劇場公開日 2021年10月1日

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サウンド・オブ・メタル 聞こえるということのレビュー・感想・評価

全104件中、21~40件目を表示

2.0アカデミー賞受賞作品と聞いて…

2022年2月11日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

第93回アカデミー賞のノミネート数が6つとやけに多かったので気になって観ることにした。この時点で間違いだったのかもしれない。この映画はまるで値段は高いが身体に良くなく絶品とも言えない食べ物を口にしているようだった。後味はしない。何もかも中途半端でやり過ぎず、かといってやらないわけでなく色々と頑張った感が目に余る。思わず見入ってしまう映画ではあるが観終えてもう一度観たいと思うのは、あの目のパキってる主演のリズ・アーメッドの腹筋だけだ。唯一“障害はなおすものではない”という言葉が考えさせられた。個々で存在して生きている私たち人間は、もっと対等な関係で価値観を共有すべきではないのだろうか…

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ぴち

2.0普通

2022年2月1日
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意外に真面目なロッカーをして最新式補聴器の性能を問う一本。普通。

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きねまっきい

4.0生きるって何だろう

2022年1月6日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

難しい

自分も含めて、人には色々な人生がある。
生きるということが、物心がついた頃からだんだんと当たり前になってきて、自立して仕事に追われるようになってからは"生きている"というより毎日がまるで何かルーティンで動いているような感覚におちいる。
ただし、そのルーティン化された毎日の作業工程のような人生はその動力源である身体が正常に作動していることが前提条件である。
昨日まで正常だった機械が突然故障したら?
部品交換や整備で直らなかったら?
ルーティンは何一つ欠けても成立しない。
だけど人生は続くのだ。
だとしたら、生じた不備は不備と思わず、むしろこの状態がデフォルトだと考えて、新たなルーティンを構築していく。
健康で何一つ不自由なく毎日を過ごせたら、もちろんそれに越したことはない。
しかしながら、人生何かに"つまずくこと"も少なくない。
そんな時こそ、何かを変えるという考え方を受け入れなければ先には進めないのではないだろうか。

まさにそれこそが生きると実感する瞬間なのだ。

と、肯定的に捉えるべきである。

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ヒックス伍長

5.0サウンドが素晴らしい。

2022年1月3日
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鑑賞方法:VOD

メタルバンドのドラムの人主人公の映画だと思っていましたが、全然違いました。
主人公がやっている音楽はハードコアです、これは苦手な人も多いと思いますが、
聴力を失う人の話です。音が聴こえなくなっていく過程が凄くリアルで引き込まれます。
音の工夫が凄く、通常の音と、難聴の人に聴こえているであろう音の表現が素晴らしい。
人間の耳は物凄い能力を持っていることに感謝してしまいました。

このタイトルは、ヘビーメタルではなく、人工内耳を付けた時の音を表現しているらしいです。主人公が、手術で人工内耳を取り付けるのですが、耳が機能している訳ではなく、脳に取り付けたインプラントが脳を錯覚させて音を認識させる方法なので、嫌な音もいっぱい聞こえる、その音がサウンドオブメタル、ということらしい。難聴者の施設の管理者の方が素晴らしかった。ラストシーンの主人公の決断も印象的。このシーンで映画をもうワンランク引き上げました。

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きんどー

4.0知らない世界に触れていろいろ考えさせられました

2021年12月25日
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聴覚障害者(突発性難聴の初期やインプラントをつけた後など)が感じる音とはこういうものだったのか、という驚きと衝撃。もちろん個人差があって人によって全く違うのでしょうけど。でもそのくぐもった音やキーンとするハウリングの音と普段私達に聞こえている音を何度も切り替えて対比させる音響演出の素晴らしさ。

