竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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自分が良いと感じたのならそれで十分では
映画を見た後に本サイトで皆さんのレビューをさっくり確認させていただきました。思ったより評価点が低いと感じたからです。
総論としては「歌と映像は素晴らしいがストーリー展開、特に終盤で賛否が分かれる」ということのようでした。
後半を説明不足と見るか表現の余白と見るかは人によって異なると思いますが、
作品は文芸であって家電の取り扱い説明書では無いのであるから読み手が読み解く要素があってしかるべきではないか。というのが私の結論です。
いくつかの要素が最終的に説明が無いまま提示されています。自分としてはそれらは製作者から渡された読み解きの鍵ととらえています。
(竜の城にあったひび割れた写真、忍と合唱隊はBelleが鈴であると気づいていたほか)
見解が分かれている疑問について個人的な見解を記します。
・恵(竜)の自宅の場所は特定可能なのか?
ビルの正面と側面の面積比が映像の通りになる方角は一箇所しかない
室内の物品から窓の大きさは推測可能であり窓に映り込んだビルの大きさから三角測量原理でビルからの距離がわかる。方角と距離の交点が当該場所となる。
高知には後方支援部隊がいて(ヒロとしのぶ)逐次計算結果を伝達したのではないか。
・なぜ鈴一人で出かけたのか?
この事案は中州に取り残された子の救出の投影であり自分が追体験することで長い間の疑問に自ら答えを見出すためだった。
未成年者の単独行動にはリスクが伴うため、あるいは父親が隠れてついてきていたのかもしれない。合唱隊から情報は入手可能であり描かれていないだけで可能性は否定できない。鈴のスマホは父親が与えたものであろうしMDM(位置情報確認)が入っていてもおかしくはない。
・男親の行動には違和感がある?(鈴父もも恵父も)
配偶者の喪失は大人にも影響を与えると考えるべきではないか。
・恵(竜)の父は鈴を見てなぜ狼狽したのか
全くの個人的な解釈としては次の通り
恵の母は夫とのトラブルにより自ら死を選んだ、それを憎んだ時期に恵が写真を傷つけた。恵の父は子供たちをを守る鈴の姿に亡くなった妻を見たのではないか。
この作品は2時間1分の映画部分だけでなく、視聴前後も含めて評価すべきかと感じました。
頭がお花畑な人におすすめ!
2021年7月16日公開。
「未来のミライ」に続く細田守監督作品の第六作です。
結論からしてよく分かりませんでした。
サマーウォーズで見飽きたバーチャル空間のアイディアに、どこかで見たようなキャラクターやストーリー、世界観、棒読みのセリフ、全てが退屈でした。
ファンタジーが大好きで頭がお花畑な人々にはおすすめでしょう。最高傑作を語る方々に、面白さ、そしてこの監督の良さを聞いてみたいです。声優の感情の籠らない渇いたセリフ読みも個人的に苦手です。
良かったとすれば、中村佳穂さんの歌ですね。これはサラウンドに包まれたので映画館で観て良かったですね。
画質、カット割などは二の次で良いので、ストーリーにもっと重きを置いた方が良いのではないでしょうか。
美しき映像と歌に感動!
最後以外よかった
途中までは普通によかった。美女と野獣全面に押し出してるのも別によかった。可愛かったし。
最後がご都合すぎて謎。
ベルが歌って光がみんなに共鳴してそれで鯨が出てきてなんの意味があったん?
Uの世界で竜が敵対視されてるのは変わんなくね?ベルだって信じさせることはできたけど。
排除実行する正義のやつの力弱まったからあとどうとでもできるでしょってこと?
現実世界でもあの手の男が小娘に睨まれただけで怯えるか?
そこらへんの話の流れが微妙だなって思った
この先どうなるか想像すればわかるけど描き切らないのも微妙。
高知在住、背景はそのまま
映像美は素晴らしい!
仮想空間の世界
思いも依らない世界を観た感じです
私には疎い世界です
まあ。SNS の世界はあんな感じなのかな(イメージは)
…いまいち
何を言わんとしているのか分かりずらかった
仮想空間の世界の方が
自分を素直に出せるのか
主人公の滑舌の悪さが気になった
それだけで作品の完成度が低くなる
歌だけの印象しか残らない
台詞も突拍子に言ったり
急に泣き出したりして
情緒不安定な子に感じたり…する
いまひとつ。
歌に頼りすぎて
印象に残らない作品でした
ちょっと思ったこと
…竜の家が焼かれたシーンは
ハウルの動く城の様な…竜がハウルに思えた
棒読み
絵、音楽は上質だった。しかし、話の筋やところどころのシーンに突っ込...
まさに映像美、しかしそれだけ
(ネタばれなしレビュー)
細田守監督の作品で二度目の鑑賞です。
他のレビューと同じレビューになってしまいますがご了承を。映像、音楽のクオリティは本当に素晴らしいものです。迫力と美しさがあり見るものを魅了します。大きな画面で大音量で見るとさらに良いものです。
しかし、それまでです。ストーリーと設定が最悪です。まず、「U」の設定。あれは分身した自分が勝手に動いているのかはたまた操作しているのか。操作しているときの現実世界ではどうなっているのか。VRみたいな世界が映し出されるのでしょうか。
そしてあの城の場所。あれはPCでいうゴミ箱のようなところでしょうか。メタバース世界をモチーフにしているというのにわかりづらくノリと勢いで押している感じがします。とはいえあまりの映像と音楽の美しさに乗り切れそうですがやはり少し引っ掛かります。サマーウォーズ「OZ」のようにもっとしっかりとした設定がないと映画の世界に入り込めません。サマーウォーズでは戦うときOZの格闘ゲームが作動して強制的に格闘が始まってしまうという設定でしたが、この作品ではいきなりBELLによるライブがあったと思ったら謎の正義が竜に襲い掛かるというわけもわからないことがおきていました。しかも、序盤のことです。まだ内容が深くは理解できていない序盤にあのシーンは少し早すぎる気がします。キャラ設定もぐちゃぐちゃで設定のすべてが雑です。
ストーリーもいまいちです。書いてしまうととてつもなく長くなるので端折りますが評価に値しません。
しかし、映像のクオリティと音楽。これはとても評価できます。ストーリーと設定が訳が分からないですが、ラストは完成度の高い映像に涙が少し出そうでした。音楽と映像には凄まじい力が眠っているんだなと感じました。さすが細田さんの作品です。歌はすべて最高でした。映像のクオリティも素晴らしい。イラストで描かれる風景は写真と間違えそうです。リアルでありながらもイラストの良さがはっきりと出ており見るものを圧倒するものでした。
映像と音楽のクオリティの高さに驚きました。しかし、Uやキャラの設定の雑さ、訳のわからないストーリーでせっかくのものが台無しです。サマーウォーズの下位互換といったところです。正直期待外れです。
面白かったです。期待以上でした。
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