くれなずめのレビュー・感想・評価
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そういえば滝藤さんとパパイヤ氏なんだったの
前田あっちゃんの怒りかた、めちゃくちゃ前田あっちゃん。ミキエいいじゃん、ミキエ。なんでミキエはないわーみたいになってんだ。なるのもわかるけど。
生きてても死んでても関係ねえよ的なセリフが、すごく納得だった。「大豆田とわ子と三人の元夫」7話なんかにも提示された考え方なんだけど。生きていても会えない人だらけだし、特に2020年からそうだし、でも思っているし、死んでいる人のこともしょっちゅう思っているので、そんなに変わるもんでもないなと思ったりする。亡くなったときはやっぱり悲しかったし、会えないのは寂しいけど。
畑の辺りから後の展開はなんか、座・高円寺とかでやってる舞台みたい。ちょっと乗りそこねた。でも成田凌さんの踊ってるときの表情めちゃくちゃいいな。ヨシオは良男とかだと思っていたら苗字で吉雄でプチびっくり。
良かったけども…。
カラオケボックスのシーン最高。
城田優、殆ど安岡力也だね、あの力強さ。あそこはセリフでは表せない表現を感じた。
次はスーパーでたとこで立ちすくむのみもいい。
見直しました。
他にもいろいろと役者はいいところあったけど、演出での心臓から最後まではきつい。
いい役者そろってるのにあれはないよね。
キラキラしてる映画だけにそこは残念でした。
なんだかなぁ…
正直、めちゃくちゃつまらなかったです…
日本映画を応援したいと思っていますが、これは…悲
なんとなくダラダラ感から始まり、途中、若干盛り上がりを見せましたが最後は「えぇぇ…」わざわざ映画館に足を運んでまで観る映画かどうか疑問に思います。
フェニッッックス!!
成田凌主演ということで鑑賞。
予告を見た感じあまり自分に合いそうになかったので、そこまで期待はせず。評価もそこそこだしね
中々面白かった〜笑
思ったよりもいい映画で、自分に合うか心配だったが意外とテーマとしては好みの映画だった。
5年振りに集まった高校の帰宅部の仲間たち。友達の結婚式の余興をすることになり、練習をする中で彼らは今まであった出来事を思い出し、大盛り上がりする。
この映画は居心地が良すぎる。
そこまで長くない、というのもあるのだろうけど6人の男たちに何故か魅了され、彼らの一員になった気分になる。あっという間に終わってた。
ひょいと出てくる俳優が超豪華。
滝藤賢一や城田優、岩松了など不意に登場するので驚かされる。特に城田優の起用は素晴らしい!笑 The・太陽高校生って感じ笑 オーラがスゴすぎるこの人は。
終わったと見せかけてのある意味どんでん返しに当たるラストシーンは、かなり衝撃的で何故?何故?と思いながら今までのシーンを振り返ってみると「なるほど。そういうことだったのか」としっくりくるし、ラスト20分はもう一度繰り返してくれるので感動する。
前半は飽きはしないけど正直面白くない。
後半のため、と思ったら理解はできるんだけどやっぱり前半は自分には合わない気がした。取り残されている感があって、うーんって感じだった。
雑ではないんだけど丁寧でもない。
重要なところが抜けたり抜けてなかったり。
いらない所があったりなかったり。
微妙に浅くて見応えがあまりなかった。
まぁ、でも中々良かったです。
成田凌はやっぱりいいね〜。どんな役でもできる。
今、アリバイ崩し承りますを見ているんですけどそん時の成田凌も最高。やっぱ大好きだわ!
秀逸な映画
くだらないやりとりだが愛おしい。
大事な友人とのくだらない思い出を延々と思い出す。そりゃ拗らすよな😭
やり切れない思いを誤魔化すことなく描き続ける、良い映画だ。じわじわと残る印象深い作品だった。
何よりくれなずめ、というタイトルがこの映画の全てを表していてとにかく秀逸!
「くれなずむ=なかなか日が暮れない」で5年前の友人の死をなかなか受け入れられない様子を表し、尚且つその命令形とすることでそれを肯定する。
6人の演技も最高だけど、一番印象に残ったのは前田敦子かな。前は女優としてはレベルが低いと思ったけれど、なかなか渋い映画女優になったなと。そろそろ元AKBの肩書きは忘れても良いかなと思います。主演のできる華のあるタイプでは無い気がするけど、もっと彼女が出る映画を観ていきたいです。
過去を変えれるのか?
