映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園のレビュー・感想・評価
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謎解き×青春
クレしんの映画は毎年映画館に見に行っては無かったが、今年は泣けると聞いたのでシアターで。
結論から言えばたしかに泣けた。
今年はタイトルからも分かる通り、謎解き・サスペンスの物語でもあり、その面でも非常に面白く、大人でも十分楽しめた。
作品を簡単に説明すれば「謎解きという一本の軸に青春が肉付けしてる」というようなものか。
その青春という面では、後半30分ぐらいが怒涛。正直そんな青臭い訳ではないが、5歳児の等身大の青春で、それが良かった。
個人的には、風間くんの手紙の内容は長くしても良かったんじゃないかとは思うし、無駄な茶番のシーンもあって感動系にもっと振れば良いのにと思ったが、それもご愛嬌。
まぁ何より、カッコいいマサオが久しぶりに見れたので満足(笑)
まさかのド級の青春ミステリー
かすかべ防衛隊が「私立天下統一カスカベ学園」に一週間の体験入学するが、キュウケツキが現れるという都市伝説にしんのすけたちが巻き込まれる話。
歴史物、昭和ノスタルジー、B級ゾンビ風、グルメ、スパイ、タイムスリップ、旅行記など子供向け映画の仮面を被りながら色んな作風に挑戦するクレしんが大好きです。
そして今回はミステリー×青春。もうこの時点で最高。
クレヨンしんちゃんの映画といえば、大人の涙腺ガバガバにしてくるのですが、今回は学生層の涙腺をガバガバにしてきます。10代、20代には刺さる部分が多いと思う。
序盤はミステリーパートで、学園の人々の動機やアリバイを調べていく。ここが割とちゃんとしている。
クレしんといえば個性的なキャラ。これが推理と相性が良く、多いキャラの割にごちゃごちゃせず見れます。
ミスリードやダイイングメッセージなどミステリーの定番もしていて驚いた。
でもトリックや動機はいかにもクレしん笑 安心しました。
後半は青春映画に様変わり。ここのパートが痺れる。
あれもこれもそれも青春。何も分からないのも青春。
そんな全方面に学生を包み込んでくれます。
そしてクレしんのある名回を思わせる展開に号泣。オメェらやっぱり心のエリートだぜ…
あとクレしんファンとしては増尾さんが出てきて感動したり、ゲンコツがみれたりと大満足です。
「いざ無駄を愛する!」
そんな気持ちになれる素晴らしい映画です。万人にオススメです。
凄く大切な所が、ご都合主義じゃなかった
「笑って泣けて」を の見本みたいな映画でした
マラソンシーンは子供も凄く楽しめるような内容でした
凄く明るく感動的なハッピーエンドですが、なんでもかんでもハッピーエンドにせず、「かざまくんとは小学校でお別れ」ということはそのまま。このバランスがとても良いなと思いました
「この2人なら学校が違っても仲良し」と想像もできますし。「学校が変わってたら案外もうあっさりとお別れ」ということもあるかも知れません。どうであれそれも青春と肯定できますね!
大人も楽しめる子ども向け映画
大人になっても忘れられない物
しんちゃんの声が変わり、僕の中にはもうあの頃のしんちゃんは居ないのだとふと見たテレビで思いました。
そんな僕は、休日に映画館を訪れました。朝一で見れる映画を見ようと思いクレヨンしんちゃんが時間帯があったので暇つぶしぐらいの感覚でチケットを購入しました。コンプライアンスだなんだの言われる時代で僕たちがあの頃楽しみしていたしんちゃんは観れるのだろうか?そんな疑問を持ちつつ席に着きました。
そこに待っていたのは、声は変われどもあの頃笑ってときには涙したクレヨンしんちゃんがありました。今回この映画を見た事は、僕は良かったと感じました、大人子どもどちらの目線でも楽しめるような作品でした。大人になった皆さんも一度この映画を見てみてはいかがでしょうか?忘れてしまった物が見つかるかもしれません!
やっぱり泣ける
上手いです。本当にバランスが素晴らしい。
真面目になりそうな時にしっかり馬鹿馬鹿しさ、笑いを入れて大人向けになり過ぎない様に調整されたり、1週間と言う期間を設けることで感情をコントロールする事を可能にしてたり、シナリオの巧妙さを感じました。
伏線回収、キャラクターの引き出し方もしっかりされてて、言うことなしの、と言いたいんですが一つだけ心にモヤモヤする点が一つ。
まさお君のお母さんの立場?気持ち?が何となく読み取れなくて、どう見たらいいか最後しこりが残りました。唯一お母さんだけが蚊帳の外な感じがして、少し胸が痛くなりました。
でも、青春!感じた!!
