THE FIRST SLAM DUNKのレビュー・感想・評価
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2.5次元を実現した新アニメーション!!
井上雄彦先生のマンガを、こんなふうにスクリーンで見られるとは…感動しました。
原作の良さそのままに立体化した、アニメと実写の中間という印象で試合のリアリティがすごい。
後半にかけて、流川の格好良さが爆発していて衝撃を受けました。こんなかっこいいキャラだったのかと。(三井派だったもんで)
流川の存在感が薄かったと言われているようですが、私は「とんでもないイケメンが本気でバスケをしてる」映像だけでお腹いっぱいでした(笑)
もちろん、宮城のストーリーは素晴らしかったです。
宮城の過去(静かなシーン)が何度も挿入されながらも、試合のスピード感が落ちないどころか高まっていくという構成に感激しました。
かつてこの作品を愛した人達へのスーベニア
原作は数十年前にジャンプ連載時に読んだ世代です。
そこまで好きな作品では無かったですが、子供の希望で劇場鑑賞しました。
映画としては原作者が脚本や監督をやってくれたおかげで原作者の思いが作品に強く反映されていて、原作(漫画)の世界観がすんなり入ってきて良かったと思いました。
漫画に映画の良さが加わり、シナリオも映画用に書き下ろされた内容も加わって終始とても楽しめました。
昔好きだったバンドがオリジナルメンバーで当時よりパワーアップして復活してくれた様な喜びが作品に上乗せされていると思いました。
当時より時間が経った分、よりいい作品になったのではと思います。
個人的には三井の3ポイントは昔から変わらず涙腺に来るツボです。
作品とアニメーション
映画中に何度も漫画って動くんだ!と思いながら鑑賞。
アニメーションなんだから当然だろと思われるかもしれませんが、バスケットという躍動感、スピード感に溢れるスポーツと3DCG技術を駆使したアニメーション映像がこれでもないくらい合っていて、文字どおり漫画が動いていました。
この映像が2022年にスラムダンクという作品で観れる意味合いは大きく、特に最後のシーンでは原作の連載していた時代にこのシーンがあったとしたら、日本人で?と笑われてもおかしくないところを、現代の日本人選手の活躍がこのシーンを何らおかしくないものにしている。スラムダンクを読んでバスケットを始めた人がスラムダンクのこのシーンを作り上げている。
映像技術、作品の偉大さが奇跡的なレベルでマッチした原作を知らない人でも全く問題ない作品だと思います。
あらゆる垣根を超えた傑作
高校バスケットを舞台にした青春映画で、ヒューマンドラマでもあります。
井上雄彦の漫画を読んだ事のある人は言わずもがな、読んだ事がない人にも、本作がどれだけ“面白い”という事を証明できる作品かと思います。
二度鑑賞しましたが、会場の一体感がすごい。どちらも満席に近い状態でしたが、皆さん集中しているので雑音がほぼ無く、終盤の緊迫した場面では、ちゃんと息してる?と言いたくなるくらい。もはや“体感してる”といってもいいのでは?
長年映画館に通っていると、好きなジャンルとか関係なしに「これはリアルタイムで観とくべきだった」と思う作品が現れます。「THE FIRST SLAM DUNK」もそういう作品ではないでしょうか。
「AKIRA」がアニメーションという枠を飛び越えて評価されているように、「THE FIRST SLAM DUNK」も同様に評価されるべき作品だと思います。
新たなアニメ表現が素晴らしい!!
「スラムダンク」自体はリアルタイムでも無く
興味も無かったのでチラシもゲットしてなくて、
スルー案件でしたがプロの評論家や、いつも参考にしている
ライムスターの宇多丸さんも絶賛していたので
流行りには一応乗ってみるタイプとしては
映画館に出かけました。
確かに映像表現が凄かったです!!
コミックの絵がそのまま、超リアルにヌルヌル動く!!
原作を1ページも読んだことがない身でも
ああ、そうなんだ!!と思わせてくれる
説得力がありました。
大ヒットはさもありなんや!!
