劇場公開日 2021年10月1日

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サウンド・オブ・メタル 聞こえるということのレビュー・感想・評価

全112件中、21~40件目を表示

3.0音響賞を取っただけあって

2023年7月12日
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悲しい

怖い

知的

音がすること、しないことの日は感覚。映画は音、映像共に素晴らしく、全編リアリティーが凄いので、自分がこうなったらどうするかとずっと考えさせられる。

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ブロディー署長

4.0静から動への変換! ドラムの音がSeoulと共鳴し合う作品

2023年7月7日
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鑑賞方法:映画館

ドラマーであるルーベンが聴覚を失い、路頭に迷うなか、ハンデを抱えながら自分の聴かせたい音楽をどうやって、人に伝えていくか
と言うストーリーでした。
日々の暮らしのなか、路頭に迷うルーベンが
恋人のルーの勧めもあり、聴覚障がい者の
コミュニティーに参加する場面は、
手話を通して自分と人とのコミュニケーション
を、少しずつしていき、自分の音楽と共鳴し合う!
自分の音楽を表現することが出来る!
ほとんど音が聞こえないなか、静寂から
音を振動で感じる、ルーベンが新しく一歩
踏み出す姿を見守っていきたい気持ちで
見ていました。

教会の鐘、街のざわめき、無音のなか
父親と再会できた喜びは人生の再出発を
嬉しく思うシーンでした。
補足、耳のインプラントの手術を初めて知りました。
映画館にて観ましたが、レビューが遅くなり
すみませんでした。

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美紅

4.5重みをもった感覚

2023年6月28日
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映像がどれだけ感覚に近づけるか、そういう意味ではかなり成功していると思う

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tetla

4.0何が正解なのかを考えさせられる作品

2023年5月19日
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鑑賞方法:VOD

とにかく切ない。状況により人は生き方を変えねばならないのだろうが、変えるにしても何をあきらめ何を優先すべきか。果たしてそこには答えはあるのか…本作は多面に渡って語りかけてくる。
彼の苦悩からの必死の決断、そして彼女の不安からのやむを得ない現実的な判断。このカップルを誰も責めることはできないだろう。
正解を暗示させるラストシーンも余韻を残す。

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いけい

4.5障害を受け止めるということ

2022年7月21日
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失ってようやくその恩恵に気付く 職業的な突発性難聴のお話だと思っていたのですが、もう治らないんですね そう人間(?だけじゃないだろうけど)の聴覚はスグレモノなのだ 大音量の中で人と会話しててもちゃんと会話だけ聴き取れるし(カクテルパーティー効果)、何も聞いていないようでも、気になる言葉が耳に入れば注意を向ける、無意識の内に選択的に聞けるにようなっているのだ ルーベンが人工内耳の手術を受けてからのくだりは、祖母の補聴器の話を思い出しました すぐに落ちたり、音が全部が全部大きくなってどうにも不愉快だったらしいです 聾のコミュニティの教えを受入出来なかったのが残念でしたが、最後は哀しいけど、悟ったようですね
しかし難聴になる人とならない人の差が? アルコールとドラッグ関係あり?

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ゆう

3.5じわじわ食らってくるラスト

2022年7月18日
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突然降りかかる障害に向き合うのはほんとに難しい、と、言葉で言うのは簡単。

主人公の苦悩は計り知れないだろう。

その中で、耳が聴こえない事をハンディと捉えないという施設が出てきて、手術をして恋人に再会もして、主人公が迎えるラストシーンが秀逸。

どのようにも解釈できるラストシーン。ただ一つ言えるのは、人生は続いていく、っていう真理。徐々に食らうラストでした。

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トニー

3.5聴こえなくなったら!

