劇場公開日 2021年7月16日

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竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価

全1494件中、1361~1380件目を表示

4.0歌と映像美でハマって観た人勝ちな映画

2021年7月17日
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鑑賞方法:映画館

公開初日に新宿バルト9のど真ん中の席で観られた。
細田守監督作品の特徴なのかも知れないが、全体の物語の作りにフィクションとしての非日常感や陶酔性が混ざっていても、なんとか日常意識に戻って来られる範囲の穏当さに抑えられていて、極端に深い狂気やいびつな綻びを感じさせないさじ加減になっている。

若い女性観客らが上映後口々に、
「久しぶりにアニメの映画観て、めっちゃ感動した」
「ね〜、めっちゃ良かったね〜」
と囁き合っているのが印象的だった。そうかあ。こういうのが女の子に効くロマンティック・ファンタジーなのか、と妙に納得。

疑いようもなくハイクオリティーな作品なので、自分的にも相当感動したが、秀逸だったのは映像美と歌、という印象。
ストーリーは総じて予定調和的な健全さの範囲で収まっていて、「女の子の夢と学園ドラマ、ホームドラマを、程よい落とし所で全部叶えます」的なドラマだったなあ、と言うのを真っ先に感じたのも事実だ。

まあ、だから、逆を言えば、歌と映像美で2時間10分引っ張っていく映画で、ストーリーはオマケ感が強い。ストーリーも「美女と野獣」をトレースして、ちょっと未来の高知県の田舎に暮らす高校生の暮らしを舞台としているなど、かなり特徴的ではあるが、細部にこだわると、一つ一つのファクターが十分には掘り下げられ切らずに煮え切らない感じがして、モヤモヤ不完全燃焼な感想を持つだろう。

でもおそらくは、感性で観て、そのまま酔っちゃえばいい映画として作られている気もする。
歌と映像美だけで引っ張っていく加減が凄いし、そこに素直にハマっちゃえば「ああ、良かった」という感じで終わるだろうし、 若い女の子が観たら、最高に感動した映画、という印象で長らく記憶に残るのではないか。

観たらぐったり疲れてしまうくらい凝ったストーリーを期待する人向きではないだろうが、この日常感をほんのちょっとファンタスティックにアップデートした加減で描くロマンティックな物語が、案外今風なのかも知れない。

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Raytaro

2.5歌は凄く良い!ただ、脚本が…

2021年7月17日
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昨日、鑑賞しました。
歌、映像美、キャラデザ、世界観は素晴らしいです。ストーリーが共感できない。サマーウォーズやおおかみこども、時をかける少女等ような映画を期待してしまった。

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ぼん

2.5音楽や映像、歌唱力は圧巻

2021年7月17日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

とりあえず良かった所を先にあげておくと映画の開幕の音楽の使い方や、歌、映像の臨場感や迫力、キャラの声や演技はとても良かったです。最近のアニメ映画は映像美がとても注目されている、ということを理解した上で見ても圧巻のクオリティです。3Dが映えそうですね。
あと高校生の複雑な人間模様や恋愛模様、主人公の女の子が抱えるコンプレックスやトラウマによる自信のなさなどの描き方もさすが細田守監督だなと思わせられるものでした。
Bellの声にアーティストである中村佳穂さんを起用しているのですが、さすがの歌唱力、Bellが歌うシーンは映像も相まって圧巻でした。

