SNS 少女たちの10日間のレビュー・感想・評価
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映画なんだからフィクションでしょ
拙は人間は性悪説に基づくと思っているので
女性がアプローチしてきてオトコ側は何もしないのは
ありえない、と世間は教えるべきなのに
なんか男を罠を仕掛けて
ほーら世の中のオトコはひどいでしょ!
って当たり前やん。
お前は朝日新聞か?関口宏か?
こんなストーリーかなと思ったらこんなストーリーでした。
60点
アップリンク京都 20210602
SNSの危険性を考える意味では、意義がある作品。
「幼い性」が欲望の対象になり傷付く子供たちがいる。
その事実が重い。
チェコの映画クルーが、
少女3人のプロフィールに12歳と書き(実際は18歳以上の女優)
SNSに登録する。
撒き餌に飛びついた男たちが、瞬時に16人。
その男たちの実態を晒して暴いた映画。
女の子の可愛らしい私室空間に入った男たちは、
ある者は顔を見ただけで興奮して
裸になって○○を見せたり、マスをかいたりし始める。
このオーディションで選ばれた女の子たちは、女優志望なのだが、
スタッフは彼女たちの親から了承を得てこの撮影に臨んでいるのだろうか?
彼女たちは「好奇心がある」と打ち明ける。
アクセスしてきた男性は2500人以上。
中には悪質な相手がいて、幼い少女の画像を送ってきた。
ぼやけていても、酷いことは分かった。
この映像に「やらせ」はないのか?と少し考えた。
ラストで少女3人はコンタクトして来た何人かと会うことになる。
ガールフレンドを連れてきて3Pを提案した男には驚きを通り越して、
呆れた。
少女の1人が、裸の写真を拡散させた男にジュースをぶち撒けて、
怒りをぶつける。
可愛らしい子犬が椅子に掛けた男のジャケットにオシッコを
ひっかけて、澄ました顔(?)で退出する。
そして男たちと会う前に、たった1人まともな男の人がいた。
顔出しのイケ面で、少女ことを本気で気遣ってくれる。
思わず感動で涙する少女。
それほどこの10日間の経験は辛いものだった。
見たくない醜悪な映像に触れて彼女たちのメンタルは大丈夫だろうか?
最後にチェコ警察が捜査に乗り出したとテロップが入る。
実際に摘発されて裁判になった者もいたそうだ。
子供が簡単にアクセスするSNSの危険性の実態を目に見える形で
「問題提起」した意義はそれなりにあったと思う。
良かった
性的搾取
本作はチェコで作られた作品。もし日本で作られても内容に恐らく大差ないだろう。ちなみに男女平等ランキングでチェコは76位で日本は116位。
搾取は人類史において切っても切り離せない。水が上から下へ流れるように強いものが弱いものを搾取する。帝国主義の時代は国ぐるみで他国を植民地化しては搾取を繰り返した。
民主主義、人権、それらの意識が人類の間に高まっても、経済的搾取、性的搾取は未だになくならない。弱いものは強いものに常に搾取され続けている。
本作に出てくる男たちの心理は少なからず理解はできる。男が男で生まれた時点でその性衝動を如何にして昇華するかが重要だ。どんな男でも性衝動に悩まされる。だからそれが商売として成り立つ。
どんなに立派な紳士に見えても性衝動の前には盛りのついた犬のように人の足にいちもつをこすりつける。かわいいオスのチワワを飼ってる女性はそういう様を見たことがあるはずだ。所詮オスはあらかじめ子孫を残すための性衝動が遺伝子に組み込まれている哀れな生き物だ。
だが人は犬ではない。そこらじゅうで自身の性衝動を吐き出すわけにはいかない。だから自身の性衝動と折り合いを付けなければならない。社会性を手に入れた高等生物ならば自身の原始的な衝動を抑制せねばならない。それが人間たるゆえんだ。だが、どうしても自身の欲求を制御できない人間もいる。あるいはその衝動の吐き出し方を誤る人間もいる。
法規制が及ばないネットの世界は彼らにとってはおあつらえの場所だった。法規制が追い付かないからこそ、規範意識は鈍麻し自らの性衝動を解放させることができた。
彼らが選ぶターゲットは常に未熟な十代の少女だ。社会経験の少ない少女なら与しやすいからであろう。ここでもやはり強いものが弱いものを搾取する構図が成り立つ。
