映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園のレビュー・感想・評価
全149件中、141~149件目を表示
ちゃんと泣ける
ハリー・ポッターの一作目のような普通の学校じゃない学校生活を描いた作品が好きな事もあり、今作の「エリートに近い振る舞いをすればポイントがもらえて、逆なら下がり、待遇に差が出る」というシステムはバラエティ番組の企画のようであり楽しかったです(もうちょっと他にも種類欲しかったですが)
学園ということで個性豊かなキャラクターをたくさん出しても違和感なく、謎解きという事で無駄に登場人物が多いのも犯人当てを盛り上がる為と思えば出落ち感があっても不満には繋がりませんでした。
その上最後はきっちり泣かせに来ます。自分は最近のクレヨンしんちゃんの映画しか見ていないので分かりませんが、今まで仲間と力を合わせたり、家族との絆、ゲストキャラクターとの別れ等で泣かせた事はあってもこういうぶつかりで泣かせたのはないのでは?号泣という感じではありませんがしっかり泣かせていただきました。
いざ無駄を愛すのだ!
かれこれしんちゃんとの付き合いも15年以上。1番笑えるアニメ・泣けるアニメを聞かれたら真っ先に「クレヨンしんちゃん」と答えるほどのしんちゃん好きです。
普段なら春公開、昨年はコロ助のせいで秋公開だったので、今年もそれくらいになるのかなと思いきやまさかの夏映画に!夏に観るしんちゃんはなんだか不思議な感じでした。
名探偵の翌週に名探偵をぶつける気でいた製作陣の肝の座り具合は最強です。
本作は風間くんの誘いで、「私立天下統一カスカベ学園」通称天カス学園に体験入学するというお話です。ここ最近の映画の中では、割と落ち着いたところが舞台になっていました。
冒頭のしんちゃんとみさえの何気ない日常からドッと笑いをとっていくあたりさすがです。ひと笑いあった後で、1週間とはいえ親元を離れるしんちゃんの事を家族全員が心配して、みさえも1週間分のぎゅーをしてくれるので、短いながらも親からの愛が伝わってきました。今作は親からの子への愛の描き方が上手いなと思いました。何気ない生活の中で当たり前の存在がいなくて寂しくなったり、6日目になるとたわしにすがってしまったりと、いつも怒られながらもしんちゃんは本当に愛されてるんだなと思い、ウルっときてしまいました。
今回はカスカベ防衛隊もいつも以上に個性豊かになっています。特にボーちゃん。今回は超早口になって、恋をしてドキドキするという普段のボーちゃんでは見られない面白さがありました。マサオくんはツッパっていました。ネネちゃんは今回まとめ役に接していました。風間くんは面白いくらい暴走していて楽しかったです。しんちゃんはお尻が覚醒するという、久しぶりにケツにフォーカスが当たっていました。
しんちゃんと風間くんのガチ喧嘩が見られるというのも中々珍しいと思います。なんやかんや仲のいい2人がブチギレ合うというのも斬新です。あとアニメではちらっと描かれていた小学校以降の進路にも触れていて、風間くんが受験の道を辿るというのも明かされました。
今作も前作と同様、明確な悪役がいないというのもひとつの特徴です。ラストはスーパーエリートになるか否かをかけてエリート風間くんと焼きそばパンを懸けたマラソンが展開されるのはいかにもしんちゃんぽいなと思いました。このマラソンでは今までに登場してきた人物が総登場してカスカベ防衛隊を手助けする胸熱展開になります。チシオちゃんの走れない理由も変顔をしてしまうという当人にとっては大問題なんですが、観客としては最高の笑いをお届けしてくれました。このシーンでもみさえとひろしは熱い言葉を伝えてくれます。ぜひ劇場で全体で感じてほしいです。
最後は引き分けで互いを讃え合って終わるというとても素晴らしいオチです。そこから主題歌「はしりがき」が流れます。主題歌もTHEクレヨンしんちゃんという感じのフレーズが盛り込まれていて最高でした。
ここ数年のクレヨンしんちゃん映画はハイレベルな作品が多いですが、今作も例に漏れず傑作でした。来年は忍者?久々に歴史ものを体験できるということで楽しみです。サイコー!