ヒエラルキーとバカの壁
かすかべ防衛隊の青春学園ライフ
いうほどかなぁ…
何度も何度もやり直せる!それが青春
正直めちゃくちゃ舐めてました
前作のラクガキングダムが良かった分、今回はさすがに評価は落ちるだろうと思っていましたが、観てビックリ、こんなに感動するものだとは思いませんでした。涙が止まらん。
溢れんばかりの青春、青春、青春、青春、青春!
カスカベ防衛隊が、天カス学園の皆がこれでもかと青春を謳歌しておりました。
風間くんとしんのすけが将来進む道は違うかもしれない。ずっと一緒になんて時間はだんだん無くなっていくかもしれない。それでも、2人の、そして春日部防衛隊の皆の友情は決して壊れることはないと、心の底から実感致しました。
野原一家の出番は少なかったものの、みさえがしんのすけに会えない1週間分のハグをしたり、周りから笑われている息子を信じて応援する親の姿に思わず涙が出ました。
天カス学園の生徒達も良いキャラクターばかりでした。
足の怪我で走れなくなったとおもいきや、実は思春期にあるあるなコンプレックスを抱えていた元エリート組のチシオちゃん。必死になって頑張る自分の顔が変顔なんて言われたらそりゃ気になるよね!青春だ、、、。
でもそんな彼女のコンプレックスなんかつゆ知らず、周りに『No.1エリート』としか認識してもらえなかったサスガ君は、唯一自分の名前を呼んでくれていたチシオちゃんに恋をし、彼女がまたエリート組に戻れるためになんとかエリート人間になる方法を開発する。もう恋とかじゃなくて愛だろ、、、青春すぎる。どうりで彼女のことをやたら気にしてるシーンが多いなと思ったよ!
ギャルのアゲハちゃんはひたすら良い子。一瞬でも犯人って思ってごめん。
ぜひもう一回観たくなる、そんな映画でした。
なんで早く観に行かなかったんだろう!!
自分を愛そう。
クレしん良かった
笑われても一生懸命。
そんな自分でも愛そう。そんな感じ。
風間くんは、みんなとエリートになって、一緒の学校へ入りたい。
しんちゃんは、そんなことまでわからない。
大人はみんな、風間くんのように先々のことを考えてエリートになるために、、と考えるだろう。
でも、子供はそんな先のことを考えるだろうか?
ただただ今をがむしゃらに生きるのではないだろうか?
今を一生懸命に生きる。
それが青春なのではないだろうか?
そう思わされた映画だった。
嬉しい、楽しい、後悔、孤独、コンプレックス、1人1人背負っていて、愛おしい。それが青春。それがこの映画のテーマなのだと感じた。
バカとエリートは紙一重
久しぶりに映画館でクレヨンしんちゃんを観ました。おそらく「黄金のスパイ大作戦」以来だったので、抵抗がありました。しんちゃんとひろしの声優さんが交代して自分の知っているクレヨンしんちゃんではないと思っていましたが、気になったので視聴しました。
予想よりも面白かったです。子供向けにしてはギャグがシュールだし、青春群像劇を一週間でまとめていることに驚嘆しました。懐かしかったのが粘土のOPでした。二十年以上たっても色あせない演出で、ワクワクしました。
しんのすけ達は天カス学園でエリート教育の体験入学をするわけですが、全員優秀な生徒たちではなかったのが意外でした。カス組の生徒は子供とは思えない見た目をしていて、時々小中一貫校であることを忘れてしまいそうなキャラばかりでした。けれど、そういう子供向けとは思えないクオリティを見せつけるのが劇しんの面白い要素だと思います。
今回の劇しんはかすかべ防衛隊がメインでひろしやみさえの出番はほとんど皆無ですが、時々しんのすけのいない野原一家を映す場面では「しんのすけロス」の状態になったみさえを見ることができます。
見どころとしては、しんのすけと風間君が本気でケンカするシーンは見ていて動揺しました。特に風間君を演じた真柴摩利力がありました。二十年以上積もっていたしんのすけに対する感情を吐露したような演技で、強く印象を持ちました。
クレしんの映画といえば変な秘密結社が出てくるイメージでしたが、今作はシンプルで学校という狭い環境の中で「あなたにとって青春時代とはなにか」と振り返させてくれた良い映画でした。
めちゃくちゃ泣けた
子供作品とは言えないおバカ映画
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