かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦 ファイナルのレビュー・感想・評価
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いつ勉強してたの?!
前作より、佐藤二郎の登場シーンが少なく、しらけずに済んだ。というより脚本内でも厄介なお方扱いをされていて、観ていて製作側との何を面白いとするかの認識違いに悩まずに済む。
ただただ主役が平野紫耀と橋本環奈だから成立する奇跡的な前作に、堀田真由ちゃんの出番が増えていて個人的に嬉しかった。ビジュアルも演技も、橋本環奈に負けず強すぎず印象に残る存在感で、クールも可愛いも古風もイマドキもなんでもできる素敵な女優さん。
今作は行事が目白押し。
それと同時に、驚き沢山だった。
①石上は、凶悪同級生に売られかねない彼女を守るために、口を閉ざし捻くれていたことが判明。青春ヘイトどころか、いじめ被害者ではないか!風紀悪すぎますってこの高校。
②藤原さんの扱いよ。コミュ障チックなかぐやも白銀も、藤原さんのナイスアシストのお陰で距離が縮まってきたと言っても過言ではない。なのに、文化祭では詮索されないよう、課題を与えて藤原さんをまき、恋愛成就のために邪魔者扱い?!当日の成功を1番分かち合って良いはずのチームメンバーやぞ。ひどすぎんか?
③かぐやが白銀に出会うまで、人を使えるか使えないかで分類していた最低キャラだったと判明。いやお育ちの良い才女設定はどこへ行った。なんでも早坂にお任せなのに、ミシンは使えることもびっくり。ハートが紛れた水玉生地は諦めて、和柄生地で裏地付き丸型巾着を製作してそこにハートのキーホルダーを入れるなんともおばちゃんぽいセンスで面白かった。
④かぐやが弓に火をつけて飛ばしてキャンプファイヤーに灯火する許可、よく降りたなぁ。管轄消防NGが出そう。キャンプファイヤーそのものは白銀が告白演出のためだけに、実行許可を取り、文化祭のっとり声明文が出ても放置のゆるゆるな私立校。
⑤サンフランシスコ工科大学?!マサチューセッツかカリフォルニアじゃなくて?!どちらにせよ思うのは、奨学金だとしてもお金足りる?節約しても一年に生活費だけで2-3百万はかかるはず。生徒会に運動会に文化祭に、行事が沢山あったのにアーリーで受けるなんていつの間にそんなに勉強を?!
⑥白銀のお見送りメンバー、藤原以外は後輩だけ?!平野紫耀と、良いとこしか見えない白銀会長のコラボなのにそんなわけなかろう。コンテナ船に座ってるけど、そこ直射日光でホットプレート状態かと。死ぬぞ。
⑥かぐや様、まさかのお父様に頼んで、ホール寄贈と引き換えの裏口じゃないよね??
平野紫耀は好青年だが、恐らくすごい大学であろうSFITに入るには、ちょっとイメージとの乖離があるかな。だけど、かぐやとのどうこうと無関係に進路を決める賢さが白銀の魅力。
白銀に誘われて一度は私は内部進学だからと話したかぐやも良かったのに、まさかの裏口なら萎える。
実力で合格した白銀に失礼極まりない。
というか応援団を見ても、極めてレベルが低そうな学校で、そんなところに苦学生の白銀がいるのはまだわかるが、かぐやは浮きまくるのがよくわかる。
なにより、平野紫耀と橋本環奈がいるのに、なんのキャーキャーシーンもない、静かに進展激遅な恋愛を育める学園と生徒会に、現実味が薄れて「これはフィクションです!」と逆に突きつけられる。普通、かぐやにとってライバルだらけの学園生活でしょうよ。
製作メンバーが、どれだけの経済効果を持つ平野紫耀なのか、その平野紫耀にどれだけ助けられたコロナ禍の興行収入と続編だったか、なのに傲慢にならずお人好しな平野紫耀をこれからも数字に利用するのではなく、俳優として大切にしてくださるといいなと思う。
もうすぐジャニーズを卒業し、役の幅が広がりそうな平野紫耀が、深みのある難しい演技が必要な役で映画に出るのが今から本当に楽しみ。
怖い物見たさ枠
前作が0.5星だったので、それよりはマシかなぁで星1評価。(前作のラストの会長選は酷すぎる)
原作は文化祭・クリスマスがピークで後はダラダラと続くだけなので、主演ファン目当てでそこそこの興行収入は見込めただろうに、ここでファイナルにしたのは英断。
前作で見せ場の会長選での出番が無かった伊井野ミコが今回は登場。が、原作では中等部時代の石上の騒動で処分しようとする教師に抗議する中立・正義の人であるミコが、映画ではそのキャラを消されている。噂話を単純に信じて石上を敵視してる。原作において石上・ミコ・つばめは、メイン(白銀・かぐや)の裏バージョン的なポジションであるが、それを出さない、今回でファイナルであれば、石上関係はバッサリと切った方が良かった。結果、ほぼ上映時間二時間は長い。石上絡みを切れば100分程度で収まっただろう(原作の石上は好きなキャラだが)
コメディなので、突っ込むのも野暮だが、留学した先で選挙もせずに生徒会長になるってラスト・・・・どうなの?