鑑賞日 7/30
鑑賞時間 13:30〜15:30
座席 H-11
バカ面白い。いや、おバカ面白い!
クレヨンしんちゃん×ミステリーというこれまでになかった新しい作品。
いままでのカスカベ防衛隊メインの作品は
感動よりもギャグに振り切ってる
印象だったけど、この作品も例に漏れず、
クレヨンしんちゃん独特の
ギャグワールドが繰り広げられていくので見てて楽しい。ただただ楽しい。
防衛隊メンバー全員に見せ場があって
みんなカッコよかったです!
そこに加わるミステリー要素。
これが結構ちゃんとミステリーしてる。
もちろんクレしんワールドなので
おバカ感満載であり得ない話なんだけど、
「クレヨンしんちゃん」というフィルターを通すことで丁度いいスパイスになる。
けっこう最後のほうまで
犯人わからないくらい、楽しめました。
出てくるキャラたちも
皆いい感じに味を出してて出番があって、
「このキャラいなくても成立するじゃん」
というような捨てキャラがいない。
ラストスパートはまさかの展開。
これがクレしん映画の最終決戦に
ふさわしい激アツバトル(?)で
自分でもどんな感情で流してるか
よくわからない涙が流れた。
昨年のラクガキングダムも素晴らしい作品だったけど、それとは別方向に素晴らしい作品でした。
傑作!!スタッフ、キャスト様に拍手!!
しんのすけが小林由美子さんにバトンタッチされて3作品目。とうとうやってくれました。
今回の作品の質にとても驚き、また同時にとてつもない感動に襲われています。
クレヨンしんちゃんまだ最盛期だ!
そう思いました。
物語内で随所にみられる小ネタや笑いどころはどれも秀逸かつ「間」が線密。こんなにお腹を抱えて笑ったのは、こういったご時世になってから久しくありませんでした。声優さんの演技もさることながら、この物語の脚本に関係した皆様に敬服です。劇場内で子供や保護者の皆様の笑い声を聞いた時に、感動で涙が止まりませんでした。この映画から感じる「笑って!」という想いに心打たれました。この暗い世の中を明るく跳ね飛ばす、この映画の持つパワーは、今の世の中にとって不可欠なものだと思います。
「学園」という閉鎖された空間を余すことなく堪能させるために可能な限りの日常を省かれ、野原一家の出番は極少。しかし、「非日常空間」と「ミステリー」という作品テーマを遺憾なく融合させ、「子供も大人も楽しめる(ちょっと大人向け?)」という、「クレヨンしんちゃんらしさ」が存分に発揮されています。
受け取る人により様々な側面をもつストーリーだと思いますが、一つだけ言えることはこの作品がいわゆる「新生・クレヨンしんちゃん」を確固たるものにしたことは確かです。
大好きな作品が再起してくれて嬉しい。
スタッフの皆様、キャストの皆様、沢山の笑顔を、涙を、青春を、本当に本当にありがとうございました。
まさに青春
待ちに待った公開。朝から沢山の観客。
前回は春日部防衛隊の出番が少なかったので、今回は彼らが好きな方は思う存分楽しめたんじゃないでしょうか?
しんちゃんらしく笑いももちろん散りばめられていたけど、いつもより劇場の子供たちから思わず笑いがこぼれるというのは少なかった気がします。(自分は思わず吹き出してしまうとこ何度もありました!)
正直、推理ものの要素もあるのでいつものハラハラドキドキは少なく、正体を突き止めるまでは子供目線で見ると若干面白さに欠けるところはあるかも知れませんが、なんと言ってもそこからの盛り上がりはやっぱりしんちゃんでした!