ある日突然難聴になれば誰だって大きく動揺するし自暴自棄にもなるかもしれない。それがドラマー(ミュージシャン)ならば…。

リズ・アーメッドもオリヴィア・クックもこれまでとはまるで別人の演技でとても良かったです。
ラストシーンはとても清々しく印象的。だけど住むところも楽器等も彼女も失った彼はこれからどうやって生きていくんだろう、と野暮なことを心配してしまいました。

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ごーるどとまと

3.5これからの生き方

2021年12月19日
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ジャーニー

3.5金属の音

2021年12月11日
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ある日突然難聴になる。それからの日々の物語。昨日と世界は変わっていないはずなのに、耳が聞こえない世界はまるで時間が止まったよう。絶望感から、少しずつ穏やかな世界に戻る過程が、静かに、丁寧に描かれていたと思います。

以前、突発性難聴になったことがありますが、音が金属的に聞こえたり、メトロの車内アナウンスや発車ベルが頭痛いくらいにキンキンしたりしたことを経験しました‥‥。

ラストシーンの静かで美しい映像が印象的でした。これからも毎日、少しずつ進んでいこうと思える映画でした。

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Sakiko

4.0“Deaf”という単語を知ったのは、<87分署>でだった。

2021年12月6日
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なお

5.0今年ベスト候補の1つ

2021年12月3日
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泣ける

悲しい

絶望と優しさに溢れた最高の映画

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丑

3.5擬似体験もの

2021年11月27日
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xxminaxx

4.0聴覚を失うことの意味を知った

2021年11月26日
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ドラマーのルーベンはギター/ヴォーカルの恋人ルーとヘビメタのバンドを組み、トレーラーハウスでアメリカ各地を巡っていた。

しかし突然(ほとんど)聞こえなくなった。

これは厳しかった。
自暴自棄になるのもやむなし。

支援コミュニティへ参加して上を向いた。

更に手術して元に戻るかと思いきや、そこはアンナチュラルなノイズの世界だった。耳で聴く音とはまったく違っていた。

二度絶望してからのこれから。
ルーベンは音のない世界で前を向く予感が。
大丈夫だという予感が。

これはハードな作品だった。
自分は果たして受け止められるだろうか。

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エロくそチキン

4.0不思議な感覚

2021年11月23日
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鑑賞方法:映画館

聴覚に障がいのある方の俯瞰での描写はありますが、
実際は、どのような感覚なのか、
どんな風に聴こえているのかを体感したことがないので、
今まで感じたことのない不思議な感覚でした。
ただ、そこに意識を持っていかれ過ぎてしまってたかな…。
終始、映画とドキュメンタリーの間のような気分でおりました。
よって、ストーリーに深く入り込めなかったの感は否めず。

ですが、記憶に残るのは確かです。

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hkr21

3.5歪んだ音 < 無音 < 普通の音

2021年11月23日
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擬似体験を通して、もし自分ならと誰もが考えさせられると思います。

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さばとら

4.0【ヘビーメタルバンドのドラマーが、聴力を失い、難聴者施設に入りながらも夢を求めて、”決断”する姿。だが、世の中は歪んだ音に溢れていて・・。ラスト、彼の無音の世界を愛おしむ清々しい表情が素晴しい。】

2021年11月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

<Caution ! 内容に触れています。>

◆感想

 ・突然、耳が聞こえなくなったら、眼が見えなくなったら、私はどうするだろうかと、観賞しながら思った。絶望故に、自暴自棄になる可能性は高い・・。

 ・今作のヘビーメタルバンドのドラマー、ルーベンはある日、聴覚がおかしくなっている事に気付きながら、恋人ルー(オリビア・クック)と組むバンドツアーを続ける。
 けれども、それも限界にきて、ルーの勧めで医者へ。診療結果で、聴力の75%が失われている事が分かる。手術には4-8万ドルが掛かる事も・・。
 - ルーベンの苛立ち、ルーの哀しみと心配を綯交ぜにした表情。ルーベンは逡巡もあったが、ルーと一時的に別れ、聴覚障碍者のジョーが運営する難聴者コミュニティに入る。
 そこで、彼は手話を覚え、子供たちと交流し、コミュニティには欠かせない存在になって行く。
 楽しそうに子供たちと手話で会話する姿。
 だが、ある子どもと、滑り台で手でドラミングをして遊ぶ中、彼の心は揺らぐ。
 ルーベンを演じたリズ・アーメッドの表情の変化。
 苛立ちから、絶望、そして僅かの希望、恋人ルーへの想い。ー