挿入歌がいいね
何を見せられてるんだと思う様なシーンも有るんだけど、良いなと思うシーンも結構有るんです。
だから、全体的には楽しめたかな。
特に良かったと思ったのが挿入歌。
メロディとAdoさんの力強い歌声、そして走る橋本さんの姿がとてもマッチしていて良いんです。
このシーンだけで、なんか良い映画を観た気になっちゃった。
ハートの風船のシーンも良かったかな。
それから、役者さんだと堀田真由さんが凛々しくてかっこよかった、ちょっとお色気シーンもあったしね。
逆に、この映画で残念だなと思ったのが石上のエピソード。
暴力事件の原因になった未遂の事件が、この映画の作風に合っていない気がしました。
もう少し別の理由が良かったんじゃないかと思ったんだけど、原作がそうなのかな。
松風理咲さんを観れたのは良かったんだけど。
あー…って感じ
寝ぼけてるなと思う映画
なんか初めて見る人ならいいけど痛い…見てて恥ずかしい
そもそも脚本ミスで編に詰め込みすぎ
体育祭と文化祭を二時間に同時にやるか?
あの根倉男が立ち返る話いらないし文化祭で止めていい
別に恋愛頭脳戦ではない
アホな高校でアホな奴らが告白するしないという下らん話で揉めてるだけ
そしてしれっと黙ってたけど浅川梨奈のTwitter見たら多分舞台挨拶辺りからコロナ発祥してたけど待機期間過ぎるまで黙ってたというのもなんか腑に落ちない(これは評価に関係ない)
で、何で評価高いのか見たら全体で(ひらのきゅんが~!)(平野くんかっこよすぎて!)だし…まともに映画が評価されてないのがわかる
コメント酷評のところにわざわざコメントしてる平野ファン…相変わらず子供だなと思う
いいじゃんそれその人の感想だし…
キンプリが経済回すか?笑わせるな
ネジこんだなぁ
原作ファンですが、前回の劇場版で原作とは違う白銀vsかぐやでの生徒会長選をやってしまったので、本来ならそこで登場するミコちゃんをどう生徒会に入れるかと思っていたらなかなか脚本家もやります笑
ミコちゃん→石上のラブは描かれませんが、まぁ仕方ないですね。チョロさや藤原信者っぷりは健在です。
石上君の学校での嫌われっぷり、体育祭での陽キャな応援団員に巻き込まれ、過去を認めてくれる生徒会メンバーとの出会い、子安先輩に恋する話、白銀の合コン、早坂との密会、石上君の中学時代、文化祭、留学…
ファイナルだけに、もう続編作らない気でいるのでしょう。
最後の最後まで仕込みタップリです。
よくこの上映時間の中にねじ込みまとめたものだと関心しました。
石上君の男泣き、そして体育祭での活躍は知っている話なのにウルっと来ました。
作者が同時並行で『推しの子』をやっているので俳優の演技のひどさや舞台裏での人間関係などを想像するとこの作品の演者でないとしても色々と想像させるものがあります笑
EDのダンスは生徒会メンバーで見事なダンスを披露してくれました。そこは白銀(平野君)ヘタでもネタになる所ですが、流石はキンプリですね。
本作は本作でよしとして、『推しの子』は劇場版やらんで下さいね。まぁ、難しいと思いますが…。(饅頭こわい)
気になってモヤモヤ
初日も行きましたが今日で二回目です。
気になることがあってモヤモヤしてます。