2022年4月3日
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鑑賞方法:VOD
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大阪ぶたまん

3.0障害を描き切れていない惜しい作品

2022年2月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

 アカデミー賞音響賞を受賞しただけあって、音の表現は圧巻です。主人公そのものを生きることができる作品はそう多くはありませんが、この映画はそれに成功した作品の一つでしょう。

 ただし、この映画が社会に何らかの問題意識を共有したい作品である(監督自身もそれを目指している)ことを考慮すれば、主人公ルーベンやその他の聴覚障害者の苦しみが描ききれていなかったように感じます。もちろん、個人的な苦しみ(ドラマーとして聾者になること、療養中に彼女が前へと進み始めていたこと、手術を受けても生活は元通りには戻らないことなど)は繊細で洗練されたものとして多くの人の記憶に残ったでしょう。ですが、社会的な苦しみはあまり描かれることはありませんでした。それはこの社会がいかに聴覚障害者にとって生きづらい世界かという、社会のデザイン側を問う視点です。
 障害学には、障害の「医学モデル」と「社会モデル」という概念が存在します。医学モデルは、障害は本人にあり、医療によってそれを治療しようとする考え方です。一方で、社会モデルは障害を社会の側に帰属させる、すなわち、様々な身体的制約のある人々の生活を拒むような障害が社会の側にあるとすると考え方です(「バリアフリー」という言葉の「バリア」はこの意味で使われています)。障害学は、医学モデルを批判し、社会モデルをその立場としています。
 この映画では、「障害は治すものではない」という医学モデルの否定まではありました。ところが、「結局は当人の考え方次第」というところへ帰着してしまい、社会の側を問う描写はほとんどありませんでした。もちろん障害者に対するセラピーはとても重要ですが、そればかりにフォーカスすると障害というものを個人に背負わせてしまいます。障害者理解を広げるためならば、社会モデルもきっちりと扱うべきだったと感じます。

 とはいえ以上のことが、音響のダイナミクスや役者の素晴らしい演技を否定してしまうわけではありません。鑑賞後は劇場で、騒がしいほどの静寂を楽しみました。

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Allan

2.0アカデミー賞受賞作品と聞いて…

2022年2月11日
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泣ける

第93回アカデミー賞のノミネート数が6つとやけに多かったので気になって観ることにした。この時点で間違いだったのかもしれない。この映画はまるで値段は高いが身体に良くなく絶品とも言えない食べ物を口にしているようだった。後味はしない。何もかも中途半端でやり過ぎず、かといってやらないわけでなく色々と頑張った感が目に余る。思わず見入ってしまう映画ではあるが観終えてもう一度観たいと思うのは、あの目のパキってる主演のリズ・アーメッドの腹筋だけだ。唯一“障害はなおすものではない”という言葉が考えさせられた。個々で存在して生きている私たち人間は、もっと対等な関係で価値観を共有すべきではないのだろうか…

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ぴち

2.0普通

2022年2月1日
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意外に真面目なロッカーをして最新式補聴器の性能を問う一本。普通。

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きねまっきい

4.0生きるって何だろう

2022年1月6日
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泣ける

難しい

自分も含めて、人には色々な人生がある。
生きるということが、物心がついた頃からだんだんと当たり前になってきて、自立して仕事に追われるようになってからは"生きている"というより毎日がまるで何かルーティンで動いているような感覚におちいる。
ただし、そのルーティン化された毎日の作業工程のような人生はその動力源である身体が正常に作動していることが前提条件である。
昨日まで正常だった機械が突然故障したら?
部品交換や整備で直らなかったら?
ルーティンは何一つ欠けても成立しない。
だけど人生は続くのだ。
だとしたら、生じた不備は不備と思わず、むしろこの状態がデフォルトだと考えて、新たなルーティンを構築していく。
健康で何一つ不自由なく毎日を過ごせたら、もちろんそれに越したことはない。
しかしながら、人生何かに"つまずくこと"も少なくない。
そんな時こそ、何かを変えるという考え方を受け入れなければ先には進めないのではないだろうか。

まさにそれこそが生きると実感する瞬間なのだ。

と、肯定的に捉えるべきである。

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ヒックス伍長

5.0サウンドが素晴らしい。

2022年1月3日
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メタルバンドのドラムの人主人公の映画だと思っていましたが、全然違いました。
主人公がやっている音楽はハードコアです、これは苦手な人も多いと思いますが、
聴力を失う人の話です。音が聴こえなくなっていく過程が凄くリアルで引き込まれます。
音の工夫が凄く、通常の音と、難聴の人に聴こえているであろう音の表現が素晴らしい。
人間の耳は物凄い能力を持っていることに感謝してしまいました。

