ボクたちはみんな大人になれなかったのレビュー・感想・評価
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あの頃僕らはみんな小沢健二を聴いていた
個人評価:4.0
あの頃は変な人と呼ばれると嬉しかった。人と同じ事を嫌い、違うモノを選びたかった。そんな1990年代。でもそんな人達はみんな小沢健二を聴いていた。90年代を描かせればピカイチの大根監督よりも、本作は深く刹那くあの頃を描けていると感じる。大人になれない彼等。中二病とは違う心のカタチ。この気持ちには名前がついているのだろうか。
いい原作といい演出だった。
自分には何もないとみんな思ってたんだな
同じ時代を生きたから鬱々とした記憶がよみがえっていたたまれなかった。
何にもない事に焦りを抱いた時代、鏡を見てるみたいで、なんだか情けなくて恥ずかしくて苦々しい。
ゴミ箱に捨て処理したはずの、あの時代の過ぎ去った曖昧な日々が消化されてない事に気がつく。
私もまた大人になれなかったなんて郷愁に浸ってみたりして。
全然良いじゃないか
他レビューで感情移入出来なかったとか、何の解決にもなってねーとかの感想が散見されてたの見て大丈夫か?森山未來・伊藤沙莉思ってましたが杞憂でした。思った以上によかったです。
エルマロ、trf、ガラゲーにシネマライズ。なんつーかコレが【エモい】って感情なのかと思いヤバかった。
それにしても森山未來さんの年齢毎の演技たるや。その世代毎にキチンと見えるのが凄いけど若い時代のものはCG使ってんのかしら?
あの頃のボクに会いたい
原作がとても話題になっていたので1年ほど前に一度手にしたことがあるのですが、そのときはスーちゃんが出てくるあたりで挫折してしまいました。今日、時間があったのでNetflixで再生したところ、あっという間に引き込まれてしまいました。
少し暗くてなかなか器用に人生を歩めないボク、サブカルに自分を染めることで自己肯定感を高めるかおり。二人の心の弱い部分が共鳴したからきっと強く惹かれあった。自分と恋人の姿を、気づけばかおりとボクに重ねて見てしまい、胸が苦しくなりました。
東京の少し汚くて、でもどうしようもなく感傷的にさせるネオンの光や朝焼けの色、そういう絶妙な空気感が素晴らしくうまく表現された映像だと思いました。
誰でも時折ふとエモーショナルな気分になり、過去のことを思い出したり、空気の匂いを敏感に感じ取ったりするものだと思いますが、それを言語なり映像なりで表現するのはとても難しいことです。この映画はボクの人生と感傷を描くと同時にたくさんの人の感傷を映像化していると感じました。
あと言わずもがな、森山未來さんの年代を超えた演技に驚愕しました。彼は想いのまま若返ることができるのでしょうか?
私はまだ若くて、ボクとかおりが出会った頃くらいの歳でしかないので、「大人」になってもう一度見たら何を感じるのか、楽しみです。
あまぬるかった
うーーん、自分の中の期待値が高かったかな。「花束みたいな恋をした」をインディーズでもっとザラッと野暮ったく描いたようなイメージ。共感するし、やりたいこともとてもわかるが、なんかぬるかったな。家でネトフリでゴロゴロしながら観た方がよかったかも。21歳から46歳までを演じる森山未來には拍手喝采です!
何もない毎日も、いつかはノスタルジーになる
40代過ぎて、振り返ると誰にでもその時代時代の青春がある。
渋谷、原宿とか、今となってはノスタルジー感じるし。
自分もクリエイティブ系の仕事なんで、アパートの一室でデザインして、クライアントに怒られてっていう毎日がまさにリアル。
それにしても森山未來は20代、30代、40代と、雰囲気から肌の質感までその年代に見えるのは流石だな!
主人公に近い年代を生きてきた者としては、様々なことを思い起こしノス...