子安先輩と石上くんの絡みがとても好きで、とくに文化祭のキャンプファイヤーで石上くんが子安先輩にハートのアクセサリーを渡してフォークダンスを一緒に踊るシーンがお気に入りなのですが、今日観に行ったらそこのシーンがまるごとカットされてたんです涙
初日に観た時は確実にあったシーンです。
こんな細かいことで気にしてる自分もどうかと思うのですが、大好きなシーンだっただけにショックで今もモヤモヤしてます。
上映中なのに映画のシーンがカットされることなんてあるんだとびっくりしてます。
主演のお二人のことも大好きなのですが、主要キャスト以外に雑なとこが少し気になりました。
アニメはアニメ,実写は実写。同じ作品名でも,内容は違う!
「かぐや様は告らせたい」のアニメ,また原作が好きであり,またking&princeさん が歌う主題歌「恋降る月夜に君想う」に興味があったため友達と観に行きました。結果からいうと,とても面白かったです。
内容は原作でも人気の「体育祭」編と「文化祭」編で,主人公である白銀御行と四宮かぐやの恋愛頭脳戦?が特にヒートアップする所だと個人的に感じており,ワクワクしながら見れました。偏見かもしれませんが,実写化映画はあまり評価せれる事が少なく,大半の方が「アニメだからこそ面白みがあって,それを実写化するのはちょっと…」と思われていると思います。たしかに僕もそう思います。しかし,本作には原作通りに映画が進んでいる訳ではなく,原作にはない面白みや展開がありました。その内容を書いてしまったらネタバレになってしまうので控えますが,内容が違えど,白銀と四宮が恋愛頭脳戦?を繰り広げることには変わりませんし,原作を読んでいる方は分かると思いますが,「石上の過去」や「文化祭の告白」は本当にドキドキ,ハラハラします。本作をみて損はしない内容になってると感じられます。
また作品だけではなく,歌にも深みがあると感じられます。作品の内容と曲の内容を合わせるのは当然のことだと思うのですが,作品の内容と歌の歌詞や曲調がとても合っていると感じています。これは作品を観てから感じたのですが,king&prince さんの「恋降る月夜に君想う」は,「月」と「かぐや姫」をテーマにしているらしのですが,作品の内容と歌詞の内容がしっかりと合っており,また挿入曲であるAdoさんの「会いたくて」も,題名から伝わる様に会いたい気持ちを表している曲でこの曲が流れた時,少しだけうるっと来てしまいました。これらの曲を聴く度に映像が流れ出てくるほど合っています。内容だけではなく,歌にも力を入れているのがこの映画の「魅力」だと感じます。
あまり説得力のないレビューになってしまいましたが,面白いのは間違いないのでぜひ観てみてください!
先入観で観ないのはもったいない
映画好きな方は、きっと
この手の映画は、はなから観る作品からは
外してしまうのでしょう。
ホラー要素も、ミステリアスさも、
ギリギリもアクションもありませんが
今の世の中を忘れられるひとときを
過ごせる作品です。
ラブとコメディとロマンチックと
ズレた変な駆け引き(天才同士の)が
散りばめられています。
ファイナルにふさわしい、テンポと
ついに!!という気持ちで
最後まで駆け抜けました。
そして、なんといっても
美しい主演のお2人。
映画は、映像の美しさも醍醐味ですよね。
King & Prince の主題歌を踊る
生徒会メンバーもカッコいい!
