パーム・スプリングスのレビュー・感想・評価
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スタート地点が大事
同じ日の繰り返しをドウ楽しみ過ごして行くのか、朝に目覚めてからって都合が良過ぎる。
鑑賞後にラーメンを食べた、注文後に待っている時間、此処がタイムループのスタート地点なら毎日ラーメンを食べてからの日々を過ごす羽目に!?
簡単に即死で戻るが、死にかけなら相当な死ぬほどの痛みを味わいながら繰り返す日常って悲惨さ。
あれほど頻繁だったA24からの作品は影を潜め、本作の全体的なLOOKの雰囲気とA24っポイ感じ、期待していた程の派手さやテンポの良さパンチが足りない、難しく考えたらコレ系のジャンルは複雑過ぎて頭がゴチャゴチャに、一日中大雨だったり異常気象の日だったら最悪だろうな。
だから"PG-12"なのか。
割とプレビューの点数が高めで気になってた作品なので鑑賞。
要は謎の洞窟にハマり、同じ日を永久的にタイムリープしてしまう人々を軽いタッチで描いたコメディ。
切っ掛けが"サンダンス映画祭"なのを聞いて、作品全体に流れてたチープ感が納得出来たし、あの"hulu"が絡んでいる事からネット配信作品的雰囲気も感じられた。
あと、描き方はライトだが、結構セックスとかの要素が分断に盛り込まれているので、映倫区分が"G"じゃないのも理解出来た。(^^;)
本当に気軽に映画鑑賞を楽しめる作品。尺的にも90分は妥当。意外な拾い物的作品で私も稍高めの評価。
出てる役者は若手が殆どだが、アカデミー賞俳優のJ・K・シモンズやピーター・ギャラガーと言ったベテラン勢が良い意味でスパイス的要素になっていた点も評価したい。
期待し過ぎた
永遠に続くループを共有できる相手。でも、それ以上に、死を賭けても二...
ポップでお洒落!
“タイムループ”は物理的なものと、ナイルズやサラの空虚感や人生における迷いのような心の内を表したタイムループも同時に描いている。
そして私たちの日常生活や心情にも“タイムループ”は潜んでいて、身近な例で言えばドラッグ、酒、タバコ、セックスなどの“依存症”も言ってしまえばタイムループのようなものかと。
個人的には「結婚」にまつわる事ついても、少しばかり考えさせれる作品でもあった(私は結婚に関して多くの人とは少し違った価値観を持っているので)。
それにしても、砂漠のリゾート地「パーム・スプリングス」なんて開放的で美しい場所なのでしょう。死ぬまでに生きたい場所リストに即仲間入り。こんな場所なら愛する人と一緒に永遠にタイムループしていても悪くないかも?!とナイルズの気持ちに共感してしまったり。
ナイルズの熱い思いに対して、サラのあのあっさりしたツンデレ、これが可笑しくて、だけど最後にはしっかり胸キュンさせてくれる感じが最高だった!
アンディサムバーグが好きならたまらない!
【退屈な日常からの脱出】
マルチバース理論は、ノーベル賞の候補にもなる佐藤勝彦さんのインフレーション理論にも関連するので読んでみたら面白いと思う。
新書もあります。
この作品は、そんな難しいことは抜きに、退屈な日常を送ってる人や、好きな相手とずっといたいだけなんだとか言って、実は心のどこかに、ぽっかり穴の空いたような日々を送っている人に向けた、元気を出せよとか、一歩踏み出せよと云ったメッセージを発しているのだ…と思う😁
タイムリープは、繰り返す退屈な日々のメタファーだ。
僕としては、思いがけず、親しめる作品だった。
拙速は良くない…けど、悶々とした日々を送ってるのだったら、抜け出しても面白いと、僕は常に思っている。
性別、年齢に関係なくね。
最近は、女性の生きづらさなんかがテーマの作品も多くなってる気がするけど、生きづらさを抱えてる人なんて、ジェンダーに限らず彼方此方にいるじゃない。
頑張れ、皆んな。
頑張れ、自分。
エンジョイだ。
パッと見
ゆる〜い1日の繰り返し
僕の大好きなタイムループ物。友人の結婚式が行われる1日をずっと繰り返すらしい。友人の結婚式ほど気楽なものはないから、数十回くらいなら大歓迎だね。でも永遠となるとね。
結婚式の朝、ナイルズは恋人のミスティとおっぱじめるが、フィニッシュができないけない。もうこの辺から、伏線が張られていて、後でキレイに回収される。
タイムループなんだからしょうがないんだけど、4度目くらいから見ているこっちもちょっと飽きてくる。この中盤の中だるみがちょっと惜しい。ナイルズやサラのバックストーリーを盛り込んだらよかったんじゃないかな。
終わってみるとロマンチックコメディとして、気持ちよく終わってるし、残った謎もエンドロールでわかるようなっていて、なかなか面白い一作だった。
いきなり下品で笑える
サラ
wake up
カリフォルニアのリゾート地でタラとエイブの結婚式が行われる11月9日を何度も繰り返す男と、巻き込まれて同じく同じ日を繰り返す様になる女の話。
妙にテンションの高い司会者の彼氏ナイルズと、闇を抱えるタラの姉サラがお近づきになったと思ったら、いきなりナイルズが襲撃されて巻き起こっていくストーリー。
所謂タイムループもので、寝たり死んだり地震で現れた謎の洞窟に入ると11月9日の朝に戻り、タイムループを繰り返している当人達以外はそれを知らないという状況に。
何度も同じ日を繰り返すうちに悟りをひらいた様にそれを楽しんだり、2人の仲が接近したり。
ちょっと下品なコメディを、癖のある登場人物達が彩っていて愉しいし、勿論心情が移り変わってシリアス目の内容も。
深~い内容が有るわけでは無いけれど、エンドロール中のエピソード含め、個人的にこのノリはとても好みだった。
ちょっとエッチなコメディ
タイムループを扱った作品はこれまでもありまして、それほど目新しさはないです。
決して軽くはないタイムループもの
『DAU.ナターシャ』の口直しをしたく、カラフル&ライトなイメージの今作に臨んだ。リゾート地で癒されようと。
これは主人公のナイルズとサラが同じ日を繰り返すタイムループもの。歳をとることがなければ死ぬこともない。未来がない二人の気持ちを他の人が知ることはなかった。
記憶が積み重ねられるのが救いだったかなぁ。
ループの中でお互いが大切な存在になっていくラブコメの要素があるが、二人だけで生きているような閉塞感がベースにあった。軽くはなかった。
永遠の二人を願うナイルズ、ループからの脱出を願うサラ。
エンディングで流れたのはホール&オーツの傑作『Abandoned Luncheonette』のオープニング曲 ”When the Morning Comes”。聴き古した曲なのに、この作品のためにあったのではと思うほどハマっていた。うるっとした。
エンドロールを遮って登場したJ・K・シモンズ‼︎
更にうるっとした。これは観たらわかるというやつ。
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