アーミー・オブ・ザ・デッドのレビュー・感想・評価
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予告で期待しすぎた
素材は豊富なんだけどいまいち生かせてないように思える。真田さんも役者としては大物であり見せ場があるかと思いきやパッと出て終わったり、干からびた死体があり「雨が降ればよみがえる」と言ったっきり何もなく、ゾンビタイガーと言いつつただのトラだったりもったいない箇所が多い。
敵も知能があるゾンビならまだわかるが、彼らに対しいけにえを捧げたりしてある程度見逃してもらうルールや、馬にまたがり中世のような甲冑を身にまとったり、軍団内で王としてふるまうところなど、ゾンビというよりもミュータントのようにとらえて鑑賞した。
予告で見せる雰囲気がとても好きで、期待しすぎてしまったためか、思ったほどではなかった。
パワースピード賢さSSゾンビ
ゾンビの集結するラスベガスで一攫千金狙っちゃう
ジャスティスリーグの監督が作ってるんだけど、見た目ワンダーウーマンの敵女ボスゾンビがボスゾンビと恋愛して子供産んでるシーンが個人的な見どころです
パワースピード賢さSSのゾンビが格闘してるシーンは面白い
ひとひねり入れたい気持ちは伝わるゾンビ映画だけどストーリーも映像も何もかも中途半端になっちゃってる
映画にした分、内容が雑になり無駄に長い
映画に行けない日々が続くので、Netflixの新作ザック・スナイダー17年ぶりのゾンビ映画
『アーミー・オブ・ザ・デッド』
先日まで日本のゾンビドラマ観てたので、スケールと迫力も予算もおそらくケタ違いw
主演は、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのドラックス、プロレス好きには、バティスタって言った方が有名ですね!
約2時間半と長いんですが、イマイチ起承転結の起の部分が・・・
ゾンビ映画には珍しく、知能があるキングとクィーンがいて、序列があり軍隊のように動く・・・まさにアーミー・オブ・ザ・デットですね。
門番的な虎のゾンビの存在感もなかなかでしたが、人間チームの行動が雑過ぎて(^◇^;)
シーズンドラマで作った方が、各キャラの良さが出たと思う・・・・
主人公の娘の身勝手がなけりゃ。。。
ゾンビ映画は、ハッピーエンドとは無縁って事で、時間が許すゾンビ好きの方は是非!
最後に・・・
真田広之さんが、シブカッコ良く活躍が嬉しい限り!
娘を自殺で失ったザックスナイダーからのラブレター
今作は、ジャスティスリーグ制作中に娘を自殺で失ったザックスナイダーの心中にある「父親と娘の和解」がテーマの作品である。
と断言しても良いのでは。
ゾンビのリメイクから長編映画に参入し、300やウォッチメンなどの原作ものの映像化で脚光を浴び、その後のオリジナル作品で若干こけつつ、DCユニバースをマーベル連合と立ち向かう大役を任され、苦戦しつつも多忙だったザックスナイダー監督。
おそらく、今作の主人公である父親とその娘のように、2人の間には大きな溝があったのでは無いだろうか…
マッチョでありながら心が優しく、それでいてただただ不器用である主人公。
娘に理解を得ようにもその方法が分からず2人の溝は深まるばかり…
紆余曲折があり、娘と決死の作戦に挑む事なり、そこからは、もはや既視感しかないシナリオをザックスナイダーらしいセンスで程よくまとめた世界観は、そう悪くはない。
ただ、ゾンビものとしては、半年前に劇場公開された「感染列島」の方が新鮮味もあるし、テンポも良い。そして韓国もの特有の程よい御涙頂戴シーンでカタルシスもある。
正直、今作は数あるゾンビものとして、その設定も使い古しだし、ビジュアルも古い。
意思を持つゾンビもかつて、ランドオブザ・デッドでロメロが既に映画化している。
実に、古い。
古いけど、ザックスナイダーが描く、父と娘の和解というテーマで観れば、実はこの映画、むしろドキュメンタリーなのではないか、とすら思えてきた。
最後、娘を護り、散ってゆく父。
ようやく、娘と心がかわせる。
ザック、これを自分でやりたかったんだよね…
そう思うと、この映画は別な意味での涙が出てくる。
娘を亡くし、映画制作から離れたザックスナイダーを長編映画制作に呼び戻したNetflixの功績は大きい。
(おそらく劇中の金庫の中身並みのモノが動いたのであろうが)
ここから、彼なりの贖罪を経て、人の痛みを知る事ができるザックスナイダーの新しい道が始まったと考えれば、映画そのものとしては次第点とはいえ、今作はとても大きな意味があると思い、満点。
ただ、他の方が指摘してる通り、最後のフライト云々のくだりは不要ですね。
続編に期待?