正直、私はエンドロールのこれが観たくて
何度も通うつもりです。
感染対策も行き届いている映画館。
やはり大画面で観るのは特別感もあり
楽しかったです。(4回観ました)
顔芸が、、、
かぐや様は告らせたい観てきました。
自分は前作の映画を観て、テレビアニメも二期までみてます。
原作は読んでません!
今作は、前作の続編
今回が初めて観る人でも楽しめると思います。
最初の方に簡単な説明もあるし、前作の事も少しふれてるし
タイトルにfinalと書いてあるから、ここから観る人は少ないと思うけど(笑)
ここからは自分個人の感想
自分的には前作も十分楽しめたから今作も楽しみにしてたよ♪
えっ
続編あるのって感じで(*ノω・*)テヘ
制作側も当初続編を作るつもりがなかったのか?
前作は生徒会選挙で終わりました。
よってアニメ等で登場するはずの伊井野ミコが出てきませんでした。
アニメを先に観てると、今作の伊井野ミコの登場が不自然に思います。
突然出てきた感じで(笑)
アニメの先入観で観てると不自然に感じる所もあるけど
実写映画では上手くまとめたと思います。
時々、顔芸が、(顔だけの演技)が気になる!
クスッと笑うところもあるけど、物語の最後の方まで顔芸を出さなくても(^_^;)
「お可愛いい事」はかぐや以外は言っては駄目です。
ラストは平野紫耀、橋本環奈、ファンはビックリするよね(/ロ゜)/
えっ
そんな事するの羨ましい!
キャッ(/▽\)♪
って感じで(笑)(笑)
結局、決着するのしないの?
どっちと思ってドキドキしてたけど、物語は今作で完結します。
満足
しっかり句読点をつけた感じか。
萌え感としては、前作の方があったような気がする。原作を既読なので告白というエンディングが頭にある状態だから、余計そう思ってしまうのかもしれない。
相変わらず主役2人は好感度抜群だ。
輪をかけて楽しかったのが佐野氏だった。
シリアスにコメディを。いい味出してた。
影山さんは、ちょいと消化不良であり、残念だった。Re:Mindの時はすっごい良かっただけに、環境に左右された感が否めない。福原さんは、なんなくだけど全うしてたように感じる…何でだろ?もう少しお姉さんなイメージだっただけに不思議だ。
前作よりも頭脳戦の側面が多かったのか、それとも相手の内面を予測するような事が少なかったせいなのか、俺は前作のテイストのが好きだったなあ。
新キャラ達への掘り下げが浅かったせいかもしれず…原作を大いに楽しんだ俺には不満が残る。
とはいえ、続編が見たいわけでもなく、コレはコレでファイナルで良いかと。
萌え感が少ない代わりに、萌え度の高いシーンもありで、かぐや伝説に絡めた逸話等はキュンともする。
ただ、全裸監督のくだりと、一世一代のイベントを受けた、かぐやのリアクションは…いただけない。
「ごめんなさい」
と、頭を下げた状態で含み笑いって…。
いや、そうであったとしても見せなくても良かったろうにと、好感度が急降下。
恋愛において女性の方がクレバーだとの見解もありはするが、そこまで計算高いとなると…白銀が不憫なのである。
まぁ、最後はしっかりとした告白があったので良いと言えば良いのだが…「愛してる」の前に「好きだ」があってくれた方が高校生の恋愛譚としては良かったようにも思う。
なんなら、主役2人には可哀想だが、恋愛が成就しない過程をいつまでも観ていたいと思う。
ザ★ラストおかわいいこと
噛みしめれば噛みしめるほど、愛おしさが増す作品。
前作もそうだが、白銀が死ぬほど人間が出来ているし、かぐや様もあれだけの才能と美貌を持ちながら周りの人の優しさにきちんと素直に尊敬できている。
