「ナシナシアリアリアリアリナーーシアリアリ。」くれなずめ bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
ナシナシアリアリアリアリナーーシアリアリ。
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東京テアトル「らしい」と言えば「らしい」、易い映画だった。微妙です。
冒頭部の馬鹿騒ぎから、高校時代のエピソードが、先ずは寒すぎて。前田敦子が唯一の救い。と言うか、彼女は全編通じて救いの女神だった。
そこから持ち直して良い感じで「ワカモノの苦悩と年寄る物語り」に転じ。かなり切ない「友との別れの物語り」に発展するものの、心臓ぶっ掴みでアレ?アレ?アレ?なんやのん、それ!ラリってますか?
最後は涙のファンタジー(的)幕切れも、トータルではアングラ感を吹っ切れなくて、もどかしい。とにかく、ナシパートとアリパートのギャップが大き過ぎて、漂うアングラ感を吹っ切れませんでした。
30〜40年前の学生演劇。的な。
確実に言えるのは。
「この豪華キャストで撮る脚本じゃ無いよ」
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CBさんのコメント
2021年7月20日
コメントありがとうございました
> 畑の一件で置いてきぼりを食い
わかります。心臓も凄かったしね。自分は、それらの少し前に、「これは、演劇なんだな」と思い込むことができたので、無事に通過できました。ラッキーでした!