映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園のレビュー・感想・評価
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傑作!!スタッフ、キャスト様に拍手!!
しんのすけが小林由美子さんにバトンタッチされて3作品目。とうとうやってくれました。
今回の作品の質にとても驚き、また同時にとてつもない感動に襲われています。
クレヨンしんちゃんまだ最盛期だ!
そう思いました。
物語内で随所にみられる小ネタや笑いどころはどれも秀逸かつ「間」が線密。こんなにお腹を抱えて笑ったのは、こういったご時世になってから久しくありませんでした。声優さんの演技もさることながら、この物語の脚本に関係した皆様に敬服です。劇場内で子供や保護者の皆様の笑い声を聞いた時に、感動で涙が止まりませんでした。この映画から感じる「笑って!」という想いに心打たれました。この暗い世の中を明るく跳ね飛ばす、この映画の持つパワーは、今の世の中にとって不可欠なものだと思います。
「学園」という閉鎖された空間を余すことなく堪能させるために可能な限りの日常を省かれ、野原一家の出番は極少。しかし、「非日常空間」と「ミステリー」という作品テーマを遺憾なく融合させ、「子供も大人も楽しめる(ちょっと大人向け?)」という、「クレヨンしんちゃんらしさ」が存分に発揮されています。
受け取る人により様々な側面をもつストーリーだと思いますが、一つだけ言えることはこの作品がいわゆる「新生・クレヨンしんちゃん」を確固たるものにしたことは確かです。
大好きな作品が再起してくれて嬉しい。
スタッフの皆様、キャストの皆様、沢山の笑顔を、涙を、青春を、本当に本当にありがとうございました。
まさに青春
待ちに待った公開。朝から沢山の観客。
前回は春日部防衛隊の出番が少なかったので、今回は彼らが好きな方は思う存分楽しめたんじゃないでしょうか?
しんちゃんらしく笑いももちろん散りばめられていたけど、いつもより劇場の子供たちから思わず笑いがこぼれるというのは少なかった気がします。(自分は思わず吹き出してしまうとこ何度もありました!)
正直、推理ものの要素もあるのでいつものハラハラドキドキは少なく、正体を突き止めるまでは子供目線で見ると若干面白さに欠けるところはあるかも知れませんが、なんと言ってもそこからの盛り上がりはやっぱりしんちゃんでした!
登場人物たちが言葉にするように青春は人それぞれで、キラキラしたものだけではなく、孤独だったり、人一倍コンプレックスを抱える時だったり、後悔する事もたくさんあるけど、全部引っくるめて青春ファイアーなんだと!!
風間君の行動が、みんなとこの先もずっと一緒にいたいがための事だったと思い知らされた時は思わず涙が溢れました。
そしてしんちゃんの今、この瞬間を楽しもうと真っ直ぐに向き合う姿…
春日部防衛隊の絆、みんなの一生懸命な姿、本当に最高だった!!
もともと春公開の予定だったので、テーマとしては春に見たらもっと沁みてた気がします。
兄貴の素顔最高★首からしたのギャップ(笑)
ちしおちゃんとしんちゃん、そしてみさえとひろしのおかげで、周りに笑われようがなんだろうが、自分が好きなこと、信じたこと、おもいっきりやってみようってこの歳ながら思うことが出来ました。
総じてとても良い作品でした。
青春に無駄な事なんかない!おバカする事も青春の一つ!
しんちゃん映画は大人も楽しめ泣ける作品が多い中今作も変わらず後半はストレートなメッセージが続き泣かせてもらった…
今作は風間くんのお願いもあって春日部防衛隊のみんなで小中高一貫のエリート学校に体験入学する話。
校内での行いが数値化され、エリートな行いが行われる程ポイントが溜まり優秀生徒として校内で特別な優遇は受ける学校システムである。
もちろん風間くんはエリートになる事に没頭し全力を注ぐもののしんちゃんをはじめとしたみんなとは熱の差が出てしまいぶつかってしまう。
そんな風間くんの姿を学校を支配するAIと今作のいわゆるヴィランに目をつけられてしまい風間くんがおバカになりそしてエリートヴィランと化す。
今作のいわゆるヴィランのAIにしろサスガくんにしろ風間くんにしろエリートを極め過ぎるが故の周りが見えなくなり暴走してしまう描写は大人視点で見ると物凄く共感をうみ心痛くなるシーンもある。
そんな中しんちゃん達が無邪気に真っ直ぐにそして時にはおバカしながらも風間くんを救おうとする懸命な姿がまさに青春の1ページ。そんな彼ら春日部防衛隊を今作では楽しめる作品だ。
過去作もそうだが春日部防衛隊がメイン作品だとどうしてもみさえやひろしの活躍場が少なくなってしまう。
ただ今作では最後の最後で、周りが笑おうがバカにしようが息子が一生懸命の姿は誇らしいなんて泣かせにくるみさえとひろし…監督はしんちゃん愛に溢れた方だね。しんちゃんファンとしては彼らの見せ場もあってとても満足した。
効率化を極める昨今の世の中だけどもちろん大人になればそれはとても重要なことである。ただ同時に失敗するのが人間であり、失敗や過ち、そして時には遠回りするからこそ成長する事もたくさんある。
大人になれば中々それが通りにくくもなるけど子供達は全く関係ない。
喧嘩もし、怒られたりする事もあるだろう。そういう失敗や過ち、おバカな事をする事を恐れず生きる事の大切さを改めて感じさせてくれる作品だった。
青春に無駄なことなんて一つもない。失敗する事も、怒れる事も、おバカな事をする事も全てが青春の1ページとなり、大切な思い出となって人を大きく成長する糧になる事を実感させられた。
今作も子供から大人まで楽しめる作品であった。
個人的に好きなのはマサオくん弄りだったかな。しんちゃんとは異なり特に非エリートな行動描写もなく当たり前の様にしんちゃんと同じ非エリート組の食事を食べていたり、不良クラスに潜入捜査してくれてるのにも関わらずネネちゃん達に容疑者の1人として扱われていたり今作のマサオくん弄りは中々笑えるシーン多めだった。
来年は忍者のしんちゃん?楽しみである。
待ちに待ってついに鑑賞‼︎
最初から犯人わかったら神(笑)
“ボーちゃん”しか勝たん!
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