平野紫耀と橋本環奈という異次元に整った容姿の2人に、あんなお互いを尊敬しあって好きなのにもどかしい恋愛頭脳戦を見せられたら、もうこっちはたまったもんじゃない。おかわいいこと、なんて言ってられない、もう言葉なんて何を言っても野暮な気がする。
そして、石上の大好きなエピソードも出てきて、もう満足なんてものじゃない。
書記ちゃんも安定のキャラで盛り上げているし、新メンバーのみこちゃんもサラッとこちらがツッコミたいことをつっこんでくれて、普通の感覚も持ち合わせているのだなと少しだけ安心する。
前作に引き続きテンポ感が非常に良く、二郎さんのナレーションも相変わらず心地よい。
まさかの早坂とのラブも笑
気持ちを盛り上げてくれるAdoの会いたくても、劇場で聴くとより一層圧巻でよかった。
そして、何より、エンディング、終わってしまうことに少し寂しい気持ちで訪れた暗転。一瞬の静寂の後に、平野紫耀の文字とともにはじまるKing & Princeのキラキラした曲。
もう最後までワクワクさせてくれる。踊るんかい!脳内はもうお祭りわっしょいで訳わからないが、間違いなくこれだけは言える。
前向きになれて元気になれる映画。人生一期一会の中で、出逢いに行って本当によかったと思える映画。私はきっとまたキミに恋をするんだろう。
また見に行きます。
最後以外は良かった
2年前も劇場に行きました。その時は、主役2人のハスキー声が耳に障り(私は紫耀くんのファンなのですが笑)、藤原書記役の人のケバケバおばさんのような化粧とこれまた声に違和感しかなく、あまり楽しめませんでした。ストーリーの酷さについてはここでは割愛します。
しかし、今回はそんなに声に気にならず楽しめました。これは慣れもあるのかもしれません。
主役2人の演技力がアップしていて、見やすかったです。藤原書記も薄めの化粧になっていて、可愛かったです。あと佐藤二郎も前作と比べると出番少なかったように思うので、シラけることもそんなに無かったかな。
石上の女装というか、メイクが意外にもめちゃ可愛かったです笑
ストーリーは原作の人気話をぎゅっと詰め込んだ感じです。原作を見てなくても楽しめるようにはなっています。しかし、最後が前回と同じく安易で陳腐。またコレかよ〜と萎えました。いや、まぁあの展開くらいしか丸く収められないのかな?でもそこはもうちょっとどうにかしてほしかった。
挿入歌と主題歌良かったです。生徒会メンバーが踊っているのは見ていて楽しかったです。
よき、最終章
体育祭・文化祭編は、原作で好きだから映画でも良かった。ただ、両方とも好きであるが故に尺的に物足りない感が否めない。ただまぁ、上手く纏まっていたと思う。どう終わらせるのかな?って思ったけどそこまで悪い終わりではなかったし。相変わらず、ギャグ要素あり、出演者は映えていて無難にいい作品だった。
原作ファンから
とにかくキャラ崩壊が酷いです。まずミコちゃん。今回から登場したミコちゃんの描かれ方が…今回の映画じゃミコちゃんがやばい人みたい…そもそも藤原と一緒にラブ探偵をやるとは思えないし石上に壁ドンなんてありえない。
次に団長。石上との絆を築いた団長はいなかった。これはかなりショックだった。
ストーリーに文句を言うとしたら体育祭編の石上。大友に「うるせぇバァカ」と言う所が1番の盛り上がり所だったのではと…
文化祭編ではミコちゃんがキャンプファイヤーの為に頑張ってた所もやってほしかったな…時間的に無理だったんだろうけど。あのままだと生徒会に変な妄想をしていて藤原と変なことを一緒にしている痛い子だよ…
でも1よりかはよくなってたかな
こんな映画を作るとは・・・お可愛いこと
前作は劇場でゲラゲラ笑いながら観ていた。(今とてつもなく恥ずかしいことを書いているという自覚はあります)
しかし、前作から2年ぐらい間を置いた続編。
