コンフィデンスマンJP 英雄編のレビュー・感想・評価
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ジェシーとスターは健在!
何かにつけて、出演者の曰く付きのシリーズだが、内容的には外れがなく、本作も観る人を楽しませる要素をふんだんに盛り込んだ作品となっている。また、本作の殆どが、地中海の美しいリゾート・マルタ島でのロケということで、中世のヨーロッパに迷い込んだような美観の背景も、ゴージャス感を増している。
いつものごとく、騙し、騙されの騙し合い合戦。これまでの流れからも、当然、こちらも、ダー子達の騙しのテクニックを見破ろうと、かなり構えて鑑賞。今回のお相手となるお魚ちゃん『ツチノコ』については、ある程度、先が読める展開ではあったが、何気ない布石が、あちらこちらに散りばめられていて、今回も、観客の思い込みを誘う、大掛かりな騙しのテクニックは、一つや二つではなく、まんまとやられてしまった。もう一度、改めて振り返り、その布石を確認しながら観たいとさえ思わせる。
コンフィデンスマンのダー子、リチャード、そしてボクちゃんの関係性と役柄は、これまで同様の健在ぶり。ダー子に関しては、もう、長澤まさみ以外考えられず、彼女自身が演技というより、素で楽しんでいるようにさえ思える。小日向さんも東出君、それに小手さんもまでもが、それぞれの登場人物のキャラに沿って、これまで以上にアグレッシブに活躍をしていた。
また、今回、銭形警部の様な役回りをした重松豊や、これまでの好敵手だった赤星役の江口洋介、リチャードのイトシの君の広末涼子、そして、外国マフィア役の城田優等の豪華俳優陣が、バイプレーヤーとして、騙しの大切な役割を担って、彩を添えている。
ストーリーとしては、『ツチノコ』と呼ばれる悪どい怪盗をコンフィデンスマン達が、総力を結集して騙してお宝を奪うという内容。『踊るビーナス』と呼ばれる時価20億を超える彫刻を盗み出すことを餌に、『ツチノコ』が、今まで騙しとって所有している、フェルメールやピカソ、中国陶磁器等の様々なお宝ゲットに挑戦する。
しかし、その騙しのテクニックこそが、このシリーズの面白さ。あまり深読みしないで、一緒にダー子達に騙されて観ることをお薦めします。そして、そして、伝説なったダー子の憧れの人『スター』とダー子が嘗て恋した詐欺男『ジェシー』も、この物語の中では、ちゃんと存在し、役割を担っていることが、嬉しかった。エンドロール後のオマケもあるので、最後まで席は立たないように。
「長澤まさみちゃんを観に行く」映画
正直言って、「長澤まさみちゃんを観に行く」映画です。もうこれで十分です。物語自体はあまり真新しさはありません。シリーズとして「マンネリ」というか「雛形」がきっちりできています。水戸黄門、吉本新喜劇と同じです。安心して観ることができます。「ハッピーエンド」です。こういう映画製作スタイルで良いと思います。とにもかくにも「長澤まさみちゃん」だけを観に行くのです。大スクリーンで顔面ドアップで観るのです。本当に綺麗です。
『運だぜ!アート』のluckygenderでした
期待を裏切らない
さっそく観てきたー!ドラマから全部観てるけど今回も安定の面白さ♡で期待を裏切らない。ダー子たちはいったい誰を手玉に取ってるのかなと想像しながら観るんだけど、思ってた通りってならないのもスゴイ。
小ネタもいろいろ効いてて、映画館で何度も笑ってしまった。過去キャラの登場させ方もよかった。
満足満足。
脚本に難あり。「もう一度観たい」は無いですね。
3作目ともなると、誰がどう嘘をついてるのかを勘繰って見始めてしまいました。後半のネタバラシではクスクス笑えましたが・・・
・時系列について
冒頭から「○年前」「○日目」「○日後」が多用され、本編中も時系列が行ったり来たりするので落ち着いてストーリーに没頭できませんでした。時間が前後するのは設定部分とネタバラシくらいにして欲しいと思いました。
・キャストについて
どこかで見たことがある人が多いのは仕方が無いのかな。ヤマンバは登場しませんが、出演者が放送中のドラマで被ると、「う~ん」ってなっちゃいます。それと、冷酷非道な赤星さんがそんな優しいキャラになっちゃったの?ちょっぴりガッカリしました。
・ロケ地について
ヨーロッパの風景が、いきなり見慣れた断崖の海岸に移った時点で「またココか・・・」ってシラケました。これもコロナ禍だから仕方ないのかなぁ。
