パーム・スプリングスのレビュー・感想・評価
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アメリカ映画が時々届けてくれるシチュエーション・コメディ。小品だが佳作。
①映画はなるべく事前に内容を知らずに観るようにしているので題名から保養地パームスプリングスでバカンスするバカップルか家族もののコメディと思っていたら、なかなかひねったシチュエーション・コメディであった。
②始まって10分もしないうちにネタバレしちゃうし、どこかで見た話だな、と思うがなかなか凝った作りで面白い。
③クリスティン・ミリオは最初全然ヒロインっぽくなくて、サブキャストの一人に過ぎないと思っていたのに最後には立派にヒロインしてました。コメディエンヌらしい風貌でもないのにコメディ演技も確かでアメリカ映画は時々こういう人が出てくるので侮れませんなぁ。映画の中での昇格ぶりは『ロッキー』のタリア・シャイア並み?
うーん。盛り上がりに欠けたような、
タイムスリープ物の(オイラの中での)傑作、ハッピーデスデイ2部作には、及ばなかったなあ。
なんかよく分からないストーリー展開だったなあと。
どうせならもっとエロ要素満載にした方が良かったか?
俗っぽいけど哲学的
ヤルとか、飲むとか、世俗的な話と哲学的なことを考えさせられることが入り混じってこれまでに無い感覚。
タラが段々綺麗になっていく所はさすがです。
タイムループ物だが、従来の物とは異なり、生きるとは?ヤルとは?を考えさせられます。
毎日同じ人と、同じ日にヤリ続けるってどんな感覚なのだろう?
あんなエンディングで面白いか?
何度も同じ日が繰り返されるタイムループ物、しかもお気楽そうなコメディー、期待して観たけれど、ここのレビューの星ほどに面白いかなぁ。最後になにか大逆転みたいなことを期待していたけれど、女は寝ると繰り返す11月9日を何十回・何百回と物理学の勉強にあて、その勉強で時空の隙間を見つけてループから抜け出そうという、つまらないエンディング。男の方は軽薄モードから打って変わって超真剣真面目モードになってるしなぁ。コメディー映画というチラシ宣伝だったよね。ループのきっかけが何だったのかもほったらかし。
ループ内に居直って、なんかぶっ飛んだことをするとか、そんな抜け出し方をするのか!といったストーリーにならなかったものか。あるいはループの原因はこんな馬鹿げた腰砕け理由でしたとか。脚本がループ物のエンディングを持て余して、そこだけ真面目なものにしてお茶を濁してしまいましたと言い訳してそうな、尻すぼみ映画。前半のコメディー部分は楽しめたのに、他に終わり方は無かったのか?残念。たぶん、観たことも忘れてしまう、記憶に残らない映画となるだろう。
笑いありのタイムループ映画‼️
1日を何度も繰り返すユーモアある話し。
館内何度も笑い声が❗️
自分的には前半面白く、後半飽きてしまったが、
上映後の周りの評判が良く聞こえてた。
これは皆んなで映画館で観た方がいいヤツです。
最後はハッピー気分になれました。
日常タイムループ系哲学ムービー
様々なタイムループものを見てきたが、これまでのタイムループものは、ほとんどが謎解きか悪を倒すかみたいなものであった。
しかしタイムループを繰り返す事が日常となっていることをベースに、センスある笑いや恋愛を交えながら、意外にも哲学的な事を考えさせる展開(人はなぜ生きるのか?みたいな)がとても新鮮に感じられた。
コロナ禍で鬱屈した毎日が続くが、休日を少しハッピーに変えてくれる良作★
何とも形容し難い
登場人物が軽くてどうしょもなくて最初は入り込めなかったけど、2人の表情演技がすばらしくいつの間にか引き込まれていった。設定も不思議でこれぞ映画!という感じ。カラフルで楽しくてハッピーでちょっと人恋しくなる。いい映画でした!
タイムループ
のキッカケが睡眠でも起こるので、段々と単調な感じになってますね。でも、自分だけが時が進まないのは怖いですよね。誰か(それが好きな人ならなお良いけど)が一緒だと思いが共有できてまだ良いですが。
もっと長くてもいいよ!
