孤狼の血 LEVEL2のレビュー・感想・評価
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エログロ満載の娯楽映画
前作から3年後、大上亡きあと、日岡が取り仕切るようになった呉原を舞台としたオリジナルストーリー。
前作が、実録モノをなぞらえながら、暴力と正義、さらには男の成長を描いていたのに対し、今作は凶暴なモンスターに焦点をあてたアクションエンターテイメント。肌あいは「仁義なき戦い」より「アウトレイジ」に近い感じ。
前作の豚、真珠ほどのインパクトはないが、今作でも、近年の娯楽映画では見られないような、目潰し、監禁、焼き殺しなど、エログロさが満載。松坂桃李と鈴木亮平という旬の役者の顔合わせから、結構お客さんが入っていたが、どう見えたのだろうか…
役者陣では、村上虹郎が、繊細さと切実さを出していて、良かった。西野七瀬はまだ力不足。前作でほのめかす程度だった在日朝鮮人の問題を前面に出してきたのは、興味深い。
松坂、鈴木も頑張っていたが、ラストのカーチェイスと1対1の対決は、迫力が今ひとつ。そもそも、松坂はあれだけやられているのに、えらく回復が早いような…
レベル3はあるだろうか。時代が下れば下るほど、ヤクザの活躍は描きづらくなるけど。
さて?
前作の続編という観点からすると前作を超えていません。全般的に小さくなった感がします。それはストーリー、出演者共です。役者間の力量差も大きく感じました。松坂桃李主演ではまだ物足りなさを感じます。
松坂桃李主演、単独作品でしたら有でしょう。彼の良さは出ていたと感じました。
広島を舞台とした仁侠映画としてみると昭和の映画の凄さにとても叶わないでしょう。当時と環境が違うとはいえ、歯が立たず、あえて別物とします。(私は御年58歳です)
期待通り、いや以上かも
鈴木亮平さんが凄かったです。
凶悪にピエール瀧さんと被りました。
松坂桃李さんも、不良刑事なんですが髭生やして良かったです。
皆さん迫真の演技で最高。
面白かったです。
女性向けじゃないですね。
なので、1人で観て来ました。
プロモーションで損してる。
鈴木亮平はもちろんの事、脇を固める役者が作品を凄く盛りたてている。
前作と続けて観て、松坂桃李もいい役者さんなんだと気づかせてもらいました。
3作目も期待なんだけど、今回の宣伝は内容を陳腐に感じさせませんでしたか?
本当の悪人はだれだろう?
ヤクザ者映画というより、怪奇殺人、快楽殺人的要素も強く、グロい箇所も多かったです。
ストーリー的には何が善で何が悪なのか、考えさせられる映画。
もちろん、暴力、人殺し、薬…はよくないですが、本当の悪人はだれだろうと考えた。
ヤクザ同志の抗争、ヤクザに潜入させる警察官、警察官同志の騙し合い。
サスペンス色もあり、終始ドキドキしていました。
千葉真一に勝手に捧ぐ
やっぱ日本映画はこれでしょという快作。明らかに皆、演技が濃すぎるけど、お陰でお腹が一杯になりました。かたせ梨乃が出てくるとイキナリ極道の妻たちになるのが不思議。これ、次もあるな、松坂トゥーリの代表作としてお願いします、監督!
鈴木亮平の品が隠しきれてない
死神に見えるほどの役者は鈴木亮平じゃなかった気がします。
もみあげや眉を剃っても目が優しいしお肌キレイで育ちの良さが隠しきれてなかった…。
日岡の傷の回復が早すぎなのも気になった。
印象的だったのが村上虹郎の演技だった。死亡フラグ立ってたがなんか助かってほしかったなと思わせる素直さが演じられていて良かった。
狼たちの挽歌
「日本に狼が居なくなった。狼は強くなり過ぎて、人間たちに根絶やしにされた」
みたいなことを劇中で吉田鋼太郎が口にしていたが、正にこの一言がこのシリーズのテーマであり、この孤狼の血シリーズは、現代にはいないギラギラした男たち(狼たち)の終焉を描いている。
映画の作りも、最近あまり作られなくなった任侠もので、昭和の香りを強く残した絶滅危惧種の様なスタイルだ。義理や人情というと鼻で笑われる現代において、それが当たり前だった時代を感じることができるのはとても嬉しい。
時代と共に失われたものが恋しくなる時がある。終盤の松坂桃李の様に、居なくなってしまった狼を現代の我々も探している。
期待を裏切らない!