ロケーションとゾンビの設定は満点に近かったが、2時間半の作品にも関わらず中途半端な伏線回収に難色を示した。
以下は個人的な不満と中途半端な伏線
まず、冒頭でのトラックから「ゼウス」が出てくるシーン。
何故運んでいたのか、そもそもなんの為に作られたのかも分からずベガスが地獄絵図に。
田中が何故αゾンビの首を欲しがりゾンビ王国にしようとしていたのか、どんな企業なのかが分からなかった。(冒頭に言っていたかもしれないが、仮に言っていたとして大半の視聴者は忘れているだろう)
警官が特に前フリもなく女戦士に生贄にされる
のが可哀想、もう少しクズエピソードがあれば見張りの死に際のような爽快感があった。
見張り役のいたずらで死んだインフルエンサーの彼女が、
あの時インフルエンサーに見張り役が裏切り者と伝える余裕があったにも関わらずそれを言わずに死んでいった。
干からびたゾンビが雨で戻るのかと思いきやそのような展開が無かった。
俺たちはタイムリープしてるかもしれない発言からのフェンス爆発の間が違和感があり、タイムリープ設定も活きておらずあえて遺体の格好を似せる必要があったのかが分からない。
主人公が娘にあれだけはぐれるなと言ったにも関わらず背景も分からない子持ち女性を助けようとして、計画が破綻。
他のメンバーがやられていく中父親の目を盗んででも救出しようとする神経が分からない。
お前が助けに行かなかったら生存者が少しでも多く、父親を自らの手で殺めなくてすんだのにと思ってしまう。
間違いなく今回の戦犯でありおそらく唯一の生存者だろう。
ただ、もし娘と彼女の友人の関係性がもう少し深堀されていたら助けにいく理由に納得出来たかもしれない。
インフルエンサーがサイコパスなイカレ野郎かと思いきや終始笑顔を見せず真面目なキャラで黒人と見張り役に隠れてしまっていた。
散り際はかっこよかったが、もう少しぶっ飛んだキルシーンをいれたらキャラが立ってたかも?
ゼウスと王妃の間に産まれた子のシーンが何も伏線がないのならいらない気がした。
恐らく続編で核耐性持ってましたからの登場があるかもしれない。
本作はホラーの中に家族との絆と命の尊さを描いているが、ゾンビの青光りした胎児を見て同情もなく逆に嫌悪感を感じた。(私の心が冷めているのかもしれないが。)
後日譚で5分以上黒人に使ったのにも関わらず彼は結果感染しBADENDでED
それなら娘の方にフォーカスあてて平和な世界を描いた方が良かった気がする。
色々と不満を並べたが、正直観て後悔はしていない。誰が死ぬか分からない緊張感や続編や妄想を膨らませてくれるような演出はある意味ザック・スナイダーの良さでもある。
ので、個人的な上から目線での指摘であり万人の評価は様々なので参考程度にして頂きたい。
途中までは面白かった
娘が足引っ張るんだろうなと思ってたら案の定 娘の勝手な行動で
親父が死ぬというやるせなさ・・・。
親父の絶命前の会話も馬鹿娘のお陰で感動なんて
できねーし、コヨーテもヘリに乗れただろうに意味不明な自己犠牲。
つーか小規模とはいえ核爆発の瞬間あの距離なら放射能
浴びるだろうし電磁パルスの影響でヘリのエンジン
止まるんじゃないの?
