「生き方を考える」サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
生き方を考える
聴こえるということのメリット、デメリットを観客が体感した上で、どう活きていくのかを改めて観客に問うているような感じの映画です。
果たして聴こえることが本当に幸せなのか?
聴こえないことで得るものの方が大きいのではないか?
活きる生き方を模索し、ようやく人生のリスタートラインに立ったルーベンに温かい視線を贈らざるを得ません。
蛇足ながら、映画館の一番前で観たら最高でした。やはり大きい画面で是非ご覧頂きたい映画です。
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NOBUさんのコメント
2021年11月21日
今晩は
フォロー頂き有難うございます。(営業成績の上がらない営業マンみたい・・)
私も今作、本日会社でちょちょっと仕事をした後に車で5分のミニシアターの定席の最前列のど真ん中で鑑賞しました。(このミニシアターは、音響が素晴しいのです。椅子は固いですが・・)
冒頭の、エレファントカシマシの轟音演奏&宮本さんの爆音ボーカルを思い出す激しいサウンドからの、初めて見た絶妙な字幕と静謐な音響。
宮本さんが数年前に掛かった突発性難聴を想起しつつ、主人公の深い喪失から徐々に再生して行く姿が印象的でした。
我社で働く難聴者に対しても、今さらながらですが、尊崇の念を持って接しなければと思った映画でもありました。では、又。