彼らも普段は職場や家庭ではごく普通の人間なのだろう。本作で唯一モザイクを消されたイケメンと彼らに大差ない、私と彼らに大差がないように。ほんの少しの違いだけだ。私の場合は羞恥心が強く他人と性に関してあけっぴろげにできない性格だった。だからたとえ無法地帯のネット上であってもあんなことは出来ない。だが、もしそういう性格でなかったら彼らと同じことをしていたかもしれない。彼らと自分は紙一重なのだと思う。もちろん法学部だったから規範意識は人一倍だが。
彼らの規範意識を失わせるサイトの存在が根本的な原因であるとも語られる。広告収入欲しさに規制を敷かない運営者側にも大きな責任はあるだろう。
企業が利益を求めるあまり汚物を垂れ流して健康被害を及ぼす公害問題との類似性を感じた。
サイトによる被害者からの訴えを無視し続けている日本の有名インフルエンサーなんかをみていると実に頭が痛い。
社会経験の少ない子供は好奇心のほうが勝っており世界中の見知らぬ人間と瞬時につながれるSNSはどこでもドアのような魅力的な魔法。
昔は変質者の露出魔なんかがいて自分の一物を見せられるなんて私の世代には多かった。ある意味通過儀礼だ。そこで世の中には得体の知れない人間の存在を学べた。いまはその役割もネットが担う。単なる通過儀礼に終わればいいが実際に現実世界で会うことになると身に危険が及ぶ。
現実社会と比較して圧倒的に法整備が遅れてるネットの世界、最近やたらとニュースになってるブラックバイトなんかも若い子がターゲットになっている。速やかな法整備が急がれる。
見て欲しい人が違うのではないか
言い方は悪いけど、SNSのやらせ番組。
大漁
何のための映画?
薄い。
インターネット犯罪に合わないための啓蒙として各国に映画化してほしい題材
ヴィート・クルサーク監督作品は初見。
ほとんどの人に日常として浸透したSNSでの女性への性的被害についてのドキュメンタリーと言うことで、SNSの一利用者として観ておくべき作品だと思ったので観賞してみた。
この作品を観終わった後に思ったのは、各国で制作されるべき内容で、未成年がインターネット全般を使う上で犯罪に合わないための教材として観るべき内容だった。
そのまま12歳を起用すると性的被害や児童虐待になる題材をドキュメンタリーにする為に、成人女性を起用して行ってもらうことで制作出来たのは良いアイデアだと思うけど、事前の同意やアフターケアがあるとは言え、自分の欲求を解消したいが故の悪意の塊をぶつけられる(しかもそれは優しげな声で覆う人間もいる)のは精神的負担が大きいんじゃないかと思った。
自分もネット上で絡まれて暴言を吐かれた経験はあるけれど、性的な被害を受けることはなかったので、女性はこんな下衆なことを通り魔的にネット上でされているのかと気分が悪くなって嫌な動悸がしたし、作品中で言われているようにこんな経験が男性経験の一番最初になるとそれがトラウマになってこの後の男性がまるごとこういうモノだって思うのもしょうがないと思う。
加害者の顔を目と口のみモザイク掛けていないのもニヤニヤした顔や支配してやろうって高圧的な表情が伺えて更に嫌悪感を抱いたし、スタッフロールでSkype着信音を女性合唱にしてたのはまるで通話先の加害者に女性達が泣かされているようで、この作品を端的に表してる気がした。
監督は"悪質な人や行為を完全に無くすことは難しいのです。
社会全体での議論を開始し、ネット上での攻撃者からどう子どもたちを保護するのか、それだけでなく自分たちでどのように守っていくのか、その方法について前向きなアイデアが生み出されることを望みます。子どもたちが危険な状況に遭遇することを忘れないでください。また、この映画が報復を扇動するようなことや、何か子どもたちに危害を与えそうと思われるものを禁ずるような流れにはならないことを願います。
子供たちが身を屈めてタブレット端末をじっと見ているより、もっと楽しいことがあるということを伝えていくべきなのです。私たちから始めましょう。私も常にスマートフォンに目を細めながらメールを打ったりしています。そしてそれが良くないことだと分かっています。私のため、そして私の子供たちのためにも、そんな姿で彼らに記憶されるのは望ましくないのです。"と言ってるのが概ね同意出来るけれど、加害者の動機やそういう犯罪に合わない為に行われていることについては描かれていないように感じた。
