのか。待ったなしに再発する病。ムロツヨシと江津子を演じた奈緒のものすごく繊細な表情の変化にぐっときます。
オレンジの光の中、血の繋がりを越えて父と娘が本物の親子として大切な人が残してくれた命を守る決断をします。確かにありがちなんだけどやっぱり泣ける。ヒロの奥さんもありがとう。同じ年頃の娘を持つ親やもんね。何よりせめてもの罪滅ぼしだったのかもしれないけど。
典型的なクズ男HIROのなぜか笑える路上ライブは必見です。毎熊さんあのディティールは卑怯やわ。ナルシストな感じとかキーボードの弾き方とかめっちゃおもろかった。
本作から脱線しますが個人的に純愛映画はあまり好みでなく観ることも少ないんですけど、金井監督の「ちょき」はめっちゃくちゃ好きです。そろそろ円盤発売して下さい。ずっと待ってます。
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