 ・又、今作では独特な音響効果と、字幕が印象的である。資料によるとバリアフリー字幕とある。成程。

 ・そして、ルーベンは耳の手術をする決断をする。が、それは彼が馴染んだ難聴者コミュニティとの別れも意味するのである。
 - ルーベンが手術した後、ジョーに申し出た”少しで良いから、ここにおいてくれ”と言う言葉を哀し気に断るジョー。-

 ・ルーベンはフランスに戻ったルーの実家を訪れる。そこで出会ったルーの父、リチャード(フランスの名優、マチュー・アマルリック!! 個人的に嬉しい。)との会話。
 ”昔は君が嫌いだった・・。だが、今は違う。”
 そして、一緒にツアーをしていた時とは別人の様なルーの姿。
 ー ベッドで抱き合いながら、二人で流した涙。
   そして、ルーベンはルーはもう自分とは違う人生を歩み始めたのだ・・、と思い、翌朝一人静に、ルーの家を後にする。
   彼が、人間的に成長した事が良く分かるシーンである。

<街中に出たルーベンに聞こえて来るディストーションが掛かった街中の車の音、鐘の音、子供たちの声。
 その音に耐え切れず、手術後に取付けた骨導インプラント器具を自ら外すと、そこには無音の美しき世界が広がっていた。
 その際のルーベンの晴れやかな顔は忘れ難い。
 どん底に叩き落とされた男が、数々の経験をし、人間としても成長を遂げ、辿り着いた境地。
 彼の未来は、きっと明るく、開けている筈だ。>

<2022年11月21日 刈谷日劇にて鑑賞>

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NOBU

4.0失うことの怖さ

2021年11月21日
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悲しい

人は今あるものを失うことが一番怖い。特にそれが自分にとってかけがえのないものであれば特に。
ただいつそれはやってくるかは分からない。
もし、自分にその時が訪れたらそれを受け入れるしかないのだが、相応の意思と人の支えが必要である。
自分は耐えられるだろうか、、
またこの映画のように絶望を感じている方は多くいる。
そのような方に手を差し伸べてあげたい。

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ペキ

3.5メタルバンドのドラマーのルーベン(リズ・アーメッド)は激しい演奏の...

2021年11月20日
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りゃんひさ

3.0雑音のない世界

2021年11月19日
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幸せ

薬物によって聴覚を失いつつある。初めはどうにかなると受け入れる事ができずいた
精神的な心のケアを受けてから徐々に音のない世界の良さに気がつく

聴覚があった時は気づかなかった生活音が雑音の様に聴こえる。(音が反響しているような)ストレスになって不快な世界。改めて音のない世界を楽しむことができた
依存しない世界

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しろくろぱんだ

3.0生き方を考える

2021年11月12日
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鑑賞方法:映画館

聴こえるということのメリット、デメリットを観客が体感した上で、どう活きていくのかを改めて観客に問うているような感じの映画です。

果たして聴こえることが本当に幸せなのか?

聴こえないことで得るものの方が大きいのではないか?

活きる生き方を模索し、ようやく人生のリスタートラインに立ったルーベンに温かい視線を贈らざるを得ません。

蛇足ながら、映画館の一番前で観たら最高でした。やはり大きい画面で是非ご覧頂きたい映画です。

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ちゆう

4.0病気になって失うもの、そして•••

2021年11月11日
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hanataro2

5.0究極の愛の物語

2021年11月10日
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じーたら