で、月に8回ほど映画館で映画を観る
中途半端な映画好きとしては
少年漫画のヒットの王道だな〜〜と感じました。
自分の好きを追求し続ける姿と仲間の大事さを
追及する流れは変わらないよね〜〜
私は少年漫画には疎いけど、まるでこの映画の流れは
「ドカベン」だね〜〜!!
試合の流れの中、1人1人のメンバーの
サイドストーリーが盛り込まれ、それ故に、この一戦
1人1人が絶対に落とせない理由が伝わってくる。
終盤に向けて嫌でも盛り上がるわ!!
それ以上に、新しいアニメ手法として
この映画は世界中から注目を集めることでしょう。
原作者の井上雄彦氏の監修だから当たり前と思われるけど
絵を動かすのが如何に困難なことか〜
数年前に米の「スパイダーバース」で度肝抜かれた
日本のクリエーター達が集結して作り上げた本作は
「スラムダンク」ファンだけでなく
アニメファンの心をも撃ち抜くと思います。
とてもクオリティの高い3Dアニメ。バスケのライブ感。しかし漫画はやはり漫画のほうが良かったか?ストーリー自体は微妙。
とにかく3Dアニメのクオリティが高い。
本当に漫画がそのまま動いているのだから、相当な手数を使ってここまでのクオリティに上げてると思う。
それとバスケットしている臨場感が凄い。
この点はすごく評価しても良いと思う。
ただお話としては個人的には全然好きではなかった。
全然Firstスラムダンクではないです。
完全にリョータ中心でお話が進んで、他のキャラは殆どオマケなので、Firstスラムダンクか?と言われれば全然違うと思います。
漫画はもっと面白いお話だったと思う。
まず、リョータ編の”とりあえず親しい人を〇しておいて重いテーマにする”というジャンプ漫画メソッドが冒頭入ってくるが、個人的にはこういう安易なストーリーはもう飽き飽きしていて最速で萎えた。
いまだにワンピースが大好きでたまらない方には良いのではと思うが、一つのお話として見るには正直きつい。
スラムダンクでぶっちぎりに有名な名言はいくつかあるが、「先生バスケがしたいです」が無かったのは衝撃。
本当にリョータ視点だけのお話なんだと改めて思った。
スラムダンクファンを喜ばせたいというよりは、作品として補完したいという方向のお話なんだろう。この作品でスラムダンクが好きになるかといわれれは、多分ほぼ無いと思う。映像美を除けば、ありきたりな作品。そのくらい漫画との魅力の格差があると思う。
やっぱ漫画というメディアは一コマ一コマしっかり見るんだなと改めて。動画では名言もさっくり流れてしまう。
めちゃくちゃリアルになったせいで、実際にスポーツしているときのダーティー感を強く感じてしまったのも、個人的には好きにはなれなかった。
所詮フィジカルなのですよスポーツは。体当たりして強いほうが勝つ。
バスケットを真摯に書いたがゆえに、単純な暴力にも似た感情を個人的には感じた。まあ好きな人には良いのでは。服を引っ張っても審判にばれなきゃよい。フィジカルのスポーツなんてそんなもん。
あと、全体的にキャラデザもきついですね…。
こればっかりは原作がそうなので致し方ないのですが、流川のかっこいいアピールも時代錯誤の前では少々きつかった…。
この映画は映画館で見ないといけない作品だったと思う。
ストーリーに見どころがそんなにないだけに、多分TV程度の環境で見たら、多分☆1~2くらいの評価だったと思う。
リョータの背景描写もいいけど、正直120分のわりに結構いらないカット多かったんじゃないかと、映画大好きポンポさんを見た後では思ってしまうな。
同じ時間やるならもっと各キャラに焦点当ててよかったと思う。テンポは良くはなかった。
元旦に観たが、内容の一部が暗すぎた
嫌なところばかりが、事細かに描かれていた。マンガであったところの展開(リョータのゾーンプレスをやぶったドリブル突破)は、やっぱり胸にくるものがあったが、マンガ以上かというとあんまりピンとこなかったです。
父親が亡くなり、兄が亡くなり、亡くなった兄のことで母親と喧嘩する、そんな辛いことがあって、山王戦で労苦を跳ね返して爆発、みたいなところがこの映画の山?的な物だったのかと思うと、飛躍がある感じがした。
三井のスリーポイントのあとの手首の返しのところは、映画館で見てよかったかなあとは思わなくはなかったが