この間に僕は最も破ってはならない禁忌を犯してしまったのです。
そう、「漫画原作を全て読破する」「アニメを第一期・第二期全て見る。(なんなら第三期早くしてほしい)」この二つのタブーを犯しました。
結果今回は拷問のような2時間を過ごしました。
やはり、事前知識?は入れないほうがよかった。
いやハマってしまったものは仕方ないのだが。
この映画の問題点は明らかに一つ。
“ギャグのために行われるキャラ崩壊”
これに尽きます。
そもそもかぐや様の原作を読んでわかりましたが、かぐや様は“ギャグ漫画”ではなく“コメディが少し強いラブコメ漫画”であるということ。
これを頭に入れておけば白銀父が全裸監督になるという事がいかに原作を冒涜してるかお分かりでしょう。
さぁこの調子で各キャラのキャラ崩壊箇所を書いていくことにします。
早川
合コン編での迫り方がただのエロセクシーになっていた。
確かにギャグとしては面白い(くすりとも笑いませんでしたが)のかも知れませんが早川が本当にお馬鹿のように見えてしまいます。
原作の早坂は会長の好みの女性のタイプのリサーチを行い巧みな話術で会長をオトそうとしていました。
藤原書記
役者さんの再現度はピカイチだと思います。
本当に怪演。それを監督が台無しにするという(
まず序盤、ミコちゃんが「(生徒会は堕落しているので)藤原先輩を見習ってください!」と言った時に後ろでペスのちんちん(犬の芸)の絵を出す。
いや、藤原書記は少しおバカなところはありますが、政治家の娘らしく狡猾な立ち回りといくつかの偶然でミコちゃんから尊敬の念を獲得することに成功したのです。
このバックボーンが全く足りない。
しかもそのペスのちんちんの絵をミコちゃんがガン見するという悲劇。
伊井野ミコ
このキャラ崩壊が本当に許せない。
そもそも、ミコちゃんは裁判官の父の影響から過剰に秩序正しくあろうとする人物である。
この信念があるから、たびたび校則を破る石上と衝突を繰り返すのである。
それが映画では信念などは関係なく本当に石上の事を嫌っていて、しかも石上の回想に繋げるためか「だってあんな事をしたんですよ?因果応報です!」というセリフを言わせている。
このセリフを聞いた時本気で頭がクラッとした。
ミコちゃんは石上のしたことを知りながら不当に処分が長引いているとして職員室に抗議に行ったほどである。
つまりこの子は校則の前では誰に対しても平等であり、感情論で石上に対して因果応報なんて言葉を吐く筈が無いのである。
お話の筋運びを簡単にするために石上にヘイトを持つ一年生キャラ全員を集めたようなキャラに改変されていて本当に腹立ちを覚えた。
話に深く関わってくるわけでもないからなぜ登場させたのか理解に苦しむ。
これなら登場させないでほしかった。
石上優
まず佐野勇斗さんの演技が素晴らしい。
佐野さんの名演もあって体育祭編までは普通に見れた。(体育祭編も物申したいことはあるがそれは後にしたい)
この石上でひどいのは文化祭編。
文化祭では子安先輩の後をずーっとちょこちょこちょこちょこ。まるでストーカーである。
原作では体育祭の後から子安先輩に地道に話しかけ続けある程度距離を縮めた上で一緒に回りませんかと誘うのだ。
時間がなかったのはわかる。
なら、描かないでほしかった。
あんな石上は見たくなかった。
体育祭の成長なんてまるでなかったような振る舞いだ。
・白銀会長
そもそも見た目からして違う。
いや、実写化だから見た目が多少違うのは当然なのだが、原作では切れ長の冷徹な目で勉学もトップで隙がないように感じるからこそ徐々に見せていく優しさや弱さにキュンとして読者も会長の事を好きになっていくのだ。
しかし、平野さんは顔が優しすぎる。
もう少しメイクとかで工夫できなかったものか。