主人公に近い年代を生きてきた者としては、様々なことを思い起こしノスタルジーに浸れます。
でも、結構退屈で面白くは無いかな〜。
2回あるパーティーのシーンで、余りにも人が少ないのは予算の関係でエキストラが雇えないから⁉︎
伊藤沙莉にやられた
最初の方でラサール石井のわざとらしい演技を見せられて辟易したが、この人がいなくなったあたりから引き込まれていくようになった。やはり、伊藤沙莉の魅力なんだろうね。誠と初めて泊まったラブホテルで見せるかおりの仕草とか表情とかが素の女の子にしか見えない。
初めての異世界のような内装に興奮してはしゃぐかおりがだが、その時を迎えると極度の緊張が好奇心を殺してしまい、誠のリードに身を委ねてしまう。リードを任された誠もガチガチで、この辺の二人の演技はとても純な感じがして、たまらなかった。
ストーリーは、平成の時代を順々に遡る回想形式となっている。シーン毎にその時代時代の自分の記憶も蘇ってきて、ある意味、タイムマシンに乗っているようにも感じた。この辺の演出が上手い。
誠のいう大人とは、家庭を持ち子供を作る事を意味しているが、いろんな事をあきらめて、人生に折り合いをつけて生きている現在の誠は完全に大人になってしまっている。
でもわかる。大人になりたくないのは、自分も同じだから。
原作のファンです
1970年代生まれ、仕事はメディアの制作会社、職場は六本木、サブカルチャー、渋谷系、オザケン、、、自分自身と重ねられる部分が多すぎて、原作を読んだ時は、リアル過ぎて、あの頃の煙たい匂いまで感じて来るような衝撃作でした。
映画化されると知り、凄く楽しみにしていましたが、森山未來くんの演技を筆頭に、キャスティング、時代の描写の細かさなど、大満足でしたよ。
でも、やはり私のようにリアルに感じられない世代の方にとっては退屈なのかな?
グサグサに刺さる人と、カスリもしない人、他の人のレビューを見るのも楽しんでます。
今はもうない東京
90年代終わりから2020年まで、オザケンと共に歩む東京…
今はもうない渋谷やラフォーレ原宿で、今はもういない人達と過ごした人生を、自分事のように自分の内面に映しながら、自分事のように痛みまで感じる映画だった。
僕等はみんなどこか佐藤や関口のようだったし、彼女たちはみんなどこかかおりやスーのようだった…
だから小説も支持されたんだし、この映画はそれに更に『今はもうない東京』を加えてくれた。
公開館数が少なすぎてビビったけど、今はもうない円山町の坂道の再現度合いや、若い頃の森山未來のお肌のすべすべ具合を見ると、Netflix制作できっとお金を掛けられたからかなと思い、それも悪くなかったかなと考えた…
横浜のシネマリンはほぼ満員で熱気があったけどね。
日本のNetflix製作ではみんな面白い映画になれなかった
今泉力哉とかその辺の映画監督が作ってそうな雰囲気青春恋愛邦画をNetflixが10倍の金出して作ったような映画です
まったく中身がありません
カラオケで流れてるくらいがちょうどいいMVの豪華版と言ってもいいくらいです
現実にちょっと不満があるというかマンネリを感じてる中年が、あの時こうしてたらどんな人生に成ってたのかな?ぐらいの気持ちで過去を懐かしんで、恋人や友人との回想がいっぱい入ってきますが、主人公の未来には何の変化もない、作り手のメッセージもない、ただただ昔を懐かしむだけで終わる話です
ドラマがないし、カタルシスがないし、未来に進展がないんです
オシャレでレトロな雰囲気だけがあるという……
Netflixにはダメな邦画やドラマを駆逐してもらいたいぐらいなんですが、逆に何故にダメ邦画の集大成みたいな雰囲気青春恋愛映画を作ったんでしょうか?