あと、マンガ版の良さって、笑えるポイントがめちゃ多かったことだったんだなと思いました。2時間で笑いポイント作りすぎると、カッコよくなくなっちゃって、ボヤッとしそうだとは思うが。
映画では、安西先生のガッツポーズっていう小笑い1つだけ
よくないとは思わなかったけど、マンガが面白過ぎた
あと、ほか、カッコつけてるんだけど、カッコよくない挿入歌も嫌だったなあ
MIYAVIとかにやってほしかった
これ以上のものを作ろうとするとそれはそれで無理があって、映画にしようとするにあたって、最善を尽くしている感じはしたが、
THR FIRSTってことで、続きありきの最初の映画版だったのかなとも思いました
ただ、続きにあまり期待はできないが、井上雄彦が関わってるってだけで、観てはみたいのだが
そういえば声優がアニメ版と代わったってのがあったが、映画全体をカッコつける感じでいくなら桜木の声は変わっててしょうがないとは思いました
観ようと思った昨日の自分、ナイス
まったく今までスラムダンクに触れず
人生を送ってきた
だがこんなにも胸熱で文句なしにのめり込める映画
久しぶりだ!
バスケを通じてプレイヤーの人生や譲れないものを垣間見、その想いにただただ魅せられる
世間で流行ってるなーという他人目線から
このスラムダンクという世界に
足を踏み入れて本当によかった
そりゃ、面白いんだが
はじまってすぐ「《バカボンド》の絵だ」と思うのね。《SLAM DUNK》の頃は、まだこんなに書き込んでる感じの絵じゃなかったから。
「《SLUM DANK》のキャラクターがこの絵で動くのか」って楽しみに観てくの。
リョーちんの過去が語られて、ソータの印象的な台詞があって「これ、クライマックスで回想されたら泣くわ」って思うの。
現在にときがうつるといきなり試合が始まるのいいね。序盤で湘北が好調なときのシーン描写が細かいのもいい。「赤木がスクリーンして三井が打った」とか分かるからね。
そしていきなり前半が終わり「この映画、すぐ終わっちゃうぞ」と思うのね。
そこからは回想シーンも織り交ぜて進む。
「三井のあのシーンはカットなの」という意外さもあったけど、まあ山王戦には関係ないからいいや。
回想でのお母さんとのやり取りや、アヤちゃんとの会話も踏まえて、リョーちんがダブルチームをドリブル突破して湘北を救うね。
この辺で思うんだけど、《SLAM DUNK》は、この5人のキャラクターを見つけられたのがでかいね。ピンチになったときに「誰が打開するんだろう」と思っちゃう。どこからでも打開の糸口があるし。みんなムラがあって、ノッたときの爆発力もいい。(山王戦ではそこまで効いてこないけど、メガネ君のキャラ発見も全体としてはでかい。だから6人のキャラ発見がでかい。)
そして、ここから先やっぱり思ってしまったんだけど、《SLAM DUNK》の主人公って桜木花道なんだよね。だから花道の話が描かれてんの。
リョーちんが主人公なら、試合の流れを決定的に変えるのも、選手生命を賭けるのも、リョーちんになるはずだからね。
ラストで花道と流川がタッチする名シーンで、それを描かないわけにはいかないけど、それ描いちゃうと「誰の話だっけ?」となったな。
もう間違いなく面白いんだけど、その面白さは、原作の山王戦の面白さなんだよね。
それを損なわず、リョーちんの背景も含めて描いたところがすごいね。
次回はどうすんだろ。流川の過去とかやるのかな。
予想外に面白過ぎた。
自分はスラムダンクは1〜2通りくらい、数年おきに読む程度のにわか。しかし、NBAの筋金入りのファンである。
まず、バスケットボールの試合として面白かった。
高校バスケはプロと違い、4Q制でなく、
前半後半の20分ずつで分かれている、ということを初めて知った。
最初のリョーチンから桜木のレイアップはまじで熱い。本当に声を出して応援したかった。
その後、各有名なパートが来て、もしかしてこれ流川と桜木のアレがあるんじゃないかとハラハラしてみていたら、クラッチタイムに突入。全員がゾーンに入り、伝説のシーンの再来。
気付けばずっと泣いていた。
リョーチンの過去編もちょうど良い塩梅で入り込む。
私はちなみにカリー推しなので、ミッちゃんが1番好きだ。
また映画館の中で、toho新宿のプレミアシートは、比類なきほど、抜群に良かった。
最高!号泣!
