「2回目で評価が変わった」竜とそばかすの姫 まむさんの映画レビュー(感想・評価)
2回目で評価が変わった
映画を観て背景作画や仮想世界、ミュージカル調のテーマ曲と挿入歌にはかなり感動させられた人が多いと思います。
一方でストーリーや設定が甘くないか?
行動や発言、キャラ設定の意図がわからない。と思われる作品だと感じました。
私も1回目は同じでした。しかし2回目の鑑賞でわからなかったことが少しわかったので書かせていただきます。
意見などあればコメントしてほしいです🙇♂️
🛑鈴1人で見知らぬ子を助けるのは危険だ
→観ている人にそう思わせるのが監督の1番思わせたかったことでは?なんでお母さんは知らない子を自分の危険を晒してまで助けに行ったんだ。と母に思った鈴の気持ちと、私たちが鈴に思った気持ちは同じだと思います。それに気づいたとき私は感動させられました。父親の「その子に優しくしてあげなさい」という言葉なども響きました。
🛑ジャスティンはなぜアンベイルさせる武器を持っているのか
→ジャスティンの立場を現在のSNSに照らし合わせると、「フォロワーが多いだけで威張る」「住所特定を武器にした脅し」
「自分が正義だと思い考えの違う他人の批判」などの今のSNSの悪いところがよく描かれていると感じました。SNSでの権力のようなものが表現されており、それがアンベイルとジャスティンととても一致します。そう思えばなぜ?とはならないと思います。
最も多いと感じた意見に感じたことを書きました。
他にもたくさんあると思いますが色々コメントで意見欲しいです。
川での事故を周りでじっと見てた大人たちとおばあちゃん達を自分はリンクさせてしまって気にしてなかったですが確かにおっしゃる通りですね...状況が状況ですしあの展開へ辿り着かせるために強行突破した感じはありますね
確かに武器として考えると自分もそう思います。自分はあの武器自体が権力そのものだと感じたので大っぴらにしたり他の人が認めたり?もありな気がしました!
アンヴェイル銃については
イメージはおっしゃる通りだと思いますが
Uの根幹システムのハックに繋がるアイテムが存在する事と、運営非公認の過激な自警団リーダーが隠すことなく持っている事を他の利用者が認めている事に違和感を覚えます。
鈴が一人でも助けに行く気になるのが母親とリンクするのは分かります。
問題視してるのは、鈴を一人で行かせたおばちゃん連中ですね。
見知らぬ人が見知らぬ子を助けに行くなら何もしない傍観者もありえますが、他ならぬ娘同様に接してきた鈴を一人で行かせたのは脚本上の都合としか見えませんでした。