世界の人には燃え殻さん原作なんて何も通じないし、日本人の邦画マニアだけが見るような映画をわざわざ作る必要はどこにも無いと思うんですが……
金かけてるけど全裸監督のロケ場所や美術の使い回しみたいな印象も受けますし、ラストはやっぱり渋谷のスクランブル交差点とか、なんか呆れてしまいました
日本のNetflixにはイカゲームを超えるような、世界に通じるドラマを作ってもらいたいですね
そのためには日本の小さい市場のしょうもないシネフィルの好みなんて思いきり無視してもらいたいです
もちろん燃え殻さんの原作は面白いです
ただあれは小説というメディアだから成立していたというか、地の文を読んでて面白い部類の小説でしたから、映像化にはとても不向きです
そのまま再現するならナレーションやモノローグだらけになるし、それを省けば今作のような雰囲気だけで何がしたいかよく分からないシーンの羅列になります
それを脚本監督が無策で、そのまま映像化しようとするから、今回みたいにただの雰囲気青春恋愛映画になってしまう
回想のダイジェストに現代をちょいちょい挟んだだけみたいなストーリーになってしまうんですよね
面白い原作なのに非常にもったいない……
まぁ、平成初期の風俗とか、ラフォーレとか渋谷の街並みとかを再現する予算があるのはNetflixだけだから、ここ以外では映画化不可能だったんでしょうけども、なんかすっきりしませんね
あと気になったことは伊藤沙莉の無駄遣いでしょうか
全裸監督やタイトル拒絶のときも思いましたが、伊藤沙莉は仕事選びが下手すぎます
出演作品に駄作が多すぎる
それが気になりました
良い演技が出来る役者は絶対に台本の善し悪しが分かっているはずだから、たぶんNetflixとか監督とか人の繋がりを優先してやむなく出てるんでしょうけど……
良い女優さんの良い時期は意外に短いですから、彼女のキャリアが中途半端になりそうで不安です
特に何の感動もない。
40代を過ぎて振り返る。
普通の人生だったと感じているが、その「普通」になるために若かりし頃に紆余曲折を生き抜いて勝ち得たと言っていい。
今の時代、普通でいられる事は難しい。
20代〜30代の仕事は忙殺とブラック極まりない環境を耐え抜いた。
あの時代はあれが当たり前だった。
その頃出会った恋人との思い出は人生の中で忘れることのできないものだ。
甘酸っぱく、思い返すと心にシクシク迫ってくる。
あの人は今どうしているのだろう、そんな事は誰しも考える。
映画として、ストーリーとしてジェットコースターのような起伏は無いので面白みには欠けるが、こんな事を考えながら鑑賞すれば頷けるのではないだろうか。
20年を並走
最初こそ期待し過ぎてたかな?と
時代が行ったり来たりして分かりにくいし、
感情移入しにくい映画だなと思ってだけど、
思い出を振り返る時ってこんな感じで、
時間軸通り思い返したりしないし、あの時こんなだったな
って思い返すよなと思ってからは、
いつの間にか主人公が過ごした1998年くらいからかな?
僕もあの時こんな事があったよなと思い出して
主人公と全く違う人生なのに並走していた。
99年、ミレニアムを迎える時あいつらといたな、
彼女と行ったラブホ、彼女に言われた言葉、
アシスタント時代、デビューした時…
色々思い出しました。
漫画家デビューした時、
自分の人生ってなんて普通なんだ、とずっと劣等感を感じ
てたけど、
そんな普通の人生の中にも色々あったじゃん。
となんとなく今の自分を支えてくれてる気がして、
明日も頑張ってみようかなと思えました。
にしても、その20年間を違和感なく演じた森山未來に
感服しました。
【肯定感】
この作品中にかかるオザケンの「天使たちのシーン」は、僕も大好きな曲だ。
そもそも、僕は、オザケンの多くの楽曲の肯定感が好きだ。
この作品は、過去を辿り、過去を肯定してみせることによって、更に、今を肯定しているように思えるのだ。
過去を肯定しているというのは、あの頃は良かったとか、今と比較して、過去を過度に美化して懐かしむことではない。
当然、過去を振り返って、あの時、こうすれば良かったとか、後悔したりすのとも違う。
過去の楽しかったことも、辛い思い出も、彼女と過ごした貴重な時間も、身体を重ねたことも、別れも、寝る時間を惜しんで働いたことも、対立も、友情も、自分ならではのエピソードも、全て受け入れて、その事実を単に肯定しているのだ。
