スペンサー ダイアナの決意のレビュー・感想・評価
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この内容を映画化する必要は有ったのか
本作品、ダイアナ関連の映画が幾つかあるが、それを見てから本作品に臨んだ方がよさそうだ。
本作品、1991年のクリスマスに起きた3日間の事を描いている訳で、ダイアナさんがもうその頃には正常では要らない人になってきている事から、本作品だけ見ていれば、ダイアナさんは我侭だとか、ダイアナさんは可笑しいと思われるけど、もう壊れる寸前のダイアナさんの決意に至る3日間のお話だと言う事を前提に見ないといけない・・・
私自身は、過去に何本か見ているので、冷静で本作品を見れたけど、この作品だけで、ダイアナさんを変に評価してはいけない・・
一応、取材を通して作られているので、実話に近いお話なんだろうけど、しかし、お話は淡々と進むだけなので、山も無ければ、谷もないので、単にひたすら3日間をだらだら描いているので、ちょっと映画として面白味にも欠けるかな・・・
この部分だけを詳しく描く必要が有ったのかな・・・・
しかし、皇室ってやっぱり我々一般人には分からない苦痛もあるんだろうな・・・
日本でも天皇陛下の奥さんである雅子さんが幾分、体調を壊す報道があるが、あれだけキャリアのある人だっただけに、やっぱり雅子さんにもダイアナに近い感情があるのかもね、しかし、天皇陛下のサポートがある意味しっかりしているからこそ、雅子さんもしっかり公務をこなせるんだろうな・・・
ま、キャンディーズじゃないけど、ダイアナさんも、「普通の女の子に戻りたい」だったんだろうね。
警告 伝記映画ではなくノイローゼ映画
ダイアナが辛過ぎてキツかった
ダイアナ妃の「悲劇のヒロイン」部分しか描写していない
先に「プリンセス・ダイアナ」を鑑賞しているので言っておきますが…ドキュメンタリーと違って今作を観たからといってダイアナ妃の半生は少しも分かりません(そもそも冒頭に真実を元にした寓話という注釈がある)ダイアナ妃中心で他の王族の描写はほとんどないし、そもそも離婚し王室離脱の決意をする前の3日間しか描いてないのでこんなのでダイアナ妃の全てが分かるわけがないし、彼女の王室での苦悩や拒食症などの「苦しみ」部分しか描いてないので彼女を「悲劇のヒロイン」として表面上をなぞっただけの映画にしか見えなかった。「プリンセス・ダイアナ」を観た時に感じた感想「ダイアナ妃のスキャンダラスな部分にしか目をむけてこなかったから悲劇は起きたのでは…もっと慈善事業とか素晴らしい活動にも目をむけていたら…」というのがそのまま当てはまる。ダイアナ妃のスキャンダラスな部分しか描写してない作品。ダイアナ妃の苦悩だけを知りたい人なんてそんなにいないと思う。どこか「シャイニング」を彷彿とさせる映像やクリステン・スチュワートの演技がよかっただけに、もっとストーリーに厚みがほしかった
悲劇的です。
もっとダイアナの半生を追うようなストーリーかと思っていたので予想とは違ったが、これはこれでいい描き方だったと思う。
子供二人があんなに大きいということは、その年齢以上の結婚生活を過ごしてきたということ。
クリスマスの3日間でもあれだけ心が潰れるわけだから、どれだけ長く苦しかったのか。
私たちはその後のダイアナの人生を知っていて映画を観るので、映画自体が描いている以上のことを感じ取れる。
料理長も護衛長官⁈も悪い人じゃないんだけど。
そしてこの映画は一方的にダイアナに肩入れしすぎておらず、チャールズの全てを諦めてるような目…、長男の自分の運命(さだめ)を受け入れている態度をも含ませている。
….、そうなのだ。彼らだって辛いんだけどね。
本当にオープンカーを自分で運転して行ったのかな、本当に子供二人と自らの運転で帰ったのかな。
…そんなわけないか!せめて映画の中でくらいやりたいことをさせてあげたっていい。
今、ウィリアム皇太子は妃、3人の子と幸せそうだから、ちょっと救われるな。
クリステン・スチュワートに⭐︎4
『実際の悲劇に基づく寓話』
冒頭にそう出てくる本作
始まってすぐ車をひとり走らせるダイアナが出てくる
護衛もなく、こんなことが許されたとは思えないことは、そっと気づかない振りをする
これ、ラストも、同じことを感じることになる
口を開くダイアナ演じるクリステンスチュワートのブリティッシュイングリッシュと、ダイアナっぽさに驚く