高校時代の友人に数年後あっても、会話の成長はいい意味でなかったりする。それくらい童心に帰れるのがいいところで、男性6名中心に物語が進むがまさにそれ。途中で急にファンタジーになって???になるが、それも面白い。
思い切り笑って泣ける映画でした
都内は大きい映画館が休館でやっているのはミニシアターだけ。武蔵野館に行ったあとついでにテアトル新宿で見ました。公開を記念して「くれなジュース」を売ってます。この映画、ストーリーに関係する時間が2割、6人の与太話が7割、変な沈黙が1割。これで2時間、まったく退屈しないで引っ張るのがすごい。日本でもこういう映画が作れるんですね。役者さん、最高です。あとツボにハマると名優の前田敦子、今回も破壊力抜群です。ファンタジー部分は必要なのかなと思いましたが、ラストの赤フンダンスに感動してしまった私、まんまと監督の術中にはめられました。ラストの別れのシーン、女性はわかりませんが、男なら泣きますわ
なんとも言えず泣けた
青春の回想録なのかと単純に考えてたので、徐々に引き込まれていきました。役者達の自然な仕草に泣き笑いましたが、後半途中でどうなる事かとヒヤヒヤしました。しかしラストはかなり泣けました。自分の青春時代にリンクしたのかも。
今ね微妙な憂鬱な時代に見た方良い作品です。オススメします。
良い、悪いに関係なくユニークな作品だった
友達の結婚式があり
そこでかつての友人達と余興をやる事になるのだが...
面白い
まずはその一言
高校ぐらいは周りと一緒にバカやるよね
そんな仲間との再会、近況報告
そして明らかになる死
それでも普通に接する周りとの会話
仲間が失われる事の切なさも描かれて思わず涙目になった
しかし、なんだこの映画は?
こんな形で感情を喚起する映画なかったぞ
実にユニークだった
そして面白かった
もう一度観たくなるような映画ではない気がするが
とても印象深い映画だったな
くだらないことに笑い合い信合える男の友情って素敵✨ 話の構成がしっ...
くだらないことに笑い合い信合える男の友情って素敵✨
話の構成がしっかりしていて、意外な展開にえー!ってなりつつ笑いあり涙ありで良かった。
あるキャストのインスタにあの鞄の中身が写っていて、その意味の深さに納得。
このての映画にウルフルズ、間違いない❗
はぁ。いとおしい。
松居大悟さん本当に愛です。
ゴジゲンさんの舞台思い返して、誰が誰だったかなって考えながら、豪華キャストの贅沢使いも楽しくて、心臓合戦は映像化ハラハラしたけど、このザラザラの手触りとはしゃいだ後の静かなる雄弁な顔。
副音声でもっかい観たい。
他愛もない時間こそが愛おしく忘れ難い、、、けどね。
『くれなずめ(くれなずむ)』
なかなか日常では使わない言葉。
♪くれぇぇなぁずぅむ まぁちぃのぉぉ〜
そう、♪贈る言葉♪の歌詞以外では
口から出た覚えがないです。
で、どんな意味なんだ?
<日没どき、日が暮れかけてから暗くなる
までの間の様子>だそうです。
物語は秀逸です。
映画などではよくある出来事がKeyですが、秀逸です。
『くれなずめ』・・・ナイスな題名だと思います。
本作はある男仲間(友達)の心を解き放つ物語。
仲間同士の魂が触れ合う物語。
くれなずめよ、気の済むまで。
夜か昼かわからないその場所に。
ぼんやりしたどっちつかずの世界に。
何を気にしてるんだか・・・
もう、そんなこと、俺は求めちゃいないがね。
答えが見えるまで、とどまれば?そこに。
けど、もう答えは出てるけど・・・
そんな吉尾の言葉が聞こえてきそうだけど、
わかるわけもない。
思い出って何だろうなぁ。
その出来事の大小に関わらず、魂がふれあい、共振したことは
かけがえなく、心に刻まれている。
あの時に戻れる、素敵なもの。それが思い出。
けど、「昔はよかったなぁ」って言っている自分、、、
もしかして、あの頃に戻りたいって思ってるのかな?
いや、今以上に楽しかった記憶があるから、
今を肯定できずに逃げちゃってるんじゃないの?
だったら思い出って足枷なの????
今とこれからの人生で味わうであろう現実に
向き合うためには、素敵な過去を決別しなくちゃ
ならないのかもしれません・・・それが成長の入り口
なのかなぁ・・・・?
「くれなずむ」って春の季語だそうです。
長かった冬を乗り越えて、
彼らの四季は動き出したのでしょう。
今まで以上に厳しい季節があるのかも
しれませんが。
春の訪れは一面の黄色の花がいいですよね?