バイオレンス表現の免罪符
ゾンビだらけの廃墟となったラスベガス。カジノの金庫を強奪する仕事を引き受けた主人公たち。ラスベガスへの核攻撃を前に強奪なるか。
仕事を依頼する謎の日本人が真田広之。細身で優しい顔で、ちょっと迫力不足か。
ちょっとしたミスやら裏切りやらで、メンバーが1人ずつガブリとやられていくのはゾンビ映画のお約束。
微かにコメディタッチなのだけど、自分はワールドウォーZのようなシリアスゾンビ映画にしてほしかった。
大虐殺しても、相手がゾンビだと罪悪感を微塵も無いという独特な雰囲気が生まれ、バイオレンス表現の免罪符としてゾンビ映画が大量に撮られる、この構造は今後も続くのだろうな。
スナイダー監督のファン以外は見なくて良い
すごくダラダラした感じで「これ2時間半も見るの?」とスタートから嫌な予感
主人公のおじさん、見た目から優しそうでいい感じなんだけど…
それ以外が魅力を全然感じない
娘が最悪でイライラしてくる
もしかして楽しみ方間違えたかな〜と他のレビュー見たけど、高評価しているのは「スナイダーが!」な人たちだったので、あなたがスナイダーファンじゃなければ見なくてもオーケー
かなり宣伝されてたので期待したけど、残念な結果だった
スナイダー節炸裂
タイトルシークエンスが凄い 前日譚で連続ドラマ出来るぐらいのボリューム
ドラマは大したことない添え物程度、やはり見所はド派手な戦闘アクション(主演がデイブだし)
ピカドンの一撃で何も残らない潔さを称賛します
B級も度が過ぎればC級になる
演出がくどい。
ストーリーは良いとして、グダグダな作戦と弾切れしにくいアサルトライフル(謎なタイミングで弾が切れる)、5.56mmではじけるゾンビ、C4並に爆発する手榴弾。
全部がすこぶるファンタジーだと興醒めする。
話は悪くないが演出がひどい 注:ネタバレあり
セットやヘリなどが出て来るのを見ると、お金は随分かかっているようだけど、演出がひどくて興ざめポイントが多い。ゾンビ物は好きなんだけど、これはひどいと思った。俳優さんたちの演技が良いだけに、監督の残念っぷりが際立つ作品。真田広之の使い方もひどい。何故日本人なのかも設定がよく分からない。
■興ざめポイント
1.最初に死んでしまう女性が、十分しゃべる時間はあったのに、自分を陥れた相手の事は言わずに「逃げてー」みたいな事だけ言って死んでいく。
2.主人公が最初にグループに引き入れた女性が、死ぬシーンの前に突然主人公に愛の告白をする。主人公も奥さんが非業の最期を遂げたはずなのに、なぜかそこで相手を好きというような事を言ってしまう。この女性の死をドラマチックに見せる為にやった演出なのだろうが、脈絡が無さ過ぎてひく。
3.ラストに近いシーンで、化け物に追われているはずなのに、主人公たちが笑顔で談笑して、なかなか全員ヘリに乗らない。きっかけ待ちが露骨過ぎてひく。
4.普通にヘリに乗れば良い状況で、なぜか女性が一人「私が引き付ける」と言って、ヘリに乗らずに無駄に死んで意味不明過ぎる。
5.せっかく女性が時間稼ぎしてくれたのに、それをずっと眺めていた為に、結局化け物にヘリに乗り移られてしまい、犬死に感と何やってんだ感でげんなりする。
6.どうやって探知したのか、主人公の娘がいるところに救助のヘリが登場。でもこれくらいの無理やり演出は、もう驚かなくなっている。
エンタテイメントなので、ある程度強引な演出でも楽しめる方だが、この無理やり感動させたいという意図が見え見えの稚拙な演出は、ちょっと馴染めなかった。
面白くない
面白いか面白くないかと言われたら
面白くない
なんだろ これと言ってよかったと思える点もない
ゾンビの設定が失敗だと思う
キャラ設定も魅力があまり感じられず
強引に詰め込んだような作品
シュナイダー作品をみたなかでは最低の出来映えだと思うの
予算の関係もあるだろうけど
それは言い訳になると思うのでひかえます
ネットフリックス未加入
ゾンビの大量発生により荒廃し、隔離されたラスベガス。そこへ足を踏み入れた命知らずのよう兵集団が、究極の一獲千金を狙い、史上最大の強盗計画に打って出る。