原作、アニメも世代なので全て見ていたので不安がありましたが、想像の100倍良かった…泣きました。
映像も綺麗で、臨場感がありドキドキしたり感動したりの繰り返しだったのであっという間でした。
2回目見に行きます!
いや!!深かった♫
スラダン♫漫画やアニメとまた・・・違い。。。
深さがありました。
死生観と『君たちはどう生きるか』というテーマ。
しかし・・・オープニングのチバさんの声で~!!!
がっつり泣いた( ;∀;)
泣き虫hiroです。
あれ!?バースデー??ミッシェル??
やっぱ・・・かっけぇぇーー。。。
もう~登場部分とあいまって~
そんな痛いアラフィフでした(≧◇≦)
でも、そんな自分が大好きで~♫
それを許せる映画になってます☆彡
ほんとに良かった~~
秋田県山王工業高校は次世代を担う人型アンドロイドを開発。実際に高校バスケットボールの試合に参加させ、見た目もさることながら、人間と遜色のないプレーを出来ることを証明した。もう人間ですよね、これ。
高校バスケの試合を描いたCGアニメ。
CGながら頑張っており、BGMも良い感じに演出されている。迫力は中々のもの。
ストーリーに関しては、味方チームの一人を深掘りするものであるが悪くはない。
観る価値あり。
良い点
・感動的
悪い点
・頑張ってはいるが、やはりCGでモーションキャプチャーなため動きがリアルすぎている。例えば本来の重力に倣いすぎだったり、本来の体の動きを表現しすぎていたりと動きが固い。手描きアニメのような動きの柔軟さや遊びがない。画角内の情報もまだまだ選別可能であるし、とくに表情の固さは要改善と思われる。費用が許せばOPの手描きクオリティーで全体を作ってほしいものである。
・とくに相手校選手らの表情の無さが顕著で人間味に欠ける。口癖を頑張って設定している。
・100人中95人が先がわかってしまうような露骨なフラグが2度
その他点
・ヤンママ
・カタカナ名
・やたら暴力沙汰
・髪を切ったらアイデンティティの9割を失った
面白い
ストーリーは知ってる人は見たかった山王戦!カットは多いけど、見たいイベントはしっかり(アッサリ)と取り込まれていて満足。知らない人にはちと展開早いかな?でも充分楽しめるのでご安心を。
展開は知っていてもかなりのドキドキ感あります。
原作になかった視点と過去が感動的。試合中の感動と合わさって終始涙ぐんで見ていた気がする。
アニメっぽく無い新しい画像と。と音楽と。。色々と言いたくなる良い映画です。
原作は何回も読んだ
スラダン…スポーツ漫画の金字塔であり、山王戦はその集大成となった試合。ファンはもっと先まで読みたかった作品。。。 当初は井上先生も先のストーリーがあったはず(ライバルも登場させていたし…)。しかし山王戦で完結となってしまった。当時、私は不完全燃焼に終わったと考えていた。そしてポカンと穴の開いてしまった気分であった。しかし今考えれば、当時のジャンプ編集者の追込みが厳しいであろうと素人でも分かる状況であった事等を考えれば致し方の無い所なのかもしれない…。。。(もう才能の擦り減らしをしてほしくない…鳥山先生のように)ごめんなさい。作品では無く、わたくしの個人的意見を言ってしまった… それ程この作品は好きであったのだ!
上映を観て、日本アニメの新たなる可能性と井上先生の凄さを見せつけられた。素晴らしい作品であった!原作を読んでいない方は是非読んで欲しい!こんなに素晴らしい漫画があった事を知って欲しいのだ。
そんな私は井上先生がバスケ青年を応援していると知り、完全版を集めています。微力にもなりませんが。。。中学高校をバスケット部で、アメリカの高校に行ってから更にバスケをしたいと挑戦しましたが、行った高校のチーム選手選抜で落ちた落ちこぼれたおじさんです。だからこそ、この作品は皆んなの胸に響くのだ!