後味がとっても爽やかな一本でした。
本作は作品全体がくれなずんでいます。
現実かファンタジーかわからない、
時間軸がどんどんぼんやりすくる展開、
などなど、境が見えにくい演出が上手いと思います。
また、男友達のわちゃわちゃ感、ガキ感、サバサバ感が
とっても良く出ていました。それはセリフでも。
演者さんたちがみな見事すぎました。
この感覚・・・わかるわぁ〜って。
あと、前田さんのスパイスがいい感じです。よかった。
シンプルなストーリーなんですが、噛み締めると
どんどん味が出てきます。
スルメです。一見、何じゃこりゃ?何ですが・・・。
それだけ演出の妙が効いているのだと思います。
あっぱれの秀作です。
あ、、、成田さん出演作にハズレ無し説は
無事継続中です!
映画としてはアレだが、好きな時間
舞台原作は、敢えて舞台の様に作るのか空間を使って映像表現として自由に行くのかなんて事があるのでしょうが、コレは後者の様で前者であり、空間を使える事によって、日常感を濃厚にした分むしろファンタジックになっている怪作。
どちらかと言えば陰(いん)な青春だったし、エピソードの中核に似た様な経験を持つので大分引き込まれて一喜一憂させて頂けましたが、共感出来るポイントが無いと、このちょっと不思議で愛おしい作品を堪能するのは難しいのかもな、なんて思いました。
それにしても、若葉さんは凄いな。「街の上で」と違い過ぎて暫くわからなかったよ。てか、妙に豪華な出演陣が皆々楽しそうで、それが一番面白かったかも。おでん屋の行はズルいに過ぎる。鼻水出ちゃいましたよ(笑)
泣いてしまった、、、
間違えてチケット買って、あらすじも知らずにみたんですけど、、、不覚にも泣いてしまった。自分のこと仲のいい友だちと重なると涙が止まらなかった、、。
惜しい部分もありますが、暮れなずむ青春の記憶が愛おしい作品です。
劇場での予告編を観て、なんとなく気になってた作品を鑑賞しました。
で、感想はと言うと、惜しい!
思ったよりも良かったし、好きな感じの作品ですが、個人的に盛り込み過ぎやクドイ感じもあったりして良い部分も多々ある。なかなか惜しいんですが個人的には好きな感じではあります。
高校時代に帰宅部でつるんでいた6人の仲間たちが、友人の結婚披露宴で余興をするため5年ぶりに集まった。
高校時代の思い出の赤フンを身に付けた恥ずかしい余興を披露した後、彼らは披露宴と二次会の間の妙に長い時間を持て余しながら、高校時代の思い出を振り返る。
自分たちは今も友だちで、これからもずっとその関係は変わらないと信じる彼らだったが…
6人の仲間との群像劇で全員が主人公みたいな者だけど、話の主人公的な中心の吉尾役に成田凌さん。
小劇団の舞台演出家として活躍する欽一を高良健吾さん。欽一の劇団に所属する舞台俳優の明石を若葉竜也さん。後輩で唯一の家庭持ちでいじられ役のサラリーマン・曽川を浜野謙太さん。同じく後輩で会社員の田島大成を藤原季節さん。地元のネジ工場で働く水島勇作を目次立樹さんと今をときめく若手俳優が豪華に出演している。
個人的には浜野謙太さんが若手かと言われると微妙w
でも、「在日ファンク」のボーカリストで役者としても活躍するハマケンこと浜野謙太さんは好きな俳優さんなんですよね♪
とにかくなかなかな出演者の陣容で他にも様々な方が出演してますが、吉尾が恋い焦がれる女性、ミキエ役の前田敦子さんや吉尾のクラスメートでジャイアン的な存在の松岡役の城田優さんが良い感じ♪
前田敦子さんはちょっと可愛らしいけど癖があって、何処かツンデレな感じが似合うw
城田優さんもめっちゃジャイアニズムですが、根は良い奴っぽい。
こういう脇を固めるナイスなキャストが良い作品の質を高めるんですよね♪
もの申す!と言う程ではないんですが、松居監督自身の実体験を基にした舞台劇の脚本を映画化したとの事ですが、演劇要素は強いです。
演劇要素の入った作品は嫌いじゃなく、むしろ好きな方なんですが、ただそのバランス加減によります。
舞台の脚本は舞台だからこそ栄える部分がありますが、映画になるとその良さがクドイと言うか、雑に映る部分があって、そこをどう下処理するかが肝。
二次会で再度披露した赤フン姿の「それが答えだ!」の躍りがまさしくそれで、舞台だったら物凄くエネルギッシュでクライマックスに相応しい盛り上がりを見せたと思うんですが、映画だとどうしてもその良さが見出だせ難い。
