めまい 窓越しの想い

劇場公開日:

めまい 窓越しの想い

解説

「哭声 コクソン」「ワン・デイ 悲しみが消えるまで」のチョン・ウヒの主演で、高層オフィスビルに勤務するOLと、ビルの窓を掃除する清掃員が織りなす、窓越しの恋を描いたラブストーリー。高層ビルにあるオフィスで働くソヨンは安定した生活を求めているが、契約社員という雇用形態、誰にも打ち明けられないジンスとの社内恋愛、毎晩かかってくる母親からの電話と、彼女を取り巻く現実は不安定なものだった。ストレスから耳鳴りとめまいに苦しむ現状に我慢ができなくなり、彼女の中の緊張の糸が切れた時、オフィスの窓の外からロープにぶら下がったままソヨンを見つめる清掃員のグァヌと出会う。ソヨン役をチョン・ウヒが演じ、上司のジンス役を「LETO レト」のユ・テオ、グァヌ役をドラマ「サイコだけど大丈夫」のチョン・ジェグァンが演じる。監督は「ラブ・フィクション」を手がけたチョン・ゲス。

2019年製作/114分/G/韓国
原題:Vertigo
配給:クロックワークス
劇場公開日:2021年6月4日

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映画レビュー

2.5耐えるだけでは

2022年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公は契約社員、人目をはばかる社内恋愛、頼り切りの母親など、ストレスから耳鳴りがして、時々めまいが起きる。
そんなとき、ビルの窓掃除の若者と知り合う。
耐えるだけでは病気になる。

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いやよセブン

3.0誰かがみてくれてる

2021年8月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

萌える

高層ビルのオフィスで働くソヨンは契約社員で契約延長は不明確、誰にも打ち明けられない上司ジンスとの社内恋愛、毎晩かかってくる母親からのグチ電話によるストレスから耳鳴りとめまいに苦しんでいた。上司が社内倫理違反で会社をクビになり彼女が落ち込んでいた時、オフィスの窓の外からロープにぶら下がりソヨンを見つめる清掃員のグァヌと出会った。彼は陰ながらソヨンを励ましていて、ある時上司からセクハラを受けていた時窓の外から助けた。2人の恋は発展するのか?という話。
ジンスはイケメンだけどクソみたいなやつだった。ソヨン役のチョン・ウヒは特別美人では無いが、なんか気になる魅力が有った。
一人で落ち込んでいても、誰かが気にしてくれてる事もあるという良い話だった。

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りあの

4.5派遣社員の閉塞感とめまい

2021年7月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

私は韓国の若手演技派女優チョン・ウヒが好きだ。だからこの映画も楽しみにしていた。5月公開だった予定が緊急事態宣言により公開が遅れた。
この映画、今一つ評判がよくなかったのだけれど、私は非常によかったと思う。よかったと思わなかった人は想像と物語が少し違っていたからだろう。
チョン・ウヒはこれまで本当に演じていてきついような役ばかりを演じてきた。役者のインタビュー番組(Youtubeで視聴)でも、彼女自身がそのように語っている。しかも、彼女の演じる役は自身が孤立していたり、求めても相手に気持ちが伝わらない役ばかりなのだ。
彼女を一躍有名にしたのは「ハン・ゴンジュ 17歳の涙」(2013)の主演でだけれど、これは17歳でレイプされ、被害者なのに(であるが故に)周りから偏見の目でみられ、差別される少女を演じている。しかも20代後半でその役を演じているのだ。「Sunny 永遠の仲間たち」(2011)だって少女グループの仲間から絶縁されてしまう少女の役だし、私が初めて彼女の演技を
観た「哭声 コクソン」(2017)というホラー映画だって、村の謎の女という重要な役なのだけれど、彼女の忠告は受け入れられない。「ワン・デイ 悲しみが消えるまで」だって、訴えたいことがある彼女の姿が見えるのは主人公の男性だけだ。だから、この作品もやはりチョン・ウヒが主演しているということで、爽快なラブ・ストーリーが描かれるわけでないことは分かるわけだ。確かにこの作品は都会のオフィスで働く派遣OLの閉塞感に満ちていて、その閉塞感の表れとして彼女がめまいに苦しんでいるというのは、昨年公開された傑作「ハチドリ」を観ていれば、簡単に分かることである。「ハチドリ」は中学生を描いていたけれど、この作品は同じアプローチで、女性差別やセクハラなどが横行し、派遣社員の立場が弱い韓国の企業社会の閉塞感を巧く描いている。そしてその閉塞感を打ち破るのが「窓」の向こう側にあるという映画的なシチュエーションであるというのもいい。チョン・ウヒの演技力が素晴らしいというより、もうこの役は彼女しか考えられにくいくらい、彼女の実存性が見事にこの映画が描く状況に嵌まっていると思った。この映画でますますチョン・ウヒが好きになった。

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shohei1484

3.5昭和の土曜の午後3時ぐらいに観たい映画

2021年6月10日
PCから投稿

心に闇と葛藤を抱える若い一人の韓国女性の生き辛さを描いた映画。
始終暗鬱とした映像。ヒロインはイイことも悪い(ツイテナイ)ことも心情は同じレベル。心的エネルギー30%ぐらいのところにいる感じ。でも、次長と過ごしている時だけは50%ぐらいの振りが上がる。観ていて退屈にならないのは描き方が上手いのかな?

清掃員のストーカー振りもラブストーリーの主人公になれば、OKなのね。

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