自分の気に入ったキャラクター達がいのちを吹き込まれて大画面で動くさまを見逃すな‼︎
えっ、いいじゃん…
普通にいい。
去年、映画情報解禁したときにCGアニメーションと分かって、かなり落胆しました。
ミュウツーの逆襲のリメイクがCGと分かった時並みに…
全然期待してなかったので、作者の書いた映画ポスターだけで満足かなぁと思っていましたが、スラダン好きの友人からよかったという情報と、宮城がメインと聞いて鑑賞。
ポスターの真ん中が宮城だったのは、そういうこと?
本当、普通によかった。
漫画に忠実にストーリー展開してほしいと思っている人には不向きかもしれませんが、ストーリーほどほどに、試合のシーンに力を入れてて、迫力ありました‼︎
コート全体を写してる時に、さりげなくあのポーズしてる3人が見れた。可愛い。
オープニングの音楽と映像だけで、1900円払える。
2時間あっという間。
ちゃんと桜木でクスッと笑えます。
そして、宮城メインといつつも、5人全員のストーリーを合間に入れてて、上手く差し込んだなぁと思います。
一歩間違えたら、ごちゃごちゃな展開になるところ、まとまってました。
CGに抵抗ある人、観ないと損かもしれません。
いやぁ〜宮城メイン。
そこにストーリーを待ってきたことに拍手‼︎
面白いし、続編も見たくなってます!
鳴り物入り作品だけの事ありますね!
よく練れてるし、アニメも原作からとびでてる感じだし。
リピートしてる人が一杯もわかるなあ!
日本アニメの底力感じますねー!
群像劇であっても一人一人のストーリーもきちんと、そして散漫でないのがいいね!
最高
原作は観ていないが、周りの人や有名人などの評判が良かったので気になって観た。
音楽とのマッチがカッコ良すぎるし、何よりストーリーが感動的。原作を知らない人でも完璧に楽しめる。個人的に10-Feetがさらに好きになった。
なんかどちらの高校も選手の顔のビジュが良過ぎたのだが...ほとんどの選手がめっちゃイケメンに描かれていてやばい。アニメーションが普通のアニメではなくてあれ、なんていうのかな?「アバター」みたいな3Dの感じの滑らかなアニメーション。一人一人の動作が細かく描かれていてリアルだった...そして顔もそうだけど筋肉のついている感じもイケメン...(2回目)あれ観たらみんな好きになってしまううう...高校生ではありえない肉体だけど、何回でも観られる!!
主に宮城リョータの幼少期の話で、父親と憧れであった兄の死と母親の葛藤など、家族間のあの暗黙の雰囲気みたいな感じがすごくリアルに描かれていてジンときた。
母親とのあの感じ、距離感がなんとも言えない。お互いに父親や兄の死について考えない日はないけれど、口には出さない。リョータはただでさえ高校生という思春期であるのに、母親に対して全ては表に出せない。母親もそれを分かっているみたいな、お互い口には出さないけれどなにかで繋がっている感じ。私はそういう風に捉えた。すごく伝わってきた。
VODにあった原作アニメはちょっと観にくかったので、とにかく原作の漫画を早く読みたいと思う。124分間で「アイツがパスを出した!?」みたいなシーンがあって、この作品では描かれていないけれど、原作や練習過程でその人はパスを出さない人だったんだな。と自然に描かれていない描写も感じ取ることができて、その一言でそれまでのチームの感じが伝わるのが凄いなと思った。
最後はきっと勝つんだろうな。と思ってはいても観ていて力が入ったし汗かいた。最初から最後まで一試合をあんなにスリリングに観られるのすごい。ずっと面白かったし感動した。最後は映画オリジナルだと聞いた、宮城と深津がアメリカで戦うシーン。題名も THE FIRSTだし、次も映画化あるのかな?とちょっと期待している。早く原作漫画を読もう。
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