登場人物たちが言葉にするように青春は人それぞれで、キラキラしたものだけではなく、孤独だったり、人一倍コンプレックスを抱える時だったり、後悔する事もたくさんあるけど、全部引っくるめて青春ファイアーなんだと!!
風間君の行動が、みんなとこの先もずっと一緒にいたいがための事だったと思い知らされた時は思わず涙が溢れました。
そしてしんちゃんの今、この瞬間を楽しもうと真っ直ぐに向き合う姿…
春日部防衛隊の絆、みんなの一生懸命な姿、本当に最高だった!!
もともと春公開の予定だったので、テーマとしては春に見たらもっと沁みてた気がします。
兄貴の素顔最高★首からしたのギャップ(笑)
ちしおちゃんとしんちゃん、そしてみさえとひろしのおかげで、周りに笑われようがなんだろうが、自分が好きなこと、信じたこと、おもいっきりやってみようってこの歳ながら思うことが出来ました。
総じてとても良い作品でした。
青春に無駄な事なんかない!おバカする事も青春の一つ!
しんちゃん映画は大人も楽しめ泣ける作品が多い中今作も変わらず後半はストレートなメッセージが続き泣かせてもらった…
今作は風間くんのお願いもあって春日部防衛隊のみんなで小中高一貫のエリート学校に体験入学する話。
校内での行いが数値化され、エリートな行いが行われる程ポイントが溜まり優秀生徒として校内で特別な優遇は受ける学校システムである。
もちろん風間くんはエリートになる事に没頭し全力を注ぐもののしんちゃんをはじめとしたみんなとは熱の差が出てしまいぶつかってしまう。
そんな風間くんの姿を学校を支配するAIと今作のいわゆるヴィランに目をつけられてしまい風間くんがおバカになりそしてエリートヴィランと化す。
今作のいわゆるヴィランのAIにしろサスガくんにしろ風間くんにしろエリートを極め過ぎるが故の周りが見えなくなり暴走してしまう描写は大人視点で見ると物凄く共感をうみ心痛くなるシーンもある。
そんな中しんちゃん達が無邪気に真っ直ぐにそして時にはおバカしながらも風間くんを救おうとする懸命な姿がまさに青春の1ページ。そんな彼ら春日部防衛隊を今作では楽しめる作品だ。
過去作もそうだが春日部防衛隊がメイン作品だとどうしてもみさえやひろしの活躍場が少なくなってしまう。
ただ今作では最後の最後で、周りが笑おうがバカにしようが息子が一生懸命の姿は誇らしいなんて泣かせにくるみさえとひろし…監督はしんちゃん愛に溢れた方だね。しんちゃんファンとしては彼らの見せ場もあってとても満足した。
効率化を極める昨今の世の中だけどもちろん大人になればそれはとても重要なことである。ただ同時に失敗するのが人間であり、失敗や過ち、そして時には遠回りするからこそ成長する事もたくさんある。
大人になれば中々それが通りにくくもなるけど子供達は全く関係ない。
喧嘩もし、怒られたりする事もあるだろう。そういう失敗や過ち、おバカな事をする事を恐れず生きる事の大切さを改めて感じさせてくれる作品だった。
青春に無駄なことなんて一つもない。失敗する事も、怒れる事も、おバカな事をする事も全てが青春の1ページとなり、大切な思い出となって人を大きく成長する糧になる事を実感させられた。
今作も子供から大人まで楽しめる作品であった。
個人的に好きなのはマサオくん弄りだったかな。しんちゃんとは異なり特に非エリートな行動描写もなく当たり前の様にしんちゃんと同じ非エリート組の食事を食べていたり、不良クラスに潜入捜査してくれてるのにも関わらずネネちゃん達に容疑者の1人として扱われていたり今作のマサオくん弄りは中々笑えるシーン多めだった。
来年は忍者のしんちゃん?楽しみである。
待ちに待ってついに鑑賞‼︎
最初から犯人わかったら神(笑)
“ボーちゃん”しか勝たん!
全149件中、141~149件目を表示