その他、長澤さんはまだまだ御美しいのですが、スクリーンいっぱいのドアップはさすがにもう・・・
そんなわけで、3.0点です。
厳しい点数かと思いますが、これが食べログならまあまあ良い方ですよね。
毎回予想を遥かに超えてくる
テレビドラマの劇場版3作目
後半のカタルシスがウリってのはわかってんだけど毎回毎回予想を遥かに超えてくるのが気持ちいい、今作も当たり前にそう、いやー凄かったなー
ジェシーとスタアが亡くなったのが本当に残念
コンフィデンスマンの世界へようこそ、ずっと続いてほしい
長澤まさみさんはポールです。宇宙人のほうではありません
映画にハマるキッカケになったこの一本❗️
二本とか三本の人もいるかもしれませんが、まぁそんな忘れられない映画は誰にでもあると思います。
私にとっては『レイダース 失われた聖櫃』がその一本。
まだインディ・ジョーンズという呼び名が定着する前だったので、いまだにレイダースという言葉で思い出されます。
そのあとレンタルやら中古のビデオで映画を見始め、ある時出会ったのが『スティング』。
いい映画はたくさんあるけれど、私に楽しさや痛快さ、すべてが分かった時のなんとも言えない快感を最初に教えてくれた一本です。
きっと、この映画も今の時代のたくさんの若者や子どもたちにそんな体験をさせてくれるのだと思います。
©️ダー子・長澤まさみさんがポール・ニューマンの立ち位置に⁈
とてもいいことだと思います。
コンフィデンスマンJPは裏切らない
駆け引き騙し合いが魅力的な本作品だが決して観るものを裏切らないのがコンフィデンスマンJPだ。観終わったあとの爽快感は比類ない。たとえチョイ役でもドラマや映画版に出演した俳優も参加し盛り上げてくれる。スターやジェシーの名を出してくれただけでもキャストやスタッフの思いが伝わってくる。素敵で愛されている作品に拍手と感謝を。
やはり王道パターンをはずさなかったことに安心
「コンフィデンスマンJP」ってドラマの時から好きで観ているのだが、基本パターンはどれも一緒。騙そうとして、逆に騙されそうになったり危ない目にあって、でも最終的にはそれも計画のうちでしたってやつだ。題材や演じている役者たちは変わってもそれは変わらないと思っていた。
ところが本作は3人の対決という形を取っているので、同じシーンをそれぞれの視点から語られる。去年やった「最後の決闘裁判」と似た感じ。いや、少し変えてきたなとは思ったが、結局基本パターンは同じだった。でも嫌な気分ではない。なるほど、こんな話もありだねと思った。
細かいところに目が行ってしまうクセがあって、「99.9劇場版」でブルース・ウィリス(のモノマネ芸人)がいることが気になったのだが、本作もジャッキー・チェン(のモノマネ芸人)が映っていることが気になってニヤニヤしてしまった。そして、一昨年亡くなった2人に対しての配慮があったことにも。こういうのいいよな。なんか嬉しくなった。
寅さん映画を観ているかのような安定的面白さ
最後のどんでん返しでそうきたかと唸りました。広げに広げた大風呂敷を見事に回収したセンスに脱帽でした。この物語の展開は今後もシリーズものとして続けることができる発明だと思いました。まるで寅さんの映画を観ているかのような物語の展開で感心した。この映画もヒットすればまた続編を作られるなと思いました。
髭ダンの主題歌がダメな曲。なんか無理くり作った感がある。メロディもありきたりで髭ダンらしくなかった。
でっくんが安定のボー読みさで安心した。なんだろう、声質がダメなのかな?確かに昔より演技は良くはなってるけど、セリフを言うたびに残念感がある。
「どこまで~」とコンゲームは続く
「敵を欺くには味方から」。優しいボクちゃんは見事に騙される、恐るべしダー子。
ジェシーや子(新)猫ちゃんたちも活躍し、騙し騙されの英雄編も楽しめた。
そしてダー子の上をいく3代目ツチノコの存在が最後のオチとして効いている。
次ミッションも予告していたし、楽しみに待ちたい。
はずさない
ドラマから過去映画全てみてますが、今回もおもしろかった。さすがに映画3回もやれば飽きてくるものだが、コンフィデンスjpは一切なし。次回作をまた期待してしまうような作品でした。本当に古沢さん天才としか言いようがない。。。
ジェシーとスターへのリスペクトも素晴らしく、ちょっとうるっとした。
最高!最後まで見た後にもう一度最初から見たい!