このタイトルは、ヘビーメタルではなく、人工内耳を付けた時の音を表現しているらしいです。主人公が、手術で人工内耳を取り付けるのですが、耳が機能している訳ではなく、脳に取り付けたインプラントが脳を錯覚させて音を認識させる方法なので、嫌な音もいっぱい聞こえる、その音がサウンドオブメタル、ということらしい。難聴者の施設の管理者の方が素晴らしかった。ラストシーンの主人公の決断も印象的。このシーンで映画をもうワンランク引き上げました。

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きんどー

4.0知らない世界に触れていろいろ考えさせられました

2021年12月25日
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聴覚障害者(突発性難聴の初期やインプラントをつけた後など)が感じる音とはこういうものだったのか、という驚きと衝撃。もちろん個人差があって人によって全く違うのでしょうけど。でもそのくぐもった音やキーンとするハウリングの音と普段私達に聞こえている音を何度も切り替えて対比させる音響演出の素晴らしさ。

ある日突然難聴になれば誰だって大きく動揺するし自暴自棄にもなるかもしれない。それがドラマー(ミュージシャン)ならば…。

リズ・アーメッドもオリヴィア・クックもこれまでとはまるで別人の演技でとても良かったです。
ラストシーンはとても清々しく印象的。だけど住むところも楽器等も彼女も失った彼はこれからどうやって生きていくんだろう、と野暮なことを心配してしまいました。

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ごーるどとまと

3.5これからの生き方

2021年12月19日
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ジャーニー

3.5金属の音

2021年12月11日
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ある日突然難聴になる。それからの日々の物語。昨日と世界は変わっていないはずなのに、耳が聞こえない世界はまるで時間が止まったよう。絶望感から、少しずつ穏やかな世界に戻る過程が、静かに、丁寧に描かれていたと思います。

以前、突発性難聴になったことがありますが、音が金属的に聞こえたり、メトロの車内アナウンスや発車ベルが頭痛いくらいにキンキンしたりしたことを経験しました‥‥。

ラストシーンの静かで美しい映像が印象的でした。これからも毎日、少しずつ進んでいこうと思える映画でした。

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Sakiko

4.0“Deaf”という単語を知ったのは、<87分署>でだった。

2021年12月6日
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なお

5.0今年ベスト候補の1つ

2021年12月3日
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泣ける

悲しい

絶望と優しさに溢れた最高の映画

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丑

3.5擬似体験もの

2021年11月27日
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xxminaxx

4.0聴覚を失うことの意味を知った

2021年11月26日
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ドラマーのルーベンはギター/ヴォーカルの恋人ルーとヘビメタのバンドを組み、トレーラーハウスでアメリカ各地を巡っていた。

しかし突然(ほとんど)聞こえなくなった。

これは厳しかった。
自暴自棄になるのもやむなし。

支援コミュニティへ参加して上を向いた。

更に手術して元に戻るかと思いきや、そこはアンナチュラルなノイズの世界だった。耳で聴く音とはまったく違っていた。

二度絶望してからのこれから。
ルーベンは音のない世界で前を向く予感が。
大丈夫だという予感が。

これはハードな作品だった。
自分は果たして受け止められるだろうか。

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エロくそチキン

4.0不思議な感覚

2021年11月23日
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鑑賞方法:映画館

聴覚に障がいのある方の俯瞰での描写はありますが、
実際は、どのような感覚なのか、
どんな風に聴こえているのかを体感したことがないので、
今まで感じたことのない不思議な感覚でした。
ただ、そこに意識を持っていかれ過ぎてしまってたかな…。
終始、映画とドキュメンタリーの間のような気分でおりました。
よって、ストーリーに深く入り込めなかったの感は否めず。

ですが、記憶に残るのは確かです。

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hkr21
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