人物をもっと観たいよ。ていうか、人物の面白さがタイムリープっていう設定を凌駕してる気がする。何万回もタイムリープを経験してるナイルズの、積み上げたモノがチラチラ垣間見える、そこが良い。ディティール最高。うねりは足りない。二人の関係性がうねってこない。どうしても物足りない。
明日ではない明日
雑っぽく始まる導入に「むむむ??」なんて思うのも束の間、展開とテンポの早さと乗りやすさにアレよアレよと巻き込まれる快作でした。
時間ものの中でもタイムループものは数多あるし傑作も多いので、案外難しいジャンルなのかな?なんて思うのだけれど、まぁとにもかくにもお見事と言う外ない。
細かく書き出すとキリがないし、そこまで知識豊富でもないので他に譲りますが、言いたい事はひとつだけ。
最後のオマケで震えて涙が溢れました。
タイムリープのお約束を丁寧になぞりながら観たことない結末に誘う下ネタ満載なのに爽やかにも程がある痛快コメディ
カリフォルニアのリゾート地パークスプリングスで開催された結婚式会場。イマイチ会場の雰囲気に馴染めない花嫁の姉サラは介添人の一人ミスティの恋人ナイルズから奇妙なアプローチを受けて親密なムードになるが、サラの目の前でナイルズは謎の男に弓矢で肩を射抜かれてしまう。ナイルズはサラに待っているようにと告げて逃げるが赤い光を放つ洞窟の中で倒れてしまう。結局後を追ってきたサラは近づくなというナイルズの警告を無視して洞窟に入ってくると二人は赤い光に包まれて意識を失ってしまう。サラが目を覚ますとそこは結婚式当日の朝のベッドの上。何が起こったのか理解出来ないサラはナイルズを捕まえて問い詰めると、ナイルズは結婚式当日の11月9日に閉じ込められており、無数に同じ朝を迎えていることを知らされる。ナイルズの警告を無視したばっかりに同じタイムループに入ってしまったサラは何とかループから抜け出そうとするが何をやっても目覚めるとそこは結婚式当日の朝の同じベッドで・・・。
『時をかける少女』、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』、『リバース』、『ミッション:8ミニッツ』、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』、『ビフォア・アイ・フォール』、『ハッピー・デス・デイ』、『ハッピー・デス・デイ2U』・・・タイムリープものには思いつく作品をパッと列挙するだけでも傑作だけがヒットする鉄板コンテンツ。もしも人生をやり直せたらと願望をエクストリームに拡張して、逆にうんざりするほど人生をやり直しさせられる世界が辿り着く結末には様々なバリエーションがあり、それゆえにこのコンテンツにはマンネリとは無縁の魅力があるのだと思います。本作は結構辛辣な下ネタを冒頭からブチ込んでくるアグレッシブなコメディですが、下品さは見事に回避されタイムリープのお約束を律儀に盛り込みながら主人公達の抱える苦悩が次第に明らかになり、同じ1日を延々と繰り返すからこそ可能となる試行錯誤が導く展開は意外と『ハッピー・デス・デイ2U』に似た展開ではありますが、結末はそれとは全然異質で、その手があったか!と思わず膝を打つ新しいオチ。物凄くさりげない描写なのでオチを理解出来たのは客電が点いて席を立った後でした。
タイムリープを呑気に楽しむアロハシャツのチャラ男ナイルズを演じるアンディ・サムバーグはSNL系コメディアン。コメディユニットThe Lonely Island名義のMVは山ほど観てますが主演映画は初めて。かつてアダム・サンドラーやベン・スティラーといったスターが占めていたポジションをしっかり継承した感あり。そんなナイルズをつけ狙う謎の男ロイを演じているのがJ・K・シモンズ。冷酷な役を演じることが多い印象ですが本作ではそんな雰囲気を逆手に取った軽妙な演技を披露しています。
楽しい1日も噛めば噛むほど味が無くなる
タイムループや不老不死モノって、最初はいいけど実は死より辛いというサスペンスタッチが主だと思うのだけれど、今作はパーティー×ラブで全体的に明るいので見やすかった。
いくら楽しい1日でも何回も繰り返せば飽きる。
ただ好き放題やるだけの内容かと思っていたが、"明日が明日だから今日を大事に生きられる”と真理をついていて良かった。
ただ、サラが見つけたループからの抜け出し方がバリバリ科学の力によってというのが勿体ない。
この手の作風なのだから、もっと映画チックな脱出劇を期待していたので残念。
あと検証で消えたヤギをオチで持って来てくれたら最高だったんだけどな〜
最後にどうでもいいけど、ナイルズの友達は左手なんだね(笑)
爽快
タイムループものはいくつもあるが、閉ざされた時間の中で何をするのかと、ループからどうやって抜け出すのか、ストーリーはそれにつきる。(なぜ?については追求しても所詮フィクションなのだから、面白くはなりにくい)
この作品は、ループにとどまりたい人と抜けたい人の人生観がテーマ。そのあたりの葛藤がドラマになって、予想外にさわやかなエンディングに繋がる。突き抜けたような空のリゾートっぽさが有り得ない空間のマジックを支えている。
一見の価値あり。面白いです
面白かった 良作
アレはどうした?と突っ込みたくなる箇所はなく、サラッとでも楽しくみれました!