そして、今も昔も肯定し、更に、きっと未来も肯定しているような気がするのだ。
オザケンが「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに出演した時のタモリさんとの(僕の理解では)割とよく知られた話しがある。
オザケンの「さよならなんて云えないよ」の中の歌詞
「左へカーブを曲がると 光る海が見えてくる。僕は思う。この瞬間は続くと。いつまでも」について、
タモリさんが、”この瞬間は続く、いつまでも”と云うのは、人生の最大の肯定じゃないかと思うと話していたのだ。
そして、冒頭でも紹介した「天使たちのシーン」がかかる場面で、映像にタイピングされる歌詞の一部
「神様を信じる強さを僕に」
が、なんか、とても意味があるように思えるのだ。
きっと、神様を信じることは自分を信じることと同じだ。
そう、これこそが鍵となって、人生の肯定感につながるのではないのか。
タモリさんが人生最大の肯定だと言っていた、あの歌詞の肯定感に…。
僕は、子供の頃思い描いていたような大人になっているのだろうか。
何十年も変わらず、同じことを祈ったり、願ったりしてるような気がする。
変わらない趣味も多い。
仕事もそれなりにしている。
自分より好きな女みたいな話が映画にあったように思うが、僕には、自分自身より好きだなと思った女性が過去に3人いた。残念ながら、彼女たちとは結婚はしなかった。
だが、後悔などはなくて、今でも好きだけど、自分を形作ったものという感じでいる。
この映画では、自分に親切にしてくれたヤクザが云々という場面があるが、刑事事件なんかではないけれども、僕がリスペクトしてた人が、こんな事を!みたいなことはあった。
振り返れば、いろんな事を経験して、やり過ごしてきた。
「ボクたちはみんな大人になれなかった」のではなく、「ボクたちはみんな大人に…なった」のだ。
そう思う。
ところで、オザケンは岡崎京子さんと交流があって、映画「リバーズ・エッジ」に曲を提供した時は、なんか嬉しかった。
岡崎京子さんの作品にも肯定感を感じる。
ボクたちは一応大人にはなった気がする。
映画館で
NETFLIXでも観れますが、ぜひ映画館で鑑賞してほしい!!
暗い映画館で、あなたも誠の気持ちになって、どっぷり浸ってほしいから…
初めて付き合った男の子にとって、私は「かおり」になれてるかなぁ…なんて、アラカンですが、年甲斐もなく思ってしまう、そんな作品でした。
気になる点もあるけど、良い作品。
今年169本目(合計233本目)。
シネマート心斎橋さんの「劇場挨拶(トークショー)版」に行ってきました(満席でした)。内容についてはここでは書かないほうが良いこともありますし(ネタバレになる)、そもそも不特定多数が見るようなここで公開されるということを想定していないと思うので、その部分(舞台挨拶(トークショー)の部分)は原則省略します。
よくある、「過去から現在への向かっての時間ずらし」と違って、本映画は一部例外もあるものの「現在から過去への時間ずらし」という余り見ない描写を取っています。したがって、「観客が知っている情報と、登場人物が知っている情報」が一致しない場合があり、その点は把握して見ないと大混乱を招きます。
また、この映画自体もPG12扱いで、やや不穏当な表現(大人の営み)も出ますが、それは最低限ですし、不愉快になるほどではありません。
そのような趣旨なので「このときそうしていれば…」という、 if の話は結構多いです。それは映画を離れた私たちでも同じことだと思います。ただ、過去だけは変えられません。変えられるのは未来だけだからです。
トークショーでも話されていましたが、やはり、1995年~2020年に起きた色々な出来事を意識して作られたとのことで、このことは映画を見るとはっきりわかります(小説が原作とのことですが、小説にないことも、現在(2020~2021)の事情も踏まえ、ある程度足されているとのこと。だれしもわかる範囲なので、ネタバレ扱いしません)。私たちはこうした自然災害等と戦って今まで生きてきたのであり、裏を返せば、今(2021年の今)も必死に生きているわけです。「あのときこうだったら…」と考えている余裕って実はないんですよね…。
