「熱いね!」THE FIRST SLAM DUNK Qooさんの映画レビュー(感想・評価)
熱いね!
コアなファンには賛否両論なのかもしれないが、私はめちゃくちゃ面白かった!
漫画も未読。アニメも見てない。運動が苦手なので、まずスポーツに興味がない。野球だのサッカーだのオリンピックだの世間が物凄く盛り上がってても、大きな声では言えないが何処吹く風。もちろんバスケなんて全く分からないから、さして興味も無く、この映画を観る予定はなかった。
自分のスケジュールや色んな事情から、もう今日はスラムダンク観るしかないなと、半分仕方なしに鑑賞(こんなん言ったら絶対怒られるやつ‼️)。
が、しかしだよ!
なんだろう、物凄く絵も綺麗。わりと初めの方のリョータの子供の頃のストーリーからもう既にうるっと来た。
バスケは分からないけど、目が離せないし、とにかく熱い!熱いのは好き!一試合をこんな風に描写するなんてすごすぎる!最後は私もあの観客となって「Yes‼️」と小さくガッツポーズ!良かったよ、こんなに面白いとは。
THE FIRSTということはこの次もあるのかな?SLAM DANKを全く知らない人がSLAM DANKを知るには十分だと思う。
リョータ以外のメンバーの過去を深掘りしたのも観てみたい。
重ね重ねコメントありがとうございます( ˶'ᵕ'˶)
支払いは全て私。という( )のところがとても微笑ましくクスッとなりました笑
冒頭の色付けされてないメンバーたちが少しづつ描かれて、それが動いていく様なんかもすごくワクワクしました。
度々。
今作は、息子が帰省した際に彼がこの映画を観るためにスラムダンク全巻を一緒に購入し(全て支払いは私。買い物籠を書店で使ったのは初めて。)気になっていた作品でしたので、息子が読んだ後、速攻で全巻読み劇場へ。
【結論】
漫画同様、今作は、傑作ですね。そもそもバスケは10人の選手のタクティクスをワンカットで描く難しさがあります。(元、経験者。)例えばゾーン・プレスやピポッドからのパス出し、リング下での攻防、スリーポイントシュートの際のやや後傾しながら打つ姿勢の姿であり。
多くの方が書いていますが、桜木や流川をサブに持って行き、宮城をメインの持ってきた事も成功していると思った作品でした。
原作者でありながら映画監督も手掛けた井上雄彦氏のセンスにも脱帽でしたね。では。