クー!キン・ザ・ザ

劇場公開日:

クー!キン・ザ・ザ

解説

ソビエト連邦時代のジョージア(グルジア)で1986年に製作され世界中でカルト的人気を集めたSFコメディ「不思議惑星キン・ザ・ザ」を、ゲオルギー・ダネリア監督が自らの手でアニメ映画化。社会主義体制の中で製作された実写版を、レトロ感が漂いつつも未来を感じさせるアニメに再構築。大きな変革の波にある現代ロシアを戯画化して描き出す。有名チェリストのチジョフとDJ志望の青年トリクは、雪に覆われたモスクワの大通りでパジャマ姿の異星人と遭遇し、キン・ザ・ザ星雲の惑星プリュクにワープしてしまう。そこは見渡す限りの砂漠が広がり、身に着けるズボンの色によって階級が分かれる場所だった。「クー!」という言葉で会話する異星人たちを相手に、地球に帰るべく奮闘を続ける2人だったが……。2019年に逝去したダネリア監督の遺作となった。

2013年製作/92分/ロシア
原題または英題:Ku! Kin-dza-dza
配給:パンドラ
劇場公開日:2021年5月14日

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(C)CTB Film Company、Ugra-Film Company、PKTRM Rhythm

映画レビュー

3.5キュー!

2024年10月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

実写映画「不思議惑星キン・ザ・ザ」は割と好きだ。
ソビエト連邦を皮肉った風刺、チープなセット、わけのわからない物語に、わけのわからないキャラクター、これらはクセになる珍味として私に刺さった。

そして本作である。
基本的なプロットは同じ。であるが、風刺する先がソビエト連邦からロシアに移って、個人的には、よくわからなくなってしまった。
まあ、そんなことが分からなくとも楽しめたろう作品が「不思議惑星キン・ザ・ザ」であったのだから、本作「クー!キン・ザ・ザ」も楽しめるはずなのだが…

実写からアニメーションになって、チープさみすぼらしさ、汚さなどが失われてしまった。
星の名前は忘れたが、舞台になる星の住人が地球人とは若干違って見た目からして宇宙人なのだ。実写版ではただの汚いオッサンだったのが良かったのに。
ある意味で、アニメーションになったことで綺麗になりすぎてしまったのだ。
頭に付けた回転灯や、黄色ステテコ、乗り物や建物、全てが普通に見えてしまって、汚くバカバカしい「笑い」を喪失したのだ。

風刺もチープさも失ってしまったキン・ザ・ザは、ただの子ども向けアドベンチャーに見えなくもない。少々残念な気がした。

とは言っても、序盤からかなり罵倒語は連発されていた。実写版ではあまり言わなかった「キュー!」である。
実写版にはいなかった、アニメーションならではのキャラクターである小さなロボットがかなり連呼する。
キューの意味を事前に知っていたので、そこだけは何か良かったように思えた。

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つとみ

4.0アニメの方が親切かな?

2024年8月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

難しい

まあどちらにしてもシュールでクー!な訳ですが笑
私個人的には、アニメ版のこちらの方が観やすいかなと思いますが、実写版とどちらを先に観ても問題はなさそうです。
焼き直しなので大筋は実写版と同じです。

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ぴろ

5.0フィチャルカはサロメちゃんみたいだ。

2024年1月17日
スマートフォンから投稿
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マサシ

2.0オリジナルの方が面白い

2023年8月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

実写の「不思議惑星キン・ザ・ザ」を鑑賞し、面白かったのでアニメ版も観なければ!ということで鑑賞。
結論はタイトルの通りです。逆にアニメを先に観ていたら実写は観なかった、鑑賞優先度は下がる、でしょう。
・ストーリーは実写とほぼ一緒の流れです。キャラ設定を変えていますし、宇宙人は宇宙人っぽいデザインになりました。アニメだもんね。ただ、個人的にはとても大事なシーンだと思っているところ~地球に戻ってくる手前~がバッサリ切られているなど、シナリオが走り過ぎていて話のつながりが分かりにくくなっていたり感動が薄まったり。
・映像は秀麗で分かりやすく驚きました。動きや鮮明度などとても見やすいです。日本のアニメもこのくらいのレベルの作画でやって欲しいですねえ。あ、観る前はパペットアニメかと思ってましたw
・音響というか音は実写版とほぼ同じ感じですが時代がアップデートした分、いい音になってます。が、世界観とは微妙にズレている(合っていない)と思いました。
・やっぱりロシア語は分からんw

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