それらが良かっただけに全体を通したストーリーがすごく残念でした。ひとつの映画に細かなストーリー詰め込みすぎで結局全てのストーリーが中途半端って感じです。結局何が言いたかったのかよく分からない、多分主人公の女の子の成長物語なんだろうなぁ、、とぐらいしか考える気になりません。
メインストーリーである「竜」の正体についても、「そうだったんだ、、!」みたいな驚きは全くなく「へぇ、、、誰?」みたいな感じです。
竜の正体に関する伏線も無理やりねじ込まれたもの以外特にないので、正体が明かされたあとのストーリーにも特に感情移入できなかったです。そのため、おそらく感動シーンだろうと思われるところでも特に感動出来ず、感情の上がり下がりがほぼない映画という印象でした。序盤の迫力のある音楽と映像で引き込まれていった気持ちが中盤あたりからどんどん冷めていくのを感じました。
というかそもそも竜が追われることになった理由のこじつけ感が半端ないです。映画だからと言ってしまえばそれで終わりですが、あの程度のことで追われ、アカウントの中身の人間晒されるなんてことになればネット上の治安最悪ですよ。秩序もクソもないです。
また、あとから良く考えれば「え、最初からそれしてたらそのシーン全く必要ないよね?」って簡単に気づいてしまうようなシーンがクライマックスで1番の大場面のように使われているのが残念です、スッキリしません。正直言ってストーリーの持っていき方が雑です。
キャラの反応に関しても違和感を感じるほどにオーバーな表現が使われており(細田守監督特有の、と言ってしまえばそれまでですが)、共感できる場面があってもこちら側とのあまりの温度差に冷めてしまうということが多かったです...。
まだまだ細かい不満があり、今までのもまとめて以下箇条書きにすると
・ストーリー展開が雑
・伏線が無理やりねじ込まれたものが多い
・無理やりねじ込まれたものですら回収されていないものがある
・普通に考えれば必要のないシーンが大場面とされている
・竜の正体を知った時の驚きが全くない
・キャラの反応がオーバーでこちらとこの温度差がすごい、冷める
・アニメーションでの状況説明が分かりにくい
・キャラの掘り下げ浅い
・そもそも竜がなんで追われているのか、納得いかない
・クライマックスでの置いていかれた感半端ない

Uという未来的なアプリを舞台にしているだけあって世界観はサマーウォーズに似ています、というか私たちが求めていたものを見せようと意図的に似せられているというのに近いような気がします。
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(以下ネタバレ含みます)











結末についてなのですが、細田守監督特有のクライマックスのスケールを大規模にするというのがここでも使われていて、結局竜の正体を50億アカウントから探すことになるという圧倒的なスケールの展開をUの中で繰り広げた後、現実世界では高知県から東京まで電車と夜間バス乗り継いで主人公が単身で走って「竜」を探しに行くという展開のスケールの落差にはさすがに笑ってしまいました。

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総じてストーリーには不満に思うところが多いです、是非見てほしい!とはならないですが、音楽や映像を映画館の音響と大スクリーンで楽しむために見に行くのは十分価値があると思います。
ここまで長々したものを呼んでくれてありがとうございます
細田守監督のサマーウォーズが大好きで期待値が大きかったというのもありますが、私個人の意見として、音楽、声、映像は良かったがストーリーは残念といった評価です。
私が再鑑賞するとしたら単に映像を楽しむためと個人的に中村佳穂さんもMillenniumparadeも好きなのでアーティストさんの壮大なMV(ストーリーおまけ)的な感じで見に行きます!

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x x

2.5睡魔に…

2021年7月17日
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ジャーニー

1.0映像と歌はよかった

2021年7月17日
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単純

難しい

話が散らばりすぎてて何が言いたいのかさっぱりわからなかった
期待していただけに残念

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らいらい

4.5圧倒的な色彩の美しさ!にだね、おばさんは度肝を抜かれたのだよ。

2021年7月17日
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鑑賞方法:映画館

ある意味、これは、「非常に日本的な美しさの情緒を濃厚に湛えている」、と言えないだろうか。

そもそも笑映画館に映画を見に行くという行為は、そこに、「感動」があるのかどうか、この一点にかかる(私の場合は)。
美しいのか、美しくないのか、迫力があるのか、迫力にかけるのか。

そりゃあ、言い出したらキリなく、アレやコレや言いたいことは随所にあるだろうが、つまり、そんなことはどうでもいいって、おばさんは、ただただ色彩の美しさに涙したのだよ・・・

で、一夜明けて、おお、あの色彩は日本の情緒にあふれていたからか・・・繊細で、やわらかで・・・と思った次第。
そいでもって、あの圧倒的な歌声も、非常に日本的な情緒に訴えるのだね。

細田守監督って、今日的な日本美の極地を(意図しないで?)出してしまっているように、おばさんは思ったのであ〜る。

映画館で映画をみよう!
映画館で美しいものに触れよう!結論はこうだ!

