劇場公開日 2021年3月19日

ミナリのレビュー・感想・評価

全233件中、141~160件目を表示

3.0成功を夢見るお父さん?

2021年3月27日
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鑑賞方法:映画館

一昔前のアメリカで、子供に成功した姿を見せたくて農業を夢見るというお父さん。その家族はたまったもんじゃない。。そう言い繕ってるだけで、彼自身が成功したかったかのように見えたが、ミナリとちょっと変わった家族の姿に希望がちょっと見える。自我を通すだけではなく、周りの意見も聞いて前に進む。上手くいくといいな。
最後ハンイェリが歌うrain-songは余韻が残って良かった。

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emp

3.5大草原のトレーラーハウス

2021年3月27日
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かつての連続ドラマ「大草原の小さな家」に多文化性とと現代性を織り交ぜた家族の様々な成長を描く作品でしょうか。

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おっけ

4.0小さな小さなお話

2021年3月27日
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派手な話ではなく、移民一家の小さな小さなお話。
一応、サイトなどでは主人公はお父さんみたいに書かれていますが、真の主人公は子どものデビッドと、おばあちゃん。
おばあちゃんは娘と孫を心から愛し、父は妻と子を愛しているってお話し。
観終わってみると、タイトルの「ミナリ(芹)」が、この作品のすべてを表していた。
どこにでも根を張り、育っていく。
国がどこかは関係ない。
家族が一緒ならばと。

バリバリのエンタメというより、A24らしい「日常描写から感じて」ってタイプの作品なんで、退屈に感じる人も多いかもしれないけど、私は好き。

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コージィ日本犬

2.0何の感銘も受けなかった

2021年3月26日
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鑑賞方法:映画館

 アカデミー賞にノミネートされるほど評判の高い作品だが、当方にはあまりピンとこなかった。序盤のシーンで韓国女性はやはり暴力的なのかと、まず気持ちが冷めた。続いて、妻の説得に子供を使おうとする夫のやり口にも落胆した。互いに約束が違うと言って相手を非難する夫婦。べらんめえ調の言葉遣いの下品なおばあちゃん。
 韓国は儒教の影響が残っていて年長者と家を大事にする。人間に精神的な自由をもたらしたキリスト教とは相容れないはずだが、そのあたりの整合性は問題にされないままストーリーがすすむ。ストーリーといっても、場面は多くなく、家の中と畑、それに教会くらいだ。あとは自動車で道を進むシーン。
 ひよこの雌雄の鑑別はかなり難しいというのはテレビで見たことがある。鑑別師として一定の水準に達した夫は、別の仕事に投資してもっと多くの収入を求めようとするが、まだ鑑別師としては伸びしろのある妻は、スキルアップすればそれ以上の安定した収入が得られ、貯金をはたくなどの冒険をせずに済むと考える。どう考えてもふたりの将来展望は平行線だ。
 昨年の春に鑑賞した映画「ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方」の大きな世界観に比べるのは可哀相だが、家族のありようが問われる部分は同じである。成功して金持ちになりたいだけの男を、不屈の魂とかいう言葉で褒めたくはない。農業に対する愛、もっと言えば生き物に対する愛がないのだ。いや、あるのかもしれないが、それを感じさせるシーンがない。
 将来展望が違う妻は夫の畑仕事を一切手伝わない。妻にしてみれば血の繋がっている自分と子供とおばあちゃんが家族で、夫は家族ではないのだ。そのあたりは夫も感じていて、微妙な疎外感がある。だから子供に自分の存在感を示したい。しかし自分と子供は血が繋がっていることを忘れているようだ。
 結局、登場人物の誰にも感情移入できないままに終わってしまった。エンドロールを見ながら、ウィル・パットンが演じた、トラクターをジェイコブに貸してくれたポールを中心にして本作品を見直してみたらどうなんだろうと思った。日曜日ごとに大きな十字架を肩に担いで道を歩くポール。独特なキリスト教徒で、オカルト的な怪しい雰囲気も漂わせている。意外に面白そうだが、本作品とは別の話だ。
 当方の感受性のなさを露呈しているのかもしれないが、本作品からは何の感銘も受けなかったというのが正直なところである。

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耶馬英彦

4.0あの頃、色々あったけど。ミナリのおかげ!