この作品が制作されたのは2020年だけど、その頃日本では架空のキャラクターが描かれたポスターが『女性の性的被害を助長する』として規制しようとする"自称フェミニスト"の一部の人たちがいて、そういう人たちにこそ実際に性被害を受けている人にどういうことをされているのか、それを起こさない為に本当にするべきことはなんなのか、日本やその他の国でも各々のインターネットでの犯罪に合わない為の啓蒙活動含めて映画化してほしい題材だと思った。
やっていることはドッキリそのものだが全く笑えない
スクリーンで観たかった一作
レンタルで見つけ準新作ながら借りた
5回に小分け
やっていることはドッキリそのものだが全く笑えない
その後の顛末からすると
おとり捜査ともいえるので微妙な気持ちになった
社会的な意義はあると思うのだが
ゲスの様子をみんなで吊し上げるみたいな感じで
気分は益々悪くなる
帰宅した男を待ち伏せてやりこめる場面も
お互い論点をすり替えているように感じた
自分のしていることを棚にあげ
こんなことをして何が楽しい と問う男に
お前はこういう仕事をしてるだろ と返す
なんかズレている
楽しもうと思っているわけではない
お前のしていることを世間にさらしてまずお前を懲らしめ
二度と同じことをできないようにする
更にはお前のように卑劣なことをするやつが
出てこないようにするのだ と言えばよい
痛いところを突かれたという若干の後ろめたさもあったか…
相手が未成年でなければドスケベホイホイだからなぁ
コメディと紙一重なのだが鑑賞後の爽快感はまるでなし
唯一救われる場面があってよかった
変態ばかりの映像の中で
普通の人がとてつもなく尊く見えた
タイトルなし(ネタバレ)
こわっ。キモっ。(例えじゃなく)吐き気がする。
こんなんもし12歳とかの子がやられたらと思うと…。
誠実な青年もいたけれど、彼女もいるこの人がじゃあなぜ12歳の女の子とビデオチャット?で話そうと思ったのか、はちょっとモヤる。(別に彼も怪しい!ってことじゃなく。)
しかもこれだけの人数が性的な目的で交流を求めてくるとなると、標的にされる少女たちは逆にこの青年に気持ちが持ってかれるんだよね結局…。
本業が子供相手とか、女性も関わってくるとかもほんとに胸糞悪い展開。
でもチェコに限った話じゃないし、もちろん日本だって同じことが起きているわけで、なんかもう絶望する。
オンライン
ネットを使うのが子が6割で、41%の子どもが性的画像を送りつけられ、5分の1の子が会うことに抵抗はないと・・・いきなり分率と百分率と分数の計算をさせられた。俺は小学生じゃないぞ!まずは10を基準にして分子÷分母で・・・て、忘れちまったよ!
50歳のおっさんが22歳の孫がいるってのもビックリだよ。で、刑法では15歳未満の児童に何チャラかんチャラでって、どう考えてもこの50歳のおっさんに子どもが出来た年齢を考えると怖くなってくる。おいおい、法律の映画なのか算数の映画かわからなくなってきた。あ、ドキュメンタリー映画でしたね。
変態オヤジがいっぱいいることもわかったし、これはチェコだけの話じゃないだろう。日本でも東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件ってのがありました。おかげでビデオテープいっぱい持ってるだけで変な顔されるし、アニメが好きだというと女の子に嫌われるし・・・困った事件だったよ。まぁ、異常なオトコを見せつけられたため、何となくヤラセっぽい気もしたんだけど、どこまで信じていいのやら。
そんな中で最も気になったのが、看護師になろうとしている大学生の男。変態ばかりの相手してたら、砂漠の中のオアシス!清涼剤みたいに爽やかな青年の登場で、作品も一気に盛り上がりました。彼こそがヤラセですよね?(←まだ言ってる)。もう一つ印象に残ってるのがわんちゃんがおしっこでした。
スカイプは使ったことないけど、昨年はzoom初体験しました。国の支援金を請求するための事前審査のためだったのですが、相手は女性。なんかムラムラしてきました。いや、失礼、緊張してしまいました。しかも、画面は真っ暗。一方通行・・・
「では写真を送ってください」
「えっ!?」ドキドキドキ
これはもうイジメですね!虐待です!でも支援金欲しいからしょうがない。などと、緊張しまくったものの上手くクリアしました。ただ、その後に○○の写りが悪いとか、メールのやり取りが色々ありまして、一ヶ月以上かかりました。ま、コロナじゃなきゃzoomなんて使うこともなかったし、いい経験させていただきました。