コメントするとネタバレになるので、内容には触れませんが、とにかく最高でした!今までのシリーズの中でも一番ワクワクドキドキして、すごく興奮します!ロマンス編、プリンス編を知った上で見ると人間模様が一層分かって更に面白いと思います。答えが分かってからも、もう一度見に行きたいです!
最高という曖昧な言葉で語れる映画ではない!!!!
2021年1月14日 映画館にて1回目の鑑賞
2022年1月23日 映画館にて2回目の鑑賞
わたくしサプライズの最も好きな映画「コンフィデンスマンJP」。数多くの映画を見てきましたが、この映画を超える作品に未だかつて出会えていませんでした。
ドラマは5周、運勢編(スペシャルドラマ)は4回、劇場版第1弾のロマンス編は劇場で2回配信等で4回、プリンセス編は劇場で3回見るほど大好きという言葉の枠では収まりきれないほど愛しているシリーズです。
3年前まで映画なんてこれっぽちも見なかったのに、興味本位で見に行った「コンフィデンスマンJP ロマンス編」で大衝撃を受けて以来、映画にどっぷり浸かる日々を過ごしています。
そんな私の人生に大きな影響を与えた劇場版コンフィデンスマンJPシリーズも、ついに第3弾となりました。かつてないスケール、名優が顔を揃え、お馴染みの髭男の主題歌もパワーアップ。ストーリーも前作以上に深化し、予想できない予告に惚れ惚れ。制作決定から期待値マックスなのに、予告やら役者やら音楽やらで限界突破するほど楽しみにしていた本作。
そしてついに迎えた公開日。この日をどれだけ待ち望んだことか。この大画面で新作コンフィデンスマンが見れることをどれだけ想像したことか。1年半ぶりに帰ってきた。前フリが長くなってしまいました。いよいよ、レビューに移りたいと思います。
なんということでしょう。
なんということでしょう。
完璧。非の打ち所一切無し。感無量。拍手喝采。
席に着いた瞬間に嬉しさのあまり泣きそうになるくらいなので、どうしてもこの作品に対しては贔屓をしてしまうだろうなと心の中で思っていたのですが、これは贔屓でも忖度でもないです。本当に本当に本当に面白かった。まさかの、前作と前々作越えです。つまりは、人生で一番好きな映画となりました!
やはり、コンフィデンスマンJPを超える作品はコンフィデンスマンJPしかないのだ!!!!!
コンフィデンスマン、それは信用詐欺師。
常識外れの天才詐欺師・ダー子(長澤まさみ)
お人好しで心優しい詐欺師・ボクちゃん(東出昌大)
百戦錬磨のベテラン詐欺師・リチャード(小日向文世)
とある日、2年間詐欺を働いてこなかったダー子達は英雄の座と、勝ったら何でも言う事を聞くという権利をかけて3人で腕くらべをすることになった。
もう何から語っていくべきなのか、どこまで語っていいのか分かりませんが、出来る限りこの作品の魅力を伝えていきたいと思います。
過去作からのパワーアップがものすんごい。
登場人物・仕掛け・見応えの多さ、密度・完成度の高さ、音楽と舞台とファッションの美しさ、コンフィデンスマンを愛するものが嬉しくなる懐かしさ、全て詰まっている夢の映画。これまでのストーリー以上に興奮するし楽しい。映画3作品目にして最高傑作。こんなに期待していたのにそれを上回る面白さ。もう、古沢さんえげつないよ。ファンです。好きです。愛してます。
抜け目がなくてテンポもよく、本当にあっという間で圧巻。ここまで無我夢中で見れる映画はそうない。相も変わらず凄く緻密に設計されていて、切り取り方や見せ方でここまで面白さは変わるのかと衝撃。冒頭から一気に引き込まれ、身震いが止まらない。このシリーズが好きだからとかじゃなく、もう映画としてエンターテインメントとして文句のつけようのない出来栄えだった。今年劇場鑑賞5本目にして堂々の1位。
何より本作はキャラクターの描きが滅法上手い。
どの登場人物も魅力的でどの人物も輝いている。
いつものおなじみのメンバーも、本作初登場の新キャラも、スペシャルゲストも、たまらなく愛おしい。
古沢良太さんはリーガルハイにしろ、本シリーズにしろ、一人一人のキャラが濃ゆくて全員に愛が行き届いている。あんな人やこんな人がこんなふうになって、こんな登場して。ダー子達と周りの人物の絡みや掛け合いが声出して笑えるし、微笑ましくて幸せな気分に。是非とも劇場でこの面白さを体験して欲しいです
