プラットフォームのレビュー・感想・評価
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この映画は社会の縮図、それは明らかだ
シンプルな設定だけど面白い。
人間の深い部分を垣間見た気がする。
みんなが相手を思いやる気持ちがあれば誰も苦しい思いはしないのに、そううまくいかないのが世の常。
果たして自分が同じ立場になった時に同じ行動をしてしまわないか、他人を信じきれるのかっていろいろ考えてしまった。
結果、俺は他人の食べ残した料理を食べられない潔癖野郎だという結論に至りました。
初めて観る方はグロとか下品な表現があるので注意。
あと、最後の締め括り方は賛否両論ありそうだけど、俺は好き。
グロい以外何も感じなかった
久々に、見て損したと思った作品。自分が作者の意図を読み取れなかっただけかもしれないが。強いて言えば、機能してない社会主義みたいな感じだろうか?政府が食料配分を決めるが、実際の民衆の間ではその計算通りにならず上層のみが贅沢する、みたいな?
世の中こんなものだよね
上の階の人が下の階の人に食べ物を少しずつ切り与えれば全員に食べ物が行き渡るので誰1人死なずに済むことが頭ではわかっているが、欲望を目の前にすると理性が働かなくなり結局自分さえ良ければそれでいいという競走本能からは逃れられない。追い詰められている時なら尚更、時に他者を傷つける行為までしなければならなくなると思う。ただこの作品ではそれを覆そうとしたり批判するのではなくて、上位になったり下位になったり経験を積んだ上で本当に必要としている人に資本を分ける行為をすること、それがいつか何かしらの変化のきっかけを与えるかもしれないということを示唆しているものだと思う。最後のシーンはすごく考えさせられた。
シンプルな設定ながらも見応えあり。
上の階層の食べ残しが上から降りてくる、というシンプルな設定だが、階層が1ヶ月で変わるということへの恐怖や、そこにいる人間に対する恐怖を描いた作品。
みんなで平等に取り分ければ皆が恐らく飢えないことは分かりつつも、そんなことをできるはずもなく、最下層の人々には全く食事が残らない。この辺は現実世界で裕福な人々と上に苦しむ人々へのメタファーではあるだろうね。
ただ、下層あたりでは死んだ人の肉を食ったり、そもそも殺して食ったりとなかなかにカオスな状況になる。
正直かなりグロいしキモいので、そういうのが苦手な人は無理。俺も無理なのでかなり飛ばし飛ばし見ました。
でも最後まで見たのは最後の結末を知りたかったから。
最後まで食べ物を残せば、管理者である上の人たちへのメッセージになる。それは確かにメッセージになりそう。
ただ、最後に子供を行かせたのは?16歳以下の子供は絶対に入れないようにしてるから?
てか、なんで子供が最下層333にいたのか?そしてなぜ生きてるのか。
その辺が謎すぎて、イマイチピンと来ませんでした。
ま、いいのか?
てか、そもそもあの机に乗って上に行けるなら、みんなそうしてるのでは?
様々なメッセージがつまっているのだろうが…
ハラハラドキドキで最後まで飽きずに観切ったが、この作品はスリラーに免疫ない私には正直キツかった。ハラハラドキドキという表現も適切ではないのだろうと思う。
映画というものは、全てが全て帳じりを合わせる必要はないとは思うが、それにしても…というと感じは否めない。とはいえ、ほとんど同じ空間でのシーンの割には安っぽさを感じさせないのが、本作が流行った所以だろう。
本当に適切な解説が欲しいと思える作品だった。
狂人日記基督教バージョン
本家は儒教に染まりきった中国を中国人自身が批判する内容。この映画は資本主義(それを生み出した基督教を含み)に染まりきった現代を批判する。果たして人類はポスト資本主義の世界を生み出せるのか?それはまだ人を食っていない子どもたちに期待するしかない。
極限状態の人間
極限状態にある人間の心理とか、社会の構図とかを面白い世界観で見せてくれてる
設定は面白い!けど、食事×グロは苦手
もっと、そんな社会を覆すような、団結して、、救い出して、、みんなハッピーエンド!!
みたいな終わり方ならスッキリしたかも?笑
考察見てからもう一回見たいけれど見たくない
Twitterで話題になっていたため視聴。
救われる系かな?と思ったけれどまぁ救いはなかった笑、一回いい思いをした分、階が下がって食料がなくなった時の絶望がすごい笑
施設に閉じ込められてるし環境が一ヶ月で変わるから苦しいけれど現実世界もわりとこういう感じよね笑
怖さで言ったら結構高かったし純度も良かったので星4で。視聴した方々の考察レビューも見てみたいなと思いました。
味よし、見た目よし、価格よし。でも後味が…?