2021年3月25日
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知的

幸せ

1 アメリカンドリ−ムを目指した韓国人男性のア−カンソ-での農場づくりと家族との暮らしを描いた人間ドラマ。

2 この映画の縦軸は、アメリカで農場を運営する夢に挑戦する若者の姿。そこに横軸として、そんな男と生活を共にする家族の日常と揺れる思いが重なる。

3 演出の特徴としては、先ず、描写がとても穏やか。大河ドラマや苦労物語にしない加減の良さが心地良い。そしてミナリの扱いも上手くハメていた。次に、家族や婆ちゃんの事情の提示が絶妙であった。子供と親たちの英語力の違いから子供はメイドインアメリカであることを示したり、夫婦のヒヨコの雄雌鑑別の経歴から種銭稼ぎの苦労の日々を想起させた。この手法は説明不足と思わせながら、その実雄弁で上手いやり方だと思った。その後、この一家がどのような人生をたどったかは知る由もないが、恐らくミナリのおかげで良い方向に進んだことが予想された。

4 冒頭のシ-ン辺りで不思議に思ったのは、時代設定が現代ではなく80年代であること。そこで思ったのは、この映画の中の長男は、監督の分身で、自分が知りえた限りで「あの頃」を思い出して、描いたのではないかということ。そして、婆ちゃんはチョットやんちゃだけどバイタリティのある韓国人のDNAを具現化したものであろう。この映画を通し監督は、自分の未来を切り開いてくれた両親や祖国、心良く受け入れてくれたアメリカのコミュニティに感謝を顕わす。と同時に、かつて祖国であった戦いや分断の中で斃れた人に鎮魂する。そんな映画であった。

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ショコワイ

3.5よかった

2021年3月25日
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吉泉知彦

2.5我儘家族

2021年3月25日
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ブレミン

3.5予想していた決着ではなく

2021年3月25日
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そんな派手なことが起こるわけでもなく、ある家族とその周りだけの小さなストーリー。おばあちゃんらしくないおばあちゃん、たくましいが孫には甘くなるのはどこも一緒か。デビッドくん生意気かわいい。

ただ賞レース的に考えるとちょっと物足りないかな。

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なお

2.5映画って難しい。 好きなところもあるにはあった。 私はユンヨジョン...

2021年3月25日
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映画って難しい。
好きなところもあるにはあった。
私はユンヨジョンの大ファンだし、物語のバックグラウンドもキャラクター設定も興味深い。
俳優陣も良かった。

人それぞれの感じ方があるとは思うが、私個人としては今ひとつ話しの流れに感情移入しづらいところがあった。
期待しすぎた自分がいたことを認めながらも、やっぱり残念な気持ちは否めない、そんな映画鑑賞になってしまった。

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wkchan

4.0蒔いた種はしっかり生える

2021年3月24日
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鑑賞方法:映画館

単純

知的

幸せ

この作品を観終わったとき、
作品全体が心に染み込んで残っているなあと感じました。
ストーリーが大きく動いたり、弾けたりするようなことはありませんが
この家族の出来事を、この家族と同じ視点で観ていることが心地よいです。
祖母が家族に加わったことで化学反応を起こして
ちょっとハラハラするような気持にもなり
クスッと笑わせてくれるようなところもありました。
「すごく感動した!」とまでは言えませんが、
何となく気持ちが優しくなっていました。
蒔いた種はしっかり生えて結果が出るのだと
それを信じて生きていきたいです。

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tom

3.0いい話なんだけど、なんか昭和のドラマみたいだったなぁ。

2021年3月24日
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悲しい

知的

寝られる

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たなかなかなか

4.0アーカンソー州の平たい顔族

2021年3月24日
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 まず驚いたのは、トレーラーハウスが案外広いこと。最初はボロかったけど、きれいになっていくうちに住みたくなるほどになっていった。1980年代には年間3万人もがアメリカへと移住していた韓国人移民。今では日系アメリカ人よりも多くなっているらしい。

 イー一家の大黒柱ジェイコブを演ずるのがスティーブ・ユアン。萩原聖人と鶴見辰吾を足して二で割ったような風貌の彼は『劇場版バーニング』にも出演していたが、やっぱり燃える男を演じていた。運転はしてなかったけどトラクターまで出てきたから、ついつい脳内では「燃える男の赤いトラクタ~♪」と口ずさんでしまいました。

 心臓疾患のある可愛い男の子デビッドくんも印象に残りますが、もっと刺さったのが十字架を背負う男ポール。悪魔祓いとかハレルヤとか叫ぶし、ちょっとやばい人か詐欺師なんだと思っていたけど、違ってた。どこに住んでるんですか?気になります。いや、実は彼は存在していないイエスのようなキャラだったのか?と、いろいろ思いを巡らせてしまいました。キムチ好きで~す♪もいい。

 苦難の連続だった移民生活。水の問題、取引先の問題、妻とのケンカ、デビッドの病気などなど。人種差別がそれほど扱われていなかったのが救いでもあったかな。料理もできない、花札を教えるなどのおばあちゃんも独特のファンキーキャラで面白かったです。そして達成感から奈落の底へ・・・という運命のいたずら。それでもくじけない。家族、そしてポールと二人で頑張ってみよう。さあ行こう、さあ行こう。地平線に立つものは俺たち二人じゃないか♪by小林旭