映画の評価としては、もっと早くに警察と協力すれば良かったんじゃないの?と思ったので、ちょっと低め。
SNSに潜む危険。少年少女の親、必見の衝撃的ドキュメンタリー。
少女がSNSへ登録するとどうなるかの検証を、
成人女性を使って行ったドキュメンタリー映画。
それを聞いただけで、どういう事実が繰り広げられるか
想像つくと思いますが、モザイクのかかった
まさに不愉快極まりない映像が延々と続く映画です。
事実を伝えるドキュメンタリーなので、
どうすればいいのか、という答えが示されない。
親にとっては、非常に後味の悪い映画ですね。
R15指定のようですが、これは
親と一緒に子供たちに見せてもいいんじゃないかな
そんなふうに思いました。
世界中にロリコンはいるんだなぁ…
最初から最後までずっと気持ち悪かった。
ロリコンが多いのは日本だけだと思っていたけど世界中にいるんだ…やってはいけないこと、踏み越えてはいけないラインが何故わからないのか…。
異常者って自覚があっての行動だから余計に恐ろしい。
どいつもこいつも
終始、クズ、消えろ、と呟かずにはおれない映画でした。
どうしてどいつもこいつも、自分のナニを見せたがるのか、何なんだよ、特殊な性癖なのかよ、と思ったら2000人以上の大人って。
しかも、分別つかない幼い男かと思ったら、じじいだったり、それどころじゃないおじいちゃんみたいなのもいて、もう、特殊じゃないんじゃないの、こういう理性で性欲抑制できない人、たくさんいるんじゃないの?なんなら、この劇場に居るおっさんどももみんなそうなんじゃないの?みんな持ってる欠陥なんじゃないの?とか思ったりして、モラルとルールに頼ってる今の仕組み不味いだろう、と心底思って怖くなった。
しかもどいつもこいつも、突っ込まれたら弱々で12歳が相手でも自分の意志がとかあくまで自分の責任の所在の無い事を言い訳して、とにかく、すれ違うおっさんが気色悪く見えた。
これは、企業姿勢問うべきだろう。
あと、男はみんな欠陥ある前提で欠陥修正するプログラム教育しないとダメじゃないの?
とにかくおっさん当人のモラルと子供の注意だけじゃ守りきれない。
そもそもそういう生き物がのうのうと自己弁護しながら生きながらえる社会もどうかしてる。
あー、とにかく、もう、どいつもこいつも…。一切酌量するポイントが無かった。なんなんだよ。これってチェコだけ?世界全部こんな?
見た男性は何を思うんだろう。
ごめんね、めちゃめちゃ男性否定して。
今回のは男が対象だったから、おんなじテーマで女版あったらやっぱり気色悪いと思うけど。
リアリティーショーとしては傑作
テーマがはっきりしていて、構成も素晴らしい。決してテレビでは扱えないテーマを映画としてちゃんと正面から捉えている。
リアリティーショー映画として確立できる、決してドキュメンタリー映画ではない。
道徳としては「?」は残る作品。決して12歳の少女に変態行為は絶対にしてはならない。しかし、道端に財布を置いて取った人間を窃盗罪だから警察に突き出すのか?
人間の善をどこまで信じられるか?
本当のテーマはここにあるのではないかと考えさせられる映画。
中盤に出てくる好青年ばかりではない世の中どう生きていくか?この青年の会話が終わったあとに流す女優の涙が本当の感動なのだろう!
すぐそこにある闇
これは異国の、遠い世界の話ではないんだろう。
理性があるはずのヒトの、恐ろしく原始的で醜悪な一面。
作品内で語られる”実際の小児性愛者はごく一部”という言葉に心底驚いた。
それはきっと性欲というより支配欲からくる行動だからで、
子どもたちが標的になってしまうのは自明のこと。
社会の裏側ともいえるwebの世界で匿名になると現れる闇。
すこし編集を加えて、本作を義務教育で見せるべきと思った。
追記:作中でひとり「いいやつ」ヅラした男が出てくるけど、あいつも同じ穴の狢。
一線を越えないだけ他のよりマシかもしれないけど、状況さえ整えば簡単にあっち側へ転ぶやつだと思う。マジで性犯罪者には、額にタトゥーなり一目で分かる目印をつけてほしい。
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