1ネタ1シチュエーションものだが、オチには少し物足りなさを感じてしてしまった。
風刺もそれなりに効いててストーリーも分かりやすいのでグロさを許容できれば誰でも楽しめる。
ただ多少の中だるみ感があり、オチはスッキリしない
そもそもどんなオチでもスッキリするような話じゃないが。
99分と長すぎないのは良いがストーリーの裏に隠されたメッセージが汲み取りづらく"あぁまぁそういうことね"で終わってしまい、後味は良くなかった。
上には上がれない、転落だけ。というシュチュエーションはかなり好みだったが
こういった映画だと、「管理者」や「認定証」など最後まで明かされないキーワードについて明かすのも野暮ってものなのか。
考察大好きな人向けかなぁ
自分は映画は総合(映像・音・ストーリー)エンタメだと思っているので・・・・・・
考察するにしても、色々な部分が雑というか矛盾してるのでそちらの方が気になってしまう。まぁ、その矛盾なども考察の材料なんでしょうけども。
CUBE的なモノを期待してると違いますね。それと結構、グロいかな。
メッセージ性が強すぎて、私にはよく分からない
設定が面白がったので、観てみました。アマプラで。結構グロテスクです。
ちょっと設定を整理すると、
様々な境遇の人達が塔に閉じ込められ、上から降りてくる食事を食べる。ただし、食べられるのは上の階の人の残飯のみ。各層には2人。
食べ物を保管すると部屋が高温or低温になって死ぬ。
半年間、過ごすと認定書(?)が貰える。
って感じでした。
様々な人→人を殺した人、元ここの職員の人、自ら入った人、体が悪い人、息子を探す女性などなどでした。
個人的な感想としては、上の階にいる人は必要以上に貪って、中位階の人らは残ったものを奪い合って、下の階の人は同じ階の人から奪うって言う社会的なメッセージなのかなーって感じです。息子を探す女性も途中で殺されてしまうのですが、何のためのキャラクターなのか分からないです。
1番下の階が333階で、その部屋には何故か子供がいました。なんで生きているのかは不明。
この子が上のやつら(閉じ込めて食事を提供している団体)への伝言だ!みたいな空気で終わりますが、子供が希望だ!っていう安いエンディングにしか見えませんでした。どういう意味なんだろう?
何の為なのか??
特殊な建物に閉じこめられた人々。主人公は自主的に。半年我慢すれば認定証?がもらえる。しかし、この劣悪な環境は何のため?
殺人犯もいれば、この施設で働いていた人や、政治的に?偉い人もいる。皆同じ条件で。
ここを出られる日は来るのか?やり通したらどんないいことがあるのか?そのあたりがはっきりしないし、ルールも推測にすぎないので、ラストの希望も希望とは思えない。そもそも台が下がるのは見られるけど上がっていくシーンはなくて、そういうわけで上に上るという選択はないのかなあと思ってたけど、最後のシークエンスでそうでもなさそうで???
ビジュアルは好みなんですが、設定の詰めが甘いのでは?と云う映画でした
E級映画なのに…
もう何が目的地なのか、何を伝えたいか。
なにかの聖書の内容を具現化した映画なのか。
登場人物の関係性、施設との関係、それぞれの背景がまったくない。
削ぎ落としまくってグロい映画になってしまったのか…?
いや、そんな事は製作側はもっともわかっているはず。
だからこそこの映画とは??
と答え探しで最後まで観てしまった。
“伝言”が指す未来は???
結局わからず。
怖いもの見たさ
常々いろんな映画を観たいと思ってはいるのですが、面白い作品はツボを押さえている分どこか似ていて、「ああ、これはいつかみたアレに似ている」なんて既視感を覚えてしまうことが少なくありません。そういう点では、今作のオリジナリティはかなりのレベル、斬新なインパクトがありました!ただ、製作の方々が表現したかったことが私にはよくわからなかったので、それほど楽しめなかったのは残念でした…(涙)。
観終わった後に、基督教に詳しい人のレビューや解説を読むのをおすすめする
内容は基督教の価値観と人々の実態との乖離、欧米社会の縮図としてのプラットフォームが描かれている。日本人がみてもなんのこっちゃか解らないと思うので、鑑賞後に基督教に詳しい人の解説を読むと捗るかと。
CUBU系の最後に謎は解けないタイプの作品なのでそこは期待せず、基督教的な解釈を考察しながら観るのが正しい楽しみ方ぽい。
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