色が綺麗、音楽も素敵
あのおばあちゃん以外にも、無限ループしてる人 ほかにもいるのかな?
もしやわたしの周りにも?なんて想像もしちゃったり
最後の方、量子力学の勉強したサラが理系の話し方になっててウケた
気持ちのいいラストシーン
タイムループを繰り返すところは、映画「ハッピー・デス・デイ」みたいだ。微妙にエロティックなところも似ている。アメリカ映画だから不倫に厳しいところもそっくりである。違うのはタイムループを繰り返すのがふたりであること。何度も繰り返すうちに二人の関係性が深まり、夫婦のような存在になる。つまり、本作品はタイムループものであると同時にラブストーリーでもあるという訳だ。
主人公ナイルズがすっとぼけていて、いい味を出している。相手役のクリスティン・ミリオティが演じたサラが「ハッピー・デス・デイ」でジェシカ・ロースが演じた主人公ツリーの役割だろうか。途中でナイルズがサラに告白する台詞が一連の流れからして理解不能だが、それを除けば大体の理屈はわかる。
繰り返す11月9日がサラの妹の結婚式の当日というアイデアが光る。その他大勢のモブキャラもそれなりに役割を果たしていて、結婚式が大いに盛り上がったり、台無しになったりする。ナイルズがタイムループに飽きないのはそこだろう。
ナイルズがサラに説明する形で物語がどんどん進むから飽きずに観続けられる。物語のテンポもいい。香水や他人のプールの伏線もきちんと回収されて、気持ちのいいラストシーンになる。続編はないと思う。
When the Morning Comes
他の方も挙げている『恋はデジャ・ブ』が恋愛系タイムループものとしては秀逸だっただけに、あとはシチュエーションをいかに変えるかが肝となるSF。ただ、現代的というかセックス文化というか、純愛といった作風ではない。おっさんのくせに純愛を望んだために、ちょっとのめり込めなかった・・・
珍しいという点では、主役男女が二人ともタイムループに陥ってしまうところだろうか。今までの感覚では一人が時の渦に巻き込まれ、時間軸も多元的ではなかったのに、二人ともマルチバースに巻き込まれ相互に干渉してしまうところが斬新なのだ。「実は何回もセックスしていた」などと、同じ一日を過ごしているのに記憶が違う。論理的に考えると混乱してしまうはずなのに、それを感じさせない新鮮さもあった。
終盤のサラの物理学を学んでいくところは面白かったのですが、一方ではチャラ男らしさを貫いて、謎の男と対峙し原因を追及しつつも死なない人生を楽しんでいるナイルズも対照的だ。この謎のキーパーソンがまたもやJ・K・シモンズ!謎めいた役柄だと、今まではクリストファー・ウォーケンとかウィレム・デフォーとかジョン・マルコビッチがピッタリだったけど、もう謎男の仲間入りですね~
まぁ、琴線には触れなかったのですが、幻想的な恐竜とか、最後に聴かせてくれるダリル・ホール&ジョン・オーツの「When the Morning Comes」があまりにもピッタリでうっとりしてしまいました。この曲は中学生の頃目覚ましの音楽にも使っていただけに懐かしさもいっぱい。どうせなら「Sara Smile」もかけてくれればよかったのに・・・「She's Gone」とかも・・・ホール・オーツ三昧で♪
気楽に観れて楽しい映画だった
内容はもう予告編でほぼバレているw
ちょっとしたきっかけで1日を繰り返すタイムループに
はまり込んでしまった男女を描くコメディ作品
気楽に冗談半分とか悪ノリといった感じで観れる
そんな映画だった
内容は予想通りって感じだったが
出来栄えは悪くない映画だったな
意外と笑えて楽しかった
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