(0.5を差し引いたのは、あの妖精さんかな?)

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bull&hana

2.5新しいものを生み出すのがクリエイターなはず。

2021年7月17日
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泣ける

難しい

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えるまー

3.0良く言えば「尖り」悪く言うと「雑」

2021年7月17日
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マスゾー

5.0個人的には細田守作品で過去最高

2021年7月17日
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評価が低い方が沢山いたことに驚いたのでレビュー書きます。

この映画はどういう話なの?と聞かれた場合、簡単に説明することが難しいくらい、情報量は多めかもしれません。

間違いなく言えるのは、主人公の成長物語です。
主人公の生活が中心になっており、U(インターネット)と高校生活(現実)が両方描かれています。
ネットの中の歌姫で輝く主人公と、陰キャ高校生の主人公の対比からも主人公の成長が感じ取れると思います。

終盤に進むにつれて私は主人公の頑張り、成長に感動して泣いてしまいました。
なぜそこまで頑張れたのか、成長できたのかという設定を考えるととても響くと思います。

予告を見たときは竜ってなんだ?と思っていましたが、それは主人公も同じでしたので、物語に集中できました。
他のUのキャラについて何だったのかという意見も見ましたが、そりゃネットですから主人公の世界とは程遠い誰かなのでしょう。

細田監督は、インターネットが好きなんだろうなぁというのと、人の嫌な部分を描くのが好き(得意?)なのかなぁと感じました。
「いるよなぁこういう人」と共感しました。
個人的にはUの創始者の名前は出るのに一切出てこない点は感心しました。

導入部分でUの説明がある割には、その他設定の説明が足りないと感じる部分はあるかもですが、それはむしろ後で考えたり人と話し合って楽しめる範囲かなと思います。
最初に書いたとおり、これは主人公の成長の物語ですので、主人公中心と考えれば説明不足は感じませんでした。

映像・音楽は無論良かったです。
物語は設定からしてちょっと大人向けかなぁと感じました。

これから細田守の代表作としてはこちらが言われるようになるのではないかと思います。

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ぷらすく

1.5イマイチ

2021年7月17日
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単純

寝られる

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けー

5.0とっても穏やかな、やさしい気持ちになった。

2021年7月17日
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鑑賞方法:映画館

テレビで見た「サマーウォーズ」の仮想世界が楽しかったので、今回は映画館で体感してみたいと心待ちにしていた映画です。序盤からその世界にどっぷりと浸り、大満足~!
ユニークなアバター達がうようよ歩いてるし、空にはスピーカーを積んだクジラも飛んでるし、なんだかハッピ~!
ストーリーは「サマー」よりも重いテーマがあるものの基本はかなりベタ。でも、それがいいんです。ベタな方が心に響きます。考えて感動するわけじゃないから。
現実世界では多少不可解な展開もあるので、そこに注目するとしらけちゃう人もいるかも。私はアニメでは特に、現実的じゃないほうが好きなようで、マイナスには感じませんでした。
非現実的なのを気にしないという意味では、感覚的に観られる子供の方が合っているかもしれません。複雑な話は断片的にしか理解できないと思うけど、それでもきっと心に残るものがあるんじゃないかな。
誰もが善悪の心を持っている。でも、誰かの優しい心は、他の誰かの心に明かりを灯すことができる。子供たちの心に、そんな希望の種を植え付けてくれると思います。
私はこの映画大好きです!素直に感動し、なんだか穏やかな、やさしい気持ちになりました。制作スタッフさん、ありがとー!

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Lucky!