シンプルにダー子達の腕くらべというストーリーも面白いし、合間合間で挟まれる3代目ツチノコとの会話や色んな視点から物語が進んでいく形式もめちゃくちゃ楽しい。じりじりとゆっくり丁寧に展開されていくため、無茶苦茶感や後出しジャンケン感がゼロで心の底から興奮する。終始緊張感があって、いい意味で今までのコンフィデンスマンっぽくないところも目新しくて良き。
他にもコンフィデンスマンならではの小ネタが沢山。
今までの作品をずっと追いかけている人にとってはうぉ!?となるシーンもあり、もちろんこの映画がコンフィデンスマンデビューの人でも大満足出来ると思うが、好きで好きで仕方ない人の方が細かいネタにも気付けて、大大大満足出来ると思う。このシリーズを見てきて良かったと感じれた映画。また、映画館で新作を見たいな。でも、続きが作られなかったとしてもこれはこれで、とてもいい締め方だとも思う。これを越えれるのかという不安もあるし笑
あと最低でも2回は劇場で鑑賞しますので、今回はこの辺で。★5.0以上付けれないのが悔しい!!もっともっともっともっと付けたい!!!!!
コンフィデンスマンJP英雄編の制作スタッフのみなさま、本当にありがとうございました。
色んなパワーが漲りました。
ああ、生きていてよかった。
この作品がある時代に生まれてきてよかった。
コンフィデンスマンよ、永遠に!
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2回目です。
本当は舞台挨拶生中継で見たかったのですが、どうしても時間が合わず。でも、どうしても見たくなったので鑑賞です。あぁ、幸せ。2回目でもワクワクが止まらねぇぜ!
もう、本当にめちゃくちゃ面白いな!
1回目では気づけなかった小ネタや、1回見たからこそかんじる伏線、人物の表情や緻密さを感じることが出来ました。いやはや、本当に凄いです古沢さん。この映画はやはり、1回目よりも2回目の方が更に面白かったです。
すごく好きなシーンがいくつかあって。
まずは、麗奈(生田絵梨花)が五十嵐(小手伸也)を叩きまくるシーン。あのシーンはめちゃくちゃ笑いました笑笑 前作では結構邪魔者扱いみたいな感じでダー子たちの絡みは少なかったけど、本作では今までのコンフィデンスマンの中で最も活躍。改めていいキャラクターだなと感じました。監督がこの作品の編集作業の時に1番楽しいことは、五十嵐が話しているシーンを途中でカットすることらしいです笑
そして、劇場版お馴染みのラストシーン。
そうです。エンドロール後のホウ・ナムシェンです。
1作品目はどこかで見たことある香港ロマンス。
2作品目もどこかで見たことがある時代劇。
そして本作は○○○○なんですけど、今までで1番良かった。すっごく頭に残るし、締め方もカンペキ。キャラクターの個性を上手いこと活かしていて、本編のラストから上乗せして爽快な気分にさせてくれる。今度はスペシャルドラマか何かでホウ・ナムシェンをしっかり狙って欲しいな笑 何気1番苦戦してない?笑
エンドロール後もいいのだが、エンドロール中もいい。コンフィデンスマンを愛し続けている人にとっては嬉しい写真があったり、その後が描かれていて思わずクスッとしたり、最後の最後まで楽しませるこの映画はほかの映画とは次元が違う。引き込み方も締め方も、もちろん中身も文句なしの映画なんてそう滅多にないよ!
今回注目して欲しいポイントがありまして。
劇場版には毎回テーマが決められていて、1作品目のロマンス編では「恋愛」、プリンセス編では「家族」、そして本作英雄編では「仲間」が軸に話が描かれています。トキメキ、感動と来て友情。コンフィデンスマンJPらしかぬシーンがあるですが、そのシーンが本作の肝かなと。ダー子たちの真の姿はアレなのかもしれない。これ以上はあまり言えませんが、とても深く考えさせられる素晴らしいシーンでした。是非劇場で。
次は大ヒット舞台挨拶生中継の時に見よっかな?
時間って残酷ですね。2時間早すぎる。コンフィデンスマンマジックかな。
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