後、クールを履き違えている気がする。
四宮かぐや
何か惜しい。
本当に何か。
あえていうなら品?だろうか。
普段がもう少し品のあって日本を牛耳る巨大財閥の御令嬢といった感じが出れば良かったのでは。
そして、最後簡単に海外進学を許すとは四宮グループもずいぶん簡単なものになったんだな。(時間の都合もあるのかも知れないけれども、ならば文化祭で終わりにしておけばよかったのだ)
まぁ上記の改変は時間の都合もあろうが、体育祭編で石上の過去をいかに藤原書記とはいえ軽々しく人に話す描写はどうなんだろうか。
原作の、後輩のためを思って口を閉ざすかぐや様はそこにはいなかった。
・体育祭編について
体育祭編は僕がかぐや様を読んで本当に感動したお話である。
だからこそ、ここまで綺麗になんの味もしない無味無臭エピソードにされて怒りがおさまらない。
リア充に対する恨みつらみは今まで石上自身が現実から目を背けていただけで、ちゃんと見れば良い人たちであるというメッセージが何一つ伝わらない。
このメッセージが伝わらないのにはもう一つ訳があると思う。
それは応援団の描写。
本当にただ単にウェイ系としてしか描かれていなくて掘り下げが浅い。
原作のような目が描かれないという表現方法は無理にしてもそこをどう演出するかというのが監督の腕の見せ所では無いのだろうか。
さらに、石上が途中応援団のステージから逃げる描写が本当に無理だった。いや、時間ないのはわかるけど。
唯一いいところがあるとするならば過去編で四宮が石上に目をつけるきっかけのエピソードぐらいだろうか。
文化祭編はもうとってつけたようなものだったんで可も不可もありませんが、その後の恋愛頭脳戦(笑)がチープでチープで、そもそも原作でも恋愛頭脳戦要素は文化祭編でお亡くなりになったのだから、実写版も潔く終わっておけば良いものを。
オリジナル要素の寒さは健在。
良かったところを挙げるとするならば、文化祭で沢山のハート型のバルーンが夜空に上がるところが綺麗だった事と、エンディングのダンスくらいではなかろうか。
特にエンディングはジャニーズアイドル、坂道アイドル、スターダストアイドル、元アイドル2名が揃ってるだけあって圧巻のパフォーマンス。
とりあえずファイナルになってくれて良かった。
本日の勝敗
僕の負け(原作のパラレルワールドとして実写版を楽しむ事ができなかったため)
嫌いではないですよ。
原作漫画:未履修(完結してから読もうと思っている)
アニメ:視聴済
前作映画:視聴済
告RADIO:リスナー
と、いうコトでかぐや様のアニメが好きだったので、そのあといろいろ追いかけています。
【キャスト】
橋本環奈のかぐや様は(賛否両論ありますが)私はよいと思っています。真顔だと綺麗だし。
平野の会長は(金髪なので安っぽい不良のように見えますが…)まあ細かいコトは置いといて良いでしょう。
藤原書記やミコちゃんもなるったけ原作っぽくしようとするとああなるのもわかります。
石上君はなんか顔が濃いので…、長髪も相まって「今日から俺は」の柳のように見えました。
「あー、みんな死なねぇかなぁ」の時の表情と声が普通にイカれた狂人に見えるのです。
顔が薄い人をキャストにして、もっと根暗っぽくぶつぶつつぶやくように言えば石上ぽかったのに。
【ストーリーやキャラクター】
オリジナルストーリーですよね、これ。
原作と違うから、というのは特に良いとも悪いとも思いません。映画なので脚本や設定の修正は当然だと思っています。
しかし原作の良いところを無意味にぶち壊すのはいただけません。
伊井野さんはおまぬけな妄想っ子で出てきたかと思いきや、藤原のアホな子分に成り下がっています。あの子はもっと真面目方向に魅力的な子だよ!