一見面白そうな設定も、たぶん面白くないだろうと思っていたが、真田さんも出演、モータルコンバットがあまりにも面白かったのもしやもしやの期待でしたが惨敗・・・・・・やっぱり、おそらく皆さまの創造通りの映画です。最近と言う事でも無いのでしょうがネットフリックスが、のし上がって来ました。YouTubeでも、これを見れば良いネットフリックス等、取り上げる番組も多くなったと感じる今日この頃です。俺はネットフリックは好きじゃないけど、今までネットフリックでお勧めする映画は一本もありません。またしても評価「1」更新しています。たぶん私が悪いのでしょうけどネットフリックスは悪くありませんが一生、ネットフリックスに加入する事はないでしょう。
映像は迫力満点
ラスベガスのゾンビ生息地帯に乗り込むまでは、オー、オー、なかなか面白そうじゃん。って感じだったんだけど、物語が進むにつれて、感情の置所に困ってしまう展開に。もっとコメディに振るか、「ケイパーもの」としてスカッとするような内容だったらよかった。
そうはいっても、個々のシーンはいい出来栄え。
面白かったのは、真田広之演じるタナカが、大金を回収する計画を説明し終わるとともに、指を鳴らして決め台詞「Ease peasy japaneese-y」で締めたのに、ドイツ人の金庫破りが、「今の時代は差別用語だめですよ」っとツッコミをいれておかしな空気になったところ。しかも金庫破りの青年は合掌しながら差別用語のない「Easy peasy lemon squeezy」でタナカに言い直しを求める。デイヴ・バウティスタがおもわず目頭を抑えるのだが、笑いをこらえているのか、「こいつらしょーもない」と苦笑しているのか、どちらともとれる表情をしていて、吹き出しそうになる。
ヘリのパイロット役のティグ・ノタロがかっこいい。計画の内容も聞かずに金額だけで即決してしまし。吐き出すセリフが洒落てて面白い。コメディアンなんですね、彼女。
迫力満点の映像だっただけに惜しい。エピローグはあきらかに蛇足。あのシーケンスだったらいらないね。
ラスベガス限定ゾンビ
ラスベガス限定ゾンビってとこが現実味あり。まあラストで将来的にゾンビが蔓延するであろうシーンで終わるが。
新しいタイプのゾンビにロメロ派の自分は、ん❓と一瞬思ったが、なんせザック スナイダーだからと(笑)
まあロメロのリメイクもしてるし個人的に走るゾンビも否定すらしないものの肯定もしないノロノロゾンビ派だから、まあ作品は正統派を期待しなければ観れるレベル
ロメロのシリーズ、サバイバルデッドまでで見せた無理のないゾンビの進化系を受け継ぐゾンビ作品は既に皆無。どの作品も好きにやってる訳で...やはりロメロがこの世を去りロメロイズムを継承する作品も無くはないが派手な演出ばかり目立つ様になった
まあロメロにこだわるオールドファンから支持される作品はいまだに生まれてこないのも事実だよなあ。
しかしザックの作品は毎度長いね。
リターン・オブ・ザ・スナイダーゾンビ
ザック・スナイダーの映画監督デビュー作は、ゾンビ映画。ジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』をリメイクした『ドーン・オブ・ザ・デッド』。
最近すっかりDCコミック映画化の中心人物となったスナイダーだが、そんな彼が17年ぶりにゾンビ映画の世界に帰ってきた!
ラスベガス付近で、“ある物”を載せた軍のトラックと一般人の車が衝突事故。それによりトラックから、“ある物”が脱走。それは兵器として極秘開発されたゾンビだった…!
屈強で強靭、俊敏なゾンビにあっという間にラスベガスは支配され、街全体は隔離状態に。生き残った人々も街から離れ…。
穏やかに暮らす元傭兵スコットの元に、謎の日本人タナカが現れ、ある話を持ち掛けてくる。ラスベガスのカジノの地下金庫にある大金を手に入れるというものだった…。
予告編の印象だと、旨い儲け話に乗せられていざベガスに行ったら、そこはゾンビだらけで…と思ったが、違った。
スコットは元々ラスベガスの住人。ある悲しい出来事が…。全て承知の上。
ま、確かに全て分かった上でないとこんなちょっと怪しげな話を引き受ける訳がない。それに、ベガスが隔離されてるなんて緊急事態、知らない人居る訳ないし。
ゾンビが蔓延る隔離ステージでのお宝奪取作戦。
…と言うと、何処となく先日見た『新感染半島 ファイナル・ステージ』を彷彿。
しかし、似て全く非なるもの。
チームを募る。
昔からの傭兵仲間、金目当ての者、脱出の際のヘリ番、金庫の鍵開け番、タナカのお目付け役…。
とてもとても“仲間”とは言えない寄せ集めのクセ者ならず者チーム。こういうの、いいんだよね~!