前作もリピートしてみた程好きな作品です。お話はその後のお話として進む訳ですが、役所広司さんのカッコいいダークヒーロを松坂桃李さんが如何に引き継ぐかって部分でしたが、線の細い役者ではありましたが大きな存在感と厚みある演技で大きくみえましたね。鈴木亮平さんもかっこ良かったですね。背中で語る哀愁に何か打たれるモノがありました。そこにやはり監督の伝えたいメッセージがあるようにも感じます。前作にも増して手先、足先に力が入る描写がありますが、ここにも監督の技が冴える部分ですね。あと、押さえるところをしっかりと押してくる滝藤賢一さんの演技も秀逸ですね。ストーリーやキャスティング、どれを取っても優れた作品でした。
哲学・アンド・ザ・エンターテインメント・ヤクザ映画
何が正義かという哲学的な命題と、ザ・エンターテインメント・ヤクザ映画が同居しているのが良い。どちらの視点で観ても十分満足できる。各々が自分の正義に従って行動しては対立するのはどの世界も同じだ。強くならなければと思う。
昭和のヤクザ映画が平成に変化
演出も絵面も昭和のヤクザ映画です。
今の子が見ると時代劇のようだったかもね。
ただ、今作は体勢がビジネスヤクザになり、義理人情の話では無くなってきます。わずか3年で、、
それについていけない男たちの話で、それでも義理人情を押し通す3人はかっこいいね。とても男臭くセクシーです。
ヤクザ映画なので、平気で人殺すし、グロいところもあるので注意。
最後のシーンはいるのかな、、、
レベル3はあるのかな?インテリヤクザとか半グレとか?
なんか違う、、、
平成の監督が昭和を楽しんでる映画だった。
白石監督と音尾くんの同郷コンビがとても良い。
後藤利喜男かと思ったよ。
惜しい。
前作のリアリティが良かったのに。
今回はアクション映画みたいになってた。
リアルじゃないから、感情移入もしにくい。
役者は、みんな良かった。特に鈴木さんの上林凄い良かった。
もっと、凶悪のピエール、冷たい熱帯魚のでんでんみたいに、リアルな怖さを出したら、歴史に残る悪役生まれたと思う。
もったいない。
世の中に、リアルな怖い人いるし、角田事件や、北九州事件のように。そんな雰囲気出したら、世界的にヒットすると思う。
アクション映画は、海外に勝てないけど、
万引き家族はヒットした。やはり、邦画はリアリティーやと思う。
仁義なき戦いのように、前作の雰囲気のまんま、シリーズ化したら、良かったのに。
あーもったいない。
前作とは別物
3時間近い作品。ちょっと長い。鈴木亮平が怖い。理解を超えた残忍さ。ストーリーは前作の方が厚みがあった。役者も前作に比べると軽い感じ。斎藤工にしても吉田鋼太郎にしても彼らが出てくるとCMがチラついてしまって役に入り込めなかった。その中で村上虹郎君が良かったわ。
映画館で堪能する映画!
広島の本通りに大きなポスター出てるし、やっぱり映画館で見るべきだなと思って行きました。
結果、映画館で観て良かった〜!
上林が本気で怖い。それを演じる鈴木亮平も神がかり的な怖さ。。迫力ありました。
日岡と上林の対決もお互いしぶとい笑
エンタメとして楽しめました。吉田鋼太郎さん出てくると、ホッとしました^_^
良き
最高でした。ヤクザ・サスペンス・潜入捜査・アクション・BL、いろんな要素が詰まってて飽きない。ヤクザ映画は割と組の関係性がややこしかったりするのだがそれも最小限でわかりやすかったです。1作目も良かったがさらに良い。松坂桃李かっこよすぎ、鈴木亮平怖すぎ。俳優さん全てサイコーでした。韓国ノアールが大好きで、日本ではこんな作品作れないのだろうと思ってたら、出来るじゃないですか。今後も、観た後立てないぐらいの日本ノアールを作ってほしいとおもいます。
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