藤原書記もただの狂言回しキャラではなく時々、鋭いところをドーンだYo!と突いてくれるキャラなのに、やはりただのアホな子になっています。
石上君だって成長したり考えたりしているし、そもそも天才的な能力持ちのコミュ障なのに、映画内ではただの会長に助けられるいじめられっ子です。
おいおいおい、かぐや様はもっと脇役を固めるキャラクター達も魅力的だぞ。
映画オリジナルでしょうが最後の展開はかなり良いです。なるほど原作がこういう締めになってもありでしょう。
【視聴中に思ったこと】
・恋愛は戦! …戦要素はもっと欲しいです。少なすぎます。
・早坂さんはいいキャストだと思います。しかし、もっと早坂っぽくキレっキレのつっこみを入れまくってほしかった。
・やっぱ橋本環奈はかわいいです。弓ひくシーンとか最高。
・石上君の体育祭のエピソードで尺取りすぎ、コメディ映画見に来たのに暗い気分になるシーンに尺取らないでほしい。
・演出や舞台装置はとても良い。頑張ったね。
・賛否両論、佐藤二朗さん。シリアスシーンに出てくると腹立ちますが、コメディ映画に箸休め的に出てくるのは個人的には好きです。
・あ、古賀葵さんだ。ここちゃんさんや「す」さんはどこだろうと探してしまいました。いなかった。残念。
・せっかくだから映画のどっかで春色リップやアオハルを流してほしかった。いやこれはただのヲタの要望です。
【映画の総評】
・恋愛頭脳戦ということで、アニメではことあるごとに心理戦・社会戦を繰り広げる初期のテイストが好きだったのですが、
この映画に関しては恋愛の駆け引きは見当たりません。お互いに素直になれない好き好き同士です。
単に思春期的に恥ずかしくて好きっていえないだけの若者同士の話になっています。天才を見せてください、頭脳戦を繰り広げてください。
・悪くはない。決して悪くはない。しかしかぐや様をもとにした映画ならもっといじり方があったのではないだろうか。
・誰を対象にこの映画を作ったの? 原作ファン? アニメファン?? 前作を初見で見た人??? それとも俳優や監督のファン????
それがわからないまま作ったんじゃないかということで終始、ネタの方向性が迷走している。
たぶん、平野&ハシカンのファンのために作ろうとして、たまたまかぐや様が題材だっただけなのではないだろうか。
#69 原作もこうなのかな?
告らせたいんだから最後まで告らないで欲しかった。
原作でもすでに告っているのかな?
一作めは互いに好き合ってるかどうかイマイチわからなかった気がするが、こっちは互いのことが大好きでラブラブな設定になってしまっててちょっとつまんない。
そちらが好きなら好きになってあげてもいいという体を貫けば良かったのに。
最後の平野紫耀クンのダンスがキレッキレだってからまあいいか。
キンプリファンありきで作られた映画。
ちょっと 卍固め
製作上の大人の都合ってヤツでしょうが、
ファイナルと銘打ってしまっている以上って
ヤツで
かなり強引な卍固めでギブアップとってしまった印象が
強くなってしまっている気分です。
悪くいってしまうと
残念な作品です。
私は原作が好きで、楽しみにしているので、
原作の連載が続いているのにファイナルにしてしまって
が懸念でしたが、
気分的には案の定と感じてしまった。
2時間ちょっとという制限時間の中
あの部分をカット
エピソードを繋ぐ話のつじつまの合わせ方など
脚本の苦労も感じました。
アニメや漫画の実写化あるある なので
求めてはいけない部分なんでしょうけどね!?
(例えば 原作ネタバレですが、 環奈ちゃんの大人のキッスとか)
とはいえ
最大のキモはキャラを殺していないかですね。
正直な話 私はGOODだとおもいます。
キャスティングもキャラに合っているましたし
演者がキャラに深みもだして別キャラにしている部分も
私はいいと思いました。
病院の先生ってモブキャラすら
あのインパクトのあるキャラにしてしまう。
書記の千花ちゃんの巨乳キャラもちゃんと抑えているあたりも
良いと思います。
だから クオリティ事態は良い作品に仕上がっていると思います。
ハートの風船爆弾の演出もとても満足しています。
TBSが製作に携わるってるのに
フジテレビの「ルパンの娘」
日テレの「今日から俺は」のキャラを
ギャグに引っ張ってくるあたりも
環奈ちゃん好きの私にとっては
ご馳走様演出でしたね。
というわけで
福原遥ちゃん ありがとうね
???
まじ卍~~~~?
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