パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件

劇場公開日:

解説

2002年にロシアで発生したテロリストによる劇場占拠事件の実話をもとに描いたサスペンスアクション。モスクワ中央部に建つ劇場が、チェチェン共和国独立派テロリストに占拠された。テロリストはミュージカル公演の観客を人質に取り、ロシア政府に祖国の独立を要求。拒否すれば人質ごと劇場を爆破すると脅迫する。警察と軍が劇場を包囲したものの、人質の中に閣僚もいることが判明し、うかつに手を出せない。交渉は長引き、人質たちは極度の緊張状態の中で追い詰められていく。やがて政府は、特殊部隊による突入作戦を決断するが……。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2021」上映作品。

2018年製作/139分/ロシア
原題または英題:Poslednee ispytanie
配給:「パニック・イン・ミュージアム」上映委員会
劇場公開日:2021年3月26日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5実際のテロ事件

2022年9月17日
iPhoneアプリから投稿

 2002年に実際に起きたテロ事件をもとにした映画。人質となった観客の中の教師とテロリストとのやりとり、お互いの信仰、価値観など語り合う場面。教師は諭すように語りかけ、テロリストは自分達の行動の正当性を訴える。いつまでも平行線。観ている私はチンプンカンプン。ロシアとチェチェンの歴史をもっと勉強し、宗教の知識も得た上で鑑賞した方が良かったなぁ、と少し後悔。対立関係にあるもう1人の教師の存在も面白い。
 彼女(奥さん?)を助けに屋上から侵入した男性、そんな無茶な、と思ったらやたらと機敏に動き、テロリストとも戦ってしまう。なんだ?と思ったらラスト辺りで警官と解る。最初からわかっていてもいいのに!
 撃たれた先生は助かったのかな?
 実際の事件では警官突入の際に使用したガスで、人質も100人以上の犠牲者が出たらしい。やはりロシアが撮ったロシアの映画、テロ事件の解決で多くの犠牲者が出た事実は描けなかったようだ。描いていたら面白い映画になっていただろう。

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アンディぴっと

3.5歴史認識

2022年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2002年にモスクワで起きたチェチェン過激派による、劇場占拠テロを描いている。
観客の女性教師とテロ集団のリーダーとの歴史問答が面白かった。
どこまでが事実かは判然としないが、記憶にある人は胸に迫る。

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いやよセブン

3.5会話劇ですね

2021年12月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悪くないです。
とてもシリアスです。
ひょっとしてこれはシリーズものの続編でしょうか?
人物設定をある程度理解されてる前提のような会話がちらほら。
どうなんでしょうか。

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けはえ

2.5いきなりなシーンが多くて各シーンが繋がっていない?

2021年3月28日
iPhoneアプリから投稿

劇場公演が始まってからのオープニングを見て、その後の展開を期待し、「ホテルムンバイ」のテロ事件のような緊迫感溢れるテロリストとの惨劇を描いたアクション映画を勝手に想像したが、残念ながらさほど緊張感あるアクションの展開というよりどちらかと言うと政治的メッセージ性を込めた世論に訴えるようなロシア映画でしたわ。
そしてまた正直なところ大幅カットしているのか、話の途中で辻褄が合わなかったりいきなり話が進行しているようなところが多々あったような気がして、それが原因で今ひとつ、物語に乗り切れなかった感がある。
そしてまた、警察側にも悪人ヅラも多く(失礼!)ロシアの人々の顔が判別しにくいため人間関係が分かりにくく混乱した。
ドゥエインジョンソンや古くはブルースウィリスのごとく孤軍奮闘する人物もいるのだが、なんか中途半端だったな。

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ケビタン

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