実はこの映画、同じ内容でネットフリックスでも公開されています(よって、映画館で見るのは、映画館で見る価値がある、という考え方の方か、ネットフリックス未契約の方になってしまう)。ただ、ネットフリックス版も映画版も、「最後まで見てほしい」ということは強くおっしゃっていました。映画版では嫌でも最後まで見ますが(途中退場しない限り)、ネットフリックスはそうではなく、勝手に1.25倍速やら1.5倍速やらにする方もいますが、この映画に限っていえば、それはやめたほうが良いです。最後の1秒まで「映画に込められた魂」があるからです。
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(減点なし/減点0.1) 映画内では、上記の理由から、原作小説にない2020年から、1995年までが描かれます。1995年といえば、Windows95が出た時代です。ただ、そのWindow95は、3.1系列(ほか、3.0や2.0があった)とは違い、今のWindow10に繋がるほど大きな変化であったのです(今でも、クラシックモードにすれば、Window95風の操作にすることは、できます)。ただ、その部分の描写が妙に古臭く、「今どき(1995年基準で)パソコン通信ですか?」というような描写が多少あった点、換言すれば、IT技術に関する描写がやや甘いかなと思えた点は気になりました(IT業界にいると、こういうことは気にするものなので)。
もっとも、それが本筋ではないのはどうみても明らかなので、減点幅としては最大でも0.1程度でしょう。
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クソのような日々もやがて、どんなに泣きわめいても取り戻せない輝きの日々になる
苦しい映画である。これでもかこれでもかとかつて、この手に確かにあった「可能性だけは両手に抱えきれない」時代を見せつけられる。金も安定も(友達も)なかったけど「可能性」だけは自分にあると信じていた。歳を重ねて多少の安定と自信は(金と友達はは今もない)手にいれたが。あんなに苦しく、不幸でクソのような時代も今振り返れば、輝いてたかなと思う。だけどどんなに泣きわめいてもそれは取り戻せない。つれ~な~。
おっと自分の事ばかり書いてしまったが。
作品としてもとても良かった。やっぱり映画はいいな!
エモノスタルジーをノーラン的に
小生、36歳。
少し上の世代の映画だけど、自分の事のようにエモい感情が湧いてくる映画。
ノーラン的手法で過去に遡る演出が違和感なく嵌まるのは、森山未來が各時代の自分を髪型と表情で完璧に演じ分けている事と、当時のカルチャーを随所にちりばめてるいるから。
伊藤沙莉の演じてた女性、サブカルにどっぷり嵌まれずにサブカルの入口に佇んでサブカル沼の中を覗いて自分もその一員で居たいと願ってた自分みたいなクズ男子にめちゃくちゃ刺さるキャラクターだった。
率直で蓮っ葉で言動が全て一筋縄では行かない。でも、2011年には結婚して子供産んで普通の人生に、、。出産のある女性は男子より遥かに人生の切り替えをすると痛感。
なんだろう、なんかいい
30代後半の私には、なにがいいのかと言われるとわからないけど、なんかいい映画でしたね。人生を遡って振り返っていく感じ。自分の人生も振り返って、そしていったい自分は何者なんだろなーとか思って。過去のいろんな思い出とそれによって作り上げられた今の自分にいったいなにがあるんだろう。少しは大人になれたのか。てか大人になるってなんだ。普通ってことなのか。
各シーンに散りばめられた昔のスマホとか音楽とかも萌えます。
森山未來素晴らしかった。自然に若くなって歳をとってること自体恐ろしい。髪型や服装と演技でここまで年齢変わるもんかと思いましたね。東出昌大もチャラチャラクソ野郎でよかったですね、上手。映画の中でも離婚してしまったようです。
伊藤沙莉かわいかったー若い役で大変だと思いますがいい感じでした。肌が綺麗で、なんか普通なかわいさで、リアリティあって。ラブシーンけっこう露出させて頑張ってましたね👏
エモいってカッコイイよなぁ!みたいな映画
中身空っぽのオシャレ映画
なんの意味もないことに意味があるみたいな
よく分からないまともな映画に対してのアンチテーゼを描いてる
でも中身があるように見せて空っぽの映画2時間も見せるって普通に頭おかしい、、
オシャレ大学生とかがわかってる感出すために評価するのかな
最後空とか見てにこって笑ってエンディングかなぁと思ったら案の定でした。
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