すこーし、ブリティッシュイングリッシュには違和感があるものの、さすが役者だなと思わさせる
場面が変わり、恐らくはアン王女が、なにやらガチャガチャいわせながら、イスに座る
どうやら体重をはかるらしい
なんだ?そのしきたりは?と思わさせられたけど、クリスマスを楽しんで帰りに体重を増やせということらしい
さらに場面は変わり、道に横たわる鳥を映しながら、向こうから来る数台の車が、鳥ぎりぎりを駆け抜けていく
この鳥、後々意味がわかる
そんな形で始まる物語
少し前に観たドキュメンタリーでも思ったけれど
以前は、ダイアナが100%被害者だと思っていた
いや、被害者だけど
でも、今は、映画やドラマで、王室側の視点も見て、私も十分に大人になり、どう考えてもそれはダイアナが被害者だと思う始まりはさておき、この結婚を悲劇にしてしまったのは、決して彼らだけのせいではない気がしてきていた
ダイアナは、正直この複雑な結婚と人生と役割には、幼すぎた気すらした
さらに、成長とともに、彼女は子供たち以外の全てを拒絶したようにも見えた
自らが自らを傷つけるような生き方
本作はそれがさらに色濃くなるようだった
王室の一員になるのであれば、恐らくは従わざるを得ないいくつかのルール(女王より先に動いていなくてはいけない等)すら無視をする
個人的に、やることやらずに文句だけ言うのはない、と思ってるので、ちょっと共感しにくかった
ただ、だからこそ、この後の選択をしたことが、本当によかったと思う
あのままじゃどんどん自分を傷つけて、恐らく壊れてしまっただろうから
離婚してもなお持ち続けたPrincess of Wales(皇太子妃)の称号、カミラが再婚後も名乗れなかったその称号
彼女に残った強さ、おそらくギリギリのところで失わずにすんだ強さ、そういったものが見えた気がした
うちの事情にちょっと似てた
王家に嫁いだダイアナの悲劇をデフォルメした
これはちょっと、、何のための映画?
英国好き・ダイアナ妃のファンなので鑑賞。
本作はほぼ全編、故ダイアナ妃と王室の確執(発端はチャールズ皇太子とカミラ夫人の不倫だが)が描かれているのだが、、日頃から被害妄想気味で、集合時間や食事の時間に遅れて皆を待たせる(何度も何度も執事達が呼びにくるのに)、お気に入りの衣装係じゃないと"1人で着る"と怒ったり、夜中に勝手に外出して立ち入り禁止状態の実家を見に行ったり、食事の時間に食べなかったから結局腹を空かして夜中勝手に冷蔵室に入って手当たり次第食い散らかしたり、銃声鳴り響くキジ狩りの場に乱入して息子2人を連れ帰ったり・・とダイアナ妃の子供じみたワガママっぷりをこれでもか、と言わんばかりに見せられ続けるので、「???何だ、これ?ダイアナ妃のディスり映画?」と感じた。果てはアン・ブーリンの亡霊まで登場してオカルト風に。何かもう「あ~、ダイアナさんて精神おかしかったんだ~」と世界中にお知らせしたいために作られた映画なのかと。。真実に基づいた"寓話"とのことなので、本作のどこまでが真実なのか不明だが、1997年8月31日に亡くなられて25年。もう故人の不名誉になる内容の映画はこれで最後にしてあげてほしい、と願う。
俳優さんの演技に問題は無いのだが、やはりご本人があまりに美しすぎて、どうしても比べてしまう。あの美貌と抜群のスタイルを再現するのは難しいだろう。
服、食事、王室
3DAYS
どう捉えるか
居酒屋があればよかったのに
最初から不機嫌モード全開で始まる。
皆んな知っているからいいが、そうなる過程は欲しかった。何か暗い雰囲気になってしまっている。
そう思いながら観てたら気がついた。自分が単身赴任で名古屋に行っていた時と同じ思いをしているのだと。
あの時は疎外感いっぱいで、しかも名古屋の人たちはそこに所属している事が、最優先事項だった。
そんな中、耐えられない私は、毒を吐き、居酒屋で心を回復していた。
あ、仕事はこなしてました。
主人公と同じだと思った時から、共感モード。
結局、愚痴を言える居酒屋とか毒を吐ける同僚(同族)が居ればよかったのかな?
カミラさんとか、キャサリンさんとか役割をこなしていれから、人によるのかな?
うまくやっている女優さんでしたが、本物を知っていて、好きだったから、似てない部分が印象に残る。
あ、今も私に居酒屋は大事な存在です。
正直退屈してしまいました
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