「スラムダンクを愛する全ての人へ。」THE FIRST SLAM DUNK MOONさんの映画レビュー(感想・評価)
スラムダンクを愛する全ての人へ。
その昔、スラムダンクをジャンプで、単行本で、
幾度となく読んだ40代男性世代です。
スラムダンクは、もちろん漫画として、アニメとしても、
スポーツ漫画の最高峰ですし、ストーリーやその作画の素晴らしさは、もはや伝説となっている事は言うまでもありません。
ただスラムダンクが大好きだった私達世代からは、
本当に映画化して大丈夫なのか、、?
当時の良い思い出を、もしかしたらチープな作りの映画に汚されるのでは無いか、、?
という恐怖は正直拭えませんでした。
しかし公開されるとともにおよそ高評価が続いていたので、おそるおそる、まるで捨て猫が与えられた餌を取るように、ひっそりと観に行きました。もし少しでも良くなかったら全て無かった事にして、漫画だけの素晴らしい青春のままでいようと決めていましたが結果、、
ストーリーも、映像も、音楽も、
本当に、本当に素晴らしくて、、
そこにあったのは、良い意味で新しいスラムダンクで、
昔漫画のページを必死にめくってた全てのモノクロの瞬間が、
目の前で3Dでカラフルに再現されて行くさまに圧倒されて、その表現方法にただただ呆然と感動して、、泣きました。
本当に観に行って良かった。
井上雄彦を少しでも疑った自分がバカボンドでした。
私はこの映画を、スラムダンクを愛した全ての人におすすめします。これは本当に素晴らしい、本物の新しいスラムダンクです。
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