4.5面白い作品でした。

kさん
2021年7月17日
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泣ける

興奮

幸せ

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k

4.0感動するほどの歌唱力と映像美

2021年7月17日
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映像が素晴らしく綺麗。とても見やすく美しいネット空間が描かれている。
そして途中途中で流れる歌が素晴らしく良かった。

残念に感じたところは、なぜ主人公が竜にあれだけ惹かれたのか(気になったのか)ほとんど触れられていないところ。
それが気になってしまい、中盤から主人公に共感が薄れていってしまった‥
そして、話の無理矢理感は否めない。
だが、それを吹き消すほどに最後の歌が圧巻で自然と感動していた。
歌の力ってすごいんだなと心から感じられた。

現実とネット空間、竜と主人公、母親と主人公、父親と父親・・・
それぞれの繋がりや関係性、対比が描かれていて分かるととても面白かった。

ところどころで今までに見たことあるようなアニメのシーンがよぎったのはわたしだけですかね‥?

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芦名はる

5.0細田守渾身の最高傑作

2021年7月17日
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鑑賞方法:映画館

本作では細田監督が今までに手掛けた自らの作品のみならず、さまざまな作品のオマージュが多数見受けられ「君の名は」の時の新海誠の様にもう本気で売りにきているという気概をひしひしと感じる。主人公役の中村佳穂の圧倒的な歌唱力も魅力の一つだ。プロモーションでの歌のシーンに魅かれて視聴する人も多いだろう。
さて、肝心の映画の内容だが薄っぺらいにも程があると言ったところだ。それもそのはず脚本を担当し原作を書き上げたのは今回も絶望の細田守監督自らなのだ。これだけの素晴らしい映画ルック、効果的な演出、圧倒的作画技術をもってしても1mmも隠せてないしょうも無さ。しかしこれはある意味芸術の域、もう天才のそれと言えるレベルだろう。新海誠の様にプライドを捨て全力で売りにきた結果がこれなのかと思うと悲しくもなるが同時にまた狂おしくもたまらなく笑えるのだ。
はっきり言おう。本作を何か中身のあるものとして見てはいけない。けっして宮崎アニメなんかと比べてはいけないのだ。そういう視点で見てしまうと本作は怒りしか生み出してはくれない。しかし第一線で長年活躍してきた監督がまじめに売れる映画を作ろうとしたけどめちゃくちゃ駄作になりました、という事を踏まえてみるともう最高に笑える作品へと生まれ変わるのだ。
そしてヒロインの歌声との対比も大きな見どころだ。映画の内容自体は駄作中の駄作だが一度ヒロインが歌い出せばそのしょうも無さを理不尽なまでに蹴散らす圧倒的歌唱力と楽曲の魅力。そこに映像美も相まってその対比が本作をギャグアニメとして芸術の域にまで押し上げている。こんな角度から感動する事があるのかとある意味衝撃を与えてくれる紛れも無い傑作映画である。

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國臣

2.5抜け切れない感じ

2021年7月17日
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前作に比べるとだいぶ持ち直した感はあるけれど、支離滅裂なつなげあわせ方で固まっちゃう感じでした。

歌は本当に素晴らしい。

手嶌葵ぶりに歌声に戦慄。

美女と野獣のオマージュ?は少し興醒めかもです。

サマーウォーズ本当に大好きなのに。

でも戻ってくるまでもう少しと信じて待とう。

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ボタもち

3.5陰キャに見えて陰キャではない主人公とハイスペック友人達

2021年7月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

曲はむちゃくちゃいいです。
サントラがあるなら間違いなく買いです。
8/18発売のようですね。
買います。

ただですね。
内容が結構一本調子なんですね。

まず、主人公。
四国の山奥に住む陰キャ寄りの女子です。
歌がうまいのがほぼ唯一の取り柄ですが、いろいろあって歌えなくなってます。
彼女が友人の(知能指数的に)ぶっ飛んでるメガネの女子に唆され、
『U』というアプリに手を出したことからこの物語は始まります。