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kossy

2.0期待値を上げすぎた

2021年3月24日
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韓国映画の派手なテンポや感動を期待しすぎていた。示唆に富んだ構成で、主人公一家のその後がどんなふうか想像力を掻き立てられるものの、個人的に好みじゃなかった。最後のテロップで見るまで、ブラット・ピッドが製作に関わってると知らなかった。

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スミちゃん

4.0素晴らしき👏アラン・キム君

2021年3月24日
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公開間もない本作
レビュー数の多さにオスカー本命の勢いと関心度の高さを感じましたね〜

A24とプランB、話題のタッグの制作とあれば劇場に足を運ぶ方も多しでしょう…

皆さんの秀悦なレビューの嵐の中
今更、私ごときが語るのは恐縮過ぎて💦
ただ、無表情ながら豊潤な演技を見せたデビット役のアラン・キム坊やに胸が熱くなり心捉えられました

地味ながらも腰を据えてスクリーンに吸い寄せられた115分でありました

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ねもちゃん

3.0辛い事ばかり

2021年3月24日
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いくら他民族国家のアメリカとは言え、その中で根付いていくには多くの苦労がある事を伝える作品ですね。みんなの気持ちがついたり離れたりしながら馴染んでいくのですね。

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ごっとん

3.0夢では無く目標といいって貰いたい

2021年3月23日
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単純

難しい

幸せ

1980年代、カリフォルニアからアーカンソーの高原に移住して、孵卵場でヒヨコ鑑定士をしながら韓国野菜をつくる農園をつくる父親とその家族の話。

凄腕ヒヨコ鑑定士の夫と、同じくヒヨコ鑑定士である妻、小学校高学年位の長女に小学校低学年位の心臓に疾患を持つ長男という4人家族に、嫁の母親が合流する家族。なぜか子供たちは学校に行っていないみたいだけど。

家族の夢の様に夫は語るけれど、妻は乗 り気ではないし、息子の身体のこともあり町に住みたがるという序盤から、自分で井戸を掘って地下水を掘り当てて、変人ポールの力を借りつつ野菜作りを始めるストーリー。

冒頭からイマイチ夫婦仲が良くないシーンが多いし、ちょっと自己中で行き当たりばったりな印象がある夫。
ハルモニも如何にもな時代に取り残され感ありありで、やっぱり引っかき回し役。

いくら映画とはいえ手堀りでその浅さで?と思っていたら、ちゃんと意味があった訳だ。

様々なトラブルが積み重なって行く様や、その中で我が道を貫き通そうとする夫は痛々しくも感じたけれど、余りにも大きなトラブルからの反発で産まれた形は、絆の片鱗がみえて温かかった。

そして、片寄っていたりはするけれどポールはなんだかんだ良いヤツだ。

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Bacchus

4.0韓国のアメリカ移民のリアリティがよくわかった。男の子がよかった。一...

2021年3月23日
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韓国のアメリカ移民のリアリティがよくわかった。男の子がよかった。一人一人がせつなかった。おばあちゃんの描きかたもよかった。テンポとシーンがよかった。

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えみり

ミナリ

2021年3月23日
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楽しい

韓国のおばあちゃんはどこでも生きていける、日本のおばさんも。おばあちゃんの演技すばらしい。ラストが少し残念。

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Yuko

2.52時間ドラマのような映画

2021年3月23日
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アカデミー賞6部門ノミネートという宣伝広告をきっかけに
観た。

日本人には「移民」の苦しみとか無情さを肌で感じる機会が少ないので、
共感する部分が少ないかもしれない。

ただ、差別ということで考えると
コロナ感染でもアジア人は強烈な差別を受けているので、
理解が進む。

映画というより。2時間ドラマを見ているような感覚があり、
家族というものを考えさせられた。

年寄りと同居した時に、感じる子どもの素直な気持ち
(韓国臭い、母親と違う料理を作る、漢方とか飲ませるなど)に
すごく納得した。
家族の中のスパイスになっていくおばあさん。

その姿は、湿地に生え、独特の臭みのある「ミナリ」に似ている。

家族の在り方を上手に描かれた作品だと思う。
スピード感がない映画なのでそこが勿体無いが、
自宅で2時間ドラマを観ている感覚で楽しめばいい。

館内は、30、40、50代の男性が多かったように思う。

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かずぴろぽん

3.5小津安二郎+倉本聰

2021年3月23日
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アメリカで農場を始めるという内容だけで、「北の国から」ファンの自分のテンションはだだ上がり。しかし、意外に淡々とストーリーは進む。
終わった瞬間に「ダメだ、こりゃ」と思ったが、今になってじんわり効いている。
他のレビュアー同様「小津安二郎」っぽい。

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hanataro2