この作品の「監督自身の実体験を基にした舞台劇の脚本を映画化」は「それ」を描きたかったと思うんですが、これをそのまんまやってしまうとやっぱり「ちょっと違う」になってしまうんですよね。
ラストの不死鳥のシーンは個人的にはやらかした感がありますw
松居大悟監督の作品って、嫌いじゃないんですが期待し過ぎると、結構な確率で「やらかす」事が多いんですがw、この作品もそこの下処理がちょっとやらかしたかなw
タイトルの「くれなずめ」なんて、「日が暮れそうで暮れない様子を表す『暮れなずむ』を変化させて命令形にした造語」との事で、「『前に進もうとも様々な障害が立ちはだかったままで思い通りに進めない』という意味合いとしている。」なんて松居監督の好きそうなテイストw
でも、嫌いじゃないんですよね。
夕暮れや夜明けの描写を演劇でやるのは、何処か切なくも儚くて愛おしい感じがビシビシと伝わってくる。
特に小劇団なんかの何処か雑なんだけど、愚直なまでに儚くて刹那な切なさが身に沁みる。
愛おしい時間を演者も観る側も共有している感じ。
松田優作さんが映画を一緒に作る仲間を「共犯者」と表現しましたが、松居監督も観る側にも「共犯者」になって欲しかったのではと解釈してます。
また、松居監督のウルフルズ愛を感じさせてくれます。ウルフルズの曲って何処か青臭くて愚直に真っ直ぐで、一言で言うと「愛すべきバカ」なんですがw、これって青春の1ページであり、昔の仲間が集まれば盛り上がる事受け合いなんですよね。大人になってウルフルズを聴くと何処かニヤッとしながらもこっ恥ずかしい感じなんですが、大勢で聴くと思わずノリノリになってしまう。ウルフルズの曲は幾つになっても男を「愛すべきバカ」に変えてしまう、魔力があるんですよね。恐ろしやw
高校を卒業しても青春はまだまだ続くし、出来れば続いてほしい。働き出して、社会人と言うカテゴリーに分けられたとしても中身はそんなに変わっていない。
だからこそ、仲間と他愛もない時を過ごした時間は掛け替えの無いからこそ愛おしい。
人生だってまだまだ続くし、先は長い。
でも、その終わりはいつ来るかは誰も分からない。
だからこそ、切ないし愛おしい。でもそんな事を考えていたら、何も出来ない。
無駄な事を全力でやって、振り返った時に面白かった!と言える時であって欲しい。
明石と欽一の劇団の上演後の打ち上げ後に吉尾が皆と別れるシーンの切なさや吉尾がミキエへの告白の掛け合い。寝る前の吉尾のウルフルズ愛の語り。ラストの土手での二次会の会場へブラブラと向かう夕暮れのシーン。等々と良い部分が結構あるし、「来る」部分とあるからこそ惜しい。
でも、結構好きかもな作品。
興味がありましたら、如何でしょうか♪
断片的に見れば面白いが。。。
ワンシーンワンシーン毎に切って観たら面白い。『それが答えだ!』にあんな振付で踊るとか面白いし、男5人で夕焼け観たり、並んでるだけでちょっと面白かったりする。
そんなつぎはぎだらけながらまあまあ観れてきたこの作品だが、ラストで一気にB級映画丸出しになり、『いや、だったら最初からやれよ!』と突っ込みたくなった。
この監督の作品は『アズミハルコは行方不明』以来だったが、どうしてもこう作りたいようだ。
まあでも役者陣が面白かったから観るには値するが。。。
くれなずんでればいいのさ
成田凌くん、若葉竜也くん、藤原季節くんらノリに乗っている俳優陣らと、これまた勢いのある松居大悟監督が描く群像劇。
ネタバレになるので詳しい事は書きませんが、「ほほーう。そういう事ですか」と(笑)
そして「これはどの部分が監督の実体験なんだ?」となります。
序盤から中盤にかけて所々長回しで、その中での学生時代の友人特有のやり取りがまあ自然過ぎて…
成田くんと若葉くんに関してはいよいよ役者ではなく、ただの多重人格者なのではないかと思っています(笑)
過去は引きずるけれど今を生きなきゃいけなくて、でもやっぱり引きずっちゃって…
それでいいと思うんですよね。
城田優くんも「10年後とかに今日のこと思い出すんだろうな」って言っていたように、思い出すのが引きずるのが過去なわけで。
ただそこでヘラヘラできるかどうかが大事。
昼でも夜でもなくていいじゃないですか。
作品オフィシャルサイトに載っていた監督のコメント「曖昧にこそ真実が宿る」
これこそ「それが答えだ」ですよね!?
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