『U』の中では超絶歌のうまい美女の『Belle』として君臨する主人公。
VTuberっていうよりはアバターに似た存在のようですね。
50億のアカウントの頂点に君臨するという、なろう小説でもそうそうねえわって展開ですが、
そんな彼女のライブ中に『竜』が乱入。彼女のステージをぶち壊しにしたことから、
彼女のファンの大半が「『竜』の正体を晒せ!」と声を上げることになる訳です。

正直、ストーリー的にはあんまり起伏は無いです。
あらすじを伝えるとそれだけで先の展開が分かるような内容なので、敢えて何も語りません。
まあ、感動はします。
オチ的には良かった、良かったです。

ただ、ガチ陰キャのキャラを主人公に求めると、肩透かしを喰らうと思います。
このそばかす主人公、一見して陰キャのようですが、周囲にいる連中が
①天才メガネ
②幼馴染のハイスペックイケメン
③校内一のハイスペック美少女
④カヌーの陽キャ
あと⑤PTAも味方につけているので、基本的に属しているコミュニティとしては圧倒的勝者です。
なお、これは別にネタバレしても大丈夫と思いますが、②は主人公のことが好きです。
この時点で、主人公がただの陰キャではないことがお分かり頂けると思います。

なお、個人的に『竜』の正体だけは、映画公開まで黙っていてほしかった。
完成報告会見で中の人がバラされたので、それだけはマジファ〇ックでした。
いや、それで大体の内容想像出来るじゃん。
ほんとやめて。

…てなわけで。
ほぼ音楽に対する評価の3.5点です。

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BONNA

5.0共感して感動したテーマも歌も音楽もIMAXも最高

2021年7月17日
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ヒロインのすずの生い立ちや幼い頃に負った心の傷など私にとってはとても共感できる部分が多くて一々ああこれは自分自身のことだと思えた。
多く人たちが抱えているであろう癒やされざるインナーチャイルドが本人が自分と向き合い本当の自分になるろうとすることでインナーチャイルドが癒やされて成長して本当の意味で自立して生きていくことが出来るようになるという物語なんだと理解した。そしてすずが竜のことが気になった理由の描写ががやや分かり難かったけれど心や体に自分と同じように傷持つ者なのだということを竜の振る舞いや雰囲気などから直感的に理解したということなんでしょうね。それができたのも歌を歌えるようになって自分の軸を確かにしたすずだからこそだったのでしょう。そして亡き母の影響が大きく人一倍優しく利他主義な彼女故に竜のことをあそこまで気にかけて助けることができたのだと思う。
竜とその弟を庇い暴力親に敢然と立ち向かう彼女の深い無条件の愛に根ざした腹の坐った姿に殴ろうとした親もまるでキリストや聖母マリアの前の罪人同然に逃げ出すより他なかったとのも納得できた。
そう、この作品で監督が伝えたかったメッセージのひとつが正にこの無条件の隣人愛なんだと思う。
ネットで地球上の多くの人々が簡単に繋がれる時代なったからこそすずのような存在が現れてその波動と行動に共鳴すれば世界を理想郷することも叶うのだと思えた。👏
もう一度またIMAXの映画館で歌も聴きたいし、じっくりと見てみたいと切に思った。
傑作だし今の自分と世の中に必要な作品だと思った。

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Starseeker

5.0個人的には細田守監督作品NO.1

2021年7月17日
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「U」の世界感が現代版Habitatかなっと私はスンナリ入れましたが
「U」の世界感がつかめないと入り込めないかもしれません。
中村佳穂さんの歌声は最高でした。必ずサントラ買います!
エンドロールで幾田りらさんの名前を見つけた時びっくりしました。
ほんと多才ですね。
久しぶりにもう一度みたい映画でした。

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balbalbal

3.0音楽目当てなら◎

2021年7月17日
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怖い

難しい

寝られる

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俄

5.0歌う事を忘れて(不描写部分の妄想が好きな人向け)

2021年7月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

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bloodtrail