「失い、向き合った日々」サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ 室木雄太さんの映画レビュー(感想・評価)
失い、向き合った日々
煩悶した過去から、再びの喪失感。抗い、優しさに触れ、生き方を問うた。鋼鉄のサウンドが生き甲斐の男は、不快なノイズは新生のハンデではなく、弱さの、その脱却の鍵とした。エンディングで見せた眼差しに、後の彼の生き方を思う。再びドラムセットに向き合うはずだ。
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煩悶した過去から、再びの喪失感。抗い、優しさに触れ、生き方を問うた。鋼鉄のサウンドが生き甲斐の男は、不快なノイズは新生のハンデではなく、弱さの、その脱却の鍵とした。エンディングで見せた眼差しに、後の彼の生き方を思う。再びドラムセットに向き合うはずだ。