計画は単純。
ベガスに入る。ゾンビを倒しながら、カジノへ。地下の金庫を開け、お宝を頂き、ヘリに乗って勝利の夕陽に向かって脱出する。
期限は36時間。と言うのも、政府が核ミサイルでベガスを消滅する事を決定。
まさに、生か死か、人生一発大逆転を賭けた一か八かの作戦。
何事も無ければ楽勝。しかし、必ず何かは起きる。
ベガス近くの隔離施設に住んでいるスコットの娘、ケイト。
友人がベガスの中に入り、連れ戻す為に強引にチームに加わる。ちなみにこの父娘、トラウマ的な確執あり。
ベガス~カジノまでは守備よく潜入。地下金庫へ。トラップが仕掛けられ、金庫も超厳重。
脱出のヘリもおんぼろ。
何か、怪しい…。
突然、核攻撃の時間が繰り上げられた。タイムリミットまで90分…! 間に合うのか…!?
そして彼らに襲い来るゾンビたち!
ゾンビと言うと、ただうろつきさ迷い、人肉を食らうだけの“歩く屍”だが、本作のゾンビは全くの新種。
まずベガスに入って彼らを迎えるのは、“ゾンビトラ”! ゾンビだけでもトラだけでもご遠慮したいのに、まさかのその掛け合わせ!
異質なゾンビが現れる。下僕を従えた女型ゾンビ。
“ブライド”。
ラスベガスはもはやゾンビたちがただ蔓延っているのではなく、“王国”。
ゾンビたちも統制の取れた“アーミー(軍隊)”。
“ブライド”は言わばナンバー2。王妃。
もう一人、上に居る。彼らを統治する初代ゾンビ。王。“ゼウス”が…。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の時とは違って素顔のデイヴ・バウティスタ。でも、タフさは同じ。って言うか、腕力でもゾンビを倒せそう。チームの頼れるリーダー。また、娘との微妙な距離感も好演。
チームの面々が本当に個性的。果たして、この中で生き残る事が出来るのは…?
残念だったのは、タナカ役の真田広之。一緒に闘うのかと思ったら、裏ある雇い主。『インセプション』の渡辺謙みたいに雇い主でありつつ、一緒に闘う姿を見たかったなぁ…。
ゾンビ版『特攻大作戦』のようなもっと快テンポの作風かと思ったら、だってそこはやっぱりスナイダー、思ってたよりシリアス調。
でも、軽快な『Viva Las Vegas』に乗せてベガスがゾンビに乗っ取られるOPシーンはナイスセンス。スナイダーのシリアスさと、本作のエンタメさが融合し、本作自体を表していると感じた。
ゾンビ映画としては驚きの2時間半の長尺。
その内2時間はお宝を手に入れるまでがじっくり描かれ、これはこれで緊張感は途切れないで面白い。
だけど、本作はゾンビ映画。
ある人物の真の目的でゾンビ側にも悲劇が起こり、悲しみの復讐…。
ゼウスは感情も持っているのだ…!
クライマックス30分は怒涛のアクション!アクション!!アクション!!!
バイオレンス描写もたっぷり、容赦ないくらいチームの面々が犠牲になっていく…。
とにかく、ゼウスの強さが半端ない!
他のゾンビも並みのゾンビ以上だが、それを遥かに凌ぐ。言うなれば、拳一つで人間を捻り潰し殺せるほど。
この最強にして最凶ゾンビ王を倒せるのか…?
友人を捜しに居なくなったケイト。
タイムリミットまで後僅か。
スコットは全てのミッションをクリアする事が出来るのか…?
アメリカ前独裁者への皮肉や現在のコロナ渦を彷彿させる描写も。
予定調和で、粗い点やツッコミ所もまぁ…。ハリウッド映画あるある何でも核。
だけどそこはエンタメ・パワーで押し切る。
劇場大スクリーンで見たかったと思わせる、特盛のスナイダー流ゾンビ映画超大作。
DCコミック映画のリーダーになったスナイダーだけど、もう一つの顔。
ロメロにオマージュを捧げつつ、一味も二味も違う、ゾンビ映画のニュー・タイプ!
そして勿論、間もなく待望の日本配信の『ジャスティス・リーグ ザック・スナイダーカット』も超見てぇ~!
(ザックのプチブーム到来…!?)
折角の企画だが微妙だった!!
「フォールアウト:ニューベガス」が大好きなので、その追加エピソード1(シエラ・マドレ)に似たシチュエーションは好みでした。オープニングでも期待が高まりました。本編は長くて大味で、キャラに愛着も沸かす楽しめませんでした。親子の話もどうでも良かったです。真田広之は映っている時間がいちいち短く、同行メンバーではないのも不満でした。
全44件中、21~40件目を表示