世界で一番しあわせな食堂

劇場公開日:

世界で一番しあわせな食堂

解説

「旅人は夢を奏でる」「GO!GO!L.A.」のミカ・カウリスマキ監督が、フィンランドの小さな村にある食堂を舞台に、異国から来た料理人と地元の人々が織りなす心の交流を描いたヒューマンドラマ。フィンランド北部の小さな村。シルカが営む食堂に、上海からやって来た料理人チェンとその息子が訪れる。チェンは恩人を捜していると言うが知る人は誰もおらず、シルカは恩人捜しに協力する代わりに食堂を手伝ってもらうことに。チェンの料理は評判を呼び、食堂は大盛況。シルカや常連客たちと親しくなっていくチェンだったが、観光ビザの期限が迫り、帰国の日が近づいてくる。

2019年製作/114分/G/フィンランド・イギリス・中国合作
原題または英題:Mestari Cheng
配給:ギャガ
劇場公開日:2021年2月19日

スタッフ・キャスト

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(C)Marianna Films

映画レビュー

3.0癒しが良い映画

2024年6月3日
PCから投稿

美味しそうな料理に癒され フィンランドの森に癒され 共にサウナや湖に入ったり 大きな筏の上で飲んだり歌ったりして 人生を謳歌する人々に癒されました。

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アツコ

3.5☆☆☆★★★ 謎の言葉を発する中国人が作る『かもめ食堂』 簡単に。...

2024年3月9日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆★★★ 謎の言葉を発する中国人が作る『かもめ食堂』 簡単に。 ロードムービーと言う定義が有るのならば、《流れ者》ムービーとゆう定義が有って良い! そしてまた《カウリスマキムービー》と言う定義もなのだ。 中国4000年の食文化の力が、フィンランド人の胃袋を幸せに満たす。 アキが描く〝 ヘンテコな日本趣味 〟を、全開にした展開の作品と比較したならば。ミカが描く、この中国人シェフと、1人で食堂を切り盛りしている、フィンランド女性との。単純的な恋愛模様を描いているのが、もう1つの《カウリスマキムービー》と言ったところ。 おそらくですが。日本趣味全開な、アキの《カウリスマキムービー》が好きだった人からは、「何か普通すぎない?」と、揶揄されそうな気はします。 逆に言えば、私の様に。そんなアキの《カウリスマキムービー》が、突如として描くヘンテコな日本趣味に、なかなか付いて行けなかった人から見たのなら。意外とスンナリ観られる作品かと思います。 所謂、映像作家として〝 こなれている 〟感を強く感じるミカの作品…と揶揄するであろう、アキ好きの声。 それゆえに、趣味全開で描くアキ好きのフアンから見ると、【クセ】の無い物足りなさを感じる《カウリスマキムービー》フアンは多いだろう…と。 そんなアキ好きの多い日本人こらして見ると。当然アキ映画では無いので、お馴染みの〝 国境の越境 〟 で有り。人種の差別感から生まれる〝 暴力 〟等の表現も、それ程無く。オリエンタル趣味全開な音楽も、特には無い。 残念だったのは、主演の男女2人の恋愛模様に多くの描写を割いていただけに。チャンの子供側から見た描写が、少し弱いでしょうか。 近所に住んでいる子供達との関係性は、中途半端なままで終わってしまうし…と言ったところ。 映画の中盤では、子供がトナカイに引き寄せられる様に、森の中を徘徊する場面がありました。 『心と身体と』や『ボーダー 二つの世界』でも重要な意味合いで登場する鹿やトナカイ。 古くから、北欧社会では鹿やトナカイは【悪魔の化身】として、象徴的な意味を持っています。 それだけに、子供を巡るミステリーな内容を期待して、、、期待して、、、 あ?そう言えば!これは、まごう事無しの《カウリスマキムービー》でしたね(´-`).。oO そりや〜同じDNAが入っているのだから、結果的には(悪魔崇拝的な作品には成らず)どこか【ほのぼのムービー】になるのは致し方ないのか〜(u_u) 2021年2月27日 シネウインク/シアター1

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松井の天井直撃ホームラン

3.5フィンランドの大自然や、人の温かさ、美味しそうな料理に癒されました!

2023年12月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

フィンランドで、人を探してやってきた中国人親子が、とある食堂で中華料理を作る…という突拍子もない設定。 中華料理は、医食同源と言うくらいだからね。身体にやさしい料理で村人の身体と心を癒し、不器用な中国人親子が村人に溶け込んでいく…そして、いつしか恋が生まれていく… ストーリー展開はありふれているのだが、フィンランドの大自然や、人の温かさ、美味しそうな料理に癒された。

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うさぎ

3.5フィンランド人と中華料理のハーモニー

2023年4月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

題名から私が勝手にイメージしていたのは、チベットとかモンゴルの 名もなき小さな素朴な食堂でした。 原題は「マエストロ・チェン」らしいです。 「料理の神様チェン」ですものね。 フィンランドの北にあるひなびた村に一軒ある食堂は、 女主人のシルカが一人で調理から仕入れまでこなしていた。 その食堂に恩人のフィンランド人フォントロンを探しに来た 中国人親子。 フォントロンを知る人は誰もいない。 無気力にスマホゲームをする8歳位の息子のニュニョ。 シルカの料理が口に合わない。 ソーセージとベチャベチャのマッシュポテトに機械でスライスした ニンジンなどの野菜。 町にはホテルがなくてシルカは空家の部屋をチェンとニュニョに 貸してくれる。 お礼に厨房に入ったチェンは早速料理の腕前を披露する。 丁度バスで乗り付けた中国人観光客に麺料理を作り、 更にバイキングの中華料理でもてなす。 そんなわけでシルカの食堂は、すっかり人気店になって行く。 更にチェンは薬膳料理も作ると体調の良くなったお年寄りが続出。 シルカの胃痛には薬膳スープがよく効いた。 実は妻を自転車事故で亡くしていたチェン。 しかしニュニョも村の子供たちに溶け込み、シルカの腕の中で 眠るほど懐いている。 そんな時客の警官がチェンのビザがとっくに切れていることを 突き止める。 さぁチェン親子はどうなるでしょう? すっかりチェンを好きになったシルカの未来は? というストーリーです。 フィンランドの山々、広々とした平野、湖に名物のサウナ。 折よく白夜の時期で外は明るい。 監督はアキ・カウリスマキの弟のミカ・カウリスマキ。 ちょっと中国人に甘い点も見かけますが、 中華料理は勿論美しくて美味しいですし、漢方薬の本場の中国でもあり、 中々良く出来た映画でした。 何より寂しかったニュニョが元気になってシルカをママみたいに 慕ってる姿、とても良かったです。 フィンランドの自然や素朴な人々にも癒しの力を感じました。

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琥珀糖

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